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平成21年 4月22日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006458 更新日:2009年4月22日更新

日時:平成21年4月22日(水曜日)午前10時00分から
場所:知事応接室

発表項目

質疑応答

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美少年酒造のスポンサー企業について

(幹事社)
 おはようございます。

蒲島知事
 おはようございます。

(幹事社)
 幹事社のNHKです。まず最初に発表事項からお願いいたします。

蒲島知事
 はい。
 まず最初の発表事項は、美少年酒造のスポンサー企業についてです。
 民事再生手続開始を申し立てておられました美少年酒造のスポンサー企業に「味千ラーメン」を展開されている重光産業を中心としたグループが名乗り出ており、本日9時から記者会見が行われたと聞いております。
 後ほど私のところにもおいでになりますが、スポンサー企業の候補が出てきたことに、ひとまずほっとしているところです。
 特に熊本の企業として、広く全国、海外に事業展開されている重光産業が参画されており、大変心強く思っております。
 スポンサー企業には、従業員の雇用継続、それに最大限に配慮いただくとともに、130年の歴史を持つ老舗の技が継承され、全国的にブランド力のある熊本の酒として再興されることを願っております。

川辺川ダム事業について

蒲島知事
 次に、川辺川ダム事業について、2つあります。
1つは、新たな五木村の振興計画素案の住民説明会についてです。
 皆さまには、先日お知らせしておりますけれども、3月に取りまとめた五木村の新たな振興計画の素案について、県と村の共同で、村民の方々への説明会を開催します。
 本日22日から26日まで、村内の5箇所で、素案の内容や、計画を確実に実施していくための五木村振興基金の設置などについて、ご説明したいと考えております。
 この説明会を通して、村民の皆さまからあらためてご意見をお聴かせいただくとともに、それを踏まえながら、村と一緒になって、本年秋頃の計画策定に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。
 2番目は、「ダムによらない治水を検討する場」の検討状況についてです。
 ダムによらない治水の検討については、スピード感を持って取り組むとの考えの下、現在、第2回会議で出された様々な治水対策の提案に関して、国が検討を行うための条件や、その検討に要する期間などについて、国と県で継続的に検討作業を行っているところです。
 なお、河道対策、市房ダムの再開発案や遊水地案については、関係市町村長の考えを丁寧にお聴きする必要があるため、本日から国、県合同で、それぞれの市町村を個別にお伺いすることとしております。
 次回会議については、既に市町村とも調整を行っており、国、県とも、できるだけ早く開催したいと考えております。

路木ダムの現在の取り組み状況について

蒲島知事
 次は、路木ダムの現在の取り組み状況です。
 路木ダムについては再評価監視委員会の意見を踏まえ、6月議会までに私の考えを丁寧に説明するため、現在副知事をトップに関係各課で連携して確認作業を行う場を設け、作業を行っております。
 確認作業は、治水、利水、環境、財政面からの4つの観点から行っています。
 まず、ダムの目的である治水においては、ダム事業と掘削などの河川改修で治水対策を行った場合の比較、利水においては、ダムによる水源の確保と近くの河川から水を持ってきた場合の比較などを行っています。
 環境面では、ダムが環境に与える影響と環境対策の妥当性について確認を行っています。
 更に財政面からは、多目的ダムで治水と利水を同時に行った場合の経済性の確認などを行っています。
 これらをとりまとめ、6月議会までには私の考えを丁寧にお示ししたいと考えています。

水道町スウィーツプロジェクト第2弾で採用される「肥後グリーンメロン」について

 (報道資料)(PDFファイル:19KB)

蒲島知事
 最後になりましたけれども、皆さんのお手元にあると思いますが、「肥後グリーンメロン」についてです。
 この週末から本格的な出荷がはじまります「肥後グリーンメロン」についてコメントします。
 ここに実物がありますけれども、とても大きくて甘いのが特徴です。
 5月1日からスタートする水道町スウィーツプロジェクトの第2弾としても採用されております。
 このことについては、詳しくはお配りの報道資料をご覧いただきたいと思います。
 以上が私の方のコメントです。

