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平成28年4月6日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006847 更新日:2016年4月6日更新

知事定例記者会見

日時:平成28年4月6日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

コメント

発表項目

質疑応答

説明資料(PDFファイル:493KB)

コメント

新年度を迎えて

蒲島知事
 新たな年度を迎えるにあたり、改めて県政運営に対する私の決意を述べさせていただきます。

 私はこれまで、「県民総幸福量の最大化」を目指して、「経済的な豊かさ」のみならず県民の「誇り」や「安全・安心」「夢」の4つの柱に沿って、多様な施策を全力で推し進めて参りました。その実績が評価され、3期目の県政運営を任せていただくことになり、改めてその期待の大きさと責任の重さを感じています。こうした県民の皆様の期待に応え、熊本の「よき流れ」をさらに強く、大きくするために、次の課題に重点的に取り組んでいきたいと思います。

 まず、県政における喫緊の課題は、人口減少社会への対応であります。時間的緊迫性を持って、熊本らしい「地方創生」を全力で進めて参ります。

 特に、「安心と希望を実現する」ための取組みには力を注ぎたいと考えています。

 「長寿を恐れない社会」「長寿を楽しむ社会」を実現するだけでなく、結婚から出産、子育てまで切れ目のない支援を行い、誰もが安全安心に暮らせる熊本を目指します。

加えて、逆境の中でも夢を持ち、一歩を踏み出すことで夢を叶えてきた私の経験を基に、若い人たちが自らの夢を実現するため、希望を持って前に進んでいけるような、明るく活気に満ちた熊本を実現して参ります。

次に「稼げる農林水産業」を目指す蒲島県政の取組みをさらに拡大いたします。特に農林水産業を基幹産業とする本県にとって、TPP対応は重要な課題であります。TPPについても、10年後を見据えながら、迅速に対応して参りたいと思います。

さらに、2019年に熊本で開催されるラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権大会を大成功に導かなければなりません。このビッグチャンスを活かして、オール熊本で「おもてなし力」の強化に取り組み、国内外から多くの観光客を熊本に呼び込みたいと思います。

 私は、「政治とは可能性の芸術」だと考えています。

蒲島県政の目標である「県民総幸福量の最大化」に向けて、挑戦的集団に変貌した県庁の職員とともに、不可能と思われるような困難な課題にも果敢に挑戦して参ります。そして、これまで咲かせた「華」に豊かな果実を実らせ、収穫したいと思います。

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発表項目

県オリジナル水稲新品種「熊本58号」の名称募集について

蒲島知事
 続いて、「稼げる農林水産業」についての新たなお知らせです。

「くまもとの米」は、8年連続で食味ランキング「特A」の評価を得るなど、全国的に知名度が増しています。

この度、本県の農業研究センターが15年の歳月をかけて、県オリジナルの水稲新品種「熊本58号」を開発しました。特長としては、炊き上がりのお米に「つや」があり、粘りが強く、食味にも優れています。

 また、従来の品種よりも草丈が短いため倒れにくいこと、穂の数が多く収量性が高いことが挙げられます。

先ほど申し上げたTPPへの対応も踏まえ、「稼げる農林水産業」をさらに強く、大きくする蒲島農政の取組みとして、この新品種の普及が米の生産量の安定や農家の所得向上につながることを大いに期待しています。

 そこで、この新品種が、より消費者の皆様に親しまれる存在となるよう、明日から今月の22日まで、名称の一般公募を行います。

最優秀賞や優秀賞に選ばれた方には、県産米1年分などの豪華な副賞を用意しておりますので、皆さんふるって応募していただきたいと思います。

今後も西日本有数の米どころとして、美味しい「くまもとの米」を生産していくため、関係機関や生産者と一体となって取り組んで参ります。

 私からは以上です。

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質疑応答

新年度を迎えて・1

(幹事社)
 はい、ありがとうございます。幹事社から何点か質問をさせて頂きます。発表項目と言いますか、最初に述べられた新年度を迎えての表現のところから。知事は喫緊の課題として、人口減社会の対応を挙げられていらっしゃいますけれども、今回、新たに3期目を迎えるに当たって、人口減社会の対応として、どういった政策に取り組んでいかれるのでしょうか。

