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平成29年2月1日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006956 更新日:2017年2月1日更新

知事定例記者会見

日時:平成29年2月1日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

コメント

 世界とつながる熊本の創造について(八代港における国際クルーズ拠点形成およびラグビー日本代表国際テストマッチ開催決定)

発表項目

 「海外モスバーガー×熊本県 コラボキャンペーン」について

質疑応答

説明資料(PDFファイル:123KB)

コメント

世界とつながる熊本の創造について(八代港における国際クルーズ拠点形成およびラグビー日本代表国際テストマッチ開催決定)

蒲島知事

コメントする蒲島知事の写真

 発表に先立ち、「世界とつながる熊本の創造」に関して、コメントがあります。

 前回の記者会見で発表しました、国際クルーズの新たな拠点形成を行う港湾の1つに、昨日、八代港が正式に選定されました。次のステップに向けた大きな一歩を踏み出すことができ、大変嬉しく思います。

 ロイヤルカリビアン・クルーズ社が提案する既成概念にとらわれない斬新な発想の下で、八代港は、世界に誇る魅力的なウォーターフロントに生まれ変わることでしょう。

 八代港が、世界に開かれた海の玄関として、熊本、そして南九州エリア発展の起爆剤となるようしっかりと取り組んでまいります。

 続いて、ラグビー日本代表の国際テストマッチの開催についてです。先週、(公財)日本ラグビーフットボール協会から発表されましたが、6月10日「えがお健康スタジアム」において、ラグビー日本代表とルーマニア代表との、国際テストマッチが開催されます。

 熊本でラグビー日本代表のテストマッチが行われるのは、今回が初めてです。

 国と国の威信を賭けた真剣勝負です。県民の皆さまには、是非、会場に足を運んでいただき「世界」の戦いを体感していただきたいと思います。

 会場が多くの観客で埋まれば、選手たちのパフォーマンスも上がるでしょうし、熊本地震から復興する熊本の姿を広く発信することができます。

 さらに、3月25日、26日には、熊本市のアクアドームくまもとで、日本ハンドボールリーグ女子のプレーオフが開催されます。

 こちらも熊本初の開催です。地元熊本のオムロンピンディーズは、昨年末の日本選手権でも見事優勝されました。今回のプレーオフでも地元でリーグ優勝が飾れるよう、是非、会場でのご声援をお願いします。2019年の女子ハンドボール世界選手権大会の成功にもつながるものと期待しています。

 今後も、引き続き、「世界とつながる熊本の創造」に向けて、全力で取り組んでまいります。

 今、ここ(記者会見場)にロイヤルカリビアン・クルーズ社のクルーズ船(の模型)がありますけれども、このクルーズ船の母港になると思っていただければいいのではないかと思います。

発表項目

「海外モスバーガー×熊本県 コラボキャンペーン」について

蒲島知事
 それでは、発表に移ります。

 県では、これまでも、海外での震災復興プロモーションや、海外都市との友好交流協定の締結などに取り組んできました。

 新たなチャレンジとして、この度、株式会社モスフードサービスの協力により、海外のモスバーガーを舞台に、熊本県とのコラボキャンペーンがスタートします。

 モスバーガーを展開されるモスフードサービスは、平成25年に農業生産法人「モスファーム熊本」を設立され、主にトマトの生産を行われています。また、メニュー開発においても、これまで、熊本県産トマトを使った商品を発売されるなど、本県と深い関わりを持っていただいています。

 私には次のような夢があります。世界中の人々を惹きつけ、活躍の場を世界へと拡大し続けているくまモンのように、本県の県産品の美味しさを世界中の人々に知ってもらうことです。そして、この食べ物を通して熊本を知りたい、行きたい、という行動につなげてもらいたいと思います。

 私は、この夢をモスフードサービスの櫻田会長にお話しし、熊本の復興支援という形で今回の企画が実現しました。

 今回のキャンペーンでは、アジアを中心に海外のモスバーガー68店舗で、「くまモンの焼肉ライスバーガー」が期間限定メニューとして発売されます。このバーガーは、愛くるしいくまモンの姿をライスバーガー全体で表現するため、黒米(くろごめ)入りのライスプレートが使用されます。そして、味の決め手として、県内企業であるフンドーダイ五葉(ごよう)の「やきにくのたれ」が使われています。

