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平成26年 6月 4日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0006250 更新日:2014年6月4日更新

知事定例記者会見

日時:平成26年 6月 4日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 動画はこちらからご覧いただけます。<外部リンク>

会見録

知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

発表項目

質疑応答

(幹事社)
 よろしくお願いします。発表の方からお願いいたします。

 説明用資料(PDFファイル:782KB)

発表項目

梅雨入りに伴う災害への備えについて

コメントする蒲島知事の写真
蒲島知事
 はい。本日は4つの発表があります。
 一つ目は、「梅雨入りに伴う災害への備えについて」です。
 一昨日、本県を含む九州北部地方が梅雨入りしました。また、熊本広域大水害からも、まもなく2年が経過します。
 県民の皆様も、家庭や地域で「いざ」という時のための備えをお願いいたします。
 熊本県防災情報メールサービスに登録し、いつでも防災情報が取れる状態にしておいてください。
 また、日頃から市町村が作成しているハザードマップで、浸水想定や避難所の位置を確認しておいてください。
 深夜の大雨等が予想される場合、危険が差し迫っていない明るいうちに、早めに避難する「予防的避難」を心掛けてください。大事なことは、空振りを恐れず避難することだと思います。
 近所の方が、お互いに助け合う自主防災組織は、災害時には避難の呼び掛けや誘導、平常時には防災マップの作成や避難訓練の実施等の活動を行っています。
 実際に、熊本広域大水害では、自主防災組織が中心となって避難の呼び掛けや誘導などを行い、被害を免れた例もあります。
 このため、県では、自主防災組織の設立の促進や活動の活性化に向けた取組みを進めています。
 その結果、平成26年4月1日現在の組織率は70.8%となり、前年度と比べて9.2ポイントの大幅増となりました。
 私が知事に就任した平成20年度から比較すると、20ポイント以上増加しています。
 引き続き、平成27年度末の組織率80%以上を目指して取り組んで参りますので、今後もご理解とご協力をお願いいたします。

発表項目

平成25年度熊本県における企業等の農業参入の状況について

 報道資料:平成25年度熊本県における企業等の農業参入の状況について(PDFファイル:84KB)

 2つ目は、「平成25年度熊本県における企業等の農業参入の状況について」です。
 企業等の農業参入については、蒲島県政2期目においても更に強力に取り組んでおります。この度、平成25年度までの参入状況を取りまとめましたので、その概要を発表いたします。
 平成25年度の参入件数は、私が知事に就任して以来、最も多い27件です。
 また、平成21年度から25年度までの延べ参入件数は98件であります。
 平成27年度までの目標の100件は、今年度中に1年前倒しで達成できると思います。
 参入した企業等の経営面積は、256ヘクタール、常用雇用者数は340人です。
 いずれの方々も地域農業の担い手としてしっかりと地元に根づいておられます。
 新規に参入された企業27件のうち、飲食・食品関連業からの参入が11件、県南への参入が7件あるなど、「くまもと県南フードバレー構想」の推進につながる動きが現れています。
 具体的な例で申し上げますと、株式会社モスフードサービスが八代市と山都町に参入され、「トマト」、「レタス」を栽培されています。
 また、株式会社フードワークスが、相良村と上天草市に新たに加工施設を設置されました。
 このように農業参入にとどまらず、6次産業化、高付加価値化につながる様々な動きが見られております。
 今後も、新たな地域農業の担い手として、企業等が農業に参入され、地域の農業振興や地域活性化が図られるよう積極的に取り組んで参ります。

発表項目

熊本~台湾高雄間の連続インバウンドチャーター便ツアーの実施について

 報道資料:熊本~台湾高雄間の連続インバウンドチャーター便ツアーの実施について(PDFファイル:69KB)