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美少年酒造について

(幹事社)
 ありがとうございました。
 それでは各社さんから、質問をお願いいたします。


 知事すみません、まず1点お訪ねします。
 美少年酒造の件なんですけれども、さきほど知事の発表事項の中でもお触れになりましたとおり民事再生手続きを受けて、それから支援企業の方が名乗りを挙げられたということで、ひとまずほっとされているという感想をさきほどお示しになりましたけれども、今回やはり一連のその事故米ですね、汚染米の問題から、そして三笠フーズとの裏金の問題という流れがこれまであったわけですが、前にもお尋ねしたかもしれませんが、県として今回、一連の中で美少年酒造に対しての支援ということですね、これはもう県庁をあげて、熊本のブランドの一つの非常に重要な企業という位置づけの中で様々な支援を行ってきたわけですけれども、とりわけこの途中経過をみますと、美少年酒造のほうから例えばそういった、これまで県に対して様々な支援を受けてきたことに対して、いわば裏切るような形で裏金問題とか発覚したわけですよね。これまでに美少年の方から、例えば知事に対してですね、直接この一連の経過についての説明なり謝罪なり、そういったものがあったのかどうか。
 ひとまず支援企業が決まったということは、よかったのかも知れませんけれども、やはり美少年の対応というのをめぐって、どのようなご感想をお持ちなのか、その点をお聞かせください。

蒲島知事
 事故米の事件以来、熊本県も私も、それから皆さんも美少年酒造を支えてきたというふうに思います。
 そういう意味では裏金の問題によって大きくその信頼が裏切られて、とても残念に思っています。
 それで残念に思ったということを、私は率直に表すとともに、しかし130年の伝統をもつこの企業が是非再生してほしいという気持ちもありました。
 そういう意味で、正式に私自身が謝罪を受けてはおりませんけれども、ただ、未来志向で考えますと、今度新しいスポンサーが決まり、そして再生に向けてこれから進んでいくことを祈っておりますし、県としてもブランド推進課というものを設置しました。
 くまもとブランド推進課を設置しまして、県産品の販路拡大やブランドづくりに取り組んでいくというのを決めております。
 今後は新しいスポンサー企業によって再生のための計画が策定されていくと思いますけれども、県では今年度熊本酒造組合と連携して、県産のお酒のイメージアップ、あるいは販路開拓に取り組む事業を予定しておりますので、このような事業を通して、積極的にこの新しい体制を支援していくつもりです。


 関連なんですけれども、酒造組合と連携される取組みをとおっしゃいましたけれども、まず現状として美少年問題に絡んで、県内の他の酒造メーカーはかなり風評被害を受けているという話を聞くんですが、そのデータなり実態なりを県としては把握をされておられるのでしょうか。そして酒造組合との連携ということですが、それだけでとどまるというか、それ以上の支援が他の酒造メーカーには必要なんではないかという気もするんですが、その辺はどうお考えですか。

蒲島知事
 今のところくまもとブランド推進課を設置したことと、今回のブランドイメージの低下、これはなかなか難しい時に私どもが本当にブランド推進課を作ったなという気がします。
 しかし、この課で更に再上昇、ブランド力の再上昇をより一層力をこめてやらなきゃいけないのかなと思っています。
 そこで今回は、他の酒造の方々、つまり酒造組合の方々と連携して、ブランド力が落ちたところも含めながらブランドの再生を図っていかなきゃいけないと、そのためにも積極的に支援をしていきたいと。今日、記者発表がおこなわれた段階で、じゃどういうことをしますかって、具体的には現状では今日この場で言うことはできませんけれども、この発表を受けて、県もくまもとブランド推進課を通して、そして酒造組合と連携しながらブランド力の再生に向かって頑張るというところです。


 知事、お聞きしたかったのは、美少年の話はもうスポンサーが名乗りをあげて、それはそれでいいと。ただ、美少年のいわゆる影響で、何ら落ち度がないだろう他の酒造メーカーがかなりの痛手を受けておられる。それをより具体的にどう県として支えようとするのかしないのか、考えているのか考えていないのか。

蒲島知事
 それについては担当課長、来ていらっしゃいますか。
 具体策について。

(担当課)
 そういった全体を底上げという形で、先程知事から申し上げました連携した事業、そういったものを含めて考えていきたいというふうに思っております。

蒲島知事
 熊本の銘酒販路開拓事業に6月の補正予算でも対応していきたいと思っておりますので、それを含めながら具体的に予算制度を伴って、そして支援していきたいと思っています。

