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令和2年(2020年)7月2日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051768 更新日:2020年7月2日更新

知事定例記者会見

日時:令和2年(2020年)7月2日(木曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画
 動画はこちらからご覧いただけます

会見録
 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

説明資料(PDFファイル:2.77MB)

発表項目

コメント

質疑応答

発表項目

令和2年度7月補正予算(知事専決処分)について

知事写真1蒲島知事
 本県では、これまでの県民・事業者の一丸となった新型コロナウイルス感染防止の取組みにより、感染状況は落ち着きを見せています。
 このような中にあっても、気を緩めることなく、県では第2波への備えとして、PCR検査体制の充実と医療提供体制の強化などに取り組んでいます。
 同時に、地域経済の回復に向けた取り組みや県民生活への支援などに、スピード感を持って取り組んでいます。 
 今回、特に早急な対応が必要な2つの事業について、先ほど私の専決により、31億円を予算措置いたしました。
 まず、一つ目は、『くまもっと泊まろうキャンペーン』です。皆様のお手元の報道資料の2ページをご覧ください。
 県では、甚大な影響を受けている観光分野における経済回復を後押しするため、九州最大規模の宿泊キャンペーンを実施します。
 既に、一部の県内市町村においては宿泊助成キャンペーンを始めておられます。また、国の宿泊助成キャンペーンである「GоTоキャンペーン」は8月上旬からスタートといわれています。
 そこで、県では、国のGоTоキャンペーンにつなげていく、20万泊分、10億円の宿泊割引を実施いたします。
 感染防止対策に取り組む県内宿泊施設が対象で、最大5千円の割引で宿泊できます。
 予約については、まず、第一期として、7月6日から県民を対象としてスタートし、7月20日から第二期として、九州内にお住いの方に対象を拡大することとしています。
 予約の締め切りは8月2日までですが、8月末までの宿泊が対象になります。
 県民の皆様には、なるべく県民限定である第1期予約期間に予約いただきますよう、よろしくお願いいたします。
 また、宿泊応援キャンペーンに併せて大分県との『相互誘客キャンペーン』にも取り組みます。熊本地震で不通となっていた豊肥本線の運行再開などを見据え、大分県と連携して、相互に送客を図り、観光業の回復を後押しするものです。
 これらの取り組みにより、新型コロナウイルス感染拡大により疲れた心や体を癒していただき、県民総ぐるみで熊本を元気にしていきたいと考えています。
 2つ目は、「個人向け緊急小口資金等の貸付原資の増額」です。3ページをご覧ください。
 生活困窮者への緊急小口資金貸付については、県社会福祉協議会と連携し、数度の見直しを重ね、より活用しやすい制度に改善して参りました。
 利用が大幅に伸びており、今回、これまでの貸付実績と受付期間が9月末まで延長されたことを踏まえ、貸付原資を約21億円増額しました。
 引き続き、生活に困窮された方々にしっかりと寄り添いながら支援を行って参ります。
 以上が補正予算の内容です。なお、詳細については、このあと事務方から説明を行います。
 今後も、必要な対策については躊躇なく予算化し、感染拡大の防止と、地域経済や県民生活の回復という2つの目標のベストバランスを目指して参ります。

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発表項目

熊本地震震災ミュージアム震災遺構の一般公開について

蒲島知事
 続いての発表です。
 県では熊本地震の教訓等を確実に後世に伝承するため、関係市町村や国とも協力し、震災遺構や地域の拠点等を巡る回廊型の震災ミュージアムの実現に向けて取り組んでいます。
 県と関係市町村は、熊本地震により出現した断層や被災した建物等の58件を現物や写真等により震災遺構として保存することとしており、その一部は既に公開されています。
 その取り組みのなかで、震災遺構として県が整備した旧東海大学阿蘇校舎1号館と地震断層を、7月16日木曜日から一般公開いたします。(※)
 今回一般公開する旧1号館は、かつて東海大学農学部の講義棟として使用されていた建物で、被災した当時の姿のまま、保存しています。
 この被災した校舎と、旧1号館の真下を走る断層とを一体的に保存することで、断層が建物に与えた影響について、実物を見学し、検証することができる、国内に例がない、極めて貴重なものとなっています。
 また、震災遺構の隣に、熊本地震の体験・展示施設の建設を進めており、2年後の完成予定です。
 さらに、漫画『ONE PIECE』と連携したプロジェクトで、旧東海大学阿蘇キャンパスへの「ロビン像」など仲間の像8体を設置することとしており、引き続き、被災地の復興を後押ししていきます。
 ぜひ、県内だけでなく県外の方、そして特に次世代を担う若い世代の皆さんに訪れていただきたいと思います。

