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平成20年 5月 7日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006451 更新日:2008年5月7日更新

日時:平成20年5月7日(水曜日)午前10時から
場所:審議会室

発表項目

質疑応答

コメントする蒲島知事の写真

川辺川ダム事業に関する有識者会議について

蒲島知事
 知事に就任したのが4月16日で、ほぼ3週間過ぎました。途中で連休もありましたので、瞬く間に3週間が過ぎたような気がします。
 毎日全力で課題に取り組んでおりますし、それから熊本にとっての夢のある政策にも取り組んでいます。
 今日の記者会見は、2つご報告することがあります。
 1つは、先日、臨時記者会見で『川辺川ダム事業に関する有識者会議』につきましてご報告いたしましたけれども、その第1回の会議の日程を決めましたので、お知らせいたします。

 第1回会議は、日程調整の結果、5月15日の木曜日、午後6時半から午後9時半まで、東京都千代田区の「ホテル ルポール麹町」において開催します。
 これは、初回ですので私も出席し、有識者会議の委員の方々に対するお礼と、それから私の思いを伝えたいと思っています。
 議題については、会議において決めていただく事項になりますが、今回は第1回会議ということで、川辺川ダム事業の概要と経緯等について予定しています。
 これが今日ご報告する第1のものです。

道路関係事業の執行保留の一部解除について

 第2番目にご報告するのは、「道路関係事業の執行保留の一部解除」についてです。
 皆さんもご存知のように、4月30日に道路特定財源の税制改正関連法案が衆議院で再可決されました。
 道路特定財源の暫定税率が復元したことで、予算執行ができるということでひとまず安心をしております。
 それによって4月3日から執行を保留していた道路関係事業約172億円のうち、国庫補助事業約70億円と、県単独事業約26億円について本日付けで執行保留を解除しました。
 残る76億円については、地方道路整備臨時交付金制度が依然として失効している為、引き続き執行を保留し、法案の成立や交付金の内容などを見極めながら検討してまいるつもりです。
 税制改正関連法案成立までに生じた地方税の歳入欠陥については、国の責任において速やかに適切な補てん措置を講じると共に、地方に配分されるべき国税の減収分について早急に道筋を示すよう強く訴えていくつもりです。
 この2つが、今日ご報告する事項ですけれども、あと残りの時間を質疑応答にあてたいと思います。

道路特定財源関連

(幹事社)
 まず、発表について質問各社ありますか?


 道路関係事業のお話のところなんですけれども、道路特定財源の一般財源化についてですけれども、東京都などは、揮発油取引税という新税を地方税としてとったらいいんじゃないかということを提案しているようですけれども、蒲島知事として一般財源化についてのお考えというのと、何か県独自の改革案みたいなものがあればお聞きしたいんですけれども。

蒲島知事
 はい、この一般財源化については、私もこれまで何回も、お答えしておりますけれども、基本的には賛成ということです。
 ただ、地方に回される道路特定財源が満たされるというのが、あるいはその額が満たされるというのが条件ですけれども、やはり地方の事は地方で決めるというのが地方分権の最終的な形ですので、基本的には一般財源化の方に私自身は賛成だというふうに答えています。
 方向性とか、県独自ということですけれども、現段階ではそれについては考えていません。

川辺川ダム事業に関する有識者会議関連(1)


 川辺川ダムの有識者会議ですが、これは全部公開ということになりますか?

蒲島知事

 それを含めて、第1回の会議で議論していただくと思いますけれども。私自身はそっちの方向にいくのかなというふうに思っていますが、確約はできません。


 終わった後に、その時に決められた座長には何らかのインタビュー、もしくはその日の感想なりの取材はお願いしたいなと思いますが。

蒲島知事

 はい、当然そのように、私自身もお願いしたいと思います。


 初回が東京ということですけれども、熊本で開催されるのはいつぐらいになりそうですか?

