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平成30年11月15日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007198 更新日:2018年11月15日更新

知事定例記者会見

日時:平成30年11月15日(木曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

発表項目

質疑応答

説明資料(PDFファイル:876KB)

発表項目

「ONE PIECE熊本復興プロジェクト3rd(サード)」について

「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト3rd」スタート!(PDFファイル:148KB)

コメントする蒲島知事の写真

蒲島知事
 本日は、発表が3つあります。
 1つ目の発表です。
 県と漫画ワンピースによる復興応援企画の第3弾、「ワンピース熊本復興プロジェクト3rd」の実施が決定しました。
 これまで、作者である尾田 栄一郎さんや集英社のご協力を得て、このプロジェクトを進めて参りました。第3弾となる今回は、特に大きな意味を持つものです。
 キーワードは、復興支援への「感謝」です。このキーワードのもと、3つの企画を進めて参ります。
 1つ目は、ルフィ像の除幕式に合わせて県庁舎をワンピース仕様に変え、来庁される方々を「感謝」の気持ちでお迎えいたします。
 まず、県庁舎については、像のお披露目となる今月30日から3日間限定で、「麦わらの一味」がジャックします。次に、本館ロビーでは、これまでの復興プロジェクトを紹介するパネル展を行う予定です。
 なお、除幕式は、県庁プロムナードにおいて、12時20分から開催いたします。尾田さんの母校である東海大星翔高校の吹奏楽部とゴーイングましき号を贈られた広安西小の皆様にも参加していただき、式を盛り上げていただきたいと思います。
 会場には、「ファンゾーン」を設け、全国のファンや県民の皆様にもご覧いただけるよう、準備を進めて参ります。
 2つ目は、熊本にお越しになる方々への「感謝」です。
 具体的には、阿蘇くまもと空港と熊本駅に「麦わらの一味」の特大パネルを順次設置し、熊本への訪問を感謝の気持ちでお迎えします。
 そして、3つ目が、全国で熊本を応援してくださる方々への「感謝」です。
 現在、ワンピースの感動的なシーンを集めた「ありがとう動画」を制作しています。この動画には、被災地の方々にも出演していただいており、熊本からたくさんの「ありがとう」をお伝えしたいと思います。
 また、ワンピース公式ツイッターでのプレゼント企画や東京にある県のアンテナショップ銀座熊本館とのタイアップを行い、全国の熊本ファンに感謝の気持ちを伝えて参ります。
 プロジェクトの最新情報は、県のホームページなどでお知らせします。ご期待ください。
 最後に、一連のプロジェクトは、尾田さんと集英社のご協力があってこそ実現できたものです。尾田さんと集英社に改めて感謝申し上げます。
 今後も「麦わらの一味」とともに、熊本地震からの復興を力強く後押しして参ります。

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発表項目

2019女子ハンドボール世界選手権大会について

蒲島知事
 続いて2つ目の発表です。
 いよいよ1年後に迫った「女子ハンドボール世界選手権大会」のチケットの先行販売を開始します。まず、第一弾として、人気の高い決勝や準決勝、会場ごとの予選リーグの観戦チケットを今月25日から約2ヶ月間販売いたします。
 同時に、熊本市電をハンドボールカラーに彩ったラッピング電車の運行や、パルコ前にあるグラニットボールのラッピングなど、様々な形で大会のPRを大々的に展開していきます。
 また、今月30日には、「女子ハンドボール世界選手権大会」の開幕まで、ちょうど1年となります。この日から、この熊本でアジア選手権が開催され、本日午後には、出場する日本代表「おりひめジャパン」の選手が発表されます。
 オムロンに所属する永田しおり選手や勝連智恵選手も代表入りが期待されており、発表のセレモニーにはくまモンも駆けつけ、エールを送ります。熊本の地で「おりひめジャパン」がアジアナンバーワンになれるよう、私も県民の皆様とともに応援して参ります。
 もう一つ、嬉しいニュースがあります。今大会のアンバサダーに本県出身でロス五輪柔道金メダリストの山下 泰裕氏と日本サッカー協会会長の田嶋 幸三氏の就任が決定しました。
 お二人とも、日本のスポーツ界の代表として、国内外での知名度が高く、競技の枠を超えて女子ハンドボール世界選手権を応援していただけることを、大変心強く思っています。
 今月30日に開幕するアジア選手権をはじめ、一連の1年前イベントを県民の皆様とともに盛り上げ、来年の世界大会の成功に向けて、アンバサダーの応援などもいただきながら、ハンドボールの機運を高めていきたいと思います。

