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平成24年 4月18日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006802 更新日:2012年4月18日更新

知事定例記者会見

日時:平成24年4月18日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

会見録

知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

発表項目

質疑応答

試食

 くまもとの「安全・安心な馬刺し」の試食

(幹事社)
 おはようございます。

蒲島知事
 おはようございます。

(幹事社)
 それでは知事の方から、発表をお願いします。

 説明用スライド(PDFファイル:3.1MB)

発表項目

水俣病被害者救済制度の広報について

 報道資料:水俣病被害者救済制度の広報について(PDFファイル:78KB)

蒲島知事

コメントする蒲島知事の写真

 はい、今日は3つのコメントがあります。

 まず、特措法に基づく救済について、県が今後予定している広報内容についてお知らせいたします。

 パワーポイントに、今示されておりますけれども、テレビ・コマーシャル、ラジオ・コマーシャルなど、様々な広報媒体を使いながら、これから周知に努めて参りたいと思っています。特にテレビ・コマーシャルについては、私自身が出演し、救済の申請を呼びかけて参る予定であります。

 各報道機関におかれましても、周知へのご協力をお願いしたいと思います。

発表項目

「幸せ実感くまもと4カ年戦略」(案)の県政パブリック・コメント手続の実施について

 報道資料:「幸せ実感くまもと4カ年戦略」(案)の県政パブリック・コメント手続を実施します(PDFファイル:78KB)

 2つ目は、新しい4カ年戦略の案についてであります。

 1期目の「くまもとの夢4カ年戦略」の成果と課題、社会情勢の変化、また、先の知事選での私のマニフェストを踏まえ、蒲島県政2期目4カ年の取組みの基本方針となる「幸せ実感くまもと4カ年戦略」の策定に向け、現在作業を進めております。

 今回、これまでの検討内容を案として取りまとめました。その案について、パブリック・コメントを実施し、広く県民の皆様の意見を募集したいと思っております。募集期間は4月19日から5月18日までの30日間で、県庁ホームページをはじめ、各地域振興局などで閲覧することができます。

 県民の皆様からのご意見をお待ちしております。

発表項目

くまもとの「安全・安心な馬刺し」の消費拡大について

 くまもとの「安全・安心な馬刺し」消費拡大シンポジウム(PDFファイル:235KB)

 3つ目は、くまもとの「安全・安心な馬刺し」の消費拡大についてであります。

 馬刺しは本県を代表するブランド品でありますが、近年の景気低迷や昨年の生肉の食中毒事件の影響による消費量の減少という逆風の中にあります。これを、県を挙げて打開することが大変重要であると考えております。

 このような認識のもと、今年2月に県と食肉処理業者、食肉販売店の方々が一体となって、熊本県馬刺し安全・安心推進協議会を設立いたしました。この協議会は熊本の貴重なブランド品である馬刺しを消費者の皆様に安全にお届けし、安心して食べていただくための取組みを進めることを目的に、きちんと冷凍処理された馬刺しには安全・安心の認証シールを貼って商品を提供するなど、具体的な取組みを進めています。県ではこのような取組みを支援するため、冷凍処理に必要な冷凍機器等を購入する際の補助制度を設けました。

 また、4月27日にはメルパルク熊本において、協議会との共催で、馬刺しの消費拡大に向けたシンポジウムを開催いたします。

 一部には、「冷凍すると味が落ちるのではないか?」というご意見もございますが、きちんと冷凍し、きちんと解凍した馬刺しについては、決してそんなことはありません。安心してご堪能いただきたいと思います。

 本日は、皆さんの前に馬刺しを用意させていただきました。皆さんもどうぞ試食してみてください。

 以上が私からのコメントであります。

質疑応答

水俣病認定申請棄却処分取消等請求訴訟大阪高裁判決について

幹事社)

