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日時:令和4年(2022年)9月16日(金曜日) 15時00分から
場所:知事応接室
現在の本県の感染状況について、今回の第7波はピークアウトし、新規感染者数は減少傾向となっています。
病床使用率については、9月5日に50%を下回ってから、新規感染者数の減少もあり、安定的に下がり続け、昨日時点で、32.4%となっています。
重症病床使用率も、7.4%となり、ピーク時と比べ下がっています。
コロナ患者の受入医療機関においては、一時期、院内クラスターの発生などにより、医療従事者の約1割が欠勤するところもありました。
現在は、欠勤者も減り、医療現場の状況も改善傾向がみられます。
このように医療への負荷が低下してきた状況を踏まえ、専門家の御意見もいただき、「熊本BA.5対策強化宣言」については、本日をもって終了します。
これに伴い、皆様にお願いしてきました「大切な5つを守る」感染対策の実践についても、終了いたします。
また、宣言時に、いわゆる「県民割」の新規予約を「普段から一緒にいる人」に制限していましたが、これも解除します。
さらに、入院体制については、明日、県全域を「超緊急時」から「フェーズ2」の体制に移行することとします。
このように県内の感染状況が落ち着いてきたのは、医療機関の皆様の御尽力や、県民・事業者の皆様の御協力のおかげであり、知事として心より感謝申し上げます。
なお、宣言は終了となりますが、決して新型コロナの感染が収束したわけではありません。
県民の皆様におかれましては、引き続き、適切なマスクの着用や換気の徹底など、基本的な感染防止対策を行っていただくようお願いします。