知事会の会長選


 今日から受付けがはじまりました知事会の次期会長選について伺いたいんですけれども。まず知事が今回出馬される意思はおありなのかどうかということをまずお伺いしたい。

蒲島知事
 私は知事会長選挙の選挙管理人と、管理者という形になっておりますので、選挙管理者は立候補もできませんし、推薦もできません。


 今回、福岡の麻生知事なんですけれども、会長が明言はされていないですけれどもおそらく再選されるであろうと、無投票、対立候補がない公算なんですけど、そういうふうな選挙の構造についてはどのようにお考えですか。

蒲島知事
 選挙管理者ですので、選挙に関しては一切自分の立場を明らかにすることはできません。


 誰を推薦とかいうところも。

蒲島知事
 それもできません。
 選挙管理者というのはそういうものです。

川辺川ダムについて


 知事、すみません、川辺川ダムの件についてお尋ねします。
 ダムによらない治水の検討に関して、さきほど河道対策、それから市房ダムの再開発、遊水地についての考えを市町村の方に個別に伺うということをおっしゃられましたけれども、個別に伺った結果というのは次回の会合までに取りまとめて、皆さん一堂に会するその場で市町村それぞれの意向を踏まえた検討結果を出すということでよろしいでしょうか。

蒲島知事
 関係市町村としては、河道関係の場合は人吉市ですね。それから市房ダムの再開発関係では水上村と、それから遊水地案の関係では多良木町とあさぎり町、それから錦町、相良村を考えています。
 そして国が検討する為の条件はできるだけ早く整理すると。それから関係市町村に対して国の提案の趣旨等を改めて説明したうえで、各市町村の率直なご意見をお聴きしたいと。当然お聴きしたご意見は会議の参考になるものだと思っています。


 市町村の意向を確認したうえで、次回の会合を開催されるということでよろしいんでしょうか。

蒲島知事
 同時に、今、次の会議の日程の検討も進められていますので、これは、同時と考えてもらってよろしいと思います。
 これは、それでよろしいですか。

河川課
 そのようなことで。


 これは事務レベルのものなんですか。

蒲島知事
 はい、これは事務方で対応することにしています。


 国交省の事務所と県の職員で各市町村、自治体をまわってこういう案について同意を得るとか説明をするとか、そういったことで…。

蒲島知事
 ご意見を聴くという場ですので、国交省とそれから熊本県の両方から事務方で対応してまいります。


 回られる自治体というのは、今おっしゃられた1市、3町、2村。

蒲島知事
 そうですね。はい。


1市、3町、2村ですね。 はい。

路木ダムについて


 路木ダムの件でさきほど副知事をトップに確認を作業をするものを設けたということなんですが、それは何か組織として、何かチームとして出きたものなのかどうなのかというところと、いつ設けられたのかと。それと組織体制のような、何かに関係していることなどあればご説明していただきたいんですけど。

蒲島知事
 これは継続というものの確認作業でありますから、その検討からゼロで行うものではありません。そのためにプロジェクトチームのような組織は設けませんけれども、事業を担当する河川課を中心に関係する課がスピード感をもって確認作業を行う場であります。
 そして副知事をトップとして迅速かつ確実に作業をすすめて、6月の説明に入りたいと思っています。


 確認なんですけれども、今の件なんですけれども、継続のための確認作業ということですので、路木ダムの建設を進めるというスタンスのうえでの確認作業ということでよろしいでしょうか。

蒲島知事
 すでにさきほども言いましたように、再評価監視委員会の意見がまずあります。丁寧に説明するべきだと。そしてこの路木ダムの問題は、過去からのずっと連続した事業です。
 そして、その中で天草市の意見も、それから調査結果もいただきました。私自身が治水と利水と環境、財政面、4つの観点から確認作業を行っていると。そしてそれをとりまとめて6月の議会までには丁寧に自分のこの考えをお示ししたいというのが、そしてどのように進んでいるか、どのようなものを確認しているのかということについて今、今日この記者会見の場でお知らせしたところです。


 その検討結果によって、例えば建設を例えば凍結するですとか、中止するといった結論を、あえて導き出すというものではないという受け止めでよろしいのでしょうか。

蒲島知事
 あくまで確認、そしてこれまで継続してきたこの事業を丁寧に説明するための確認作業というふうにとらえていただきたいと思います。
 私としての確認作業ですね。