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 これは皆さんのご都合と、それから現地視察などを含めて、どういうふうな形になるか、この段階で私が答えることはできませんが、なるべく早く現地に来て、そして実際に現地を見ていただきたいなと思っています。


 さきほど、知事の「私の思いを伝えたい…」とおっしゃったんですけれども。委員の方に。どういう思いという・・・・・。

蒲島知事
 方向性という意味の思いではありません。
 これは、9月の議会で私が決断しなければいけないという、その時期的なもの、それから川辺川ダム問題に関する様々なこれまでの歴史であるとか、あるいは県にとっての重要性、そういうことを伝えたいと思っています。
 もちろん委員の皆さんもこれを承諾された時から重要性については十分認識されておるわけですけれども、私自身から改めてそれを伝えたいということと、それからこの時期の重要性、つまりマニフェストに私がもう既に9月の議会で決断するというふうに書いておりますけれども、東京にいらっしゃる委員の方には、その重要性を私の口から改めて言うべきだというふうに思っています。


 さきほどの重要性というのをもうちょっと詳しくおっしゃっていただいてよろしいでしょうか。

蒲島知事

 重要性というのは、私の県政に臨む立場というのは、3つの大きな課題を越えて、「新しい熊本の夢づくり」に邁進するというのが、このマニフェストの基本的なトーンです。そのうちの3つの大きな問題というのが、財政再建、それから川辺川、水俣病問題。この3つの中で、川辺川ダムはとても重要な位置を占めているということが、その重要性の意味です。

(幹事社)
 発表については、最初の10分ということですので、川辺川ダムの方はまた改めて。この後各社自由に聞くとして。まず幹事社から。

こうのとりのゆりかご関連(1)

(幹事社)
 幹事社から1つ。
 5月10日にですね、まもなく1年を迎える「赤ちゃんポスト」についてなんですが、これまで一部報道では16人預けられていることが明らかになっていますけれども、まもなく1年を迎えるということについて知事のお考えをお聞かせ願いますでしょうか。

蒲島知事
 この「赤ちゃんポスト」については、私が知事に就任する前に、既に行われた事業で、私自身もテレビやマスコミ報道で見ることによって、「赤ちゃんポスト」の事については認識しておりました。
 それから選挙の過程で、この重要性の問題は私も次第に認識するようになりましたけれども、これはプライバシーの問題もあって、多分皆さん自身もそれほど情報がないのかなという気もします。
 同時に私自身も、それほど、皆さんにどう考えるかというところまでの、今日の部分では用意ができておりませんので、その部分については改めて担当部局からお答えしてもらってよろしいでしょうか?
 部長の方から何かありますか?
 それでは書面をもってよろしいですかね?
 質問していただければ。

(幹事社)
 各社自由に。

川辺川ダム事業に関する有識者会議関連(2)/6月補正予算関連


 すみません、いいですか?

蒲島知事
 はい。


 川辺川ダムの有識者会議の件なんですけれども、知事は「初回なので出席します…」とさきほどおっしゃいましたけれども、基本的には知事は出席はいつもはされないということですか?

蒲島知事
 日程の都合によりますけれども、なるべくたくさん委員会を開いてほしいので、そういう意味では私との日程を調整することは極めて難しい。ほとんど私も分刻みで仕事をしておりますので、だからそれ以外の、私を含めない時で、そしてそれで私の都合がつけばなるべく出たいと思っています。
 それから第三者委員会ですので、必ずしも私がそこに出席する必要はないと私は考えております。


 川辺川の同じ件なんですけれども、知事の代わりに県から常に出るという方は、どなたが会議に出席されるご予定ですか?

蒲島知事
 川辺川ダム問題に関する特別チームができておりますので、そのチームの方々が上野理事を含め、適宜出席するということになると思います。


 知事の代わりに、副知事が出席するということはございませんか?