蒲島知事
 はい。これは熊本県の課題だけではなく、全国的な課題であると私は考えています。この人口減少社会というのは、非常に長期展望の下でやらなきゃいけないので、なかなか成果が見えにくいと、このように思います。

 でも、今、何もしなければ、2060年には、予想では117万人まで減少してしまうと、それを2060年までに、その減少幅をいかにして小さくしていくかということが大きな問題だと思いますので、そういう意味では「政策の見える化」というのはとても大事だと思います。例えば予想では、1年後にはこのくらい減るかもしれないけれども、その減り方が我々の努力によって少なくすることができると。そういったのが社会減と言いますか、若い人が外に出ないように。

また、熊本都市圏、それから、福岡都市圏、そしてそれぞれの中核都市、熊本の中核都市が、ダム効果を発揮しなきゃいけないと、このように思っていますので、そういう社会減。

それから、先ほど「安心を実現する」という「安心」というところに強調しましたけれども、切れ目のない支援策、結婚から、子どもを産み、そして子育て、そして教育まで切れ目のない支援策も、これは大事なことだと思っています。

それが、2060年を一応目標にしているけれども、私の任期中、これは4年しかありませんので、任期中にどこまでそれを止めることができたかという「見える化」の工夫もしないと、政策の効果があまりわからないのではないかなと思っています。そういう形で取り組んでいきたいと思っています。

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質疑応答

熊本県いじめ調査委員会による再調査について

(幹事社)
 先日、発表のあった2013年8月の女子生徒の自殺に関する調査委員会の話なんですけれども、遺族側から、学校側の調査委員会では客観性などに問題があるというふうな指摘があって、再調査をお願いしたいと知事に要請があって、今回知事がこう判断されたわけですけれども、改めて今回、知事のほうで、知事部局の方で再調査をすると決めた理由について、知事のご判断を回答願えますか。

蒲島知事
 その理由はどうかという質問だと思いますけれども、再調査の必要性というのは、2つの観点があります。

 1つは、学校調査が公平であるか、客観的であるか、合理的であるか。

それと、関係者の方々の納得度と言いますか、この2つの視点から総合的に検討するということになっています。

公平性と客観性と、それから合理性という点については、ご遺族の方々は、学校調査委員会の構成に問題があること、様々な問題点を指摘されております。

 また、ご遺族の方々は、学校調査の結果には納得しておられないと、そういうことで、再調査を行う必要があるというふうに判断して、再調査をやることにいたしました。以上がその再調査に関わる理由であります。

(幹事社)
 知事として、学校側の調査には公平性に問題があるという認識でいらっしゃるということですか。

蒲島知事
 それよりも納得性、それを再調査委員会で、その学校調査とその分析を行っていただいて、その的確性と妥当性について検証するというのが大きな役割だと思っています。私はこの段階でコメントというか、これはやっぱりそのための調査委員会でありますから、それが、これから検証を行われるということであります。

(幹事社)
 調査時期、調査の設置時期に関して、委員会をいつ設置するかの時期についてなんですが。

蒲島知事
 時期ですか。

(幹事社)
 はい。いつごろでしょうか。

蒲島知事
 まだ、今後日程調整を行わないといけませんけれども、4月中をめどに第1回の調査委員会を開催したいと(思っています)。日程が決定次第、速やかにお知らせします。

(幹事社)
 第1回開催を持って、立ち上げというふうな(ことになりますでしょうか)。

蒲島知事
 それは、今後の調査委員会の方々の様々なスケジュールにも関わってくると思いますけど、先ずは第1回目を4月中に開きたいということです。

(幹事社)
 4月上旬というような位置づけですけれども、中旬、下旬というとどちらでしょうか。

蒲島知事
 そこまではちょっと。4月中で許していただきたいなと思います。その代わり決まったら(すぐにお知らせします)。これは相手のスケジュールもあることですので。

