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令和3年(2021年)7月6日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0103716 更新日:2021年7月6日更新

知事定例記者会見

日時:令和3年(2021年)7月6日(火曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画
 動画はこちらからご覧いただけます

会見録
 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:1.05MB)

コメント

発表項目

コメント

質疑応答

コメント

静岡県熱海市における土石流発生を受けて

コメントする蒲島知事の写真蒲島知事
 最初のコメントです。
 今月3日に静岡県熱海市で発生した土石流により、人的被害を含め、甚大な被害が発生しています。現在も安否確認が取れていない住民の方も数多くおられ、自衛隊、消防、警察などによる懸命な救助活動が進められています。
 今回の災害により、犠牲になられた方に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 本県は、静岡県と災害時の応援協定を締結しています。今回の災害を受け、3日の発災確認直後から、静岡県災害対策本部に直接連絡し、遠慮なく応援要請いただくよう伝えるとともに、いつでも職員を派遣できる体制を取っています。
 また、災害対応の初動では、廃棄物の処理が大変重要になります。このため昨年7月豪雨災害での対応をまとめた本県のマニュアルを速やかに送るなど、既にプッシュ型での支援を行っています。
 静岡県においては、現在、人命救助、情報収集を最優先に進められています。
 川勝静岡県知事は、4日に開催された全国知事会において「人命の救出救助を最優先に取り組みつつ、被害の全容を把握すべく情報収集を進めている段階。今後必要な場合は、応援職員の派遣など速やかに要請させていただく」と、発言されています。
 本県としては、静岡県における災害対応の状況を見極めつつ、全国知事会との連携も図りながら、迅速に支援ができるよう、引き続きしっかりと対応してまいります。

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コメント

東京2020オリンピック・パラリンピックの県関係選手について

蒲島知事
 続いてのコメントです。くまモン、入っておいで。

~(くまモン入室)~
蒲島知事くまモンと蒲島知事の写真
 いよいよ今月23日からオリンピックが、来月24日からはパラリンピックが開幕します。
 先日、県庁にお越しいただきました山口茜選手や永田しおり選手をはじめ、オリンピックに本県ゆかりの選手15名の出場が決定しました。
 パラリンピックについては、本日までに、本県ゆかりの選手10名の出場が決まっています。
 過去最多となる25名の本県ゆかりの選手達が、日本を代表して、オリンピックやパラリンピックに出場することを、県民の一人としてとても嬉しく、また、誇りに思います。
 オリンピック・パラリンピックの開催が延期となり、選手の皆様はこの1年、コンディションの調整など非常にご苦労されたと思います。
 逆境の中においても諦めることなく努力を重ね、代表の座を勝ち取られた選手の皆様が活躍される姿は、私たち県民に勇気と元気を与えてくれます。
 本番まで残り僅かとなりました。選手の皆様には体調を万全に整えて、本番の舞台をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
 是非、県民総ぐるみで、温かい声援を送りましょう。私もくまモンも全力で応援します。
 それじゃくまモン、ありがとう。

~(くまモン退出)~

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発表項目

ナミ像の除幕式の開催等について

蒲島知事
 続いての発表に移ります。
 県では、漫画『ONE PIECE』と連携した熊本地震からの復興プロジェクトを進めており、被災地に「麦わらの一味」の像の設置を行っています。
 これまでに6体の像を設置しましたが、この度、7体目となるナミ像が完成しました。そこで、7月31日土曜日に西原村の俵山交流館「萌の里」で除幕式を開催します。
 除幕式は、昨年同様、新型コロナウイルス感染防止のため、会場の定員を設定するとともに、ユーチューブでのライブ配信を行います。除幕の瞬間を楽しみにされている世界中の皆様に、除幕式の様子をお届けし、喜びを分かち合いたいと思います。
 また同日から、ワンピース像を巡る「デジタルスタンプラリー」を実施いたします。ぜひご家族やご友人と各地の像をまわってみてはいかがでしょうか。
 年内には残るロビンとゾロの像も完成し、全ての「麦わらの一味」の像が設置される予定です。
 各地に像が設置されることにより、周辺の観光地を含めた新たな周遊のかたちができあがり、熊本地震からの創造的復興の後押しになることと期待しています。
 今後の像の設置についても、詳細が決まり次第、順次皆様にお知らせして参ります。

