【宇城:農業普及・振興課】「ジビエツーリズム研修・交流会」の開催
農業普及・振興課では、熊本YMCA学院との連携・第2弾として「鳥獣対策×ジビエ×観光」をテーマとしたジビエツーリズム研修・交流会を(株)イノPの協力を得て、11月17日(木曜日)、宇城市三角町戸馳において開催し、熊本YMCA学院ホテル観光科の学生20名が参加しました。
(株)イノPでは、戸馳島を中心にイノシシ捕獲からジビエ等への活用、さらには観光資源等へ活かした取組みが進められています。そこで、この研修会は、観光分野の次代を担う若者が鳥獣被害の現状とその対策について理解を深め、持続可能な地域づくりについて考えることを目的に実施しました。
初めに、宮川代表によるSNSを活用したネットワーク力の強みを経営や地域のチカラに活かした自らの体験談があり、参加者は興味深く聞き入っていました。さらに、捕獲現場やジビエ処理施設の見学では、「命」と向き合った取組みが強く印象に残ったようです。また、イノシシの皮を利用したストラップづくりや、今自分にできるSdgsの取組みを発表し合いました。
研修を終えて、学生からは「成功の反対は何もしないこと」という言葉が心に残った、学生のうちにしかできないことに挑戦したい、命に感謝したい、周りの人や環境に感謝したい、SNSを通じてもっと自分を発信したいなど前向きな感想があげられました。
農業普及・振興課では、これからも異業種と共に持続可能な農業や地域づくりを考える機会づくりに取り組んでいきます。
宮川代表による講話
ICTを活用した箱罠を視察
イノシシ皮を利用したストラップづくり