【宇城:農業普及・振興課】カキ「太秋」の更なる産地振興のために
宇城地域は県内有数のカキ「太秋」の産地です。生産者相互の栽培技術の向上と更なる産地振興を図ることを目的に、今年で8回目となる「太秋」の果実品評会が、10月25日にJA熊本うき本所で開催されました(主催:JA熊本うき柿部会)。
今年度は心配された台風被害もほとんどなく、品質部門に23点、大玉部門に14点と例年より多くの出品があり、生産者を含む当課他関係機関の計26名で審査しました。
生産者の日頃の栽培管理の努力に加えて、天候にも恵まれたため、出品果実の玉揃いも良く、品質も良好でした。中でも、品質部門金賞の果実は糖度が20度を超え、品質および外観とも素晴らしい果実でした。また、大玉部門金賞の果実は重さが723gと歴代2位の記録となりました。
農業普及・振興課では、太秋の新しい栽培技術である低樹高ジョイント栽培の導入支援に取り組んでいるところです。今後も宇城地域の柿の栽培技術の向上及び高品質果実安定生産につながるよう普及活動を進めていきます。
審査の状況
品質部門金賞受賞の果実
大玉部門金賞受賞の果実