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コメント

飲食店における感染防止対策について

コメントする蒲島知事の写真蒲島知事
 続いて最後のコメントです。
 「医療を守る行動強化期間」が終了してから、約1週間が経過しました。感染は抑え込まれており、7月5日までの1週間の新規感染者数も15人となっています。
 県民の皆様も、旅行や外食に出かけられる機会が徐々に増えてきていると思います。
 県としてもそのような機会において、感染防止を図りながら、安心して楽しんでいただく環境を作っていくことが重要であると考えています。
 その施策として、安心して会食を楽しめる飲食店を認証する「熊本県感染防止対策認証制度」を6月14日から開始しました。
 7月2日時点で、申請件数は約900店にのぼり、認証店は約250店となっております。
 開始当初から多くの飲食店に申請いただいており、事業者の皆様からの期待も大きいと感じています。
 今後更に多くの飲食店が、この認証店になってもらえるよう、支援制度を創設しました。
 具体的には、認証を受けるために、アクリル板や消毒液の購入など、感染防止対策に要した経費を補助する制度となっており、7月12日から受付を開始します。
 制度の詳細については、会見後に、事務方から改めて説明いたします。
 また、県では、会食の際、飲食時以外はマスクを着用いただく、いわゆる「マスク会食」をお願いしていますが、今回、その周知のためのポスターを作成しました。
 マスク会食については、飲食店側からお客様にお願いするのは難しいというような声がありました。
 そこでこのポスターを、関係団体を通じて飲食店にお配りしますので、利用者から見える場所に掲示いただきたいと思います。
 先週も、熊本市内の飲食店で会食を行ったグループでクラスターが発生しました。会食時にマスクを着用せずに会話をされていたそうです。このようなクラスターをできる限り防ぐためにも、マスク会食が浸透していくことを願っております。
 感染防止対策に取り組む飲食店が増え、さらに飲食店を利用される方がマスク会食を実践していただくことで、感染拡大防止と地域経済回復のベストバランスにつながっていくと考えています。
 皆様には、認証店の積極的な利用とマスク会食の実践にご協力をよろしくお願いいたします。
 また、県内の感染状況は落ち着いていますが、東京では感染が増加に転じており、デルタ株も拡がりつつあります。引き続き気を緩めることなく、お一人お一人が「感染しない」、「感染させない」と強く意識し、行動していただきたいと思います。
 私からは以上です。

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質疑応答

静岡県熱海市における土石流発生について・その1

(幹事社)
 熱海の土石流に関して質問させていただきます。
 知事、冒頭のコメントのなかで、既にプッシュ型支援を行っているとおっしゃられました。もう少し具体的に、支援をしているものがあれば教えてほしいのと、今後予定されていることも含めてお聞かせください。

蒲島知事
 はい。一番大事なことは、支援のほうは楽なんですけれども、実際に災害を経験して分かったことは、受援のほうが難しいということです。受援というのは、災害支援を受け入れることです。それを(熊本県は)経験していますので、静岡県の(災害)対策本部と直接緊密に連絡して、一番いいかたちで(支援に)入れたらと思っています。
 ただ、災害廃棄物というのは、すぐ処理が必要になります。令和2年7月豪雨災害でもそうでした。
 だから熊本地震の経験と、それから7月豪雨災害の経験をまとめた本県のマニュアル、それをプッシュ型でお送りしています。
 例えば、7月豪雨災害で一番最初に困ったのは、ゴミを運ぶ車がラッシュアワーみたいに混雑しましたよね。
 そこで熊本がやった一つの方法は、一品ずつ運んだ車は優先的に(災害ゴミを)降ろせると、そしたらすぐに引き返せると、そういうことも我々の経験としてお伝えできたらなというふうに思います。
 また、静岡県においては人命救助、それから情報収集を最優先に進められています。
 九州知事会、そして全国知事会と連携を図りながら、一番いいかたちで支援に入れるということを伝えていますし、それから向こう(=静岡県)に対してもいつでも遠慮なく言ってくださいと伝えております。

