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英語授業づくりプロジェクト「第1回管内等研修」【阿蘇】(小学校)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0177369 更新日:2023年6月22日更新

英語授業づくりプロジェクト

「第1回管内等研修」【阿蘇】(小学校)

〇阿蘇教育事務所 第1回管内等研修【小学校・義務教育学校(前期)】
 期日:令和5年6月9日(金曜日)
 会場:阿蘇市立一の宮小学校

★当日の研修の様子★
 阿蘇管内の小学校・義務教育学校(前期)で、外国語の授業を担当されている先生方12人、また阿蘇管内の中学校・義務教育学校(後期)の英語担当の先生方(希望者)14人が参加されました。
 最初に、阿蘇教育事務所指導主事より「英語教育における管内の現状と研究授業の視点」について説明がありました。阿蘇管内の研修テーマは、「主体的に、英語で考えや気持ちを伝え合う児童生徒の育成に向けた授業づくりの構築~共に考え、共に実践し、共に成長し合う教職員集団を目指して~」です。
 また、本日の研究授業における授業参観の視点として、(1)指導と評価の一体化を図る授業、(2)外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせる言語活動、(3)他者の発表を聞き、受け止める仲間づくり、の3つが示されました。
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 研究授業 第6学年 単元名「Unit 2 How is your school life?」
 本研修のプロジェクトリーダーである、阿蘇市立一の宮小学校 甲斐教諭(英語専科教員)による公開授業が行われました。本時の目標は、「お互いのことをよく知るために、友達に普段することを尋ねたり、自分のことについて答えたりすることができる」です。
 まず、デジタル教科書にある動画を視聴し、単元のゴールとなる姿について、児童とイメージを共有しました。その後、児童は慣れ親しんだ表現を用いて、自分の伝えたい内容を、相手を替えながら、繰り返し英語で伝え合っていました。相手に伝えたい話したい内容を想起させる手立て(対話のデモンストレーション、チャンツ、考える時間の確保)があり、本当のことを伝え合う本物のコミュニケーションが行われていました。
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 授業研究会では、授業参観の3つの視点を踏まえ、「英語が『好き』『分かる』授業づくりのために」として、支持的風土の醸成、単元デザインの工夫、目的・場面・状況等を明確にした言語活動、学習内容とまとめと振り返り等を中心に、意見交換がなされていました。
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 また、研修テーマである「主体的な学び」について、本研修のプロジェクトリーダーである、南阿蘇村立白水小学校 赤池教諭による授業実践紹介がありました。授業研究会での授業づくりのポイントと重ねてご発表いただきました。
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 研修後半では、教科書の共通単元をもとに、本研修のねらいを踏まえた単元構想づくりの協議及び演習が行われました。協議では、目的意識及び相手意識のある言語活動を中心に据えた授業を展開することは、児童の主体的な学びにつながること、また、外国語科の授業の中で、目的をもって読む、書くという活動を計画的に入れていく必要があること等が確認されました。
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 お二人のプロジェクトリーダーの実践を通して、参加された先生方がそれぞれに学びを深め、たいへん熱心に協議されていました。半日の研修でしたが、明日からの授業実践につながる研修となりました。

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