 ありがとうございます。幹事社から1つずつ、計2つ質問をします。1つ目が、4月12日の水俣病の関係で、大阪高裁で判決がありましたけれども、当初は判決文をもうちょっと読んでからコメントをしたいということでしたので、改めて知事としての受け止めをお聞かせください。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 はい。私もその後、判決要旨、骨子については、読ませていただきましたし、それから300頁に及ぶ判決文も目を通しました。それから担当部局の方からも、ポイントについて説明を受けています。

 それを踏まえた感想でありますけれども、原判決を取り消すというものでありますので、これまでの私どもの申し上げてきたことについて、ご理解をいただけたものと考えています。

 ただ、判決内容の詳しい感想とかそういうことについては、先方が上告されるというように聞いており、今後の訴訟活動にも影響しますので、それについてはコメントを控えさせていただきたいと思います。

質疑応答

「福岡都市州」構想について

(幹事社)
 同じく幹事社のRKKです。福岡市が周辺の8市8町を含めて9市8町で、「福岡都市州」というものをまちづくりのあり方の選択肢の1つということで、構想を練って、検討に入ったということです。これについての知事の受け止めをお聞かせください。

蒲島知事
 私は、前から道州制を推進すべきだということをずっと言って参りましたし、そういう意味では道州制の議論が進むことは歓迎いたしております。

 道州制を進めるに当たってさまざまな考え方、あるいはそれについての議論が展開されることは歓迎すべきものだと考えています。

 ただ、これがどういうふうな形で落ちつくか、私は九州府、あるいは九州が一体となるという考え方でありますので、そのようなイメージを考えていますが、それぞれの方々、あるいは都市の方々が様々なイメージで議論されることは、この道州制度の議論に弾みがつくという意味ではいいことではないかと思っています。

(幹事社)
 道州制の中から福岡市が単独で抜けてしまうというような見方はできないですか。

蒲島知事
 まず道州制が早くできる、それが前提だと思いますので、いずれにしてもこのような議論の中で、道州制へ進むことが私は大切だと思っています。

 そういう意味では、その中でいろんな議論、私の議論は九州府が一つになってその中で熊本を州都にしたいというそういう思いがありますし、あるいは様々な方々の違う思いがあると思いますので、そういう議論の中で、道州制の議論がさらに展開するということについては歓迎すべきものだと思っています。

質疑応答

「道州制推進知事・指定都市市長連合」について

幹事社
 各社さん、どうぞ。

Q
 知事、よろしいですか。今の道州制の関連で、岡山の知事なんかが中心になって、道州制の首長連合の動きがあると思うんですけども、これについてのお考えをお聞かせください。

蒲島知事
 私も先ほどから言っていますように道州制については賛成でありますので、それに参加をしています。ただ残念ながら、最初の会合の日は(別の)公務があって行くことができませんので、副知事が参加します。

 こういう形で道州制の議論が全国的に広がること、これが重要だと思っています。

 この道州制の議論については、私は自民党、民主党、他の政党とも積極的にこれから政治課題として取り上げていかれるのではないかと思っていますので、選挙のマニフエストの中でもきっと述べられるのではないかと思っています。

質疑応答

「州都構想」について

Q
 関連してなんですが、今度示された新4カ年戦略の中でも、知事は将来の州都に向けた構想作りを進めていきたいということで、示されていると思うのですが、具体的にどういうふうに州都に向けてということで、取組みを進めていかれるのか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 マニフェストに述べたように、「百年の礎を築く」と。そのために「州都構想」を行いたいということを述べています。まずは「州都構想」に関する有識者会議のようなものを結成して、その中で議論を展開していきたいと思っています。

Q
 具体的にはいつ頃にそういうふうな会議を設けたりとか、あと構成メンバーについてどういうふうな…。

蒲島知事
 具体的に何日ということは決めておりませんけれども、私は、全てこういうものは早く着手すべきであると思っていますので、近く、期日を含めて皆さんにお示しできると思います。そんな遠い時期ではありません。

