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令和2年(2020年)11月18日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0069532 更新日:2020年11月18日更新

知事定例記者会見

日時:令和2年(2020年)11月18日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画
 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録
 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:2.47MB)

発表項目

コメント

質疑応答

発表項目

「令和2年7月豪雨被災直売所復興応援キャンペーン」について

コメントする蒲島知事の写真蒲島知事
 最初の発表です。
 令和2年7月豪雨により、人吉・球磨地域をはじめとする多くの地域が被災しました。被災地の直売所では県産農林水産物の売り上げが大きく減少しています。
 そこで打撃を受けた直売所を支援するため、年末商戦に合わせて「復興応援キャンペーン」を、本日からスタートいたします。
 このキャンペーンは、インターネット通販サイトを活用するもので、被災した26の市町村のうち16の直売所が参加します。インターネット通販サイトを活用した直売所の直接支援は、県として初めての試みとなります。期間は来年3月までの予定で、予算上限に達した時点で終了となります。
 販売する商品は、主に直売所に出荷されている農産物や地域オリジナル商品でありますが、今回の特別な取り組みとして、直売所の垣根を越えた詰め合わせセットも販売します。また、お買い上げいただいた方全員に、くまモンのエコバッグをプレゼントします。
 今年6月に新型コロナ対策として実施した「くまもとうまかモンキャンペーン」では、1万セット以上を販売し、完売するサイトが相次ぐなど大変好評でありました。
 このキャンペーンを通して、被災した直売所を支援することで、生産者の方々の支援につながり、さらには被災地の復興につなげていきたいと考えています。
 報道各社におかれましては、生産者などの復興の追い風になりますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

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発表項目

堆積土砂の撤去を行っています

蒲島知事
 続いての発表です。
 7月豪雨からの復旧・復興や治水の方向性の検討に当たって、10月15日から開催しました「住民の皆様のご意見・ご提案をお聴きする会」では、多くの住民の皆様からご意見やご提案をお伺いしました。
 その中で、県が管理する河川について、「以前に比べて川底が上がっている」とのご意見や、「流れがよくなるよう掘削して欲しい」、「早急に掘削が必要」とのご要望を数多くいただきました。
 県でも、河川の堆積土砂の状況について現地調査を行った結果、撤去が必要な土砂の量は、県全体でおおよそ100万立方メートルであることが判りました。県として、この堆積土砂を速やかに撤去するため、このうちの約27万立方メートルについて既に着手し、順次、撤去を進めています。
 また、管理型の砂防堰堤についても、撤去が必要な堆積土砂が約11万立方メートル存在しており、撤去を行っています。
 来年の梅雨までには、住民の皆様の目に見える形で、可能な限り堆積土砂の撤去が進むよう、スピード感を持って取り組みます。また、国や市町村が管理する河川等についても、しっかりと連携して参ります。