(※)震災遺構(旧東海大学阿蘇校舎1号館および地表地震断層)の一般公開については、令和2年7月豪雨災害の影響により延期となりました。

 ⇒ 8月1日(土曜日)午前9時から一般公開することになりました。【7月29日追記】

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コメント

新型コロナウイルス接触確認アプリについて

参考(新型コロナウイルス接触確認アプリに関する厚生労働省チラシ)(PDFファイル:797KB)

蒲島知事
 最後に私からのお願いです。
 国から、6月19日に、新型コロナウイルス感染症対策として、スマートフォンで利用できる「接触確認アプリ」の提供が開始されました。
 このアプリは、プライバシーに最大限配慮しつつ、感染者と接触した可能性がある場合、通知を受け取ることができる仕組みになっています。
 このアプリを多くの方が利用すればするほど、感染拡大の防止に効果を発揮することができます。
 私は、自分自身もアプリをインストールしました。県民の皆様におかれましても、感染拡大防止のため、積極的な利用をお願いしたいと思います。
 私からは以上です。

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質疑応答

宿泊応援キャンペーンについて

(幹事社)
 2点あります。
 まず1点目ですが、宿泊応援キャンペーンについてお尋ねします。
 現在の熊本県内の宿泊施設であったり、観光業の現状をどのように認識されていてこういった事業を始められるのか、実際に事業者からの声ですとか、どのように知事は認識されていますでしょうか。

知事写真2蒲島知事
 私が選挙運動をやめて政務から公務中心にしたときに、多くの事業者の方にお会いしました。そのときに、最も切迫感があったというか苦しんでおられたのが、観光業の、とりわけホテル、旅館の方々です。
 (そして)それ(=ホテル、旅館)と繋がる飲食業の方々(です)。
 最初のやり方としては、まず、つなぎ融資を作ることによって皆さんにそれを使っていただくと。国からの支援が来るまでは使っていただくと。(融資枠は)100億から現在3000億まで(拡充しています)。
 次第に国からの支援も今、行われておりますけれども、やはりお客さんが来ないと、観光業はどうしてもやっていけませんよね。
 そこで、市町村のほうでは既に(宿泊応援事業を)始められているところもあります。(しかし、)市町村の(事業)規模は限りがあるので、県の役割は、国のGoToキャンペーンが始まる前の(期間)、切れ目なく皆さんに観光に来ていただきたいと思い、この補正を行ったわけです。
 ただ一つ、大きな問題というのは、それだけ交流が出てきますと、感染が拡大するという恐れもあります。
 だから感染拡大を最小化し、かつ、お客さんにも来ていただいて、経済の回復も図る。そこのところが、ベストバランスといいますけども、とても難しいところです。
 既に2件、他県から県を跨いで感染者の方がいらっしゃいましたけれども、極めて迅速に対応することがとても大事だと思います。すぐ疫学検査を行って、そして迅速に濃厚接触者を特定し、その方々を検査する。それができていますから、クラスターにはならなかったのがよかったなと(思います)。
 あの2件で、観光業界の方は、やはり宿泊者が増えると感染者が増えるんじゃないかと、県民の方もそう思ったんじゃないかと思います。感染者を最小化しながら経済を回復するというのは、違う目標なんです。だからそのベストバランスを今やっているところです。
 そういう中で、まずは熊本県民を対象に、次は九州全体を対象に、(そして)国全体がGоTоキャンペーンで多くの観光客がいらっしゃいますので、そこまでに備える。それからやはり旅館、ホテルの方も準備が必要だと思うんです。それでまず安全な、県内の方に利用してもらって、そこから始めるという形での予算を組ませていただいたんです。

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質疑応答

熊本地震震災ミュージアムについて

(幹事社)
 2点目なんですが、震災ミュージアムについてです。
 先ほど知事の説明で、地震を体験できる施設を2年後に完成というふうな話がありましたけれども、これをもう少し具体的に教えていただけますでしょうか。

蒲島知事
 この東海大学の一番見せる場所としては、この校舎の1号館と、それからその1号館の校舎が地震によってすごく壊れましたけれども、それが地震の断層と非常に関連付けて見ることができるんですね。
 これは実物ですので、そのほかに様々なものを皆様に見ていただきたいというので、先ほど申しました、その隣に常設の見学できるそういう資料館みたいなものを作るということにしています。
 先ほど言いましたように、これについては今、準備を進めていますので、令和4年にできるということです。