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発表項目

韓国・忠清南道訪問について

 韓国・忠清南道訪問について(PDFファイル:87KB)

蒲島知事
 最後にお知らせがあります。
 本年、熊本県と忠清南道(チュンチョンナムド)との姉妹提携が35周年を迎えます。それを記念し、今月18日から私及び熊本県議会副議長、日韓友好熊本県議会議員連盟、民間交流団体、約30名の友好訪問団が忠清南道を訪問します。
 現地では、梁承晁(ヤン・スンジョ)知事への表敬及び関連行事に参加するとともに、熊本地震に対するお見舞へのお礼、友好訪問団の派遣要請を行う予定です。
 併せて、熊本県の観光地、来年の女子ハンドボール世界選手権大会及びラグビーワールドカップをPRし、海外からの誘客を図ります。
 本日の発表は以上です。

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質疑応答

「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト3rd(サード)」について

(幹事社)
 それでは幹事社から、まずは代表して質問させていただきます。
 ワンピースについてなんですけれども、今回が第3弾の発表ということで、当初の展開からすると、かなりいろんな分野であるとかいろんな場所に事業が展開しているなという印象があります。改めて、こうした現在までの展開、これからの展開というのは想定されていたのかということも含めてご所感を伺えればと思います。

蒲島知事
 皆さんもご存知のように、ルフィ像の除幕式が熊本県のプロムナードで行われます。その除幕式にも多くの人が県外からいらっしゃるのではないかと思っています。
 どのくらいいらっしゃるか、ちょっと私も想像できませんけれども、ルフィ、ワンピースの人気によっては、あそこ(県庁前プロムナード)に入れないぐらいたくさんいらっしゃる可能性もあります。それを見て、県民の方々も改めてワンピースの影響力の大きさ、それを感じられるのではないかと私はそのように感じています。
 (将来的には)麦わらの一味の参加もありますので、その参加によって被災地支援、これを鮮明にしていきたいとこのように思います。何よりも熊本地震の全国発信、全世界への発信が、私は日本全体の災害対応力が高まるのではないかと思いますので、熊本の地震の経験を全国、全世界に発信していきたいと(思います)。そして回廊型の震災ミュージアムを考えておりますので、その関連でワンピースの活躍がこれから期待できるのではないかと思います。
 これも全て尾田さんのご協力と集英社のご協力があってのことだと思っておりますので、感謝いたしております。

(幹事社)
 1点目は、その除幕式からの展開として県庁舎をジャックするという話があっております。閉庁日も含まれていますけれども、詳しくは当日までのお楽しみとありますけれども・・・。

蒲島知事
 今企画中でありますので、私は知っていますけれども(笑)、皆さんにはその当日まで楽しみにしていただければと思います。
 報道各社の方も除幕式に来て、「これが知事が言っていた県庁舎のジャックか」というのがわかるのではないかと思います。
 今言ってしまうと、皆さんの期待が実態を超える可能性もありますので、それを(当日)見ていただくことが大事だと(思っています)。

(幹事社)
 幹事社からは最後なんですけれども、第4弾の計画というのも検討されているような記載がありますけれども、この点については「麦わらの一味」の像のことをおっしゃっているのかどうかということのお尋ねです。

蒲島知事
 くまモンも最初考えていた以上に展開していますよね。だから、このワンピースの展開、これも時代の変化に合わせて、どんどん変化していき、進んでいくのではないかと思います。
 第4弾はどういうことかということに関しては、担当者の方(説明をお願いします)。【※事務局に向かって】