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コメント

新型コロナウイルス感染症対策について

蒲島知事コメントする蒲島知事の写真
 最後に、新型コロナウイルス感染症についてコメントがあります。
 先週11月10日から16日までの1週間で、県内で計70名の新規感染者が確認され、そのうちリンクなしの感染者は22名でした。これらの状況や専門家のご意見も踏まえ、本日からのリスクレベルについて、「レベル3警報」を維持することとします。
 しかし、「レベル4」にかなり近い水準で感染者が確認されています。全国的にも、大都市を中心に感染者の急激な増加が見られており、このままでは医療提供体制が逼迫する地域も出てくる状況です。
 スライドを見てほしいんですけども、本県においても大規模クラスター等の特定の理由がないなかで感染が拡大しています。このままでは爆発的な感染拡大につながりかねず、強い危機感を持って対応する必要があります。
 現在の感染状況について説明します。資料の3ページをご覧ください。まず、熊本市においては中心部の接待を伴う飲食店等でクラスターが発生するなど、多数の感染者の発生が続いています。国の新型コロナウイルス感染症分科会も、このような「閉じにくいクラスター」の制御のためには、より踏み込んだ対策が必要としています。現在、感染者の数自体は落ち着いているように見えますが、リンクなしの感染者は減少していない状況が続いています。一定の市中感染が生じている可能性もあります。
 資料の4ページをご覧ください。保健所ごとに見ますと、有明保健所管内で数多くの感染が確認されています。これは家庭内感染や事業所内感染が相次いだものであります。また、通所施設においてもクラスターの発生が見られます。感染者は多く確認されていますが、多くは接触者や濃厚接触者であり、リンク不明感染者数は5名と、全体から見ると多くありません。
 それでは次は、阿蘇保健所の管内です。同じく、阿蘇保健所管内においても医療機関のクラスターで感染者が増加していますが、病院の限られた区域内において封じ込めに向けて取り組んでおり、地域への影響は限定的であります。
 資料の5ページをご覧ください。現在の感染状況や国の緊急提言を踏まえ、冬季の感染者の増加に備えるため、先週からリスクレベル4相当の対策を取っております。
 まず、県と熊本市で連携し、より踏み込んだ対策のため、先週から歓楽街クラスターの専門チームによる対策を開始いたしました。
 また、クラスターの発生した医療機関や施設には、クラスター対策チームCMAT(シーマット)を派遣し、早期介入によるクラスターの拡大防止や保健所支援等、総合的な対応を行っています。
 さらに、検査体制や医療提供体制の充実も進めています。診療・検査医療機関については、11月13日現在で581機関を指定しており、可能な限り身近な医療機関で検査ができる体制構築に取り組んでいます。このほか、宿泊療養施設についても、2つ目の施設の立ち上げを準備しています。
 県民の皆様お一人お一人には、改めて感染防止対策の徹底をお願いいたします。
 資料6ページをご覧ください。次の5つの場面には特に注意が必要です。一つ目は、飲酒を伴う懇親会。二つ目は、人数が多く、長時間におよぶ飲食。三つ目は、マスクなしでの会話。四つ目が、狭い空間での共同生活。五つ目が、仕事から休憩室、喫煙所等への居場所の切り替わりといった、お酒や飲食があり、マスクを取ってしまう場面、気が抜けるという場面が危険であるということです。
 資料7ページにいってください。資料7ページに記載の「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」を参考に、「飲酒は少人数・短時間で」などに留意し、ステッカー掲示等のある感染防止対策が十分行われているお店を選んで利用してください。特に、熊本中心部にある歓楽街においては、夜遅い時間までの飲酒や会合など、感染拡大につながる行動を控えていただきますようお願いします。
 また、医師の診断の元でスムーズに検査を受けることが、感染を広げないことに繋がります。発熱等の症状がある場合、仕事等はお休みしていただき、かかりつけ医などへの身近な医療機関へ電話で相談し、受診できる医療機関を予約のうえ、受診されますようお願いします。
 最後のお願いです。残念ながら、感染者や医療従事者の方々の中に、差別を受け、苦しんでいる方がおられます。新型コロナウイルス感染症は誰もがどこでも感染する可能性があります。自分もいつ感染してもおかしくないと考え、思いやり、支えあいの気持ちを持っていただきたいと思います。お願いします。
 なお、リスクレベルの詳細については、午後、担当課から説明いたします。

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質疑応答

球磨川治水について・その1

(幹事社)
 幹事社から、まず質問させていただきます。
 発表項目には特にありませんでしたけれども、知事は明日、治水に関する方針を示される予定となっていますけれども、今のお気持ちと、今後、復旧・復興プランも示されますけれども、それはいつ示される予定でしょうか。