【事務方】
 令和4年に完成予定ということでございます。こちらの施設なんですけど、震災遺構を今回の1号館等を間近に見ていただきながら、あと語り部の方とかそういった方の震災体験、あといろんな体験装置を作りまして、地震の情勢について学んでいただく。そういった施設を作ろうと思っております。

(幹事社)
 続けて関連なんですが、公開時間中は管理人(語り部)が常駐し、ということなんですが、この語り部の方というのはどのような方がいらっしゃるんでしょうか。

蒲島知事
 (語り部の方は)もうおられますかね。

【事務方】
 はい南阿蘇の方にいらっしゃる、観光局の方に委託をいたしまして、地元の方々に語り部として色々なこと、体験を語っていただこうと思っております。

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質疑応答

阿蘇くまもと空港アクセス鉄道の整備について・その1

Q
 アクセス鉄道についてお尋ねしたいんですけど、今後のスケジュールとして、追加調査等検討委員会の立ち上げというのが示されていますけど、大体いつぐらいまでに終えて、知事として判断のタイミングですね、事業化するかしないか、いつ頃を考えていらっしゃるのかお考えがあれば教えてください。

知事写真4蒲島知事
 様々な課題を今抱えていますので、それを整理して、B/C(=benefit / cost:費用便益比)もこれだったらやれると、そういうことを整理して、まだ検討委員会の方、有識者会議の方も完全には決定しておりませんので、この段階でいつ事業化かどうかを判断するということを正確な日にちは言えませんけども、遅れたら遅れただけ、きっと将来に大きな影響があるような気がしますので、今日は言えませんけど、しかるべき時期に発表したいということを、ここではコメントとして申し上げたい(と思います)。ただ、まだ検討委員会とか有識者会議も決まってませんし、これから国との話し合いも必要ですし、いろんな課題もあります。それからコスト縮減ですよね。コストをどれだけ下げるかということが、とても今大きな問題になっていますので。私はコスト縮減は不可能だとは全然思っていません。
 前もお話ししましたけど、熊本駅も、安藤忠雄さんにお願いして、熊本県はお金がないから半額にしてほしいと頼みました。その時、安藤さんは「分かりました」と言ってやっていただきました。(最終的に)3分の2になりましたけど、それでも相当なコスト削減だったと思います。そういうことを経験したこともあるし、それからガントリークレーンも、中古を買って、100万(円)で譲ってもらったこともありますので、そういうあらゆる可能性を不可能だと思わずに、これからやり遂げていきたいなと。そして皆さんに、他の代替の方法と比較して納得してもらうということが大事だろうと思います。
 そういうところまで来た時に、初めて事業化のアナウンスをしたいと思います。

Q
 現実的には多分、今年度内というのは難しいのかなと思うんですけど、少なくとも来年度以降ということになるのかという(点は)。

蒲島知事
 予算は事業化の予算ではありませんので。それは研究のための予算ですから。それを今年度は成し遂げて、発表は、課題の整理が終わった段階でできるんじゃないかなと思います。

Q
 今のお話の確認なんですけど、最終的に知事が事業化をする、しないの判断というのは、どういったところに基準を設定して、判断されるのかお考えがあれば教えてください。

蒲島知事
 私はいずれ必要になるアクセス鉄道だと思っています。ただ単に乗客を空港から駅まで運ぶというそういうものではなくて、これが将来にわたって熊本の発展につながると、そういう観点から考えてます。だからそういうB/C(=benefit / cost:費用便益比)の中には、将来の熊本の発展につながるそういうふうなものが中々入ってこれないんですよね。B/C(=benefit / cost:費用便益比)の中のベネフィットの方にね。コストは明快にわかるんですけど、そこのところをやっぱりよく考え抜かなきゃいけないと。
 今、定時性とか多重性とか速達性とか、また、運動公園へのつながりとか、これは今でも私はB(=ベネフィット)に含まれると思うんですけれども、今の現状ではその方程式には入っていないと(思います)。
 そういう意味で、将来私は、あそこをシリコンバレーの場所にしたりとか、あるいは運動公園とつないで様々なイベントができるとか、何よりも今問われているのは、アフターコロナ社会ですよね。アフターコロナ社会はどういうものかということを、これから問われていくと。それが日本中でも問われていくと思うんです。
 そこでCO2の削減とかあるいは都市から地方への(人や企業の)移動とか、そういうことが考えられます。
 そして、密を避けるとか。そうすると、この熊本の地というのは、空港から近くてかつ便利であるし、そういうことを踏まえると、ものすごく可能性があるのかなと私は思います。
 その可能性を説明することができれば、県民の方々も納得していただくのかなと(思います)。最終的な判断は県民の方々が納得されないことはできませんから、真剣にそれを今からやっていきたいなと思っています。