(事務局)
 すみません。補足しますが、委員会は常設ですので、もう設置はされております。開くかどうかです。

(幹事社)
 その今回の案件について第1回は開くということですか。

(事務局)
そうです。

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質疑応答

県オリジナル水稲新品種「熊本58号」の名称募集について

(幹事社)
 オリジナル水稲新品種の件でお尋ねしたいんですが。非常に知事が今言われたように、TPPの対応というか、新たな戦略としては非常にタイムリーな品質の開発だと思うんですが、非常に、この(品種の)特徴と言いますと、草丈が低くて、倒伏しにくいと、今後、温暖化等あるいは、水害、そういう災害にも強い品種だと思うんですが、この適地栽培地域はやっぱり「ヒノヒカリ」と同じぐらいの地域なんでしょうか。それから、収量性はどれくらい高いんでしょうか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 収量性は、穂の数が多いので、収量は今までのものよりも多いと聞いています。それから、草丈は短いので倒れにくい、台風なんかに強いと、そういう意味では農家の人にとってはすごく朗報だと思います。

 もう1つは、これは熊本県のオリジナル品種なので、そういう意味での特殊性があります。今日は、私も炊いたご飯を食べましたけれども、弾力的でおいしかったです。だから、きっと気に入られるんじゃないかなと思っています。

 〔※事務局に向かって〕その適地については専門家のほうから。

(事務局)
 (県農業研究)センターです。栽培適地は「ヒノヒカリ」と同じ山麓準平坦地を考えております。

(幹事社)
 それから、今後の栽培面積、普及についてはどのようなものでしょうか。

(事務局)
 農産園芸課でございます。まず、平成28年につきましては、試験的に10ヘクタール程度、県下各地で栽培をすることとしております。来年度以降につきましては、今後の生産販売計画、関係団体等と協議をして決めて参りたいと思います。

(幹事社)
 今後の見通しとしては、どれぐらい、「ヒノヒカリ」に置き換えるという感じでしょうか。

(事務局)

 そこも含めて、生産団体等と協議をして参りたいと思いますが「ヒノヒカリ」の一部が換わってくるというふうに想定しております。

(幹事社)
 当然、「特A」を狙っていかれる、そういう戦略ですか。

(事務局)
 もちろん、そうです。

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質疑応答

新たな戦略について・1

Q
 知事、よろしいでしょうか。知事は2期目に就任された後に、ご自身のマニフェストに基づいて、「新4カ年戦略」というのを策定されました。それに基づいて2期目を推進されたと思いますが、3期目に当たってはすでに「まち・ひと・しごと創生総合戦略」というのがございます。ご自身のマニフェストを絡めて新たな戦略を3期目に出される予定があるのか、そこをまずお尋ねしたいと思います。

蒲島知事
 すでに「5カ年戦略」が、今、私の選挙と同時に走っておりますので、そのマニフェストに沿って仕事を進めていくことが、有権者に対する責任だと思っています。なかなか難しい課題ですよね。今、地方創生と人口ビジョン、それから、そのほかにも4つの柱があります。

第1の柱は、「活力と雇用を創る」こと。

第2の柱は、これまで「アジアとつながる」と言っていましたけれども、それをさらに強く、大きくするために、「世界(の中)で輝く」熊本を創ると。そういう意味ですごく範囲が広くなって、大きくなったのかなと。きょうの熊日新聞にも載っていましたけれども、クルーズ船が70回という非常に急速度で増加しているのも、これはアジアだけでなくて、世界とつながる可能性が非常に高くなっていくと思います。

 それから、「安心と希望を実現する」。これは、2期目では「安心を実現する」ということで、より安心、安全を強調していましたけれども、やはり、子どもたちが希望を持てる活力のある熊本にしたいと。それが熊本に人を止める方向でもありますよね。

 「未来の礎を築く」こと。これは、「百年の礎を築く」と言っておりましたけれども、さらにそれを長期展望でやりたいなと思っています。

そういうことで、これに沿って、これの政策の実現、不可能に近いようなこともあるかもしれませんけれども、とにかく、それに沿って約束を守っていくというのがマニフェスト選挙であると思いますし、そのために私の約束は、有権者の方に4つの目標に沿ってやっています。その他に課題はもちろんあります。

 課題は、水俣病問題にどう対応するか、球磨川の治水(対策)をどうするか、そして、水俣病の対策、真摯に対策をしていかなければならない。

 それから、いろんな、4年間のなかで対応の政治が求められてくることも必要でしょう。災害の対応、あるいは国際スポーツ大会の対応。目標というよりも対応の政治になると思いますけどね。これは立派な対応をしていきたいなと思っています。