事務局
 まずは第3弾を成功させた後、第4弾について引き続きと思っていますのでよろしくお願いいたします。

蒲島知事
 まずは第3弾を(よろしくお願いします)。私は大成功すると思いますけれども、もう既に、ツイッターでは相当多くのコメントが寄せられていると思いますけど。
 これに関しては、どのくらいの人がツイッターしていますか。【※事務局に向かって】

事務局
 県からの発表であったり、集英社からもいろいろリリースをいただいておりますので、ツイッター等での情報もご確認いただけるとありがたいと思っております。
 熊本県庁の職員の有志の中でも、「熊本県庁の一味」という勝手連の応援組織が立ち上がっておりまして、そちらのツイッターでも非常にファンの方々から期待をいただいているという状況でございますので、あわせてご紹介させていただきます。

蒲島知事
 相当盛りあがっているということですので、皆さんもツイッターのほうを見ていただければ。とても好意的なツイッターの連鎖があるということで喜んでいます。

(幹事社)
 すみません、1点聞きそびれがありました。尾田さんご自身は、この除幕式にはいらっしゃるのでしょうか。

蒲島知事
 ご多忙のために参加できないと聞いています。代理として集英社から、週刊少年ジャンプの編集長がお越しいただいて、尾田さんのご両親にも除幕式にご参加いただく予定です。

(幹事社)
 幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

Q
 ルフィ像に関連してなんですけれども、11月30日を締め切りで、今度「麦わらの一味」を各市町村に立てるという方針を決められていると思いますけれども、改めてどういう場所に立てるとか、あと今後それを立てた後の、先ほど震災ミュージアムとの関連もありましたけれども、こことの絡みなど今後の展開を改めて知事から伺ってよろしいですか。

蒲島知事
 各市町村との話し合いが進んでいるということを私は聞いておりますけれども、それ以上のことについては担当者のほうからお願いします。

事務局
 知事の話のとおり、今各市町村から提案シートを受け付けているという状況でございますので、これに関しては今後とりまとまり次第、お知らせをしたいと思っております。
 今後につきましては、被災した各地に配置しまして、復興を後押しする、基本的にはそれが一番のメッセージだと思っておりますので、その考えを中心に検討していきたいと思っております。

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質疑応答

韓国・忠清南道訪問について

Q
 発表項目の忠清南道訪問についてお尋ねなんですけれども、忠清南道姉妹提携35周年ということなんですが、近年熊本県としては、くまモンを武器に東南アジアでありますとか中国とか、その辺りとの経済交流というところを重視される動きがあるかと思うんですけれども、この韓国忠清南道が35周年ということで、姉妹提携の重要性でありますとか、今後の展開というのを知事はどのようにお考えになっているのかというのをお聞かせください。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 35年というのは、とても大きな意味があります。35年間様々な日韓関係の大きな変動、そして政府間などの対立などもありましたし、そんな中にあってもずっと忠清南道と熊本は連携し、このようなかたちで姉妹提携を続けてきました。
 個人的にいっても、忠清南道というのは鞠智城を作ったといわれる、今は滅びてしまいましたけれども、そこ(百済)の本土でもあるんですよね。だから私は、個人的にも忠清南道の関係を重視しています。私自身も忠清南道に何度も行きましたし、それから向こうの安(熙正)知事もいらっしゃいました。
 安知事も、大統領選挙に出られて、それから次の大統領を狙うという非常に有力者でもあったし、その前の知事はたぶん総理になられたんだと思いますけれども、そういう意味では中央にも影響力ある方々が知事として登場されたと。熊本県としては、是非この関係をずっと続けていきたいと思っています。
 具体的には、私が行っていなくても、8月には忠清南道から天安のオソン高等学校のラグビー選手17人が来熊しています。そして、熊本西高等学校のラグビー選手と親善試合を行っている。また、10月には忠清南道の南宮英(ナムクン・ヨン)行政副知事一行が来熊して、旅行代理店や報道機関を対象とする観光説明会をされています。
 来年は、私が招聘したいと思いますけれども、梁承晁知事も来熊予定であります。
 蒲島県政になっていろんなところに展開しましたよね、(台湾)高雄もそうですし、そういう意味ではいろんな所と交流が進みましたので、総体的に見ると、忠清南道が交流が薄くなったような印象ですけれども、やはりこの35年をずっと守っていくということがとても大事なことだと思って、これからも守り続けたいと思っています。