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質疑応答

静岡県熱海市における土石流発生について・その2

(幹事社)
 熱海の土石流は盛り土が被害を広めたという指摘もあるんですけれども、この盛り土が宅地造成ではなくて建設残土という言い方もされているんですけれども、規制が対象外だったということもあるんですが、県内で類似の状況があるかどうか、把握しているものがあれば、あるいは今後調査する考えがあるか、そのあたりをお聞かせください。

蒲島知事
 はい。それが盛り土(の影響)かどうかということを、川勝知事もこれから検証しなければいけないということなので、今の段階で、私どもが盛り土の影響じゃないかなというふうなことは控えたいと思います。
 ただ、同じような梅雨の終わりの時期に、熊本も土石流の経験がありますし、そういうのを思いますと、我々も静岡県のケースを他人事ではなくて、検証というよりもちゃんと我々も注意してみなければいけません。私も担当者を呼んで、きちんと対応しようと、そして担当者のほうも、市町村に「どこに危ない場所があるか」、そういうことを共有するとともに、意思疎通を今図っているということであります。
 熊本でもいつでも起こり得るということを常に考えながら、我々も行動しなければいけないというふうに思います。

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質疑応答

飲食店認証制度について


 県の飲食店への認証がどんどん進んでいる状況で、申請も続々と来ているんですけれども、改めていろんな飲食店が協力をしようとされていることに関して、期待感をお願いします。

蒲島知事
 これは飲食店にとっても、とても大変なことだと思います。30項目以上(の認証基準)をきちんと点検して、そして認証をもらうと。
 だから、極めて短期間に多くの方々が手を挙げられていることを聞いて大変うれしく思いますし、それが進むことによって、熊本の経済の回復と、それから感染防止がベストバランス的に進んでいくんじゃないかというふうに思っています。

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質疑応答

ナミ像の除幕式の開催等について


 ナミ像のことなんですけれども、7体目ということで改めて周遊をする方々が、今後コロナのなかではあると思うんですけれども、新たな形で県内を回られることになると思います。そのあたり知事としてどんなふうに感じておりますか。

蒲島知事記者からの質問に答える蒲島知事の写真
 このことに関しては、ルフィ像の経済効果を、昨年度尚絅大学のほうで研究してくれました。その時の結果としては、ルフィ像の経済効果が26億円ということでした。
 そして、研究の結果によると、ルフィ像を訪ねた人たちが次に行くところは他のワンピースの像のところだと。それが(ルフィ像来訪者の次の回遊先の中の)上位2番目で、全体の12%が次に(他のワンピース像を)見に行くと。
 だから、麦わらの一味の像が全部揃えば、より関心がありますよね。まずルフィ像を見てから(他のワンピース像を見に)行くと、そういう大きな効果があることをとても期待していますし、それが全体的な経済効果に結びつくんじゃないかなと思います。
 もう一つは、教育旅行ですよね。熊本地震のことを教育旅行の一環として皆さんが知り、そして地震に対する対応を子供の間に、学生の間に身につけると。
 でもそれだけだと、熊本地震が次第に風化してくると。教育旅行も少なくなってくるかもしれません。ただ、そこに麦わらの一味たちの一連の像が被災地に建てられているということを考えると、教育旅行の魅力そのものも続いていくんじゃないかと思っています。
 だから、経済的効果と熊本地震を風化させない、あるいは熊本地震の教訓を全国的に我々が伝えることもできるという、二つの面があるというふうに思います。