蒲島知事
 明日、熊本県の、とりわけ球磨川流域の治水の方向性について、表明する予定であります。
 ただ、2008年もそうでしたけれども、朝の4時ぐらいまで、最後のギリギリまで原稿を推敲した経験があり、(今回も)まだ今日の今の段階でも、それ(=原稿)がどんどん変わりつつある段階であります。
 皆さんに受け入れられる、そして間違いのない未来、10年、50年、100年後にも「ああ、これでよかった」というような、そういう治水の方向性を示したいと思います。
 それが決まって初めて、その後の復旧・復興プランに結びついていきます。だから、この私の治水の方向性の後、(復旧・復興プランを)素早く出す予定です。

【事務方】
 常々申し上げていましたとおり、治水の方向性が大前提ということで、復旧・復興プランということになっております。こちらについては私ども、明日の知事の声明というか、方向性を踏まえたところで、速やかにこれ(=復旧・復興プラン)をまとめていきたいというふうに考えております。ここはスピード感を持ってやって参ります。

蒲島知事
 これはとても一体感が必要なんですよね。皆さんがどうやった復興をするか、それからなりわいの回復をするか、住居を持つか。そういうことは治水の方向性ととても関連しています。これが非常に大きな関連性があるという意味で、速やかにということで、皆さんの期待には必ずや沿うのではないかなと思います。

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質疑応答

堆積土砂の撤去について

(幹事社)
 あと発表項目のなかでお尋ねしたいのですけれども、河川の堆積土砂の撤去の発表がありました。知事もおっしゃいましたけど、意見聴取会でもかなり(堆積土砂の撤去の話が)出たと思うんですけれども、この来年の梅雨の時期までに100万(立方メートルのうち)、どれぐらい終わるのか、あと全体は最終的に終わるのはどれぐらいかかるのかという見通しがありましたら教えてください。

蒲島知事
 さまざまな方、住民の方々、それから市町村長、それから団体の長の方々の意見を聴くときに、必ずどこでも出てきたのが、この河川の掘削の問題で、これは支川を含めてお願いをされました。これがやはり全体的な流域治水のなかでも緊急性のあるものではないかなというふうに思います。
 今日の発表でもありましたように、これに対して県庁としては、全力をあげてやると。今の100万立方メートルという話がありましたけれども、このスピード感についてはちょっと専門的でありますので、(担当課から)よろしくお願いします。

【事務方】
 ボリューム的には先ほど知事が発表されましたように、100万立方メートルということで、非常に膨大な数字になっております。現在契約済みの分もございますが、土砂処分場の確保がどうしても必要となっていますので、一定の時間、ある程度の時間が必要なのかなと思っているところでございます。今知事がご発言されましたように、梅雨時期までに、できる限りのことを躊躇なく取り組みたいと思っています。以上でございます。


 すみません、梅雨時期にどれぐらいやるとまではまだ言えないのでしょうか。

【事務方】
 一定量ということで、今具体的に数字はちょっと述べられないのですけれども、今後、ある程度の「掘削の見える化」という形で、定期的に掘削の進捗状況についてご報告したいというふうに思っておりますので、それでご理解いただければと思います。


 すみません、100万立方(メートル)は、いつまでにという時期は示されますか。

【事務方】
 今現在概算で把握した数量として100万立方メートルということになっています。実際、工事発注にあたりまして、詳細なボリュームは分かってきますので、若干数量も増減するかと思いますので、いつまでと明言できないんですけれども、出水期に向けた対応を速やかに取り組みたいというふうに思っているところです。よろしくお願いいたします。

蒲島知事
 集会に行ってわかりましたけれども、いつ、このような大きな豪雨が起こるか分からないという恐れ、これを皆さん持っていらっしゃいます。全体の治水の方向性については、明日皆さんにお示ししますけれども、それが全部できるかというのは、すぐできるわけではありません。時間がかかりますので、できることからやっていくと。できることで一番皆さんが希望されたのが河床掘削であります。それを今のところ必要とするのが、100万立方メートルということですので、なるべく早く(やりたいと思っています)。大洪水、大水害を見てみると7月が多いですよね。だから、梅雨前までにはとにかく頑張ってやれるところまでやりたいなというのが今の現状です。