 それと、関連でごめんなさい、もう1点なんですが、一昨日だったんですけれども、路木ダムの建設を反対されている地元の天草漁協の崎津支所ですね、建設反対の申入れに来られた際に、知事がおっしゃった6月までに知事ご自身が考えを示すということに関連して、ダムを推進してほしいと求めている方だけでなく、反対する自分達の意見というのも知事に直接その聞いてほしいという訴えもされていました。
 これまで取材した中でも知事が路木ダムの建設を求められている方と、直接お会いになったということは何度かあったかと思うんですけれども、そういった建設に反対されている方に直接知事ご自身がお会いになるという、そういうお求めだったんですけれども、そういったお考えは知事ご自身はあるのかどうかというのを。

蒲島知事
 漁協の方々からのご要望については、私自身はきっちりと報告を受けておりますし、地元からの声として重く受け止めています。
 その中では説明会をしてほしいという要望だったというふうに理解していますけれども、地元の漁協からのご要望ですし、説明会を行う方向で天草市とも調整中であると聞いております。
 ただ私がお会いするかどうかというのは、これから検討課題だと思います。


 知事ご自身何か直接意見を聞きたいとか、そういった知事ご自身のお考えというのはどうでしょうか。

蒲島知事
 まずスケジュールとの関係、それから様々な問題がありますし、それからご要望についてはとても丁寧に報告を受けていますので、まだ必要であればそういうケースを考えるかも知れませんけれども、現段階では考えていません。

国直轄事業負担金について


 これまでの繰り返しになってしまう部分もあるかと思いますけれども、新幹線の直轄事業負担金なんですけども、国側としては夏頃までに判断をしてほしいというような声がされているように聞いておりますけれども、知事として現段階でのお考えをお聞かせください。

蒲島知事
 新幹線の地方負担金の軽減については、現在福岡県、佐賀県と連携して要望してきておりますので、今回の補正予算、及び変更認可についてもこれまでと同様に連携しながら対応していきたいと考えています。


 その中で、福岡や佐賀と、例えば意見が異なった場合にはどのように…。

蒲島知事
 それはまだ過程の段階でありますけれども、県民の幸福量が一番の知事の目標ですから、それが一番考えるべきことだと思っています。


 国の直轄事業の負担金なんですけれども、知事としては、一部では根拠もなく明示されたり、よくわからないということで、軽減等を求める声も出ておりますけれども、知事としてはいかがお考えですか。

蒲島知事
 国の事業の費用負担は、地方に負担を求めるべきではないと、だから私自身は国直轄事業負担金は廃止すべきであるというふうに考えています。
 そして、特に維持管理費、これは本来管理主体が負担すべきものでありますので、維持管理費にかかる負担金については早急に廃止すべきだと考えています。
 直轄事業については、国と地方の役割分担を明解にしたうえで、真に国が担うべき事業、これについては国が行い、地方でできることは地方の考えのもとに積極的に国から地方への権限と財源等の一体的な移譲をすすめていくべきものと考えています。
 それが私のスタンスです。


 たとえば国に対して陳情にいったり、要望をしたりという具体的なお考えはございますか。

蒲島知事
 これは知事会一体となって、このような方向で政府に要求していくところではないかと思います。


 関連なんですけれども、直轄事業負担金についての知事ご自身のお考えは廃止すべきということをおっしゃられましたけれども、現状では直轄負担金というのは存在しているわけですよね。
 たとえばいろんな県内に、国からのそういった、県も負担しないといけない事業というのは様々なあると思いますけれども、現状では廃止すべきだというお考えの一方で、現状でたとえば大阪府知事なんか増額になった分はもう払わないとか計上しないとか、そういったかなり突っ込んで現状に対する対応をおっしゃられている知事というのもいらっしゃるんですけれども、現実的な負担金の支払いという点ではいかがでしょうか。

蒲島知事
 ちょっと意味がよく分かりませんけれども、この直轄事業負担金に対する長期的な展望ですか、これは廃止すべきだという、今言ったとおりなんですけれども、今の現実的というのは、今おこなわれている事業について、たとえば支払いを停止するとか、そういうことは考えていないかということですか。
 それについては考えていません。
 ただ、軽減を求めていることは確かです。