蒲島知事
 今は考えておりません。


 考えていない。

蒲島知事
 はい。


 併せて2点だけ。川辺の件ですけれど。1点目は、この日は委員の方は全員出られるのかどうかということが1点と、それとですね、この間もちょっと出ていると思うんですけれども、この間知事がこのメンバーを発表された時に、人吉の田中市長が公聴会を開いて地元の意見を今後吸い上げていきたいということで、8月を目途に知事に対して地元の意見として伝えたいということなんですが、その辺の、地元の意見とか声ということを、さきほど・・・・・、有識者会議のメンバーには、なるべく地元を早く見てほしいということをおっしゃったんですが、改めてなんですけれども、どういう形でこの有識者会議と地元の声とか意見とかということをご自身としては調整されていくのでしょうか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 まず第1の質問ですけれども、5月の15日は全員が出席されます。
 私も出席しますので、そういう意味では珍しく全員が出席することになるというふうに思います。
 それからもう1つは、この人吉の公聴会ですけれども、私も新聞報道でそれを聞いておりますので、とても興味を持っています。
 しかしながら、私が出るというような会議ではないと思うし、それから先約も入っておりますので、私が出るということはありません。
 ただ、そこでの結論は地元の意見ということで、とても重要だと考えてますし、それから私の決断にとても役に立つと言ったらおかしいですけれども、参考にさせていただきたいなと思っています。
 それから今回の有識者会議のメンバーが東京中心だということで、地元の声はどうなるという意見があります。確かに。
 しかし、今回の設置の理由というのは、専門分野における研究者の第一線の人による判断を聞きたいという意味から設置いたしましたので、その中に地元の賛成の方、反対の方が入っていないというのは当然予期されたことです。
 それから、それだからといって、私が判断するにあたって、住民の方々の意見を排除する意図は全くありません。
 これまで申し上げたとおり、有識者会議の意見、地元の方々の意見、それから県議会の方々の考え、国土交通省の考え、そして私自身の考えを総合判断しながら9月に決断をすると。どのくらいのウエイトがそれぞれかかるかに関しても私の判断の中に入ってきます。
 ただ、地元の方々のご意見に関しては、なるべく早く、いろんな形があると思いますけれども、適切な形を含めながらお聞きしたいと思っています。
 その一環として、人吉市長の公聴会も間接的ながら参考にさせていただきたいなと思っています。


 オランダのアドバイザーの方もじゃ今度は…。

蒲島知事
 すみません、この方はアドバイザーということで、今回は入ってきません。


 今回は入らない。

蒲島知事
 多分一番適切な時期、現地調査の時期、それも他の委員の方よりもちょっと長く留まっていただいて、治水の観点から見ていただくのもいいのかなと私自身は思っていますけれども、私が座長じゃありませんので、それを強く委員会で言うことはいたしませんが、私自身の考えはそうあってほしいなという思いです。


 情報公開の関係になると思うんですけれども、東京でこういう会議が何回かあるとですね、我々の県政クラブがですね、なかなかその当事者に取材もできないということにもなりかねないんですけれども、会議のその進行状況とか、話し合われた内容の発表というのは、いかがお考えですか。

蒲島知事
 公開にしろ、一部公開にしろ、その内容は座長を通してか、あるいはその他の方向で、早く公開したいと、私自身は公開の方に向くのかなと思っています。
 ただそれも議題の中の1つですので、それについては、いつまでということは私自身は言えません。
 現地にいないからできないというご懸念ですけれども、幸いにして皆さんの場合は、東京でも、会社組織の中としてどなたかが出られるんじゃないかなというふうに思いますけれども。


 やっぱり一番関心があるのは、この県政記者クラブの会員だと思うんで、我々に対して何かきちんとしたアナウンスというか、教えていただいた方が、各社東京の布陣の状況もありますのでより良いのかなと思うのですが。

蒲島知事
 何らかの形でもちろんお伝えすることはすると思いますけれども、その場から直接、即席にという訳にはやっぱりいかないし、その場の雰囲気とか、それからその場に出られた記事を書かれるとすればそこに誰かがいなければいけないというふうに私自身は思いますけれど。それほど重要であれば。