質疑応答

水俣病認定申請棄却処分取消等請求訴訟大阪高裁判決について・2

Q
 よろしいですか。12日の判決に関して2点お尋ねなんですが、判決は52年判断条件の妥当性を認めつつ、一方では、これまでの運用ですね、52年判断条件(の組合せ)だけで判断してきたのではないかということで、これまでの運用を改めるべきだという指摘をしました。まず、これをどう受け止めておられるか。それから2点目は、改めるべきだという判決に対してどう対応されていくのか。

蒲島知事
 私どもは、運用については適正に行われていると考えています。それで、公健法の解釈運用については、これまで同様に国と協議して参りますけれども、私のコメントは、今のように「運用は適正に行われている」と考えているということです。

Q
 改めるお考えはないということですね。

蒲島知事
 はい。

Q
 一方で、患者団体さんから、2つの高裁、福岡高裁と大阪高裁では全く違う判決が出て、最高裁に上っているので、現時点で認定審査を続けるのは適当ではないのではないかという要望も出ていますけれども、その点については、しばらく延期するとか、休止するというお考えはないということですか。

蒲島知事
 これまでどおり、進めさせていただきたいと思っています。

質疑応答

尖閣諸島購入問題について

Q
 知事、よろしいですか。

蒲島知事
 はい。

Q
 石原都知事が、尖閣諸島に関して、東京都として購入したいというような意向を出されました。それを受けて、官房長官は、国が購入することも考えてもいいというような趣旨の発言をされています。この問題を知事はどのようにお受け止めになられたか、教えてください。

蒲島知事
 尖閣諸島問題、これは極めて国の外交問題であります。これは国において責任ある対応がなされるべきであると思いますので、それぞれの個人や団体の発言、あるいは対応についてコメントする立場にありません。

Q
 よろしいですか。しつこいようですけども、都知事がどう言ったかとかではなくて、知事としてのお考えはどうですか。もちろん、お立場が所管するところではないですけれども、尖閣諸島問題をどのようにしたらいいかとか、その辺のお考えがもしあれば。

蒲島知事
 個人の立場で答える席ではありませんので、熊本県知事としての答でありますから、私は、今言ったようにこれは外交問題でありますし、国において責任ある対応をなされるべきだと考えております。そういう意味では、ここではコメントをすることはありません。

質疑応答

水俣病認定申請棄却処分取消等請求訴訟大阪高裁判決について・3

Q
 知事、ごめんなさい、こっちもしつこいようなんですけど、52年判断条件は適正に見直されて来たと、おっしゃいましたけれども、どういうところから適正というふうに知事は判断されているのでしょうか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 適正でなかったということですか。

 ちょっと意味がよくわかりませんけれども、先ほど言いましたように、我々は総合的に、これまでも症候の組み合わせに当たらない場合においても疫学的な要件を考慮しながら総合的に審査していただいておりますし、そういう意味では、運用については適正に行われていると思っています。

Q
 それは1977年に今の判断条件が示されて、症候の組み合わせを満たさなくても認定されたケースが4例だったとしても、適正だと。

蒲島知事
 何度も繰り返しますけれども、その運用については適正に行われていると考えています。

質疑応答

災害廃棄物の広域処理について

Q
 知事、震災のがれきの件なんですが、先月の会見で国の方から説明を求めたいということがありました。この間なんですが、例えば大分県などは独自の指針をつくって市町村に呼びかけたりとか、全国的に少しずつ動き始めているところがあるんですね。この1カ月間で知事の中での、熊本県の中での進捗というのはどういう状況でしょうか。

蒲島知事
 これは市町村の判断がとても大事だと思っています。上からこうすべきだという、そういう問題ではないと思っておりますので、国に対してはまだ…。

 多くの方々が何かしたいという気持ちはあるんですよね。それと同時に不安感があると。それを払拭していただきたいということで説明会を(するように要望しました。)まだそれについての対応はありませんけれども、何かそういう市町村からの疑問なり、あるいは対応があればそれに答えたいと思っておりますけれども、県として独自の受けるべきかどうかという判断はすべきではないと思っております。