コメントする蒲島知事の写真
蒲島知事
 次に「熊本~台湾高雄間の連続インバウンドチャーター便ツアーの実施について」です。
 この度、熊本と台湾高雄を結ぶ連続インバウンドチャーター便が、昨年度に引き続き、チャイナエアラインによって実施されます。
 期間は、6月29日から8月5日までで、合計30便が運航される予定です。
 本県は、熊本~台湾高雄間の定期便実現を目指しています。今年3月には、私が県議会や経済界の皆様と共にチャイナエアライン本社を訪問し、トップセールスを行いました。
 このトップセールスやその後のチャイナエアラインなどへの働きかけにより、今回の連続チャーター便が実現いたしました。
 これによって、定期便の実現が、更に一歩近づいたものと考えています。
 なお、ほぼ同じ時期の6月28日から8月7日まで、台湾の遠東航空による連続インバウンドチャーター便も運航される予定です。
 今後も、定期便の早期実現に向けて、チャイナエアラインと協議を進めて参ります。

発表項目

くまモンのヨーロッパ・プロモーションについて

 報道資料:くまモンのヨーロッパ・プロモーションについて(PDFファイル:490KB)

 最後に「くまモンのヨーロッパ・プロモーションについて」です。
 7月2日から5日にかけて、パリで開催される「第15回ジャパン・エキスポ」に昨年に引き続き、本県営業部長のくまモンが参加します。
 「ジャパン・エキスポ」は20万人を超える参加者が見込まれるヨーロッパ最大の日本文化とエンターテインメントの祭典です。
 今回は、くまモンの単独ステージだけでなく、各出展ブースへの登場やオファーのあった著名人とのコラボ出演などサプライズな演出を考えています。
 また、ドイツでは、昨年「テディベアくまモン」を作成していただいたシュタイフ社のサマーフェスティバルに出演します。こちらでも大きなサプライズがあると聞いています。さらに、ドイツの伝統あるブランドからも招待を受けています。
 このほかスケジュールを調整し、様々な形でプロモーションを行いたいと考えています。
 くまモンが訪れることで、ヨーロッパの多くの皆さまにもくまモンが愛され、熊本のPRにつながるものと期待しております。
 以上が本日の発表項目です。

質疑応答

梅雨入りに伴う災害への備えについて・1

記者からの質問に答える蒲島知事の写真
(幹事社)
 ありがとうございます。
 幹事社からいくつか。梅雨の備えの件なんですが、自主防災組織ですけど、県内組織率がなかなか低い状況で、ぜんぜん伸びてはきていますけれども、まだ全国平均に追いついていない部分がありますが、今後の取組みとかはいかがでしょうか。

蒲島知事
 (平成)27年度末までには80%を超えるということを今、考えております。最初就任した時から比べると、相当、加速度的に上がっているのではないかと思っています。
 これだけの取組みをしておりますと、市町村の関心も高いと(思います)。
 これからは市町村の中でも、組織率の低いところに働きかけをして、そして更に(組織率を)上げていきたいと思っています。

質疑応答

熊本広域大水害に係る復旧・復興について

(幹事社)
 九州北部豪雨からまもなく2年ですけれども、知事、現在の復旧復興というのは改めてどういう状況だというふうにお考えですか。

蒲島知事
 (熊本広域大水害の)復旧復興については、私の感じる限りではスムーズにいっているのではないかと思っています。
 ただ、どうしても用地買収とか、そういうところで難航しているところもありますが、資金面においても、それからスピード面においても、2年ですが、相当進んでいるのではないかと(思います)。
 とりわけ、私は3つの原則で進めています。ただ、復旧するだけではなかったんです。一つ目は、被害を受けた人達の痛みを最小化するということ。それから単なる復旧ではなくて、創造的復興をやろうと。
 三つ目の原則は、税金も人員も使いますので、更なる熊本の発展のためにつながるような復旧復興をしようということ。
 それはただの復旧とは少し違って難しい原則かもしれませんが、職員はそれに向かって、とても一生懸命やってくれているのではないかと思っています。
 一つだけ、(新聞報道で)農地の整備で少し遅れたということでありますが、それについても、私の聞いている限り、今の状況はうまくいっていると聞いています。

質疑応答

熊本~台湾高雄間の連続インバウンドチャーター便ツアーの実施について・1

記者からの質問に答える蒲島知事の写真
(幹事社)
 台湾のチャーター便なんですが、去年の方が結果的に期間も便数も、まだ現状、決まっているものよりも多いと思うんですけれども、これに関しては今後働きかけというのはいかがですか。