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質疑応答

静岡県熱海市における土石流発生について・その3


 先ほどの盛り土について念のために確認をさせていただきたいんですが、先ほど知事は担当者を呼んで対応するというふうにおっしゃいました。
 これは県内に災害につながりかねない盛り土があるかどうか調査をするということでよろしいんでしょうか。

蒲島知事
 盛り土の調査というよりも、こういう災害が熊本県でもたくさん起きたし、とりわけ梅雨の終わりのときに多発しているということで、決して静岡県の熱海市の土石流災害というのは他人事ではないと私は思いました。
 それで、これ(=盛り土)はどこにあるか、どういうとこが危険か、あるいはそれはどういうふうな市町村にあるのか、市町村の担当者とそういうものをきちんと共有すべきだと。これを他人事と思わないで、そういうことを担当者を呼んで話しました。
 実際に、そのあとでどういうふうな行動をとったかというのは、担当者の方いらっしゃいますか。

【担当課】
 砂防課です。今知事が申し上げたとおり、熊本の土砂災害については、例えば熊本地震であったように、雨が降らなくても土石流が起きたり、あるいは今回静岡では長雨が原因で土石流が起きたり、もう一つは、昨年日本で一番土砂災害が多かったのは熊本県ですが、熊本県の場合は集中豪雨で土石流が起きました。土石流についてはそういった様々な現象により発生しており、地域ごとで特徴があるというのが実態でございます。
 そういった情報を各市町村と共有して、そういった土石流、土砂災害等が起きる場所、具体的にいいますと土砂災害警戒区域など、そういったところがどういった場所にあるかというのを、再度市町村と認識したうえで、県民に対して今住んでらっしゃる場所、あるいは働いている場所が、どういったリスクがあるかというのを周知していきたいと考えております。


 今の担当の方でもいいんですけれども、結局、点検はするのかしないのか、するといっている都道府県もありますけれども、熊本の対応はどうでしょうか。

【担当課】
 法令措置に則った手続きがなされているものについては、我々は把握しているんですけれども、それ以外の場所については把握していないところもございます。
 これは各県の動向とか国の適切な判断指示に基づいて我々も対処していきたいと考えております。


 現時点ではする予定はないということでいいんですか。

【担当課】
 それも含めて今後検討していきたいと考えております。


 今の件で知事にお伺いしたいんですが、盛り土が(原因か)どうかというのは、当然静岡県が最終的に判断することだと思うんですが、今カメラ等の情報を見る限り、ヘリから見るとそこから(土砂が)出ているのが分かっていまして、土砂警戒区域の盛り土のところにおいて造成した全ての土地について、知事のご判断で、緊急点検を事業者に呼びかけるとか、そういうやり方もあると思うんですけれども、そういうことは考えられませんか。

蒲島知事
 新聞情報で見る限り、あの盛り土は住宅を造成するためにしたというよりも、残土をあそこに捨てたという感じですよね。
 そういう時に法の規制が弱かったということが書かれていますので、そういう法のあり方、とりわけ川勝知事が全国知事会でこのことも報告されておりますし、検証結果が出てくると思いますので、整備された法体制が必要なのかなと思います。
 それから心配なのは無許可で捨てられているようなことも考えられますよね。
 とりわけ宅地造成の場合はもちろんきちんと法制度がかかっていますけれども、人命にかかわることですので、そういうことが完全に正しくやられているという、そういう条件のもとでこの土石流の問題を考えるよりも、何か色々漏れがあるんじゃないかとか、そこまで含めて我々もこれから点検を考えていかなければいけないなと思っています。
 私が担当者を呼んでお願いしたのは、これは熊本でも他人ごとではないということで、様々な市町村との(情報の)共有化なども今進めているということですので、私もしっかりと担当課、担当部と一緒になってこの問題を真剣に考えていきたいと思っております。

