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障がい者用駐車場に関するご意見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006353 更新日:2020年8月1日更新

障がい者用駐車場を障がいのない人が利用している。諸外国のように罰則を設けてほしい。
(県内 60代)

県からの回答

 今回御指摘いただきましたとおり、本来はその必要のない方が障がい者用駐車場を利用するという状況が後を絶たないことから、県では、当該駐車場の適正利用を進めるため、平成20年1月から「熊本県障がい者用駐車場利用証(ハートフルパス)」制度」を導入しています。
 この制度は、県が障がい者用駐車場をお使いいただける方の基準を定め、対象となる方に「利用証」を交付し、交付を受けた方が車両の外側から見えやすい位置に利用証を掲示することで、御協力いただく施設の障がい者用駐車場において、真に必要な人のための駐車スペースの確保を図るというものです。
 障がい者用駐車場の適正利用を図ることは、障がいをお持ちの方々等が社会参加をとげていくうえで非常に重要なことであり、御意見のようにそのためには罰則によってでも、というお気持ちについては私たちも理解するところです。ただ、罰則を設けることは、私有地における私権の制限につながること、これを監視・取り締まるためのコストが膨大となることや、広く県民の理解を醸成していくこと等についての長期的な施策の取り組みを要するなどの難度が高い諸問題があり、すでに障がい者の社会参加に対する強固な基盤ができている諸外国に比べて、すぐには困難な状況が考えられます。それよりも、まずは駐車場利用者や施設管理者の意識を啓発していくところからこの問題に取り組んでいくこととして開始したのが、このハートフルパス制度です。実際全国的にも、現在、同様の取り組みは13県3市となり、さらに広がりを見せているところです。
 制度開始以降、ボランティア団体と協力して障がいのある方等への理解を深めていただくキャンペーンの実施や、障がい者団体の協力をいただいてアンケート調査等を実施し、制度の効果や課題についての検証を行っておりますが、パス利用の方々や協力施設からも概ね一定の評価をいただいております。また、車の見えやすい位置にパスが掲示されることで、県民の方々への日常的な啓発にもつながっていることから、本県としては、この制度を中心に、駐車場の適正利用に向けた施策を進めていきたいと考えています。今後、この制度については、全般的な検証を行いながら、より望ましい施策につなげる検討を行っていきたいと考えています。
 今後とも、皆様の御意見を伺いながら、誰もが楽しく出掛けられ、共にいきいきと暮らせるやさしいまちづくりを進めていきたいと考えておりますので、御理解、御協力をいただきますようお願いいたします。
 (平成22年5月回答)健康福祉政策課

回答後の状況

平成22年7月1日現在、全国での同様の取り組みは14県3市に広がっています。