Q
 前回から状況は変わっていないということですか。

蒲島知事
 はい、そうです。

(廃棄物対策課長)
 先ほどの震災がれきの件ですけども、もう公表してありますからご承知とは思いますけれども、4月の25日に国から説明会が開かれます。

質疑応答

水俣病認定申請棄却処分取消等請求訴訟大阪高裁判決について・4

Q
 知事、しつこいですが、また水俣の判決なんですけども、判決文のなかに従前の実務の現実の運用は改められなければならず、という、明確にそこに指摘してあるんですが、それはどのようにお受け止めになっておられますか。

蒲島知事
 もう一度、すみません。

Q
 従前の実務の現実の運用は改められなければならず、234頁です、判決文の。ここで明確にストレートに言われているんですが、それはどうお受け止めなのか。

蒲島知事
 この問題について、先ほどから繰り返しておりますけれども、我々としては運用は適正に行われていると考えております。

Q
 重ねて同じ質問なんですが、今回も改めなければならないということも書かれておりますし、県の敗訴をした福岡高裁でも今までの運用で漏れてきた人がいるというようなことも言っていて、結果は大きく異なりましたけれども、明らかに2つの高裁レベルで運用はおかしいと裁判所が言っていても、運用は正しかったといえる根拠というのはどこにあるのでしょうか。

蒲島知事
 繰り返しますけれども、では、すみません。

(環境生活部長)
 ちょっと申し上げます。先ほどご質問がありましたように、特に、改めなくてはならないということで、具体的に今回の判決の中では示されてはおりません。

 それと運用的には、先ほど熊日さんからもお話がありましたように、これまで我々があたった中でも、4例は総合的な検討の中でなされてきたということになっておりますので、そういうことを判決の中で、私どもとしても裁判の中で主張して参りましたし、その後については総合的な検討ができたものと我々としては考えております。

 先ほども知事から話がありましたように、これは相手方も上告を決断されておりますので、今後の裁判活動の中で影響を与えるということで、詳細な部分についてはコメントは知事の方からも控えさせていただいています。以上でございます。よろしくお願いします。

Q
 知事、では確認なんですけれども、先ほど認定審査会の休止というか、しばらく見合わせた方がいいんではないかという質問がありましたが、それに対して知事は、これまでどおり進めていくと、それは今の話どおり、県としては適正に審査というか、運用されているという立場に立っているということで、これからも進めていくというお考えということなんですね。

蒲島知事
 はい。

Q
 関連して、すみません。福岡高裁も大阪高裁もそれぞれが上告の申し立てをする方針で、最高裁で今後争われていくとは思うんですけども、判決がどう出るか五分五分の可能性がある中で審査を進めて、仮に最高裁で、運用をまた否定するような判決が出た場合に、この間に認定審査で棄却された人たちという部分の扱いがかなり難しくなってくると思うんですけれども、それでも中止はしないということですか。

蒲島知事
 最高裁でどのような判断ができるか、それを予測しながらこの問題に対処していくということはありません。それは両方から上告して、その決断はいずれ出てきますけれども、我々としてはそれまで停滞することなく進めていきたいと思っています。

Q
 停滞することなく進めていくというのは、被害者の早期の救済という観点からということになるんですか。

蒲島知事
 そういうことですね。

質疑応答

教育委員会委員の任命について

Q
 ちょっと話を変えていいですか。

蒲島知事
 はい。

Q
 明日臨時議会がありまして、教育長人事の議案が上がっていると思います。

 ちょうどタイミングがこういう前日なので、今回、教育長に、教育委員という形ですけども、田崎人事委員会事務局長を選ばれたと思いますが、その田崎さんを選ばれたというか、どういう手腕に期待をしているとか、新しい教育長について何を求めるとか、その辺をお聞かせください。