 知事、すみません。お尋ねしたかったのは、中身については存じ上げておりますけれども、知事の2期目のように、新しい戦略を3期目にまた作るおつもりがあるのか、それとももう作らずに、今の「地方創生県版総合戦略」でやるのか、そこをお尋ねしたい。

蒲島知事
 もちろん、マニフェストベースに戦略は作ります。


 新しい戦略を作られるんですか。

蒲島知事
 ただ、それはもうすでにできている総合戦略と、それほど乖離するものではないと思います。


 それは、ちなみにいつまでに作られるんでしょうか。

蒲島知事
 それは、私が知事になって、予算ができますから、予算の段階でそれが明確になるんじゃないですかね。


 今のご説明は、新しい「4カ年戦略」を作られるということでよろしいんですか。

蒲島知事
 マニフェストに沿った「4カ年戦略」になると思いますけれども、それは、先ほど言ったように、すでに「5カ年戦略」でやっていますので、それに沿った形になると。

 それから、私のマニフェストに沿った形になるということですので、マニフェストはあくまでマニフェストで、県の戦略はそれに沿った、方向性に沿ったものになるということですね。


 そうすると、今、すでにもう動いている「地方創生の総合戦略」と知事の新たな「4カ年戦略」とは何が違うんでしょうか。

蒲島知事
 マニフェストを見られると分りますけれども、ほぼ合致していると思いますので、それから、また新たに考えることがあれば、もちろん入りますけれども。


 そうすると、2つの戦略が必要なんでしょうか。逆にお尋ねしますけど。

蒲島知事
 2つの戦略が必要というよりも1つで良ければ1つでいいんですけど、ただ、方向性は同じですから。それが、別途改めて委員会を作るとかそういうことではなくて、すぐ動き出せるような形でやらなきゃいけないなと、このように思っています。

だから、それがマニフェストを見ていただくと分ると思いますけれども、マニフェストは約束ですから、それに向かって戦略を作ることは。

前回も、2期目も、マニフェストに沿ってすぐ戦略を作って、それに沿ってやってきましたよね。


 いえ、ですから、2期目には、そういう総合戦略みたいなものがなかったので、知事の「4カ年戦略」が理解できたんですけど、今回はすでに時間をかけて「5カ年計画」が作ってあるので、それとほぼ同じ、新しいマニフェストに沿った戦略を出す必要があるのかどうかというのをお尋ねしているんです。

蒲島知事
 それについては、また、議会とそれから予算などのいろいろなことで判断したいと思いますけれども、私はやっぱり一番優先するのはマニフェストで、有権者に約束したこと、それに沿ってこの県庁が動くこと、そのために新たな戦略が必要であれば、もちろん作らなければいけないんですけれども、それが新たに作る必要がないという、そういう判断もあるかもしれませんけれども、基本的には、やっぱり有権者の約束をベースに作ることが1番妥当ではないかなと思っています。


 作るか作らないか、今、まだ、明言しないということでよろしゅうございますか。

蒲島知事
 でも、私自身は、これは当然県庁の進むべき方向ですよね。それを県民に示して、そして、それはマニフェストにのっとったものであるということですよね。それから、総合戦略を作った後で、何か付け加えなければいけないことがあるかもしれないですよね。ちょっとまだ、今の段階では、就任したばっかりですので、次の記者会見で聞いていただければと思います。

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質疑応答

川内原発の運転差止の抗告審について・1


 川内原発の運転差し止め仮処分の申し立ての関係で、今日はもうまもなく10時半なんですけれども、福岡高裁宮崎支部の判断が出るんですが、改めてですけれども、知事として、この問題はどのように見ていらっしゃるか、結果をどのように注目していらっしゃるのかというのを所感をいただければと思うんですが。

蒲島知事
 この川内原発についての裁判所の判断ですか。


 まもなく出るんですけれども。

蒲島知事
 まだ、判断を見ていないからわかりません。


 知事はこれまでの会見とかの中でも、「九州の方がこの問題として鋭敏になっている」という「安全性に対して鋭敏になっている」というようなご発言もされているようなんですけれども、知事としてどういう視点で注目されているのか、改めてその辺をお伺いできないのかなと思います。

蒲島知事
 熊本県民の安心、安全を守るという観点から、当然、電力会社とは緊密に連絡を取って、そして、それを「安全・安心」を確保するというのが私の仕事ですから、そういう意味では常に関心というか、注視しています。