Q
 コスト縮減の話が先ほどあったんですけれども、知事として県民の意見というのもあるんですけれども、恐らく県民の判断基準というのは最終的なコストがいくらぐらいになるのか、県の負担がいくらぐらいになるのか、それと利便性がどれくらい向上するのかというところあたりが大きな判断基準になるかと思うんですが、県としてそこはこれから追及していきたいという考えでよろしいんでしょうか。

蒲島知事
 当然、コスト縮減、それから県民の負担を最小化するというのは、とても大きなことだというふうに思います。 そういうことを踏まえながら、この阿蘇くまもと空港のアクセス鉄道というのは私は重要だと思いますので、事業化の発表ができるかどうかということをこれから詰めていきたいなと思っています。

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質疑応答

阿蘇くまもと空港アクセス鉄道の整備について・その2

Q
 (阿蘇くまもと空港アクセス鉄道の)コスト縮減については、知事としてどれくらいを目標にしたりとかその辺のお考えありますか。

知事写真3蒲島知事
 目標は大きいほうがいいんですけれども、ここでこのくらい目標としたいということを言うと、それが先行してしまいますので、最終的にはこれだけ縮減できましたと、これだけ県民の負担が生じましたという形でお示しできるというふうに思います。

Q
 JR九州が3分の1を上限に負担するというのを前提として、概算時点で380億円という数字の3分の1というような考えだと社長がおっしゃったんですけれども、知事としてJRとの交渉はどのように進められるんでしょうか。

蒲島知事
 JR九州からの総事業費の3分の1を上限に拠出していただくというのは、全国でも類のないことなんです。
 このようなスキームに同意をいただいたことに、私は大変JR九州には感謝しております。
 さっき言ったように、このスキームでいくためにもコスト縮減は必要です。そして、あるいは他の、国からの支援、そして熊本県の中における様々な節約とか、そういうことも必要だと思います。実現のために、前例はありませんけれども、国の方との交渉もそんなに楽ではないとは思います。それもスキームがありませんので。そのスキームがないところに、今チャレンジしているところです。
 ただ、その中でJR九州青柳社長からそのような前例のないことをやっていただくことに対しては、熊本県知事としては大変感謝しています。それに応えるようなかたちで頑張らないといけないと思います。

Q
 関連なんですけれども、そうすると基本合意の時点の概算の金額などに上乗せしたかたちで金額を出すように要望していくようなことは考えていないということですか。

蒲島知事
 私も青柳社長の会見の場にいませんでしたので正確には分かりませんが、これから今までと同じような良好な関係で話し合っていきたいと思っています。そこまで具体的なところまでいっていませんので。
 まず、事業化するかどうかのところまでもいっていないので。

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質疑応答

ふるさと納税について

Q
 ふるさと納税に関してなんですが、先日大阪の泉佐野市が新制度から除外されたのは違法だということで取り消しを求めた訴訟で、最高裁が除外決定を取り消すという判断を示しました。このことについて、県知事としてどのように受け止めていますでしょうか。

蒲島知事
 ふるさと納税というのは地域を応援する皆さんの思いを寄附金というかたちで頂くというのが基本だと思います。
 それが、返礼品でもって過当競争になったというふうに思いますけれども、私はとても残念だと思っています。
 国のふるさと納税に関する改正後の基準が、3つあるんですけれども、(1つ目が)ふるさと納税の募集を適正に実施すること、(2つ目が)返礼品は返礼割合を3割以下とすること、(3つ目が)返礼品は地場産品とすること、熊本県としては、この3つに沿ってやっています。
 ただ、各地方公共団体、それに関しては様々な考え方があると思いますけれども、それについて私のほうからコメントすることはありませんし、また最高裁の判決も出たことですから、また新たな展開があるのではないかなと思っています。
 私どもも、別に返礼品の返礼割合をものすごく高めたから、熊本県にふるさと納税が寄せられるとは思ってません。たとえば令和元年度の熊本県の件数は、1,851件。金額にすると4億5000万(円)で、平成30年度が1億9000万(円)くらいですから、相当上がってますよね。そこで私どもがやっているのは、ふるさと納税をいただいた方に誠意を示すと。必ずどういうことに使ったのか(を明らかにする)ということと、例えば、(ふるさと納税を)いただいた方にはくまモンの(葉書で)残暑見舞いを出してお礼をするとか、そういう誠意が大事な気がするんです。長くふるさと納税をしていただくために、そういうことをやってます。
 コメントというよりも、県はどういうふうにしているかと、品物よりもやっぱり誠意のような気がしますよね。心からありがとうございますという。別にくまモンのハガキがそんな効いたとは思いませんが、お礼をさらに言うと。