蒲島知事
 具体的な期間の面に関しては、少し担当者の方から(説明を)お願いします。

【事務局】

 チャーター便についてですが、チャイナエアラインが先程、少し(前方の)画面にも(パワーポイントの資料が)出ましたように、6月29日日曜日から8月5日火曜日までです。
 一方、遠東航空によるチャーター便につきましては、6月28日土曜日から8月7日木曜日までとなっています。

蒲島知事
 今回新しいのは、遠東航空によるチャーター便が大体同時期に行われるということで、週5便に近いような形で、両方が(チャーター便を)行えばそういう感じになるのではないかと思っています。

質疑応答

幸山熊本市長の次期市長選不出馬表明について・1

(幹事社)
 発表項目からは外れますが、先日、熊本市の幸山市長が次の選挙不出馬ということで表明されましたが、コメントも出していただきましたけれども、改めて知事の今のところの受け止め等いかがでしょうか。

蒲島知事
 コメントに全て表されておりますが、突然の表明でありましたもので、大変驚いたところであります。
 しかし、政治家でありますから、自分の決断というのは、熟慮に熟慮を重ねられたというように思っています。
 平成14年の初当選以来、まだ12年にはなっていませんが、この3期12年に及ぶ中でいろんなことをやられたと思いますが、とりわけ私が印象に残っているのは、一緒にやりました熊本市の政令市の誕生であります。
 そういう意味では、初代政令市の市長として市政の更なる発展に尽力されたことに感謝を申し上げたいと思います。
 これからも、まだあと6カ月ありますので、引き続き、連携を取りながら、県と熊本市一緒に熊本県全体の発展、あるいは熊本市の発展のために尽くしたいと思っています。

(幹事社)
 知事、政治家としての幸山市長の評価をお聞かせいただけますか。幸山市長ご自身に関する評価を。

蒲島知事
 素晴らしい政治家だと思っています。
 そして、困難な時期に熊本市長になられ、そして、更に発展させるために政令市誕生までもっていかれたこと。そういう意味では、私の政治家の先輩として尊敬しております。

(幹事社)
 では、各社さんどうぞ。

質疑応答

梅雨入りに伴う災害への備えについて・2


 知事、すみません。梅雨に向けた取組みの中で、予防的避難の話が出ていましたけれども、今、現在これまで実施したことがある自治体が阿蘇市、南阿蘇村、宇土市の3市に止まっていると思うんですが、これから全域の市町村にこうした取組みを広げていくために必要なことというのはどういうことでしょうか。

蒲島知事
 予防的避難で一番難しいのはやはり、空振りのリスクがあることです。
 避難したけれども、何も災害が来なかったと。それが何度も何度も続くとやはり途中で関心がなくなります。イソップの寓話みたいな感じですが。
 そういう意味で、そういうリスクはあるが、やはり自分で自分の命を守るということが、とても大事だと私は思っていますので、県としては予防的避難を常に大事なこと(であるということ)をアナウンスメントしていきたいと(思います)。
 とりわけ、この予防的避難のもともとの発想は、熊本県の阿蘇を中心とする熊本広域大水害の後の検証結果が出てきて、それ〔※予防的避難〕がとても大事だということで、全国的にも広がっているものだと思っています。
 私が聞く限り、熊本県では、予防的避難をするかどうかという意向で言うと高い方ではないかと聞いています。これは、実際に調査されたんですか、担当者の方が。

【事務局】

 危機管理防災課でございます。
 予防的避難につきましては、私ども県のモデル事業に参加されている市町村については昨年度に引き続きまして、今年度は阿蘇市とそれから南阿蘇村にご参加いただくことを表明いただいております。
 ただ現在も、各市町村に呼びかけをいたしておりますところでありますし、予防的避難は、モデル事業の避難以外に、事実上、早めの避難を呼び掛けているというようなことをやっている市町村もございますので、その辺も含めまして、取り組み状況について、今後も把握を図って参りたいと思っております。
 もう一つは余談ですが、今年度に入りまして、国の方も市町村が発する避難勧告、避難指示については、早めの発令に心掛けるというようなことを打ち出しております。
 これも、私どもが取り組んでいる予防的避難に即応した動きではないかというように思っております。以上です。