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質疑応答

新型コロナウイルス感染症について・その1

(幹事社)
 知事は、かなり新型コロナに対して強い危機感をお持ちでいらっしゃるということを感じているんですが、このなかでGotoイート、4人以下でしてほしいというふうなことが示されていますが、熊本県としてはどういうふうにしていくお考えでしょうか。

蒲島知事
 そこについては、政府のほうの状況、それから我々のこのリスクレベル、そしてコロナの拡大、そういうのを見極めながら、それについて考えていきたいなと思ってます。そういう意味では、現在対応についての検討を行っているという段階で、結論まではまだ出ていません。

(幹事社)
 もう3連休ぐらいから、21日ぐらいから始めてはどうかというようなところもありますが、できるだけ早く方針を示されるということになりますか。

蒲島知事
 熊本の対応については、県内の感染状況を踏まえ、現在対応について検討を行っているということですが、今の状況を担当者から説明をお願いします。

【事務方】
 現在知事が申し上げましたとおり、関係部局のほうで、感染状況等を踏まえて今検討を行っているところでして、具体的なお知らせにつきましては、できるだけ近日中にできるようにしたいというふうに考えております。

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質疑応答

球磨川治水について・その2


 球磨川治水に関してなんですけれども、今も原稿が変わっているというようなお話が先ほどあったと思うんですが、今のところ、今一番悩まれているところというのはどういうところが一番悩まれてるんでしょうか。

蒲島知事
 すみません、今一番悩んでいるところが一番大事なところなので、まだ結論をここで言うことはできません。まだ悩んでいます。

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質疑応答

新型コロナウイルス感染症について・その2


 新型コロナに関してなんですけれども、春先は経済と感染拡大防止のベストバランスをはかっていくというのを常々おっしゃっていたと思うんですが、今全国的に第三波ではないかという話が出ているなかで、引き締めの部分なんですけれども、感染拡大防止のほうに少し重きを置いたほうがいいのではないかと思うのですが、そこのお考えはありますでしょうか。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真蒲島知事
 やはり一番はベストバランス。これは国のほうも難しい問題ですよね。国のほうも急に経済回復が見られたというときに、このように感染拡大していると。やはり熊本県も同じような状況で、先ほど言ったように、今レベル3になっていますけれども、レベル4に近いところなんですよね、どちらかと言えば。だからやはり感染をとても気にしながら、それでも経済のほうの回復も見なければいけない。そういうベストバランスを今求めているところです。
 そのなかで一番大事なことは、個人個人の行動ではないかなと思うんです。個人個人の行動が、ニューノーマルという形で、自分自身が気をつけることによって、親しい人に移さない、それをみんなで気をつけることによって社会全体で収束化していくと。そういうふうなことを、地味だけれども、個人個人の行動はとても大事なような気がします。そういう意味では、感染防止対策の徹底と新しい生活様式の実践が、とても大事だということ。これは経済にとっても、コロナ禍にとっても、両方大事だと思いますので、これを訴えていくというふうに私はこれからもやっていきたいなと思っています。


 札幌市が不要不急の外出自粛要請というのを昨日出しましたけれども、感染状況次第によってはそういった、例えば時短営業であるとか、外出自粛要請とか、そういうのは選択肢に入ってくるんでしょうか。

蒲島知事
 感染の拡大(の状況)次第、あるいはさまざまな局面でそういう判断をすることも当然あると思います。ただ、今の段階では、先ほど言ったように、感染拡大を防ぐために、県民の皆様の感染防止対策の徹底と、それから新しい生活様式の実践をお願いしていくという段階です。
 やはり両方が、いちかゼロではなくて、両方うまくやっていくためにはどうすべきかという、難しい判断ですけれども、これがやはり大事な判断だと思います。やはり暮らしの回復も経済の回復もとても重要だと私は思っていますので、この両方が早く回復できる日を、我々は早く迎えたいというふうに思っています。