Q
 例えば、人的交流が今まで中心だったとは思うんですけれども、経済交流の面でも、先ほど観光の話もありましたけれども、というところにも重視していくとか、そういうような方針というのはございますか。

蒲島知事
 文化交流を中心として、これから経済的、またくまモンを活用した経済的交流、あるいは様々な交流の展開、そういう機会があればお互いにそれを展開していきたいと、そういう機会をまた更なる展開に結び付けていきたいと思います。
 まずは、35年を祝いにいくと(いうこと)、人と人との出会いというのはとても大きいですよね。私は、いろんなものが発展するためには、トップ同士が話し合うことがとても大事だと思います。ロイヤル・カリビアンに行った時もそう思いましたけれども、知事が行って向こうの社長と会うことが物事を発展させる。あるいは高雄市に行った時もそうですし。あの時の高雄市長が今官房長官※ですからね。【※前高雄市長である陳菊氏、前台南市長である瀬清徳氏は、それぞれ日本でいう官房長官、首相に相当】
 そういう意味では国政にも影響するような感じがありますので、多忙でもやはりトップは動いて行くべきだと思いますので、今回、35周年記念事業を楽しみにして行ってきたいと思います。ただ、時間が非常に短いので、行ったらもうすぐ帰ってこなければいけないので、忙しい旅にはなります。

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質疑応答

「すまいの再建」について

Q
 話は全然違うんですけれども、熊本地震の関係なんですけれども、知事がだいぶ力を入れていた住まいの再建の関係なんですけれども、特にリバースモーゲージのことを折にかけてよくおっしゃってましたけれども、制度が始まって、まだ80件ほどという申込みなんですけれども、これは多いか少ないかというのはいろいろな見方があるんですけれども、知事はこの辺りはどのように見られていますか。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 今日の新聞でとても驚いたのは、これは地震に関するというよりも、市長選挙に関するものですけれども、インタビューをされていて、「自宅再建を目指しているけれども、60代での資金確保は大変」というインタビューの記事がありました。私はそのことを聞いたのは、随分前の話です。そのために60歳以上の方に特別に1万円でいいと(いうのがリバースモーゲージです)。月に1万円あれば自宅再建ができますよと。それだったら普通のアパートや災害公営住宅に入るよりも、もっと安いのではないかと思いますよね。
 土地さえあれば、60歳の方でも90歳の方でも自宅が再建できると。でも(新聞記事を見て)まだこういう情報不足というか、60歳以上になると資金の確保が難しいという人たちがおられることにとても驚いて、PR不足があるなと(思いました)。
 リバースモーゲージは、名前がよくないんですよ、わかりにくい。高齢者向けの資金融資、とわかりやすくしないといけないことも、我々にもまだあると思いますけれども。ただ聞くところによるとこのリバースモーゲージから入っていって、子どもさんと一緒にローンを組もうという、そういう動きも出てきているらしいんですよ。1万円親が払うのだったら利子の分を自分が払って、という話になると思いますけれども、そういうセットで借りたいという人が500件ぐらいあると聞きました。
 リバースモーゲージから入って、子どもさんも一緒に考えて、これをもっと発展させてローンを組もうと、そういう動きもあるそうですので、80件というのは非常に少なそうだけど、発展性はあると思っています。
 それからPR不足ですよね。これは熊日(新聞)の記事ですけれども、そういうインタビュー(の記事)が載っていたので、是非メディアの方もこういう質問が出たときに、「リバースモーゲージというのがありますよ」と教えていただくと、よく浸透するのかなと思います。
 担当者の人、さっきの500件を(説明してください)。【※事務局に向かって】

事務局
 知事がおっしゃられたように、リバースモーゲージだけではなくて、住宅金融支援機構にご相談に行かれたりすると、ご家族の子どもさん達に話されて、親子リレーローンとか、子どもさん達がお父さんたちの家を建てる親孝行ローンとか、そういったものを含めると500件から600件あると聞いております。