蒲島知事
 この予防的避難に関しては、経費も出てきます。
 熊本県では、予防的避難に要した経費、例えば避難所の光熱費、そういうものについては、2分の1の補助を市町村に助成するということにしています。
 そういう意味では、まだ予防的避難の全県的な移行調査については、現在とりまとめ中でありますが、阿蘇市や南阿蘇村の実施は決定しているというように聞いております。
 これは、とにかく大事なことなので、県民の方々に一生懸命に訴えていかなければならないと思っています。


 こちらで取材をしていると、阿蘇とか南阿蘇では、当然災害の記憶が新しいので重要性を非常に認識されている一方で、近年、災害が起きていないような市町村だと、大事なのはよく分かるけれども、とはいえ空振り覚悟で大変ですよねというような声も聞かれますが、そのあたりの市町村にも重要性を周知していくというのはいかがでしょうか。

蒲島知事
 一般的にそういう傾向になることは分かりますが、災害はいつくるか分からないので、阿蘇市、南阿蘇村と同じような気持ちになっていただくこと。
 それから過去に災害があったところもたくさんありますので、それを市町村、県民に訴えていく。今日、記者会見で敢えてこのことに触れたのは、そういう意味もあります。

質疑応答

平成25年度熊本県における企業等の農業参入の状況について

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 すみません。知事、企業の農業参入についてなんですけれども、企業には農地法が改正されて、企業に農地のリース式の参入が認められるようになってからの件数というのが県内で右肩上がりに今増えているんですが、この一番の要因というのが何であるということをお考えなのかというのが一点と、もう一点は農業団体等を中心に、企業の農業参入というのに対して、すごく不安感とか抵抗感、企業なんて儲からなければ出ていってしまうんじゃないかみたいな、そういうところがありますけれども、その辺とのバランスをどういうふうに考えていくか、2点お聞かせいただければと思います。

蒲島知事
 はい、私は、時代の要請ではないかと思っているんです。
 担い手不足、それから耕作放棄地の増加、そういうものがちょうど私が知事に就任した頃、6年半ほど前でしょうか、顕在化してきていました。
 それで、担い手というものを今の農家の方だけには限らず、企業も参入すべきではないかという流れが出てきたような気がするんです。
 ただ、流れが出てきたからと言って、制度がすぐ変わるわけではないし、それから制度が変わっても、それを運営している人の意思が変わるわけではないんです。
 だから、例えば県庁の農林水産部もこれまで積極的でなかったかもしれませんが、それは段々と変わらなくてはいけないと。私は、熊本県庁の職員を誇りに思うのは、その変わり方が非常に積極的だったと思います。
 そして、農業参入を阻止するのではなくて、むしろ歓迎する。歓迎しただけではなくて、一生懸命支える。先程98件の企業等の参入があると言いましたが、撤退した企業は一社もないんです。これまで全国的には相当撤退したと聞いています。つまりサポートシステムがちゃんとできていると。
 それからJAにしても、それほど抵抗感がなくなってきたのではないかと(思います)。また、農家の人達にとっても企業参入が普通のこととして言われている。それから企業を参入することによって、その地域は発展しなくてはいけません。
 そういう意味で、フードワークスさんの上天草市であるとか、相良村における活動は、我々が目標としている県南フードバレー構想に非常によくマッチしている。モスフードさんもそうです。
 それから天草の九電工のオリーブにしてもそうですが、天草の方々がオリーブの島にしようと頑張っています。
 そういうようにして、調和しながら発展していくところを見ると抵抗感がなくなったのではと思っています。
 私はこれからもっと、企業参入が増えると思いますが、農協自身そのものも、自ら耕すというようなことが必要ではないかと(思いますので)、私自身はそういう農協の変わり方を希望しています。

質疑応答

幸山熊本市長の次期市長選不出馬表明について・2


 知事、よろしいですか。
 先程、幸山市長の3選不出馬に関連してのお尋ねなんですけれども、知事ご自身も、2期目の任期が残り2年を切っておられますけれども、現時点でご自身が3期目に対する考え方をお持ちであれば伺いたいのと、もう一つは3期目をどうするかということを考える際の判断材料としてはどういったものをお考えなのか、この2点お尋ねしたいですけれども。