ただ、今の段階で私が裁判所の判断の出る前にコメントすることはできません。

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質疑応答

新年度を迎えて・2


 すみません。先ほど、課題として人口減少社会を挙げられたと思うんですけど、他に県政にどういう課題があるのか、先ほど水俣病とか、球磨川の治水の話をされたと思いますけど。どう対応されていくのか、改めて教えていただけますか。

蒲島知事
 はい。すでにある課題にどう対応していくかということと、これから現れるであろう課題にどう対応していくか。それに対して長期的な展望をどうするかという問題は、非常に複合的なんですよね。

 例えば、全ての課題をここで言うことはできませんけれども、1番大きな課題はTPP対応。これが、熊本県は農業県ですから、とても大事な課題になってくると思います。まだ、国会審議中ですので、何とも、どう結論付けるかわかりませんけど、いずれにしてもTPPがあってもなくても、やらなきゃいけないことは強い農業を作ることですよね。そのためにどういう方策を作るかと、TPPがもし、合意のとおりやられるとすれば、もっと大きな課題としてとらえながら、迅速に、そして10年後を見据えながらやらなきゃいけないと思っています。

水俣病の問題も、私は特措法という形で、1期目、2期目とやってきましたけれども、これはまだ続いておりますので、丁寧に、そして誠実にこの問題には対応していきたいと思っています。

それから、地域の振興も必要です。水俣市長とお話しした時も、水俣には(水俣)環境アカデミアや、それから、環境調査研修所も今度、水俣に来ますので、そういう形でそれにどう対応していくか、水俣市と一緒に連携していくかということも、大きな課題ではないですかね。水俣病に関してはね。

 それから、川辺川ダム問題については、すでに、ダムに頼らない治水を国、県、市町村とともに追求していくということでありますので、なるべくこの治水対策を急がなければいけないなと思っています。難しい課題ですけれども、これも着実にやっていかなければいけないと思っています。

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質疑応答

TPP協定について


 すいません。お触れになった中のTPPなんですが、国会での、いわゆる衆議院での審議(が開始)しましたですね、承認するかの関連法案ですけれども。

 想定されるのは、今国会中での、成立を政府のほうも目指しているんじゃないかと思うんですけれども、改めて、TPP、県でやるべき部分というのは、もちろん、さっきおっしゃられた、あってもなくてもというところだと思うんですが、国会審議に当たって、改めて、このタイミングで望むことは何でしょうか。

蒲島知事
 TPP対応については、国会審議で求めたいことは、国益に基づいて、国益が損なわれないのかどうか、(国益に)かなったものであるかどうか、それをしっかりと国会で審議して欲しいなと思っています。

私どもは、国に求めているのは生産者の痛みが最小化することと、それから、強い農林水産業を実現するために、これは、TPPがあろうがなかろうが必要なことですけれども、これ〔※強い農林水産業〕に向かっていくと。

それから、私は国難というふうにTPPを呼んでおりますけれども、10年後には、こんなはずではなかったという状況も表れますよね。

だから、国難ともいえる状況を、知事としてはチャンスに変えることもできないかという、そういう観点も必要だというふうに思っていますので、引き続いて、TPPの国会審議の状況を注視したいと思っています。

Q
 いわゆる、他国との関係性も含めて、時間的なTPPに関しては、時間軸ということも多分あると思うんですけども……。

蒲島知事
 アメリカの大統領選挙も、また関連してくるかもしれませんので、熊本だけ何かできるということではなくて、日本国としてどういうふうに判断するかということを、注視していかなければいけないと思っています。

それで、熊本が、例えば、影響を独自に試算しましたけれども、やっぱり、国の試算は甘かったんじゃないかというのが我々の結論です。なるべく影響を少なく見るんじゃなくて、広げて見ることが、そういう視点が大事だと私は思っています。

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質疑応答

新たな戦略について・2


 知事、すみません。先ほどの(質問)で、再度、大事な問題なんで確認をさせていただきたいんですけれども、これまで知事が選挙のたびごとに作られてきた「4カ年戦略」、2つありますけれども、3期目に当たってはこれを作るのか、作らないのか、検討中なのか、ちょっと明言していただきたいんですけれども。