Q
 関連してなんですけど、今後、全体的な制度の方向性として、何か国に求めていきたいこととかあったりしますでしょうか。

蒲島知事
 国に求めているというよりも、やはり今言ったように、地域を応援する皆さん(の気持ち)をたくさん寄附金という形でいただくというわけですから、たぶん返礼品でこれで寄附してくださいという、そういう目標を追求していっても、どこかでつまずくような気がしますよね。そういうものではなくて、やっぱり心と心のつながりだと私は思ってます。
 私も驚いたんですけど、令和元年度に倍以上になっていたので、何だろうかなといろいろ考えましたけれど、やはりそういう礼状とか、お礼の言葉とか、そういうことがよかったなと思います。担当者はいますか。この倍以上になったのはどうしてだと思いますか。

【事務方】
 金額につきましては、大口の寄附をいただいた部分もございますし、前年度にご寄附いただいた方で6割程の方が昨年度もご寄附いただいており、リピーターなってくださっているといったところでございます。そういった効果があったのではないかというふうに考えております。

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質疑応答

阿蘇くまもと空港アクセス鉄道の整備について・その3

Q
 先程の空港アクセス鉄道の件で、JR九州と良好な関係で話し合っていきたいということですけど、上乗せの要望ですね、3分の1の金額が増えたとしても、それに合わせるという上乗せの要望は、現時点でJRに求めるかどうかもおっしゃらないということでよろしいですか。

蒲島知事
 まだ課題の整理が終わっていませんので、実際どのくらいかかるかもわかっていないと。あれもすべて概算ですから。多分、最もいい案で作られたものだと思いますので、コスト縮減のスペースがあるかどうかということも含めながら、これからその金額について、今すぐにということは、言うことはありません。

Q
 このあいだ6月県議会で示された、いわゆる試算というのが、詳細調査でしたっけ、あれの前提というのは、JRの3分の1負担というのは、380億じゃなくて、A(ルート)、B(ルート)、C(ルート)、3つ(事業費が)膨らんでいましたけど、それについても3分の1、JRが負担してくれるというそういう前提であの試算はされているんですか。

蒲島知事
 その試算については、そこは上げてないと思います。ただ3分の1というところが、どの部分の3分の1かということは、JRさんもたぶん、そこまでどの額の3分の1というのは、質問があったから多分そういうふうにお答えになったかと思うんですけれど、まだお互いに話し合いの段階だと思います。最初の方で言いましたけれども、これでも全国では全く例がないことなんですね。そこまでやっていただくことに感謝、感謝というのが私の気持ちです。
 これから、コスト縮減の部分と、県からどのくらい出せるか、それと国とこれからどのくらい交渉していけるか。ハードルはみんな高いんですけれど、例を見ないようなものですから。ただ、それを越えないと、なかなかこれを県民の方にご理解いただけないのかなと。死に物狂いでやっていきたいと思っています。

Q
 この事業許可を受けるためには、40年間で黒字にならないと極めて厳しいというのが事務方の説明だったと思うんですけれども、県民にもしこの事業化が将来のために役に立つとおっしゃるためには、やっぱり国が事業許可できるような、そういうコストにならないとやっぱり不可能というお考えですか。

蒲島知事
 不可能というよりも、それに一番理想的な形でつなげるためには、やはり県民の方々がアクセス鉄道は必要だと、そして他の案もいろいろ出ていますけれども、他の案と比べても、やっぱり安いだろうなと(納得していただくことが大事だと思います)。例えばバス専用レーンを作るにしても、県庁の前から飛行場ぐらいまで、それを買収するだけでも、前の我々の県庁の試算では1千億以上かかっているということでありますので、アクセス鉄道よりも当然高いなと思われると。そういう試算を示しながら、選択肢としてアクセス鉄道をプレゼンできたらいいなと思っています。