蒲島知事
 はい。まだ、2期目の半分しかきていませんので、そこまで考えるというよりも2期目の残りを最大限、力を尽くして、知事を務めたいと思っています。
 3期目を考えるにあたっては、今も言いましたように、まだそこまで考えるところはありませんが、一般的に言えば、県民が求めているかどうか、時代が求めているかどうか、それに対して応えられるかどうか。そういう様々な総合判断が出てくるのかな(と思います)。
 1期目の時の経験から言いますとそんな感じではないでしょうか。まだそこまで考えたことはありませんので、急に言われるとちょっと困ります。


 せっかく出た質問なので、幸山市長はお辞めになる時に多選のことをかなりお気になされてご判断をされたというふうに会見でご説明されました。多選について、知事が何かお考えがあられたら伺いたいんですが。

蒲島知事
 一般的にいうと、多選の弊害はあるのではないかと(思います)。多選はどこから先を多選というか分かりませんが、そういうことがこれまでの一般的な言われ方(であり)、議論をされてきました。
 そういう意味では、多選にある種の弊害が付きまとうことがあるかも知れませんが、ただ多選が全て悪いかというと、そうではないと。そういう多選に対する批判もありながら何回も当選される人もおりますし、それから多選だからこそできるいろんな仕事があります。
 一番の歴史的で劇的な例として、アメリカは2期です、普通は。(そのアメリカの)ルーズベルト大統領が異例の4期やったんです。4期目で亡くなりましたが、それは結局アメリカの国民が偉大な大統領を求めるということで、(つまり)ディプレッション〔※不況〕と戦争に対応できる大統領として彼を選んだのではないかと思います。
 だから時代の状況とか、あるいは国民が求める状況とか、そしてそういう多選の問題を自分なりに整理できてコントロールできる、そういう政治家もいるのではないかと思います。
 だから、ただ多選だからその政治家はよくないという考え方を私はしていません。
 最終的には国民なり県民があるいは市民が、決めることではないかと思っています。
 ただ、先程も言いましたように、(多選には)いろんな弊害が出てくるということで、幸山市長の考え方もよく理解できるということです。

質疑応答

熊本~台湾高雄間の連続インバウンドチャーター便ツアーの実施について・2


 すみません。ちょっとまた戻るんですけれども、熊本~台湾高雄間の件なんですけれども、これまで県が中華航空には、定期便に向けアプローチをされていた中で、今回、アプローチされていなかった遠東航空が就航します。これらに対する受け止めを教えていただけますか。

蒲島知事
 これまではずっとチャイナエアラインと(交渉を)やってきましたし、定期便についてもチャイナエアラインをメインにやっているところであります。
 ただ、この台湾から熊本へのリクエストはあまりにもたくさんあったということで、旅行社の方がもっと飛行機が欲しいということで、このような状況に至ったのではないかと(思っています)。熊本県にとってもとても嬉しいことです。
 そこのところの詳細についてはすみません。担当課の方で(説明をお願いします)。

【事務局】

 観光課でございます。ただ今、知事がご説明したとおりでございますが、遠東航空は私どもも接触した経緯は全くございません。旅行会社(に対して)の方は昨年の5月、熊本県は台湾の旅行博を高雄で出展しております。今年も引き続きやっております。
 現地でかなりくまモンの力で熊本の認知度も高まっておりますので、そういうことを受けて自発的にチャーター便を作られたということで、私どもは熊本のアピール度が深まっているということで、非常に嬉しく思っているということでございます。以上でございます。

蒲島知事
 また、台湾の方では、約5000軒の店を持つセブンイレブンが、熊本フェアを全国的にやってくださるということで、それもまた熊本人気に火が付くのではないかと思っています。
 旅行者もたくさん来るかも知れませんが、熊本の品物、くまモングッズも含めて輸出されていくのではないかと思って楽しみにしています。

質疑応答

参院選改革の合区案について

記者からの質問に答える蒲島知事の写真

 すみません。知事、国政の件で恐縮なんですが、参院選の1票の格差を解消する問題で、政党間の協議があって、県同士を合区する案が自民党の方から出ていて、今回は直接熊本は俎上に、対象には挙がっていないんですが、その参院選の選挙の区割りで県同士を合区するという手法について、一票の格差がこのまま進んでいけば、熊本はのちのち対象になるかどうか分かりませんけれども、知事としてこの県同士を合区するというアイデアに関してご所見があれば伺いたいんですが。