蒲島知事
 もっとも適当な方を選んだということであります。それは明日の臨時県議会に提案予定でありますので、議会でまた判断されると思いますけれども、それ以上は言いようがありませんけれども。

Q
 今後4年間…。

蒲島知事
 それからもう一つは、田崎さんの場合は、教育委員会での勤務実績も、例えば(学校)人事課長もされておりますので、最適の人材であるという判断をいたしました。

Q
 よく教育問題になると、これまで4年間知事は、ある一定のところまでおっしゃいますけれども、それ以上は、いわゆる教育委員会がやることだからという、そういう言い方をよくされるんですけど、今回新たに田崎さんを教育長にされて、連携とか、知事との連携であるとか、この4年間知事がマニフェストにいろんな教育のことも書かれていますけれども、そういうのを一緒に推進していくとか、どういうところに期待をされているのか、その辺はちょっと伺いたい。

蒲島知事
 教育はもっとも大事な、特に「百年の礎を築く」うえでも大事なポイントであります。そういう意味で教育長になられる方というのはそれもよく理解されて、そして教育行政に邁進される方、そして最も適切な方を県内全域あるいは全国的にもそうですけども、その中から選んだ人事だと思っています。

 そしてそれは、明日臨時県議会で提案いたしますけれども、その議会で再度検討されるものだと思っております。

質疑応答

道州制の州都を目指すことについて

Q
 道州制の件でお伺いしたいんですけども、道州制の構想が進んでいるということですが、一般の県民の方にとっては、なかなか実感というのが湧かないというのが現実だと思うんですけども、道州制になって、熊本県、熊本が州都になったら、熊本にとって何がいいのか、また一般県民にとって、生活的にどんなメリットがあるのかというのを改めて教えていただきたいんですが。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 はい。この問題については選挙期間中も、それからその後についてもずっと皆さんに説明し続けておりますけれども、熊本市が政令市になり、そして州都を目指すことによって熊本全体の活力、あるいは夢、品格、そういうものが伸ばせるのではないかと思っています。

 だから、福岡は福岡でまた様々な考え方があるでしょうし、あるいは他の県も自分のところが州都になるべきだという、そういう議論もたくさんあります。それぞれがそういう議論を展開することによって道州制の議論に火が付き、そしてそれぞれの都市がそれぞれのレベルアップを図りながら、政治が進むことによって九州全体のレベルアップにつながるものではないかと思っています。私は、熊本が州都になるべきだという、そういう夢を共有することによって、熊本の発展に尽くしたいと思っております。

 私は、新幹線全線開業と政令市、これをホップ、ステップ(として)、そしてジャンプが州都を目指すと。だから、「州都構想」というものを私の第2期目のマニフェストの中心部分に挙げたのはそういうことであります。これから4年間、その州都を目指すために熊本のレベルアップを図っていく、そういうふうに思っています。

Q
 道州制というのは熊本にとっていいというのは分かるんですけども、州都になった場合ですね、九州全体としては、どんなふうに…。

蒲島知事
 だから先ほど言ったように、熊本は熊本でそういうことを考えるし、例えば大分市も州都を目指しております。そして、それが道州制の中にどのような立ち位置を持っていくかということを考える、それが私はそれぞれの県にとってのレベルアップ、九州全体にとってのレベルアップになっていくと思っています。

 そういう意味では、福岡(都市)州の考え方、それもそういう議論に火が付いて、そして都市とはどういうものであるべきか、そして都市と大都市とそれ以外の市町村との関係はどうあるべきかと(いったこと)。昨日も(県南地域活性化)シンポジウムに出ましたけれども、県南の地域の発展のためには、熊本市の政令市移行をどう生かしていくか、あるいはこれをどう波及させていくかという話を首長さんと一緒にシンポジウムで話し合いましたけれども、そういうきっかけにもなっていくのではないかと思っています。