 今回、モスバーガーとくまモンという強力なコラボが、県内企業との連携の下、海外で初めて実現したことを大変嬉しく思っています。

 キャンペーンでは、くまモンとモスバーガーのキャラクター「モッさん」とのコラボグッズのプレゼントや、店内での本県観光PRなども実施していただく予定です。海外で熊本の魅力を大々的に発信できると大変期待しています。

 来週の2月8日から、中国広東省の3店舗を皮切りに、タイ、シンガポール、上海、香港などで、キャンペーンが展開される予定です。

 今回のキャンペーンを通じて、世界と熊本がつながり、熊本の魅力を存分に感じていただけるよう、しっかりと取り組んでまいります。

 本日の発表は以上です。

質疑応答

「海外モスバーガー×熊本県 コラボキャンペーン」について・1

(幹事社)
 ありがとうございます。幹事社から、発表項目に関連する質問をさせていただきます。知事は、ライスバーガーをもう召し上がられたのですか。

蒲島知事
 このライスバーガーは、食べたことはないのですが、もちろんモスバーガーは食べたことがあります。

(幹事社)
 これは繰り返しになってしまうのですが、海外の人たちに、県産品を使ったモスバーガーをどういうふうに味わってもらいたいかということ、味の面でどういうところをPRしていきたいかということをお伺いできますでしょうか。

蒲島知事
 私もまずこれを食べてみないとPRがなかなか出来ないと思いますが、きっと、これまでモスバーガーさんが何度もトライアルされて1番いい形に、また、くまモンの印象が非常に強いバーガーになっているのではないかと思います。それで、是非、皆さんに食べて欲しいと思います。いつか食べられるのかな。海外だけですか、これは。〔※事務局に向かって〕

事務局
 はい、海外だけです。

質疑応答

ラグビー日本代表国際テストマッチ開催決定について

(幹事社)
 2019年に向けての弾みとなるような、ラグビーのテストマッチとハンドボールのプレーオフがありますけれども、いずれにしても会場までのアクセスとか、選手の受け入れとか、そういった面での震災の影響などはなく、3月、そして6月も大会が迎えられるような、準備が整っているということでしょうか。

蒲島知事
 今言ったテストマッチなどには、混雑するほどたくさんの人に来て欲しいと思っていますし、順調に迎えられるのではないかと思います。むしろ私どもが心配しているのは(観客が少ないということですので)、たくさんの人に来ていただきたいと思っています。特にこの2つはとても重要な試合ですので、県民の方が2019年に向けて、国際スポーツ大会への期待を高めていただく機会になればいいと思います。

(幹事社)
 ありがとうございます。各社さん、どうぞ。

質疑応答

「海外モスバーガー×熊本県 コラボキャンペーン」について・2

Q
 モスバーガーの件で、何点か確認したいのですが、知事がモスフードサービスの会長に会われて、トップセールスで話をされて、熊本地震の支援としての話をされたのは、いつ頃の話かということを覚えていらっしゃいますでしょうか。

蒲島知事
 モスバーガーに行ったのは随分前ですけれども、いつ頃になりますかね。

Q
 昨年の何月ぐらいとか、夏頃とか…。

蒲島知事
 これは、モスバーガーを訪ねた時の話ですよね。担当者は来ていますか。【※事務局に向かって】日にちまではちょっと。

事務局
 国際課でございます。その件につきましては、後でお知らせしたいと思います。ちょっと現時点では分かりません。

Q
 じゃあ、後で。

蒲島知事
 すみません、ちょっとチェックしてください。だいぶ前になるので。

【平成27年9月4日 蒲島知事がくまモンとともに、モスフードサービス本社の櫻田社長(当時)を訪問】

Q
 それと、もう1点ですが、これ、使われる県産材(料)というのは、フンドーダイ五葉さんの「たれ」だけですか。

蒲島知事
 まずはくまモンのイメージですよね、それが熊本を有名にすると(思います)。それで、フンドーダイ五葉さんのもの(「たれ」)を使われるということですから、県産品を使われます。でもトマトはどうですかね。トマトはそこまで書いてないので、たぶん海外で展開されるので、持っていくのかどうか…。

Q
 難しいですよね。

蒲島知事
 難しいのかもしれません。

Q
 ライスパテとかその辺の…。特にたれの部分ですかね。

事務局
 国際課でございます。今回使用されますのは、県産品としては「やきにくのたれ」だけです。

Q
 残りの玉ねぎとかパプリカとか色々書いてありますけれども、その辺は違うということですか。

事務局
 海外につきましては、輸出すると価格が高くなるとかで、輸入制限とかが各国で色々ありますので、基本的に現地調達ということで伺っております。

Q
 加工品の形にすれば、可能ではないでしょうか。

事務局
 今回は現地で調達しております。

Q
 分かりました。「たれ」のみですね。

事務局
 はい。

蒲島知事
 そういう意味では、様々な制約や観点、向こうの方々の味、そういうものを検討されて、モスバーガーさんがこういう形で展開されると思います。個々(県産品の使用)について、やはり輸出できるかどうか色々あると思います。