蒲島知事
 一票の格差、それは平等性をどう考えるかだと思います。
 アメリカの連邦制のもとではカリフォルニア(州)の上院議員は、アラスカ(州)という小さなところと同じ数〔※2〕です。だから、そこは州を代表していると(いう考え方です)。(その観点から)県を代表しているという考え方もあるだろうし。
 それから衆参とも、全く100%平等でなければいけないか。(ただ実際は)平等ではあり得ないんです。基本的には、平等ということはあり得ない。だから、平等性にしようとすれば、県をまたがなくてはいけない。例えば、島根県と鳥取県(を合区するなど)。
 そういう考え方でどういう方向性を(示すか)。私が一番大事な(ことと考えている)のはあくまで選挙制度というのは手段であって、目標は国民の幸福量をいかに上げていくかです。
 だから、そういう意味では平等性と皆さんの幸せ、そういうことを全部総合的に考えながら区割りが行われていくと思います。
 区割り(を考える上で)は、一番楽なのは平等性です。ただ、これは県境がありますので、それはどこかで行き詰まってしまうと。今、そういう状況なのではないかと(思います)。そういうことで、私も選挙制度については、難しさがよく分かっていますので、選挙制度の委員会の方で一生懸命考えられるのではないでしょうか。


 知事、ご自身としてくっつけるということの賛否はどうでしょうか。

蒲島知事
 その判断は、私はちょっとできません、県としては。
 では、県知事として熊本県と宮崎県が一緒になってくださいと、将来、分かりませんが。その時は反対しますね。


 その話になるとちょっとそこはと。

蒲島知事
 だから、自分の問題としては。その(当事者の)県の問題としては、それは当然反対で、遠くからみると、それは平等の方がいいのではないかと。
 だから、そこの完全平等を目指すのか、そうでなくて、それはあくまで手段で、皆の幸せのための制度としてどういうものがあるのかと。
 例えば、子供がいればもう一票(選挙権を)与えた方がいいとか、いろんな考え方があるんです。
 それで、都市部だけにたくさん議員がいて、それが日本全体でうまくいくのかとかです。
 そういう意味では、機械的にただ一票の格差をゼロにして、そのためには県境の境も問わないと。
 そんなことをするよりも私は道州制をやった方がいいと思います。
 だから、そういう乱暴な議論よりも道州制の方が、もっと分かりやすいと思います。
 ただ、この問題はとても難しい問題なんです。もう永遠に解決できないんです。だからどういうような判断をするか。今は選挙制度審議会ができていますが、そのためになるべく個々の議員の利害から離れたところで判断しようということになると思います。
 ただ、あまり行き過ぎた格差というのはやはり社会的に許されないので、その許容範囲はあると思います。
 それからもう一つは、最高裁が出した判決に政治の方が真剣に取り組まないというような状況もよくないのかもしれません。
 一生懸命取り組んで何らかの形の結論を出すべきかも知れません。ただ、これは少し県政に遠いものですから、毎日考えているわけではありません。

質疑応答

日本維新の会の分党について


 日本維新の会が分党しましたけれども、これをどう受け止められましたでしょうか。

蒲島知事
 はい。政党の離合集散があまりにも激しすぎて、少し戸惑っておりますが、政党というものはもともと同じ考え方を持った方々の集まり、同じ政策目標を追求するというそういう人達の集まりだとすると、やはりそこに違った考え方の人がありすぎて遠心力が働いたのではないかと思っています。
 ただ、この遠心力が働いて、次はまたこの小選挙区制はどうしても二大政党制の方に向かいますので、求心力が働く可能性もあります。
 そういう意味では、今はその過程だと。一度、二大政党制になって、そしてそれではうまくいかないといって、また遠心力が働いて多党制になって、それでもやはりうまくいかないからと今度はまた求心力が働いて、今、求心力が働きつつあるというところではないでしょうか。
 小選挙区制というのは、求心力が働く方にいくのではないかと思っています。
 よろしいですか。それではこれで。

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