 知事、今のご質問よりもっと根本的な話なんですが、公開するかしないかなんですけれども、知事がそういう方向で、というふうなお答えなんですが、この有識者会議を集められた知事としてですね、決定はしないけれども、こういう形にしてほしいと。もっと強い意味合いで、おっしゃったとおり地元のことに関して東京でやられると、僕等だけではなくて、地元の住民、読者、視聴者、これを直接見られないわけで、その辺をやっぱり考慮すれば、その辺はもっと強い意思表示をされた方がよろしいんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。その辺は。

蒲島知事
 私自身の思いというところにありますけれども、私自身は、できれば公開の方にいって欲しいし、おそらく県の情報公開という方面の、より一層情報公開という観点からも、その方が望ましい。
 ただ、本当に効率的な議論をするためにはどうあるべきか、という事に関して、これは選ばれるであろう座長の意見まで拘束することがこの段階ではできないと。ただ思いはそのように述べます。
 それは、あくまで一番いい結論を得るためにどのようなものかということを、座長にはそこまで拘束はいたしませんので、もし、そこの場所に行かなきゃいけないということであれば、東京まで行ってちゃんと聞いてくるということです。


 さきほど、「座長を拘束できないが、思いは述べる」というふうにおっしゃったんですが、これは有識者会議の知事挨拶のところで、私は公開してほしいと思っているということをおっしゃるということでしょうか。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 どの段階か分かりませんけれども、インフォーマルかフォーマルか分かりませんが、できればそうしていただきたいなとは思っていますけれども、これはあくまで座長を信頼して、座長の判断でいくというのがこういう中立的な有識者会議のあり方だというふうに思います。
 一般的に座長、最近のそういう座長になるような人は、情報公開の志向がある人の方が普通だと思いますので、私はそういう意味ではあまり気にしていません。


 会議で述べるかどうかは分からないということですか?

蒲島知事
 いや、会議では述べますけれども。


 会議では述べる。
 ただ、知事、いずれにしましても、今の考えに対しては地元の県政クラブということもありまして、県費を使って、いずれにしても委員を委嘱してやるわけですから、当然座長がどういうふうに決めるかということは、これはもう効率的な運営ということで分かりますが、これは知事の考えとして、原則公開であるというようなことはぜひ、これはお願いしたいということは思います。
 それとちょっと話題が変わるんですけれども、さきほど知事の今日のお話の中で、3週間経ってということでありましたけれども、いよいよ今度川辺以外のことも含めて、6月の議会に向けての補正予算、肉付け予算の査定がそろそろ多分本格化するかと思うんですけれども。知事として、このマニフェストに掲げられたことを、この6月、今年度の補正予算はほとんど時間ないんですが、具体的に今の段階で、この辺はぜひ入れたいとか、あるいは財政再建の考えで、戦略会議、戦略が策定されていないのでなかなか難しいとは思うんですが、今の時点で知事としてぜひ実現したい、この辺は思いを入れたいというようなことがあればちょっとおうかがいできますか。

蒲島知事
 はい、補正予算に関しては、道路財源の問題とか様々な事があって、6月の段階までどこまでいけるかということに関しては、ちょっと今日ようやく解除をしたところですので、それ以降に進まなきゃいけないと、もう少し検討しなきゃいけないと思います。
 ただ、私自身は、私自身のマニフェストに述べたように、いくつかの重要項目に関しては取り組んでほしいと、そういうふうなことは既に部局内に伝えております。
 それで、そのことをふまえながら予算のつけ方、どこに重点的な予算がつくのかとか、あるいはどこにマニフェストの分が生かせるのかということに関しては、財政当局が十分今考えられていることだし、それから私も計画が出来た段階でそれをチェックするつもりです。
 ただ今この段階で、6月の補正予算の具体的な中身をちょっとご紹介するところまでは至っておりません。
 今後の記者会見の中で、その分についてまた聞かれるとよろしいんじゃないかなというふうに思います。
 ただこの段階で、どういうふうに予算をつけるのかということに関しては、ちょっとご勘弁をいただきたいというふうに思います。局長の方から何かありますか。

