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平成26年仕事始め式知事訓辞

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006661 更新日:2020年8月1日更新

 みなさん、明けましておめでとうございます。
 今日は寒かったので、ショートバージョンでいこうと思いましたけれども、ここに来ましたらとても暖かくなりましたので、中バージョンでいきたいと思っています。
 まず、今日はとてもおめでたい話からしたいと思います。私は毎年、県民を代表して新年のおみくじを引いております。去年は1番の大吉のとおり、勢いのある素晴らしい年ではなかったかと思います。
 特に10月には、「全国豊かな海づくり大会」、また、「水銀に関する水俣条約外交会議」が開かれました。これらの大きな会議を開くためには、県庁の職員の皆様は大変なご努力をされたことと思います。その成果もあって、私は大成功であったと思っております。それを含めて去年は、新4カ年戦略の加速化も進みましたので、「勢い」のある年であったと思っています。
 では、今年のおみくじはどうであったかと言いますと、第22番の大吉であります。そして、「すべてのこれまでの努力が実る年である」という、素晴らしい大吉でありましたので、私が引いた大吉のおみくじを信じて、皆さんと一緒に、今年も素晴らしい年になるように頑張りたいと思っております。
 とりわけ今年は、私の2期目の折り返し点でもあり、4月で任期3年目に入ります。
 そこで、新4カ年戦略の「加速化」をぜひ進めてほしいと思っています。“4カ年”戦略ですから、4カ年で終わらないといけません。そのためには、これまでもだいぶん進んでおりますが、更なる「加速化」を進めてほしいと、このように思っています。
 もう一つは、「見える化」です。県民にとっては、成果がどのように見えるかということがとても大事でありますので、皆さんがどれほど頑張っても、成果が見えなければ、県民の理解を得ることはできません。例えば、かつて1兆1千億円に迫ろうとしていた通常県債残高が1兆円を切った、くまモンの過去2年間の経済効果が日銀熊本支店の試算によると1,244億円あった、あるいは認知症サポーターの人口に占める割合は4年連続日本一であった、さらには、本県の生産農業所得が九州1位、全国4位になった、このような成果の「見える化」をぜひ進めてほしいと思っています。
 3番目は、「核心を突く」取組みです。新4カ年戦略には様々な目的があります。「活力を創る」「アジアとつながる」「安心を実現する」「百年の礎を築く」、このような目的があるわけですけれども、県の予算と人員には限りがあります。そこで、取組みに対して、「核心を突く」ような取組みをしていただきたいと思っています。ここを突けばきっと、この4つの目的により迫ることができるのではないか、そのようなことを皆さんに考えていただきたいと思っています。
 そのような思いを込めて、今日は皆さんに、「加速化」と「成果の見える化」、そして「核心を突く取組み」をお願いしたいと思っています。
 次は、行政のパラダイムシフトです。
 これまでの行政は、管理、指導あるいは規制、そのようなものが一般的な概念であったわけです。しかし、蒲島県政では、そのような従来の行政ではなく、県民の幸福量の最大化、これを目的としたい。そのためには、行政の概念には馴染まないかも知れませんが、皿を割ることを恐れないでほしいと思います。たくさん皿を洗う人はたくさん皿を割ってもいいんです。そのように失敗を恐れずにチャレンジすることによって県民の幸福量を最大化しようと。そして、そのような県庁風土をぜひ、熊本県で作りたいと思っています。
 それから、「第2のくまモン」についてです。くまモンは、様々な形で県民の幸福量に貢献しています。経済的な効果、あるいは県民の誇り、また安心安全、そして県民の夢。これら様々な面において、くまモンは県民を幸福にしています。ですから、マスコットやゆるキャラを作るのではなく、くまモンのような効果的な政策をぜひ探してほしいと思います。これが、「第2のくまモン」であります。
 私は、2020年までは景気が回復していく、いい時代に入っていくのではないかと思っています。ただ、2020年の東京オリンピックが終わったあと、日本がどのようになるかということを今から考えておかなければならないと思っています。
 そのために、新4カ年戦略の目的の一つである「百年の礎を築く」、このことを常に考えながら県政を行っていくことが大事ではないかと思っています。
 たとえば、道州制がいつ実現するか分かりませんけれども、実現した時に州都を考えても遅すぎるんです。ですから、いつ道州制が実現しても、すぐ州都に手を挙げられるよう、今のうちから州都の構想を進めておく。州都を考えることによって、百年先の熊本を考えることができる。州都を考えることによって、熊本のレベルアップを目指すことができる。私はそういう意味では、州都は大きな夢であるけれども、州都を目指すことが熊本県政にとってはとても大事だと思っています。
 ですから、道州制が今年中には実現できそうもないなと思っても、今年も州都について考えていきたいと思っています。
 それから、「百年の礎を築く」の中の「知の集積」です。これは社会における知の集積もそうですけれども、企業の研究開発部門を熊本に誘致するという意味での知の集積が大事だと考えています。このことが、東京オリンピックが終わったあとでも、熊本が発展する礎になるのではないかと思っています。
 そして、これまでも言ってきました加藤・細川の歴史と文化を守ること、阿蘇の大草原を守ること、そして地下水を守ることも、百年後の熊本にとっては大事なことであります。
 そして先ほどくまモンの話をしましたけれども、くまモンは、あと百年、熊本に貢献していただかなければなりませんので、くまモンの将来も考えなければいけません。
 このように、今年は“百年の礎”を考える年にもしたいと思っています。
 ただ、これらのことについて、知事、あるいは幹部だけで考えるのはとても無理があります。
 私が今日、最後に皆さんにお願いしたいのは、一人一人が知事という立場に立って、熊本の将来をどう考えるか、そのような県庁の職員になっていただきたいと思っています。
 しかし、考えるだけでは何も起こりません。そこで、知事への提案メールという、私あてのメールを職員の方々が送っていただくような制度を1月6日から創ります。そこでは、皆さん自身が知事だったらこういうことをしたい、などの考えを私あてにメールで送っていただきたいと思っています。
 そして、県庁職員全員が知事となるというような総参加型の県政を行いたいと思っています。そこにいいアイデアがあれば、失敗を恐れずに、どんどんそれを取り入れて、県政を運営したいと思っています。
 今日から、私だけが知事ではなく、皆さんも知事である、そんな感じで、これから提案をたくさん行っていただきたいと思っています。そうすれば、この熊本県はさらに飛躍できるという思いを持っています。
 今日は、とてもいい天気になりました。また、この年末年始は例年よりも休みがあり、それも素晴らしい天気に恵まれました。これは、今年の熊本県の未来を占うような素晴らしい天気ではないかと思っています。
 今年も、この素晴らしい天気のように、熊本県が晴れ晴れとした素晴らしい、そして勢いのある、そして幸福な県にしたいと思いますので、皆さんのご支援とご協力をよろしくお願いします。
 どうもありがとうございました。

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