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質疑応答

障害者雇用率に関して

Q
 発表項目とは全然違うんですけれども、先日中央省庁が、全部ではないですけれども障害者雇用の水増しの件で、結局誰も処分しないというのを発表していて、その一方で愛媛県ですとか三重県は、一部職員を処分する方針ということで先日記事になっていたんですけれども、(熊本)県でも実際再点検の結果、人数が違っていたりとかしたと思うんですけれども、その対応というのはどのように考えていらっしゃいますか。

蒲島知事
 今後、処分する、しないも含めて、しっかりと検討していきたいと思います。

Q
 目途というのはありますか。

蒲島知事
 目途については、まだする、しないも含めてですので、近くということだけで、いつまでということはまだ決まっていません。

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質疑応答

種子法の廃止に関して

Q
 農政の点で1点だけ。多様な品種を守ってきた種子法が廃止されて、約半年が経過しましたけれども、種子の安定供給と品質保持の重要性から、各自治体では条例化の動きも顕在化しております。
 例えば、兵庫県、新潟、埼玉、富山、山形ではすでに条例が制定されておりまして、北海道とか長野なんかでも条例制定の動きが進んでいるということがございますけれども、熊本県はどのような対応でございましょうか。

蒲島知事
 これは間違ってはいけないので、私は種子法はとても大事だと思っていますけれども、担当者のほうで、農林水産部の方向を(説明してください)。【※事務局に向かって】

事務局
 種子法の廃止の後につきまして、熊本県では要領に基づきまして、しっかり安定して良質な種子を供給していくということで対応しております。また農家の皆様方にはチラシ等をお配りしまして、種子法が廃止された後も安定的に供給をしていきます、ということでお知らせをしておりまして、今のところそういう農家からご不安の声は届いておりません。

Q
 特に条例化の動きというのは、ご検討は今のところはないですかね。

事務局
 現時点では、特別要望等があっているということでもなく、要領で十分と考えております。

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質疑応答

外国人労働者の受入れについて

Q
 質問項目とは関係ないんですけれども、政府のほうで、外国人労働者の受け入れを拡大する方針であるということで、熊本は非常に外国人労働者が増えているという状況で、去年の総務省の調べですと、外国人の居住者の方は全国で一番の伸び率を示していたというところもあるんですが、そういった中で県としては特区申請もしているんですけれども、今後どうやって外国人を受け入れて環境整備をしていきたいと考えていらっしゃるか、知事のお考えをお伺いできますか。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

蒲島知事
 私の外国人人材の受け入れのスタンスは、私自身が農業研修生としてアメリカに渡って厳しい労働もしましたけれども、同時に学びの場も与えられたので今の私があると思っています。ウィン-ウィンの関係を、ただ単純な労働者として受け入れるだけじゃなくて、その方々に熊本を好きになっていただき、日本を好きになっていただき、同時に、将来の可能性の場を与えること。ただ、労働者として受け入れるだけというのは、いい選択ではないと思っています。(私は)ずっと思っていましたから、熊本県では農業研修生の特区を今申請しているところで、まだそれは動いてはいませんけれども、そういう気持ちで熊本県全体でこの問題には取り組まなければいけないと思います。
 制度も大事ですけど、どのような制度であってもウィン-ウィンの関係を築こうという、県はそういうスタンスでいかなければいけないし、それを農場主の方々、それから法人の方々にも是非一緒にやってほしいと思っています。

Q
 すみません、それは、すなわち今回の政府の拡大する方針というのは知事としては賛成したいという考えになるんでしょうか。

蒲島知事
 全国の必要性としてそういう政府の判断をされたと思いますけれども、やはり魂の部分もないとですね。この制度の中でそれを利用するにしても、特区で我々が申請した気持ちをみんなでシェアできたらと思っています。それなくしては、私は将来的に、ただ労働者として受け入れて労働者の人のサービスだけを受け取ると、ウィン-ウィンの関係でなければ長続きしないような気がします。また、(日本に)来なくなるのではないかと思うんですよね。