(総合政策局長)
 予算査定は今月の下旬にありますので、まだ具体的な・・・・・。

道州制関連


 すみません、よろしいですか?
 マニフェストに載ってたもので、今月九経連が、全然話題が違うんですけれども、道州制の話なんですけど、九経連が中間報告を出すというような形になっているんですけれども、いわゆる道州制についてまず知事として3点伺います。まず、入口論のところなんですけれども、そもそも道州制の是非をどうお考えになるか。
 それから賛成とするならば、九州を1つのグループとすべきだとお考えでしょうかというのが2点目。3点目は、州都にふさわしいのは改めて伺います、どちらでしょう。

蒲島知事
 1つは道州制に賛成か反対かと、賛成か反対かと二者択一だとなかなか難しいんですけれども。*これが完全に九州が独立した、いわゆる県の下請け機関としての州であれば、私自身は賛成でありません。
 この九州が州としての1つの独自性をもった、そういう道州制であれば大賛成です。多分おそらく他の九州の知事も同じような考えと思っています。
 基本的に賛成ですけれども、そのあり方については物を申し上げるというのが第1番目のお答えです。

*発言中「これが完全に九州が独立した、いわゆる県の下請け機関としての州であれば、私自身は賛成ではありません。」は正確には、「これが、完全に九州として独立していない、いわゆる国の下請け機関としての州であれば、私自身は賛成ではありません。」という趣旨です。


 その場合は、やはり九州を1つに。

蒲島知事
 そうです。
 その場合は、九州は当然1つだし。ただ沖縄のあり方というのはまた沖縄県独自のあり方かなと思います。


 州都はどうでしょうか?

蒲島知事

 州都は、これはすべての知事が自分の県がもっともふさわしいと思っているに違いないと思います。
 当然熊本県の知事として私は熊本県が州都に最もふさわしいと、しかし州都になるかどうかというのは、自分達が最もふさわしいと思っているのではなくて、すべての県が、熊本県が最もふさわしい、と言うことが大事なんですね。
 だからその為には熊本県が九州に何ができるかと、九州が熊本県に何ができるのではなくて、*九州が熊本県に対して何ができるのかということをやっぱり実際に示していかなきゃいけないでしょう。
 それから熊本県民の人達も、熊本は素晴らしいと、皆が思うような、そういう県にすることによって、州都はやっぱり熊本がいいなと思う人も増えてくるに違いないと。
 つまり具体的な点でいうと、熊本は地理的には有利であろうというのが一つ。
 それから食料とか水が豊富であるので、これはとても安全性の面から重要だし、それから西部方面もありますし、いろんな面で私自身は州都にふさわしい条件はあるのかなと。しかしながらそれを超えてもっと私達が九州に何ができるかと、九州の道州制になった時に何ができるかという面から長期的な政策を考えて、最終的に皆が「やっぱり熊本だ」と思うような、そういう雰囲気づくりが大事だと思っています。

 *発言中「九州が熊本県に対して何ができるのかということをやっぱり実際に示していかなきゃいけないでしょう。」は正確には、「熊本県が九州に対して何ができるのかということをやっぱり実際に示していかなきゃいけないでしょう。」という趣旨です。