Q
 ということは、PR効果を期待しているということですね。

蒲島知事
 PR効果ですね。先ほど言いましたように、旅行用の【※観光客誘客のための】色々なPRも兼ねていますので、それも大きいのではないかと思います。皆さんの手元にもプレートマット(が掲載された報道資料)があるのではないですかね。そういう形で熊本を応援してくださるということです。

質疑応答

2016年の人口移動報告(総務省発表)について・1

Q
 知事、よろしいでしょうか。別の話ですが。地震の影響ということで1つお尋ねしたいのですが、昨日、総務省が発表しました2016年の人口移動報告で、今日、各紙が大きく報道しております。熊本県の転出超過が6,790人ということで、全国で2番目に多かったと。これは、まさに地震の影響がかなり反映しているものと思います。知事はこの数字を見られて、どのように受けとめられたかということと、もう1つ、地震がなければ、地方創生の取組みで、熊本県人口流出に歯止めをかけるということで、様々な施策を展開して、人口の維持に努力をされているさなかだったと思いますけれども、今後、また人口を元に戻していくためには、どういう決意で臨まれるか、そこら辺をお尋ねします。

蒲島知事
 総務省が31日に発表しました2016年の人口移動報告では、熊本が転出超過で全国2位ということで、それは予想はしていました。今回の地震によって多くの方々が転出されていることを知っています。

 地震が収まった後で創造的復興をすることによって、熊本がより魅力的な県になる。それから、もっとアジアからのエネルギーも様々な形で取り入れることが出来ると思いますので、これから、少なくとも早く元に戻すところまでいきたいと(思います)。

 さらに、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に沿って、より人口が増える、そういう形で展開していきたいと思っています。全国2位というのは予想されたことですけれども、そういう意味ではちょっと頑張ればまた元の人口の動態に戻せるのかなと思っています。創造的復興というのは、前よりもいい形で復興を遂げるということがキーポイントです。前よりもいい形というのは、より魅力的になることなので、より人が住みたくなるという形を念頭に置きながら、創造的復興をしていきたいと思います。

質疑応答

アメリカのトランプ政権について(所感、県経済に与える影響)

Q
 今日の知事の発言でも、世界と熊本がつながって、アジアからのエネルギーを取り入れるという国際的、友好的な発言があったと思うのですが、翻ってアメリカのトランプ政権なんですけれども、一時的な入国禁止をしたりとか、日本の為替政策を批判したりとか、結構、過激な発言があり、それに基づいて円高ドル安などが引き起こされています。知事としての立場でも、学者としてのこれまでの学識経験からのどちらでもいいですが、この辺に対する所感と県経済に与える影響などについてお話しいただけますか。

蒲島知事
 県経済に与える影響(を言う)とすれば「不安定」だと思います。将来がなかなか予測不可能ですが、どういう展開になるか予測可能であることが、これからの政策を打ち出すためにはとても大事です。そういう意味で、今後、アメリカのトランプ政権がどのような行動をとられるかというのは、注視していきたいと思っています。

 私も学者時代は、大統領選挙を研究してまいりましたけれども、たぶんこのような形で選挙戦が行われ、かつ選挙結果であったのは、初めてではないかと思います。大体、本選挙では、みんな、真ん中にいる中道の人を選びます。(今回は)それだけ変化への期待が大きかったのかなという気もします。変化をする時、皆さんが適格な人を選ぼうとする時、ずいぶんと迷われたのかなと思いますけれども、これがアメリカの選択です。そういう状況の中で、熊本県もしっかりと将来を予測しながら、政治をやっていかなければいけないと思います。

質疑応答

2016年の人口移動報告(総務省発表)について・2

Q
 人口流出の件ですが、創造的復興でそれを防ぐという話をされましたが、創造的復興の中身をいつもお話しいただいていますが、今回、その人口流出を防ぐためには、特に、どういうことに取り組んでいきたいかというのを教えていただけますか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 今回、創造的復興は4つのポイントがあります。