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質疑応答

ロアッソ熊本J3降格危機について

Q
 ちょっとまた話題が変わるんですが、国際スポーツ大会で盛り上がっている時にこういう話題を出すのは大変恐縮なんですが、ロアッソ熊本が非常に厳しい状況に置かれていまして、J3降格圏内が確定して、降格が確定するかどうかというのはまだの話なんですけれども、今まで熊本県としてもロアッソ応援部隊を含めて、有形無形のいろんなかたちで応援支援をされてきた中でJ1昇格を目指したということで、県庁も一丸となってといった形でやってこられたと思います。
 ただ、そういったカテゴリーを降格するとかそういった動きは全国的に見ましたら、行政からのそういった支援の形が変わった例というのもあるようです。まだ確定ではありませんけれども、今後のロアッソへの関係性といいますか、そのあたりのお考え、あとは最終戦も残っていますので、ロアッソへの鼓舞といいますか、そういったコメントもいただければと思います。

蒲島知事
 基本的に県からの支援のあり方については変わることはないと思っています。なぜならば創設から10年経ちましたし、多くの県民がロアッソを自分達のチームとして愛着と誇りを持っています。
 来年度、もしJ3リーグでの戦いになったとしても、早期のJ2への復帰を願う県民の心は変わらないと思うし、またその後のJ1への昇格を願う県民の思いは変わらないと思います。
 だから一緒になってロアッソを応援していきたいと(思っています)。大分の例もありますよね、一度降格して、その次の年にJ2に上がって、それからトントンと上に上がっていきましたから。だから、そこで失望しないことが大事。我々は、とにかく「逆境の中にこそ夢がある」という思いで、ロアッソも頑張っていただきたいと思っています。これからも私自身も応援していきますし、県も引き続き支援を続けます。
【※知事定例記者会見後の11月25日に、J3リーグへの降格が決定した】

Q
 今の質問に関連してなんですけれども、やっぱりプロサッカーチームがあることで、交流人口が増えたりとか、熊本県をPRする機会になるとかいう存在意義はあると思うんですけれども、知事としては、その存在意義とはどういうふうに捉えていらっしゃいますか。

蒲島知事
 いくつもありますけれども、まず県民がロアッソに夢を託す。
 2番目にロアッソそのものも様々なイベントに参加して、サッカー教室の開催、それから熊本地震のときの支援、いろんな形で地域に貢献されています。
 3番目はさっきおっしゃったように交流人口の拡大で、熊本に他の県のサッカーチームのファンの方々がいらっしゃる。また、我々もそこに行く、という形での交流人口の拡大ですよね。
 ただ、やはり大事なことは、そのすべてに夢の大きさ、交流人口の大きさ、それからイベントに参加する皆さんのインパクト、これも(ロアッソが)強くなければどうしても薄れてきますので。今回も頑張っていただいて、強いロアッソになってほしいなと(思います)。
 ヴォルターズが強くなると、見学者も多いし、私も驚きましたけれども熱狂的ですよね。
 やはり強くなる、伸びること。それが夢の拡大にも、それから交流人口の拡大にも経済的なインパクトも全て大きくなっていくと思います。まずは強いロアッソに来シーズンは化けてほしいと思っています。

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質疑応答

税制改正要望の状況について

Q
 非常に夢のない話に変わってしまって恐縮なんですけれども、来年の税制改正の話なんですけれども、車体課税であったり、自動車税の見直しが今議論されていて、それに関しては自動車産業を抱える地域とそうでない地域、かなり地方自治体に影響があるということで、どこの市町も意見が分かれているようなんですけれども、現在議論されている自動車税の引き下げ等に関して、熊本県の影響をどういうふうに推測していらっしゃるかということと、改正自体に関してどういう要望をお持ちかというのを改めて聞かせていただければと思います。

蒲島知事
 まず第一に、この自動車税は地方の行政需要に対応する基幹的な税目であることです。
 経済産業省や自動車工業界が要望している車体課税の見直しによって、地方財政に大きな影響を与えると考えています。
 インパクトとしては、本県も税収が約80億円減収となる可能性があります。そのために現行制度を堅持していただくよう、10月末に関係省庁及び県選出与党国会議員の皆さんに対して要望を行ってきました。とてもインパクトが大きい、と私は思っています。