水俣病問題関連


 すみません、水俣の事なんですけれども、水俣病の救済策で先日、救済策の一応の目途となっていた5月1日が過ぎて、鴨下大臣が「一日一日を期限としながらやっていきたいと」いう話を5月1日もされていたと思うんですけれども、それでちょっと2点お尋ねなんですが、県としては、今現在具体的に救済策の実現に向けて何をしてる、もしくは何をしたいと考えていらっしゃるのかというところが1点。それと2点目は議会の方からチッソ支援関連の予算を凍結するというような声が少しあがっておりますが、それについて知事の方はどのようにお考えになって、手段として考えられることなのかというところを、ご意見をおうかがいしたい。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 はい、私自身も、知事に就任して、まず第一に与党PTの会議に出席しました。
 そこでぜひこの問題を早く解決すべきだという意見を述べました。
 それからその後、後藤会長ともお会いしました。後藤会長は、まだ与党PT案を拒否されておりますけれども、私の感覚では100%拒否されているかどうかということに関してはまだそうじゃない余地があるのかなという感触をもちました。
 最終的に、県ができることは、今の段階で見ると、チッソがPT案をのみ、そしてそれに基づいてこの問題が解決の方向に動いていくと、その方向性を積極的に能動的に進めていくというのが知事の役割なのかなと思っています。
 だから積極的にまたPTの会議があれば出席したいと思っていますし、それから最適の段階で後藤会長に会う、そういう場面があれば私も出ていってお会いしたいと思っています。
 それからもちろん、患者の方々ともお会いして、解決に向けて、なるべく早くこの早期解決に向けて進めたいというのが私の今の立場です。


 患者の方々とお会いしてというのは、どうなんでしょう、県として受け入れを拒否されているところに要請に行くと、そういうようなことになるんでしょうか?

蒲島知事

 まだPTのあれが決まっておりませんので、そこまではありませんけれども、もう何回か患者のグループの方とはお会いしてますし、お会いした方々は、早く、だんだんと自分達も老いていくので、解決してほしいという悲痛なそういう叫びをあげられておりました。
 だから知事としては、そういう県民の方々、被害者の方々、その目線に立って何が出来るかと、それが第一番だと思っています。
 これまでややもすれば国の方を見ていたという歴史がありますので、やはり知事としては県民である被害者の方々の目線に立って、能動的に参加し、そして解決の方向に向かっていくというのが私の立場です。


 もう1点、チッソ支援の県議会の動きについて

蒲島知事
 県議会の方々のそういう動きは承知しておりますし、それから議会独自でそのような行動、動きをされるのはこの水俣病問題に早期解決を願ってのことだと思いますので、私自身は歓迎しています。


 知事、被害者の裁判を起こしている団体の説得をするという…。

蒲島知事
 説得と言ったらおかしいですけれども、一度お会いしてお話を聞きたいなと、この段階ではですね。
 ただ与党PT案が出た段階で、またお会いすることは、どういうふうな方向性を含めながらお会いすることもあると思いますけれども、この段階ではお会いできたらなと思っています。


 その場では与党のPT案を・・・・・。

蒲島知事
 いや、そういうことよりも、その前の早期解決に向けてどういうことが・・・、それを意見交換という形になるかと思います。

(幹事社)
 そろそろ5分間過ぎているんで。

こうのとりのゆりかご関連(2)


 すみません。
 「赤ちゃんポスト」についてなんですけれども、今日の段階でどう考えるのかがまだ用意できないとおっしゃいましたが、5月の下旬に熊本市が検証結果を報告するという予定が出ているんですが、今まで熊本市は預け入れがあったかどうかということを含めて情報を出してきていなかったんですが、5月の下旬の報告ではどういうことを社会に報告すべきだと。知事、現時点でのお考えを聞かせてください。

蒲島知事
 実はこの問題に関しては、思った以上にプライバシーの問題が大きいんです。
 それで、ここで私自身が情報不足のまま、軽々しく答えない方がいいと判断しますので、この問に関しては担当部局から書面をもってお答えします。


 情報開示の部分についてもということですかね。

蒲島知事

 それも含めて。


 もう時間過ぎていますので。

蒲島知事
 すみません。叙勲の人が待っていますので、ここですみません。

知事の給与関連


 給料はもう出たんですか?

蒲島知事
 給与は出ました。それだけ言いましょうか。
 4月を無事終えて、4月分の給料をいただきました。
 思った程度でした。
 本人受領額、手取り9万2693円です。


 9万2693円。

蒲島知事

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 いつも毎日毎日この分仕事をしたかどうかを検証していますけれども、十分この分は仕事したと確信しています。すみません。


 知事、奥さんは何て言われましたか?

蒲島知事
 妻は…給料表をまだ見せていません。