蒲島知事
 じゃあ、この段階では検討中ということです。

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質疑応答

中学生の英語力調査について


 それと、別の質問を1つさせていただきたいんですけど、昨日、文部科学省のほうから、発表されました全国の英語力調査というのがございまして、初めての調査らしいんですけども。

熊本が中学3年生で、全国46位という、高校が3年生で全国35位という結果が示されておりました。

知事は、マニフェストの中で、英語教育日本一ということを掲げていらっしゃいますが、出鼻に当たって、大変、心もとない数字が出たと見られます。

これについての受け取めと、今後どう対応されていくかというのをお尋ねいたします。

蒲島知事
 記事を見て、早速、担当者を呼んで話を聞きました。

何がそういう数字かというのを見たところ、サンプルのとらえ方が、皆さん、あの記事だと、みんな100%の人が受けて、通った人が何%だったと、そういうふうに想像されていると思いますけれども。

 熊本県では、そうではなくて、受験した人が30%弱という低い数字だったんですね。

1位は、多分、秋田県だったと思いますけれども〔※正確には千葉県〕、96%の人が受けている。通った人が何%というそういうとらえ方をすると、受けた人が少ないので、当然下になるんじゃないでしょうかね。

そういう観点から見ると、もう少し、順位というのは分析が必要ではないかなと思っています。

 私もマニフェストでは、「英語教育日本一」ということを言っておりますので、これも含めて、再度、教員の英語力、幸い教員の英語力は、随分日本一の伸びを示しておりますので、教員の英語力はまず上がって、それが子どもたちに波及するという、そういうシナリオも考えられるんじゃないかと思います。

今言ったサンプル数の少なさと、教員の英語力の向上が日本一に伸びたということでありますので、そういうことをプラスにとらえながら、「英語教育日本一」を目指して頑張りたいと思っています。

Q
 サンプルの多い少ないは順位には直接関連しないと思うんですけれども。

 多ければ順位が上がる、少なければ順位が下がるという話ではないと思いますけれども。

蒲島知事
 そうではなくて、90%受けたとしますよね。そして、英検の3級程度ですかね、これ。英検の3級程度の力があるのはどのくらいかといって、90%受ければ、当然受かった人は高くなりますよね。全員が受ければ。例えば、30%しか受けていなければ、それは最高いっても30%でしょう。そういうとらえ方でいいですかね。

(事務局)
 義務教育課でございます。一応、各都道府県の報告におきましては、英検3級以上、または同等の力を持つというところとでの実数で、今、知事がおっしゃられましたように受験者数に3倍近い開きではありましたけれども、引き続きこの英語教育につきましては、努力して、教員の指導力と子どもたちの英語力向上に取り組んで参りたいと思っております。

 これでよろしいですか。

蒲島知事
 いいですか。当然ですよ。例えば100人全部受けたら、受かった人は、そのパーセント上がりますよね。

ただ、30%弱しか受けなければ、それ以上はいきませんから。受かった人の数はね。そのうちの何%が通ったと言うならわかるけど、そうじゃなくて、そういう取り方だと、正確にとらえてないということですよね。

(事務局)
 知事、この問題は、昨日でしたかね、読売に載っていますけど、今の現状と課題はもうちょっと検証したうえで、今後の方針を出したいと思っています。

例えば、受験者が少ないのはなぜ少ないのか、ここも含めてしっかり突き詰めていって、今後の政策に生かしていきたいと思います。現段階ではこれでよろしいでしょうか。

蒲島知事
 だから、ちょうど3期目のスタート点でこの問題が出たので、よりしっかりと「英語教育全国一」を目指して頑張ると。きっかけになったということでもありますので頑張ります。

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質疑応答

新たな戦略について・3


 すみません、知事。また、ちょっと話が戻るんですけれども、先ほど、作成するかどうかを検討中とおっしゃった、新たな「4カ年戦略」で、その戦略と、もし作るのであれば、その新しい「4カ年戦略」と、選挙の前から作ってらっしゃった「地方創生のための5カ年計画」、期間がかぶりますけれども、もし、作るとしたら、その「4カ年戦略」は何が違うものになっていくんですか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 基本的には同じですよね。マニフェストを見たら分かりますけれども。