 そういう自分たちの立ち位置なり、自分たちの将来なり、あるいは自分の県の将来なり、そういうことを、改めてこれを機会に考え直すということが私はとても大事だと思っています。

 いずれこの道州制の議論は国政レベルでも展開されると思っています。

 そして、そのためにも早くから議論しておく、用意しておく、というのが私の考え方でありますので、2期目では州都を目指してその構想を練ると、そういうふうに考えてマニフェストに示した次第であります。

質疑応答

タイ王国インラック首相の来熊について

Q
 タイの首相が22日に新幹線で熊本にお見えになって、「あそぼーい!」に乗られるという機会がぽっと出てきたみたいなんですけど、そういう機会を捉えて知事もそこには立ち会われてご案内役をされるかと思うんですが…。

蒲島知事
 はい、タイという国はとても親日的でありますし、私もタイには何度も行ったことがあります。そういう意味では、首相は政治学を学ばれた方でもありますのでとても親しみを感じています。そういう方が九州新幹線で熊本を訪れられるというのはとても素晴らしい機会だと思っておりますので、大歓迎したいと思っています。

 それから私もそこで話題にしたいのは、ちょうどタイの東京都に当たるものがバンコク州だと思いますけれども、バンコク州の知事が私とかつて一緒に本を書いた仲でもありますので、そういう意味ではその話題も話しながら、多分、両方とも王族でありますので、近い関係ではないかと思いますから、熊本を印象付けてタイとの友好関係を結びたいなと思っております。

質疑応答

「福岡都市州」構想について・2

Q
 知事、すみません、福岡の都市州の話をもう一回。歓迎をなさるという言葉が、いま一つしっくりこないんですけど、知事が考えてらっしゃる道州制のお考えと、福岡市が考えよう、検討しようとしているものというのは異種のものではない…。

蒲島知事
 同じものではありません。ただ、議論、その前ですからね。道州制になる前の議論で、そしていろんなアイデアが出てきたりいろんな議論が出てくることは歓迎しますけれども、私自身は九州は一体となってその中に一つの州都がある、そういうイメージですよね。

 そして、福岡がニューヨークであれば、熊本はワシントンD.C.の役割を果たしたらいいなと思っていますし、そこの都市の差が、どっちがいい、どっちが悪いという訳ではありません。ただ、そういう特色を生かした役割分担があるのではないかと思っています。

 そういう意味では、私のイメージと福岡都市州のイメージとはちょっと違いますが、ただ、(道州制の議論が本格化する)その前の議論ですから、いろんな議論があっても然るべきだと思っています。

 それを歓迎するという意味では、そういう議論をとおして道州制に対する関心が高まるという意味での歓迎です。

Q
 結果的に知事のイメージを阻害するものになるかもしれないし、反対にイメージを膨らませるものになるかもしれないということですか。

蒲島知事
 今はいろんな議論が出る、そういう段階ではないでしょうかね。

 だから私の州都構想も一つの議論であって、熊本ではそれは当然みたいですけども、よそから見たらそうではないかもしれないし歓迎されないかもしれない。

 でもいろんな議論が出て、そして道州制になった時にすぐ対応できるようなそういう体制が必要なのかなと私は思っています。

質疑応答

エネルギー及び原発再稼動問題について

Q
 すみません。エネルギー問題について伺いたいんですが、担当部署で再生可能エネルギー、これについての研究を始められているということですが、知事としての構想、どういった面が課題があって、どういう問題があるのかという意識をもってらっしゃるのかお伺いしたい。

蒲島知事
 私は、原発事故の後で、これまでもずっと新しいエネルギー体制というのは考えておりましたけれども、さらに再生可能なエネルギーの重要性が高まってきたのではないかと思っています。