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質疑応答

東京2020オリンピック・パラリンピックについて・その1


 今日、オリンピックのことも色んなコメントがありましたけれども、熊本にもいくつかのチームがやってこられますよね。ご発表の中で万全の対策を取られるというお話でした。来てくださる選手たちへの感謝もあるでしょうし、心配される住民の方もいらっしゃると思われるので、改めて知事のその辺のお考えをお聞かせください。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真蒲島知事
 県担当でいいますと、インドネシアのチームがバドミントンの合宿で熊本市に入ります。今、マスコミ報道ではインドネシアで相当たくさんの人がコロナを発症しているということで、インドネシアの方々が事前キャンプを熊本でするときに、どういうかたちで選手とスタッフの方々は対応するのかということを担当に聞きましたところ、選手とスタッフについては外出は原則禁止だと、そして市民との接触がないようにすると、またチーム全員が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了していると。そして羽田空港での抗原検査で陰性と確認されれば、熊本空港に移動して宿泊先では専用フロアを設けて練習も非公開だと。
 これまで予定されていた高校生との交流も、オンラインでやるというかたちでコロナが決して熊本県民にうつらないようにやっていくということです。この問題について私のほうから今お答えしましたけれども、(担当課は)それ以外にやっていることはありますか。

【担当課】
 観光企画課でございます。
 今知事が発言されたとおり、空港から熊本にかかる移動、これもすべて選手と県民の皆様方、もしくは国民の皆様との接触はない状態にしております。
 またホテル、それから練習会場に関しましても、県民の皆様方と基本的に動線を完全にシャットアウトしておりますので、今のところ万全な対応というふうに思っています。
 当然、毎日PCR検査等も行いながら、もし何かあった場合(の対応について)は、管轄の保健所とも既にかなりの意見交換もさせていただいております。
 そこでの対応も今十分に準備をしておりますので、今のところ物理的に考えられる体制としては万全な体制を敷いているところです。

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質疑応答

益城町福富地区の浸水被害問題について


 5月17日の益城町での雨の件なんですが、うちで報道させていただいたんですが、4車線化に伴う架橋の影響で被害が広がったんではないかという住民の方が一部いらっしゃって、県の所管の工事ですので、知事としてはその事案をどう受け止めていらっしゃるのか教えていただきたいです。

蒲島知事
 はい。記事が出たあとで私も大変関心をもって、この問題については担当者に問い合わせました。
 担当者によると、仮橋と仮設管らしいんですけれども、これは土木工事設計要領などの設計基準に基づいて設置していると。
 そして、日常的にこれは点検したり、掃除もしているということで、担当者によると適切に管理を行っていたと報告受けています。
 じゃあ何でこういうふうなことが起きたかということについては、やはり集中豪雨が異常なほど大きなものであったと、だからそれが原因ではないかと考えているということでありました。


 それは分かります。
 ただ、実際に被害が出ているわけだから、県の責任かどうかは分かりませんけれども、住民の方には補償を求めていらっしゃる方もいる。
  それは県のお立場でのご主張あると思うんですが、同じことが起きないように何かできることとか、知事のご指示があったのか、その辺はありますか。

蒲島知事
 浸水について、異常な集中豪雨が原因ということであるので、補償は難しいなというふうに聞いています。
 ただ、被害に遭われた方々に対してご理解いただけるように丁寧に説明しないといけないと思っていますし、今後もこういうことが起こり得るということも踏まえながら、工事なんかもきちんと先を見越してやらなければいけないと。
 ただ、担当者の意見というのは、ちゃんと設計図どおりに設計要領に沿ってやりましたということであります。その後の管理も適切に行っていたということで、やはり雨の量が多すぎたんじゃないかという意見です。
 私もそれ以上ちょっと分かりませんけれども、ただ、こういうことも起こり得るということをみんな理解したということではないかと思います。

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質疑応答

阿蘇くまもと空港アクセス鉄道整備について


 空港アクセス鉄道についてちょっとお尋ねするんですが、6月議会で追加の調査結果を示されて、需要予測であったり、採算性、B/C(ビーバイシー)など、また新しい結果を示されたと思うんですが、知事として事業化に向けた判断材料としてはある程度揃ったという認識なのかどうかお尋ねしたい。

