【宇城:農業普及・振興課】農業担い手に関する意見交換会を開催
新規就農者を地域ぐるみでサポートする助言体制づくり創設に向けて、農業者等の意見を聞くため、指導農業士及び同友会役員、関係機関合わせて20名を参集し令和4年12月8日(木曜日)に農業担い手に関する意見交換会を開催しました。
はじめに、宇城地域の新規就農者について、農業普及・振興課から統計を用いた説明とサポートが必要な新規就農者について個別案件の説明を行いました。その後、検討している助言体制の案を示し、意見を伺いました。
市町やJA、就農支援アドバイザーからは、直近の新規就農者が技術力不足の傾向にあることや、地域のサポートにより変化した事例の紹介とともに助言農家として伴走支援のお願いの意見が出されました。
一方、指導農業士や同友会役員などの農業者からは、新規就農者の認定にあたってのチェック項目の見直しや、新規就農者自らの担い手組織加入などの自助努力、大枠の制度ではなく、オーダーメイドで1人1人にあった助言農家の選抜と寄り添った支援が必要といった意見が出されました。
最後に、サポートを求める新規就農者に助言する仕組みづくりに取り組むことは可能との結論に到りました。
サポートが必要な新規就農者の多くは農業への新規参入であり、会では就農にあたっては充分な事前研修とともに地域とのコミュニケーションが必要との共通認識を得たところです。
農業普及・振興課では、今回得られた意見を参考にし、助言体制づくりの在り方について引き続き検討を進めます。
意見交換会の様子