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私は、知的障がいをかかえています。
今、知的障がい者の作業所は利用料が高いところもありますし、就労に繋がらないところもあります。
私は、B2で年金を受け取れるようになりました。でも、仕事も中々なく、グループホームも少ないので、どうか知的障がい者のために仕事やグループホームを増やしてもらえるように、蒲島知事に協力していただきたいと思っております。知事に障がい者の方へ気持ちを向けて欲しいと思っております。
お忙しい中だと思いますが、他の知的障がいをかかえている人たちも同じ気持ちで望まれていると思います。
(県内20代)
知的障がい者の就労及びグループホームに関するご意見ありがとうございました。
知的障がい者の方々の民間企業等への雇用については、近年少しずつ増加傾向にあるものの、まだまだ厳しい状況にあります。
そのため、本県では障害者就業・生活支援センターを県内に4箇所設置し、コーディネーターがハローワークなどの関係機関と連携しながら、お1人お1人にあった仕事探しのお手伝いや就職後の相談、支援などを行っております。
なお、障がい者の方々の就労に関するサービスとして、次のものがあります。
障がい者の方は、その適性や希望に応じて、これらのサービスを利用していただくことになっています。
また、障がい者の方々の地域生活への移行を支援するため、県ではグループホームの整備に対する補助を行っており、近年、各地域のグループホームも増加してきています。
こうした施設や作業所、グループホームの利用を検討される場合は、各市町村が設置する障害者相談支援事業所にご相談いただきますと、ご本人の希望にあった施設のご案内や、住まいの場に関するご相談など、幅広いお手伝いができるかと思います。
なお、ご指摘のとおり、福祉施設等は利用料の負担がかかりますが、ご本人やご家族の所得の状況等によっては軽減措置も受けられますので、その点についても、あわせてお尋ねいただければと思います。
今後も障がい者の方々のための施策を推進して参りますので、よろしくお願いいたします。
(平成20年11月回答)障がい者支援総室