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質疑応答

八代港について

Q
 先ほどアフターコロナ社会が問われているとおっしゃったと思うんですけれども、旅行でちょっと聞いてみたいことなんですけれども、インバウンドは少し先のことになるかと思うんですけれども、この八代港の式典も延びて、現状どうなるかもわからないんですけれども、改めて現状認識、不安も大きいかと思うんですけれども、どのように(お考えですか)。

知事写真5蒲島知事
 私は八代港を見て、つくってよかったなと思いました。今、現状は、もちろん国のほうも(クルーズ船に)入ってほしくないという方向ですし、それからそれほど地元からもクルーズ船は歓迎されていない。今の段階ではですね。でもそれがずっと続くとは思いません。
 これは県民の負担という意味でも、ロイヤルカリビアンと県と、それから国が三者でやったので、あれだけの大きな公園になっている港を、かなり県の負担は安くできたんじゃないかなと思います。
 だからこれを、今のうちはまだ来ていないけれども、どうやってクルーズ船の会社にこういうのが出来ましたと(アピールするか)、そしてみなさんが、来た人が、あそこはよかったと思って評判になるようにする。そうすることで回復も早いんじゃないかなと思っています。
 ただコロナが今は流行していますので、これがもう少し終結しないといけないと思いますけれども、終結の先には必ず選ばれる港だと思っています。ぜひみなさんも見に行っていただきたいんですけれども、あの公園は素晴らしい公園です。そして日本庭園がまた素晴らしくて、それから素晴らしいくまモンが、世界最大のくまモンもいますし、小さなくまモンもとてもかわいいですね。だからきっとそれが評判になると。ただ、しばらくこの港はクルーズ船が来ないという状況でありますので、早く県民のみなさまにそこを訪れて、くまモン公園を見ていただきたいなと、そういうふうに今思っています。

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質疑応答

甲佐町災害公営住宅の不具合について

Q
 甲佐町の災害公営住宅の件で聞かせてください。今、みなさんで不具合の対応にあたっていらっしゃる最中だと思うんですが、今回施工業者と設計者と、それから熊本県とで三者一体となって事業にあたられたと思うんですけれども、今回こういった不具合が出たことに関して、どこに問題があったんだろうと知事はお考えでしょうか。

蒲島知事
 まずは、ここにお住まいの方々にご迷惑とご心配をかけていることに、大変申し訳なく思っています。知事として心からお詫び申し上げたいと思っています。早速担当課を呼び、現在の状況を聞きました。
 今、甲佐町、設計者、施工業者と連携しながら、改修の方針を検討していると。そして私のほうから、入居者の意向も踏まえながら早急に対応しなさいと。そして、対応できるところから順次改修していこうというふうに指示しております。
 一番すぐできたのが、天井に釘が飛び出していた2戸については、一昨日改修が済んだというふうに報告を聞いています。今、県としても、甲佐町、設計者、施工業者の方々と連携しながら、入居している方々の意向に沿いながらしっかりとやっていきたいと思っています。それから時間が早いだけじゃなくて、丁寧にやるということが大事ですよね。また起こらないように。

Q
 今、設計者ですとかとか施工業者さんとかにちょっと取材をかけているところなんですけれども、みなさん精一杯やっていらっしゃるところだと思うんですけれども、なかなか釘の対処がもう終わったっていうことをご存知じゃなかったりとか、施工業者がですね。設計者もなかなか熊本のほうには来られないというところもあったりとかして、みなさん精一杯やっていらっしゃるんでしょうけれども、なんかこっちにいる側としてはちょっと寂しいなというところがあって、それをどのようにお感じになっていますか。

蒲島知事
 いや、私がこの問題を知った後では、極めて担当者は一生懸命やっていると思います。それで私もさっき言ったように、とにかく入居者の方の意向を踏まえながら早くやろうと、早急にやろうというふうに、改修を順次進めるように言っていますので、県庁としては、私の指示をそのまま当然受け止めてやっているというふうに聞いています。

【事務方】
 補足をさせていただきます。施工者のほうが、釘の施工を、改修を知らなかったというご発言ありましたけれども、施工者のほうが改修をしておりますので、当然ご存知でございます。県は設計者とも情報を共有をしておりますので、そういった点でも、知っているという状況でございます。(了)

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