私のマニフェストは、これまでの「4カ年戦略」新しい戦略に基づいて、書かれておりますので、当然その通りに、ただ、それを3期目に当たって、新たな衣替えをした形で出すかどうかということは、まだ、ここでは検討中ということで、まだ就任もしていないので。


 そうですね。それは何て言いますか、やはり、有権者にマニフェストを示して、選挙を経た上でということで、やはり「4カ年戦略」という形で作るべきだというお考えなんですか。もし、作るとすれば。

蒲島知事
 それが、有権者に対する約束で、マニフェストは約束ですから、でも、マニフェストはあくまで選挙の時に示したもので、実際に100%その通りに文言通りになっているかどうか、それは2期目もそうでしたよね。

だから、そこのところは、ちょっと多分、そのマニフェストどおりが、県庁が進むべき方向と100%同じとは言えないでしょう。それから、前のマニフェストと総合戦略、みんな県民一体となって作った、そういうものも全部同じかというとそうではない、方向性は同じですよね。文言まで同じとは限らない。だから、そういう意味では、新たな4カ年戦略をそういう形で、同じ方向だけれども、作るかどうかは、ちょっと、きょうの段階では検討中ということで、させていただいて。


 と言うことは、総合戦略に含まれていない、新たな部分は付け加える可能性もあるということですかね。

蒲島知事
 可能性は、マニフェストについても入っていると思います。だから、そういうことを踏まえなければいけないので。同じ方向だけれども、小さなところでは、やっぱり、新たに、選挙の時に、大事な争点も出てきました。

だから、それも含めて、それに入れるかどうかということも検討しなければいけないので、それについては3期目が始まった時に。


 作るかどうかは検討中ということですね。

蒲島知事
 今日の段階ではね。

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質疑応答

川内原発の運転差止の抗告審について・2


 すみません。今、一報入ったんですけれども、川内原発運転開始を認められなかったということなんですけれども、実際その辺について、認められなかったということに対してどういうふうに。

蒲島知事
 この段階でちょっと私自身、報道をきちんと分析できませんので、ちょっとそのコメントは差し控えさせてください。

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質疑応答

知事の政治スタンスについて


 すみません。ちょっと、話は変わって知事の政治スタンスというかその辺についてお尋ねしたいんですけど。

まず、1点が、ちょっと知事選の期間とちょっと少し重なっていたんで、それについて、直接コメントを伺うことがなかったんですが、民主党と維新の党が基本的に合流する形なんですが、民進党が発足して、今週末には熊本でも正式な、いわゆる中央組織が結成されるというような動きになっているんですが、この民進党の結成の動きに対して期待されること、注文その辺はいかがでしょうか。

蒲島知事
 はい、民進党が新たな形で民主党から、それと維新の党が一緒になって、民進党ができたという意味では、政権交代可能な政党を目指した動きではないかなと思いますので、民進党にも頑張って欲しいなと思っています。


 それと、もう1点なんですが、知事選の期間中というか、知事選の前だったかと思いますが、いわゆる県政報告会を知事選に向けて、各地で、知事が開かれている中で、今度の参議院に出馬される立候補予定者の方も同席するようなことが何回かあったと思いますので、その際に、出席された自民党現職の方だったんですが、知事のほうから、7月に選挙を控えられていることを触れられた上で「ぜひ、みなさんも応援していただきたいと思う」というような発言を、知事のほうからなさっていたと私は記憶しているんですが、改めて参議院選挙に向けて特定の候補者の方を応援する意図があるのかどうか、その発言の真意を含めてお願いします。

蒲島知事
 特定の方を応援するということは、これまでもやってきませんでした。特に、今回は、連合のほうも、当時、民主党、今、民進党の県議の方々、県職労働組合それから自治労、様々な方から応援していただいて、それは知事選は知事選、それから参議院選は参議院選という一画、それを一緒にしないというのが、今回の選挙戦でありましたので、そういう形で今後とも対応していきたいなと思っています。

(幹事社)
 時間になりましたが、他にどうしても質問したいという方はいらっしゃいますか。

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質疑応答

川内原発の運転差止の抗告審について・3


 知事から、ぜひ、川内原発のことに関しては、内容を分析された上でコメントを、後でいただければと思います。

蒲島知事
 ちょっと私が、すぐ出かけなければいけないので、それについては対応できるようにいたします。

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