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令和5年(2023年)5月19日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0174075 更新日:2023年5月19日更新

【5月19日】熊本県知事定例記者会見

令和5年5月19日(金曜日)10時~ 

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:2.85MB)

報道資料

知事コメント全文

「こどもまんなか熊本」の実現に向けた取組みについて

 最初の発表です。 
 令和4年の全国の出生数は、統計開始以来初の80万人割れとなりました。熊本県においても、令和3年の出生数は、20年前から約25パーセント減少しています。
 少子化対策は喫緊の課題です。あらゆる立場の方々が、こどもや若者・子育て世代の視点に立ち、その最善の利益を考えながら様々な取組みを実施する「こどもまんなか熊本」の実現が必要です。そのためには、県だけではなく、市町村や企業、県民の皆様と一体となって取組みを進めていくことが重要です。 
 そこで、県内の機運を醸成するため、5月23日(火)に、市町村長や経済団体の長などを対象とした「キックオフトップセミナー」を開催します。 こども家庭庁の小宮官房長、岡山県奈義町の奥町長をお招きし、講演をしていただきます。 このセミナーの様子は、後日、アーカイブ配信を行い、県民の皆さんにもご覧いただけるようにします。
 また、6月には、結婚から子育てなどのライフステージに応じた県民のニーズを把握するため、「県民アンケート」を実施いたします。 県民の皆様のご意見を、広くお聞かせいただきたいと考えています。 
 先日、こども家庭庁で新たに「こどもまんなか応援サポーター」制度が創設されました。 
 私は、この趣旨に賛同し、本日ここに、応援サポーターとなることを宣言します。 
 県では、社会の希望であり、宝であるこどもたちが健やかに育つ「こどもまんなか熊本」の実現を目指し、様々な取組みを進めて参ります。 
 具体的には、先ほどご紹介した「キックオフトップセミナー」や「県民アンケート」の実施に加え、庁内の若手職員の意見を集約するための「庁内プロジェクトチーム」の設立など、県庁内の縦割りを打破した推進体制を構築します。 
 また、県のしあわせ部長であるくまモンにも応援サポーターに就任してもらいます。
 くまモンおいで。
 くまモンも一緒に取組みを進めて参ります。くまモンありがとう。
 「こどもまんなか熊本」の実現に向けては、企業や県民の皆様とともに、「オール熊本」での取り組む必要があります。
 今後も、検討状況や取組みの実施状況などを、広く発信して参ります。​

新たな五木村振興計画の村民説明会の開催について

 次の発表です。
 県の最重要課題である五木村の振興については、これまで新たな振興計画の策定に向けて協議を進めて参りました。
 5月15日に、五木村・県・国の三者で五木村振興計画の確認式を開催し、新たな計画をスタートさせることができました。  
 確認式の中で、木下村長から今回策定した村の振興計画を村民に説明してもらいたいとのお話があり、私から早期の開催をお約束しました。
 そこで、来月6月4日の日曜日に、五木村で、新たな五木村振興計画の村民説明会を開催します。時間は午前10時から、そして、会場は五木東小学校体育館で行います。当日は、私も出席し、村民の皆様に五木村の振興についての思いも含め、直接お話しさせていただきます。 
 これまで長きにわたり、ダム問題に翻弄されてきた五木村の新たな振興に、県庁を挙げて、引き続きしっかりと取り組んで参ります。 ​

熊本地震震災ミュージアム体験・展示施設のオープン及び愛称の決定について

 次の発表です。 
 まず、熊本地震震災ミュージアム「体験・展示施設」のオープンについてです。 
 県では、熊本地震の記憶や経験、教訓を確実に後世に伝承するため、市町村と連携し、回廊型のフィールドミュージアムとなる熊本地震震災ミュージアムの整備を進めて参りました。
 この震災ミュージアムの中核拠点として、本年7月15日に、南阿蘇村の旧東海大学阿蘇キャンパスに「体験・展示施設」がオープンします。オープン前日の7月14日には、関係者をお招きした完成式典も開催します。 
 この「体験・展示施設」の愛称を募集したところ、県内外から554件の応募がありました。応募いただいた方々に、感謝申し上げます。ありがとうございました。
 県では、連携市町村や施設の設計者など、震災ミュージアムをともにつくってきた方々の意見を伺いながら、熊本地震を体験し、目にしたものを記憶し、未来に語り継いでいくという願いを込めて、愛称を「KIOKU(きおく)」と決定しました。
 この「KIOKU」では、熊本地震の映像や遺物の展示、語り部との交流のほか、地震発生のメカニズムや熊本地震から得た教訓を、分かりやすく伝えていきます。併せて、自然の恵みや熊本の魅力も発信します。 是非、県内外から多くの方々に訪れていただきたいと思います。
 今月完成した「県防災センター」と「KIOKU」の2つの中核拠点を中心に、熊本地震の経験や教訓を、後世にしっかりと伝えて参ります。

「第161回九州地方知事会議」及び「第43回九州地域戦略会議」について

 最後の発表です。
 5月31日から6月1日にかけて、九州地方知事会議及び九州地域戦略会議を、沖縄県名護市の「万国津梁館」で開催します。 
 私が九州地方知事会長に就任して、初めての会議となります。 
 知事会議の討議内容は三つです。一つ目は「第2期九州創生アクションプランの見直し」、二つ目は「ウィズコロナにおける観光振興」、三つ目は「スポーツを通じた九州の活性化」です。 
 そして、戦略会議では、経済界を交え、「九州MaaSグランドデザイン」や「第三期九州観光戦略」の策定について審議を行います。  
 また、各県や経済界からの報告事項に加え、本県からはTSMCの進出を契機としたシリコンアイランド九州の復活を目指す取組みなどについてご報告したいと考えています。 
 「九州はひとつ」の理念のもと、官民一体となって取組みを進めていくことができるよう、大いに議論して参ります。 

 私からは以上です。

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