 時短営業について政府は20万から30万程度の財政支援という方針を示していますけれども、それは今後、時短営業などを踏み切るにあたって、県としてはやりやすい状況になったのか、その辺のお考えはいかがでしょうか。

蒲島知事
 どのように踏み切るかというと。


 時短営業について、国が財政支援を店舗当たり20万から30万という方針を出していますけれども、そういったことは県が判断する際の後押しになっているかということ。

蒲島知事
 当然そういう休業補償とかに関しても、国の対策を見ながら、県は県でちゃんと考えて、それにかなうかどうかということも体制をとっていかなければいけないと思っています。
 だから、完璧に国の財政状況だけに頼るというのではなくて、できることをやって、そして国と一緒にやっていくと、そういうふうな方向性が正しいのではないかなと思っています。

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質疑応答

球磨川治水について・その3


 明日の方針発表のことに関してなんですけれども、どこまで発表されるのかというところで、ダムの是非であったりだとか、遊水地をどこにだとか、流域治水のことに関して、どこまで踏み込まれて具体的に発表されるのかというところは、どのところまで決めていらっしゃるのでしょうか。

蒲島知事
 治水の方向性について、明日発表したいと思います。それが一番大事なものだと思います。
 遊水地の場所とか、そういう非常にミクロな部分まで、私が明日表明するという時間もありませんし、多分それは私の方向性を聞いて、国・県・市町村がそれを見て、県民の方々が判断するというようなのが一番正しいんじゃないかと思います。


 分かりました。
 以前、方針を発表された後に、何らかの形で世論調査を行って、それの判断によっては政治家としての責任をというようなご発言もありましたけれども、そこに関しては、お考えは変わっていませんでしょうか。

蒲島知事
 私どもが調査を行うことはありません。
 それは、どのような調査を行ったところで、主催者が行うことに対しての正当性、本当にちゃんとやったのかという、そういう疑問がありますので、それは第三者が行うべきだというふうに思います。

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質疑応答

新型コロナウイルス感染症について・その3


 コロナに関するところなんですけれども。
 飲酒をするのであれば、少人数・短時間でということなんですけれども、都道府県によっては、ここが具体的なところもあるかと思うんですけれども、この少人数・短時間は、具体的な部分というと、どのぐらいというのは、想定はありますか。

蒲島知事
 それは自分たちで考えるしかないんだと思いますけれども、Gotoイートで今問題となっているのは、4人までは受け入れるけれども、5人は受け入れないと、なんかそういう話になっているんじゃないですかね。まだ、それについての結論は出ていませんけれども、そういう一般的な認識もあると。
 ただ実際に、政府・県庁が決められるもんじゃありませんよね。
やはりこれは、それぞれが考えて、そして(人数が)多ければ離れて座る、そういうふうなことを自ら考えていくということが大事ではないかなと思います。

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質疑応答

球磨川治水について・その4


 明日表明されたあと、政府のほかに五木村や相良村、人吉・球磨の首長さんたちにお伺いして、意向を正式に伝えるような予定というのは考えていらっしゃいますでしょうか。

蒲島知事
 私にとっては明日、表明することが最大のあれ(=任務)であって、それ以降のことはまだ全く決まっていません。


 明日の表明を控えて、改めて現在の民意がどのような状況であるというふうに捉えていらっしゃいますでしょうか。

蒲島知事
 それも明日、正式に私の口から言いますので、明日まで待ってください。


 今、民意ということについては、明日表明するということだったんですけれども、知事が考えるこのキーワードとして、民意というものの定義をちょっと教えていただきたいですけれども。

蒲島知事
 明日正式に表明しますので。

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質疑応答

球磨川治水について・その5


 スケジュールなんですけれども、なぜ19日の全員協議会を表明の場として選ばれたのかというのがちょっと疑問なんですけれども、25日の本会議ではなく、19日というのは何か理由がございますか。