Q
 ガソリン税の引き上げで、その自動車税の穴埋めをするというような意見も出ているよなんですが、それに関してはどういうふうに考えられるんでしょうか。

蒲島知事
 それに関してまだ具体的なものではありませんよね。そして、きちんと80億円の減収をどのように補填するかとか、そういうものがない限り、今言ったように、80億円の減収ということになれば、震災対応に今非常に苦労している熊本県にとってもインパクトが大きいので、これを堅持していただきたいと、このように政治的にも動いていきたいと思っています。

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質疑応答

平成28年熊本地震復興基金(市町村創意工夫分)について

Q
 熊本地震の復興基金のことについてちょっとお尋ねしたいんですけれども。市町村が使い方を決めます創意工夫分で、観光のイベントでありますとか、幅広い形の公共事業に使われているというようなところで問題視する声も出ているんですけれども、知事として、今の現状の使われ方についてどう考えていらっしゃるのか。それについてどこかのタイミングで検証するというお考えはないかということについてお尋ねしたいのですが。

蒲島知事
 復興基金は皆さんもご存知のように、国の既存制度でどうしても手当てができない、そういうところに、被災者のために使うあるいは地域の再生のために使う。
 特に私は3つの原則を掲げました。震災対応は、1つは、被災者の方々の痛みの最小化、2番目は創造的復興、3番目が創造的復興を県の発展のために利用していく、展開していく。そういうものをやりたいときにどうしても国の制度がない場合が結構ありますよね。
 この3原則に沿うような使い方をしていただきたい。けれども国の制度がない。そういうとき、やはり各市町村の方々も迷われながらも被災者のためと、それから創造的復興のためにこれを利用しようという気持ちがあると思います。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 県のスタンスとしては、今の制度がないので、是非この復興基金を自由に使って、この3つの原則の下で進んでいる災害対応に使ってくださいと。だからあえて県としては、使用品目あるいは費目を設定していない。自由度とそれから自分達で考えて、「これが一番今の3原則に沿ったものではないか」と思って使っていただいているのがこの復興基金です。
 熊日新聞の11月2日の記事を読みましたけれども、いくつかの疑問があると、これは県民としての疑問だと思いますけれども、この段階でこういう記事を書いていただいて、私としてはメディアと行政の役割としてとてもよかったと思っています。
 自由にはやっぱり、ある種の責任も伴いますよね。その自由を謳歌するだけではなく、さっき言ったように、本当にこの3原則、被災者の痛みの最小化、創造的復興、県の発展に資するか、私は各市町村はそういう形で一生懸命悩まれながら、使っていると思っています。だから敢えて県としては、市町村の方々の自由度を拘束するようなことはしないと思っています。こういう問題、疑問があるのではないかということを、各市町村が理解するということはとても大事ですよね。そういう意味で、この記事は私はとてもいい記事じゃないかと思って敬意を表しています。

Q
 ありがとうございます。その記事にはもう1つありまして、被災地の直接的な被災者、例えば人的被害があったとか、家屋被害がなかったというような市町村にも公共土木施設の被害があるという理由で配分対象になっていたりもしますが、知事の先程の3原則からいって、この配分方法が適切だったのかというのもあるかと思うんですけれども、そこについてはどのようにお考えでしょうか。

蒲島知事
 これは、震度6以上があった市町村とか、いろいろな基準のもとに配られています。配分先を見てみますとわかりますが、やはり大きな災害を経験した所に多く配分されています。ただ、その基準からいくと、同じ震度6でもそれほど被害がなかった所と、ある所がたぶんあると思います。
 現段階でこれを見直してほしいという要望はありませんけれども、この原則的な考えのもとで、既存制度がなく、被災者支援や地域の再生につながるものであれば、是非積極的に活用していただきたいと、また今後ご意見とかご要望があれば、必要に応じて検討したいと思っています。
 この記事もその1つのご要望とかご意見と同じような役割を果たしていると思いますので、必要に応じてこれから検討したいと、それが必要かどうかということも含めてですね。

(幹事社)
 予定時間を超えているようです。では、以上でよろしいでしょうか。ありがとうございました。

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