 だから、これまでも家庭用の太陽光(発電)の普及率全国一を目指してきましたけれども、全国2位になりましたが、そういう意味では熊本県はずっと前から取り組んでいたんですね。それをさらに進めていくというのが1つ、それから2番めに大事なのは、新しいエネルギーを創出するだけではなくて、省エネルギーも必要ではないかという観点ですね。だから新たなエネルギーの展開と、それから省エネルギーの徹底、この2つに重要な役割があると思っております。

 これまでも取り組んできましたが、2期目で、さらにやりたいと思っているのは、熊本はハウス園芸〔※施設園芸のこと〕が日本一盛んなところであります。ハウス園芸〔※園芸用ハウスのこと〕の加熱〔※正しくは加温〕というのは、今重油を使ってやっておりますけれども、重油を使うとかなり外的な変動にさらされてしまいます。(重油の)値段が高くなったり変わったり、そしてこれから火力発電の方でもそれが使われるようになっていくと、より競争が厳しくなって値段が上がっていくかもしれない。そこに木質のバイオマスを使うことによって間伐材を利用した加熱〔※正しくは加温〕、そしたら空気を汚さないというストーリー性もありますので、そのような形で農業におけるエネルギーの使い方、そういうものを含めながらこの問題に対処していきたいと思っています。

 だから今までも一期目でもこの問題についてはしてきましたけれども、さらに展開していきたいというのが今の私の立場であります。

Q
 その際に、九電との関係とか、国との関係という課題が出てくるかと思うんですけど、例えば電気の買い取りの問題ですとか、そういった課題についてはどう思われるでしょうか。

蒲島知事
 再生可能なエネルギーについては、全国的な動向がどうあるかは9月ぐらいには大体の方向が出ると思いますけれども、私どもはその前に、県でできることはやるという考え方であります。だから国の方向が出るまで待つというのではなくて、県としてどういうふうにエネルギー問題に取り組むかということを、この段階で示すことができたことを大変知事としては誇りに思っています。大体、国の方向が出るまで待つとか、そういうのが行政では多いんですけれども、そういうことではなくて、県として今何ができるかということを示したと。もうパブリックコメントに出てますか。

(エネルギー政策課)
 まだ、かけておりません。

蒲島知事
 まだですか。いつですか。

(エネルギー政策課)
 議会の…。

蒲島知事
 ああ、そうですか。案ができたということですね。

Q
 確認ですけども、知事は原発の再稼働問題はどう考えておられますか。

蒲島知事
 原発を全廃するという選択肢は無いのではないかと思っています。ただ、これから原発をもう造ることは今の段階ではできないだろうと思っておりますので、自然に代替エネルギーによって変えていく、そういうプロセスがこれから進むのではないかと思っています。

(幹事社)
 よろしいでしょうか。

蒲島知事
 はい。

(幹事社)
 ありがとうございました。

試食

くまもとの「安全・安心な馬刺し」の試食

蒲島知事
 では、ちょっとすみません。馬刺しを食べさせてください。

馬刺しを試食する蒲島知事の写真

(事務局)
 (記者に向かって)どうぞ、皆さんも食べてください。せっかくですから。

蒲島知事
 これは当然、冷凍したものですよね。

(商工政策課)
 はい。

蒲島知事
 美味しい。これは、いい馬刺しですね。美味しいです。これは、馬刺しの宣伝になるのかな。

馬刺しを試食する蒲島知事の写真

(政策審議監)
 安全宣言です。

(商工政策課)
 皆さんの前にお出ししていますものは、きちんとした冷凍・解凍の下用意させていただいております。

蒲島知事
 これは、きちっとした解凍ですね。

(商工政策課)
 その辺は、シンポジウムで4月27日に詳しくご紹介させていただきますので、よろしくお願いします。

蒲島知事
 これは、解凍をきちんとすると汁〔※ドリップ〕が出ないのね。

(商工政策課)
 たいへん美味しい馬刺しです。

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