蒲島知事記者からの質問に答える蒲島知事の写真
 スケジューリングの問題だと思いますし、また皆さんの意見を聴く会も30回終わりました。それから聴きたいと思っている方々、専門家からもご意見を聴き、それから各会派のご意見も聴いて、市町村長の方々の意見、ほとんど大体、これまで私が予定していた人たちのご意見を聴いて、そしてやはり早く次の復旧・復興プランのところに行かなければ、もう(豪雨から)4か月半ですよね。
 ようやく仮設住宅も、来月の中旬には全部終わると。
 それからみんな住まいの再建を考えていきます。
 本格的な住まいの再建とともに、なりわいの再建、それから経済発展としての、例えばJR肥薩線、それから橋梁、国道、そういうものがすべて動き始めるんですよね。水位、治水の方向性が決まった途端に動き出し始める。
 そういうふうなことを考えると、私が今でも一番頭にあるのは、球磨村の仮設住宅に行ったときに、若い主婦の方が、ずいぶんとかさ上げしたけれども(家が)流されてしまったと。どこに家を建てるか早く決めたいんだけれども、治水の方向性、とりわけ水位ですよね。治水の方向性が決まらないと、どこに建てていいか分からないし、また元に戻れるかどうかも分からないと。小此木大臣と行ったときですけれども、小此木大臣もそれを聞いてとても驚かれました。まだ早い時期だったんですけれども、みんなそういう心配をしているんですよねと。
 その方々の早く(治水の)方向性を決めてくださいという訴えを今でも思い出していますので、なるべく早く、(治水の方向性は)マスタープランの一番重要なところでありますので、それを示したいなと。1日でも早く示したいというのが、私の気持ちです。それとともに、皆さんからの意見を聴く会も終わらなければ決められません。それからスケジューリングは、議会のほうのスケジュールもありますので、それもやはり調整しなきゃいけないということで、19日になったということです。


 その後の20日にも上京されるというような報道もあるんですけれども、そのあたりについてはいかがですか。

蒲島知事
 20日の上京は、皆さんもご存知のように、知事会がありますので、そこで菅総理ともお会いするということになっています。
 また閣僚の方々ともお会いするとても大事な全国知事会です。
 だから、そこは私も大変スケジュールとしては混んでいますけれども、上京することは確かです。


 例えば、自民党本部だったり、公明党本部だったり、そういった政党のほうにも回っていかれるようなご予定はあるんですか。

蒲島知事
 それについては、まだ未定です。

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質疑応答

球磨川治水について・その6


 明日全員協議会ということで、知事の表明のあとに、質疑応答等は予定されているんでしょうか。その議員の方の質問を受け付けるというか。

蒲島知事
 担当課は、どういう状況ですか。

【事務方】
 はい。予定されております。


 議会のなかにも、いろんな意見があるのだろうと思うのですけれども、それに対しては、やっぱり知事として真摯に答えるというか、悩んだ成果を説明するということなのでしょうか。

蒲島知事
 当然そうなります。私は議会で真摯に答えなかったことはないと思います。そして議会との相互信頼も、とても大事だと思っていますので、どのような質問に対しても、真摯にお答えしたいと思っています。

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質疑応答

球磨川治水について・その7


 先程の20日の上京のところで、菅総理と会うと、それから閣僚とも会うということでしたけれども、それは19日に表明される治水の方向性というのを、総理や閣僚に、説明または要望ということなのでしょうか。

蒲島知事
 その段階では知事会としてお会いするので、個人的にお会いするということにはなっていません。そういう意味では、私が総理のところに走っていって報告するとか、そういうふうな構造にはなっておりませんので、代表者が質問をするという政府主導の会合という今までの形式です。


