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くまもと県議会報 第220号
くまもと県議会報 第220号 令和5年5月臨時会・6月定例会
(表紙写真)「通潤橋~国宝指定へ」
上益城郡山都町の通潤橋は、四方を谷で隔てられ、水源に乏しい白糸台地に農業用水を送るため、1854年(嘉永7年)、惣庄屋であった布田保之助と総勢41名の肥後の石工たちが約1年8か月の長い月日をかけて完成させました。現在でも、地元の農業を支える“命綱”であり、周辺の田畑を潤しています。
1960年(昭和35年)に国の重要文化財に指定されており、今年6月には、国の文化審議会において「近世石橋の傑作」と評価され、「国宝」に指定するよう文部科学大臣に答申されました。
通潤橋は、橋長約78m、橋幅約6.6m、高さ約21.3mの規模を持つ日本最大級の石造アーチ水路橋で、国宝に指定されれば、熊本県内では2番目、土木構造物としては全国初となります。
町を代表する観光スポットとしても有名で、放水している通潤橋の姿は豪快そのものであり、見る人々を楽しませています(令和5年9月25日に、正式に国宝に指定されました)。
上益城郡山都町の通潤橋は、四方を谷で隔てられ、水源に乏しい白糸台地に農業用水を送るため、1854年(嘉永7年)、惣庄屋であった布田保之助と総勢41名の肥後の石工たちが約1年8か月の長い月日をかけて完成させました。現在でも、地元の農業を支える“命綱”であり、周辺の田畑を潤しています。
1960年(昭和35年)に国の重要文化財に指定されており、今年6月には、国の文化審議会において「近世石橋の傑作」と評価され、「国宝」に指定するよう文部科学大臣に答申されました。
通潤橋は、橋長約78m、橋幅約6.6m、高さ約21.3mの規模を持つ日本最大級の石造アーチ水路橋で、国宝に指定されれば、熊本県内では2番目、土木構造物としては全国初となります。
町を代表する観光スポットとしても有名で、放水している通潤橋の姿は豪快そのものであり、見る人々を楽しませています(令和5年9月25日に、正式に国宝に指定されました)。