 1つは「くらしの再建」。より安全で魅力的な住まいを含めて、それがとても大事だと思います。今は仮設住宅の段階ですが、これから2年かけて本格的な住まいを皆さんは獲得していかなければならないので、それを県として助けていきます。

 もう1つは、「経済の再生、創造」です。やっぱり魅力的な仕事がないといけない。今は幸いにして人手不足というぐらいで、倒産が少なく、好調な経済に向かっているのではないかと思います。これも、人々を熊本に留める大きな力になるのではないでしょうか。

 後は、熊本の「資産の創造」として、例えば熊本城の復旧・復興、阿蘇へのアクセスの復旧・復興、これも観光業が盛んになればそれだけ人が留まります。また熊本にたくさん人がいらっしゃるということになると思います。

 最後は、先ほども言いましたが、「世界とつながる熊本の創造」です。この部分においては、八代港のロイヤルカリビアン社との連携、熊本空港のコンセッション方式による民間委託、それから国際スポーツ大会。そういうものが、私は「世界とつながる熊本の創造」ではないかと思います。

 この4つの創造的復興が、うまく将来的に展開できれば、また人口が戻るだけではなくて、さらに多くの仕事、就業の場を展開することができますので、長期的にいうと、震災対応であっても人口減少に歯止めをかけることができるのではないかと思っています。震災があったから、みんなだめになるのではなく、震災があったから、それをチャンスと捉えて創造的復興をして、さらなる熊本の発展を遂げたいと(思います)。それが創造的復興の意味ではないかと、皆さんに理解していただければいいと思います。

質疑応答

第89回選抜高等学校野球大会の出場決定について

Q
 先般、熊本工業高校と秀岳館高校の甲子園出場を記念して(知事の)コメントをいただいてはいますが、特に、熊本工業高校は大きく被災して、熊本市の高校でもあることもあって、こうして選抜に向けて2校、どういう活躍を知事としては期待されていますか。

蒲島知事
 両方とも野球の名門ですね。熊工は伝統的な名門、秀岳館は新しい名門ということで、両方とも頑張って欲しいし、またどちらかが決勝戦に進めば、私も応援に行きたいなと思っています。いつもそう思って、なかなか決勝まで行ってくれませんが、今年はその可能性があるのでないかと思います。

質疑応答

「阿蘇くまもと空港」コンセッション方式の導入について

Q
 知事すみません。空港のコンセッションの件ですが、先日、国土交通省の空港施設課長が熊本で講演して、2022年に新しいビルを完成させると、で、運営権者については2019年度に選定するというのが、今のスケジュールというふうにおっしゃいました。そうすると、運営権者が決まるまで、後2年半ぐらいしかないということになります。国が手続きを進めていくわけですけれども、地元の意向を、新体制にどういうふうに反映させるかということが、福岡などでもテーマになっていて、県の出資であるとか、地元の経済界がどうするとかいう話が、今後進んでいくと思います。こういった地元の経済界との話であるとか、あるいは県としての態度をどうするかというのは、今後、どういうふうに検討を進めていかれるお考えでしょうか。

蒲島知事
 今、県としてこういう考えということではなくて、当然、地元経済界の方とも一体となってこの計画は出来たわけですから、今ほど県の行政と地元の経済界の方々が、同じ方向を向いて連携している状況はないです。ただ、私は、地元だけでやるのではなくて、日本全体の民間の知恵と資金が必要だと思っていますので、そういう大きな視野に立って、熊本の空港がとても魅力的になるように、県としても一生懸命やっていきたいと思います。皆さんもご存知のように、かなり速いスピードで進んでいます。12月に熊本県がこの構想を発表して、それからすぐ石井国交大臣とお会いして快諾を得られて、その後、安倍首相の所信表明演説でも取り上げられ、そして具体的なスケジューリングを(国土交通省の)担当の長谷川課長が述べられました。それは、今まで私は行政をやってきましたけど、国と県と関わる行政で、これほど早いのは初めてではないかと思います。それだけ国も力が入っているし、県ももちろん力が入っていますので、魅力的な企業がどんどん参加されることを希望しています。魅力的な企業であれば、熊本空港は潜在性の高い空港ですから、きっと素晴らしい経営をされるのではないかと思います。仙台空港が先行していますが、かなり路線が増えていると聞いておりますので、熊本もそれにならって、早い時期から、路線の開拓をしていかなければいけないと思います。

(幹事社)
 各社、質問等ありますでしょうか。よろしいでしょうか。

蒲島知事
 はい、ありがとうございます。

(幹事社)
 ありがとうございました。

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