【宇城:農業普及・振興課】水稲生産協業化に向けた合意形成支援
宇城市三角町戸馳地区は花き、果樹、早期米の産地ですが、担い手減少対策と稲作生産コスト低減を主な目的として、水稲生産の協業化を推進しています。
昨年度から市やJAなど関係機関と水稲生産農家を中心に協議を重ね、令和3年11月に、担い手農家5名と関係機関合わせて15名で、地区の水田利用を協議する水田利用検討委員会が立ち上がりました。委員会では毎月1回程度、集落営農についての学習や、水稲協業化、営農組織設立へ向けた協議を続けています。
令和4年2月14日には、白浜営農組合(熊本市河内町)と農事組合法人走潟(宇土市走潟町)で、営農組織活動先進事例視察研修を実施しました。各組織の経営内容や営農活動について、機械の保有・更新、資金調達、労働力確保、作業面積など、熱心に意見交換が行われ、有意義な研修会となりました。
これからも、地域の活性化や、農業生産持続のため、集落営農法人設立等に係る支援を続け、担い手の確保・育成に取り組んでいきます。
研修の様子(熊本市河内町)
研修の様子(宇土市走潟町)