 そうすると国道なんかの整備で、地元の受益者負担分については県が権限を移譲してもらったうえで県が主体となって整備するということですか。

蒲島知事
 このもともとの問題は、あんまり明細が示されないまま、どこが、たとえば特に一番大きな問題は増えた場合ですよね、金額が。
 どういうふうに増えたか分からないまま請求書がくるというところから、問題が大きくなってきたのだと思います。
 もう一つは、地方財政の悪化、これまであんまりそれほど文句も言わずにつきあってきたことに対する、それがもう不可能になったこと。
 それと地方分権の流れ、その流れの中で国直轄事業の負担金の問題が顕在化してきたと私は思っています。
 これは、その流れの中でみると、今言ったように国直轄負担金を廃止すべき、それからとりわけ維持管理費については早急に廃止すべき。
 そして地方分権の大きな流れの中で、積極的に国から地方へ権限、財源を一体的に移譲を進めていくと。だからいびつな形でこの問題が処理されるのではなくて、地方分権という大きな流れの中で直轄事業、それから地方は地方でできること、そして負担金の問題を考えていかなきゃいけないと思っています。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

県6月補正予算編成について


 ちょっと話が変わりますが、6月補正予算の編成方針をまとめられたと思うんですけれども、改めて熊本県独自の組み立て方なのかなというふうに思っているんですけれども、先日自民党の国会議員だったりすると、もうちょっと積極的に出せばいいのにというような声もかかっているやにも聞きますが、編成方針の考え方について改めて知事から。

蒲島知事
 皆さんもご存知のように、熊本県は財政再建と、それから私自身のマニフェストの中でもこれを大きく打ち出しています。
 だから財政再建の旗を下ろすことはできません。
 それと共に、私自身も県民の夢のための予算を組みたいという2つの両立できないようなものを追及しているわけですね。
 今回の経済対策なり補正に関しては、この部分を大変大きく膨らましてくれたのかなと思っています。
 だからこれを最大限に利用して、そして夢の部分をこの経済対策と補正を使いながら大きく爆発させたい。それから膨らませたいというのが私の取り組んだ意思、それから対策でもあります。
 そのために4月10日には熊本県経済危機対策本部を立ち上げて、県庁の英知を結集して本県の特性をいかした県独自の経済対策を検討しています。
 だから今回の予算作成のときに、夢枠というものが設けられました。そこで、これまではずっと熊本県というのはお金をどうやって使わないかということがしみ込んでいると言ったらおかしいですけどね、そういうふうな状況にあると思います。
 でもその夢枠で、夢の実現のためにこういうことができるんじゃないかというふうに考えた案がいっぱいあります。
 ただ予算の都合上、落とした案もありますよね。
 だからそういうものが今は生きてきているんじゃないかと、それがそれを考えなかった場合と考えた場合の差ではないかと私は思っています。


 財政再建の旗を下ろさないという部分は、県債残高の増加は抑えるということですか。

蒲島知事
 財政再建のこの旗を下ろさないというのは、3年後に収支バランスがとれるということです。

市町村合併について


 話はちょっと変わるんですけれども、先般益城町の方で熊本市との合併問題で、住民投票がおこなわれて熊本市との合併を進めることに反対という意見が多数を占めました。これを受けて益城町の町長の方も、熊本市との合併について断念するとの意向というのをどうやら固めつつあると。関係者にもそういうことを一部お伝えになったというようなお話を聞いております。
 これまで県としても、熊本市の政令市の実現、それに伴う周辺町村との合併について推進の立場をとられてきたわけですけれども、あのような益城町での住民投票の結果が出たということ、それから益城町と熊本市との合併というのが非常に厳しい状況にあるということですが、これについての受け止め、それと、これまで益城町に対して熊本県として合併のための様々な取り組みというのを政令市セミナーも含めてやってこられたと思うんですが、その取り組みというのを改めて振り返ってどうだったのかということはいかがでしょうか。

蒲島知事
 今回の結果は、現時点での住民の方々の意向が示されていると思いますし、重く受け止めています。
 ただ合併協議途中での住民投票ですので、合併についてのすべての情報がそこで提供されたかどうかということについては疑問でもあります。
 県としてはセミナーの開催、それから合併に向けた積極的な取り組み、そういう面から見て、今回の結果は残念ですけれども、合併協議会を是非支援していきたいというふうに思っています。
 この合併協議会というのは地方自治法に基づいて、両市町の議会の議決を経て設置されたものですから、県はこのことについてこうしなさいとか、ああしなさいという立場にはありません。今後熊本市と協議されて、対応というのを決められると思いますので、県としてはとりわけ申し上げることはありません。

(幹事社)
 ほか、ございますか。

蒲島知事
 はい、よろしいですか。

(幹事社)
 ここで終わります。ありがとうございました。

蒲島知事
 どうもありがとうございました。

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