 現時点で個別に会われる予定というのは、まだ、そのへんはいかがでしょうか。

蒲島知事
 それはまだ全く未定です。

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質疑応答

球磨川治水について・その8


 明日の表明で、今すごく原稿を考えておられると思いますけれども、2008年の県議会で表明された演説というか、表明、あの原稿を今再度お読みになられて参考にされているということはございますか。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真蒲島知事
 2008年のときに書いた原稿は、前の副知事の小野君と、あと県庁の職員の幹部の方、課長級の方と4人でチームを組んで書きましたけれども、今読んでもよくできているなと感じました。
 ただ時代が違うことを痛感しました。今日、西日本新聞に、小野前副知事のインタビュー記事が載っていましたけれども、その雰囲気も大体わかるのかなと。やはり、流域の皆さんがいかに球磨川を愛していらっしゃるかというのを、私どもは感じたと。それに応えるというのがメッセージだというふうに思います。
 それで今回、7月豪雨を経験して、社会全体でひとつの経験をしたということを、政策決定者としてどう捉えるか。それが社会全体の変化だと私は思いますけれども、また民意も変化すると。そのなかで正しい判断をして、50年後、100年後にも、あの判断はよかったと。それが、私がいつも言っている、政治家の決断というのは歴史の法廷の被告人であると。常にそれを考えながら、やっていかないといけないと思っています。


 今の話を聞くと、社会全体が変化した、民意が変化しているという話だったのですけれども、住民の方の球磨川への愛情というか、大切に思う気持ち、それは変わってない、変わっているとか、それはどっち。

蒲島知事
 私は変わっていないと思います。基本的な球磨川への愛情が、これほど大きな災害が起きても、球磨川は悪くない、球磨川の横に住みたいという方、最初はちょっと逃げよう、他所に住もうと思われた方々も、やはり戻りたいという方々が多いですよね。
 だから、そういう意味では、深い思いは変わっていないというふうに思います。
 ただ、グリーン・ニューディールという哲学、これは五百旗頭(先生を座長とする)有識者会議が与えてくれた哲学で、それは緑の流域治水という形で和訳をしておりますけれども、それに秘められた思いというのは、ふたつの異なるというか、ふたつの大きなコンセプトであって、ひとつは、どうしても生命財産を守らなければいけないという命の問題と、それから(もうひとつは)球磨川を愛するといういわゆる環境、清流、緑、そういうものの問題、このふたつをやはり大事にしないといけないと思っています。そのために、どういう治水対策が必要かというのは、今、真剣に考えているということです。
 あんまり言うと、明日言えなくなるので、このへんでやめます。

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質疑応答

球磨川治水について・その9


 治水対策の関連なのですけれども、2008年のときには見渡せる将来というか、将来的に民意が変わる可能性もあるということをおっしゃっていたのですが、今知事の発言を聞くと、50年後、100年後にもよかったと思われる決断をしたいということでいくと、このダム問題について、今回の判断である程度終止符を打ちたいというお考えがあるのかなというふうに感じたのですがいかがでしょうか。

蒲島知事記者からの質問に答える蒲島知事
 歴史の法廷の被告人というのは、何千年も続きますよね。だから、それは人知が考えられるものではないと思うし、2008年も、私は私の考える範囲では、皆さんがこれを望んでいるのではないかということでああいう決断をしました。
 でも、社会はもっと早い速度で変わる場合もあるからですね。そういう意味で、終止符を打つという傲慢な考え方ではなくて、これで100年後、200年後の方が、こういう決断でよかったと思っていただけること、そういうふうな治水の方向性を示さなければいけないと今考えています。
 でも人間というのは無力ですから、2008年に、私は自分の見渡せる民意は、こうだというふうに思いましたし、その後の世論調査でも85%がそうだと思われたわけです。ただ、こういう異常気象とか、温暖化とか、民意の変化というのはありうるだろうということで、私の2008年の表明については、それまで予測して書いたつもりではあります。(了)

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