蒲島知事記者からの質問に答える蒲島知事の写真
 議会での議論をいただきましたし、それから検討委員会での意見もいただきましたし、それから県民の意見も熊日新聞にも載っておりましたけれども、まださまざまご意見があるなということを理解しています。
 それで最終的に、私が方向性をいずれ出さなければいけないというふうに思いますけれども、まだ議会でも全員が理解されているわけじゃない。
 県民もまた全員理解されていると私は思っていませんので、まだ分からない部分あるんですよ。
 例えば、前提となる旅客の予想も、5,000人に減っていましたよね。
 それでもB/Cは1以上だということですけれども、例えば、菊陽地域というのは、半導体産業の企業集積の機運が高まっている、あるいはUXプロジェクトが今ライフサイエンスのほうで高まっていると。そういう地域の発展予想も、まだ見えないんですよ。この地域は、どういうふうなかたちで発展していくかというのは、もちろんプラスの要素ですけれども、これも私は乗客の予想に大きく関わってくるような気がします。
 それから、コロナの予想をより楽観的に見るのか、コロナが終わったあとで、どっちかというと悲観的に見るのかによっても、違ってきますので、その見極めもとても大事な気がします。
 それから最大の要因は、資金の調達ですよね。資金の調達、とりわけ国のほうから我々が期待しているだけの資金の調達ができるかどうかと。
 そういうことが、まだ今のこの段階で私がどういうふうな方向でいきますというほど明快じゃない、まだ状況が動いていると。状況が動いているのは、どっちかというと明るい方向に向いているような気がするんです。コロナはいずれ収束するだろうし。ただ資金の面においてはまだ何とも言い難い。私どもが政府に対してお願いして回らなければいけないと思いますので、そのときの状況の説明で、更なる創造的復興を達成するためにどうしてもこれが必要だと、それに納得していただけるかどうか。そういうこともありますので、更に議会でも議論をいただき、検討委員会でも議論いただき、また、県民の意見もよりお聞きして、コロナがどうなるかという状況を見極めて、その段階で、姿が見えた段階で、私自身は方針を示したいなというふうに思っています。


 その判断の時期なんですが、それは時期として例えば年内であるとか年度内とかその辺のスケジュール感はいかがですか。

蒲島知事
 例えば企業集積がどのような形で進んでいくのか、進むのか進まないのか含めてそういうのをもう少し見ないといけないし、国に3分の1(の費用負担を)望んでいるんだけれども、それを出してくれるのかどうか。ある程度我々が姿が見えた段階で、それをもう一度お願いするということになっていくと思います。いつかって言われるとなかなか難しいですけれども、ただ、前提がいいほうに動いていることは確かだと私は思います。資金調達以外は。
 そういうことで、更に議会、それから検討委員会、また県民のご意見にも耳を傾けながら説明をしていかなければいけないなと思っています。


 今、知事はいい方向に向かっているということだったんですが、もう少し需要予測ですね、今回(需要予測を)5,000人まで下方修正されたと思うんですけれども、その企業集積、見込むのは難しいのかもしれないんですが、これくらい見込めるとかイベントが増えるのでこれくらい見込めるとか、何か需要予測、もう少し精査をするというお考えはないのでしょうか。

蒲島知事
 当然精査しなければいけませんけれども、企業集積の機運が盛り上がっていることは確かです。ただこの盛り上がりが本当かどうかもまだ分からないんです。ただそういうムードにあると。それをやはり見極めた上で、より正確に反映した形での議論をしなければいけないというふうに、今の段階では思っています。

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質疑応答

東京2020オリンピック・パラリンピックについて・その2


 先ほどマスク会食のこと、それとオリンピックのことも言われたんですけれども、オリンピック期間、オリンピックってなんとなくあるんだなあという気がしますが、オリンピックが始まると、これまでの大会とかみていくと、結構熱く応援する人たちが多いと思うんです。それで、その期間中って例えば街中の飲食店でテレビつけて、みんなお客さん集まって「ワーッ」ということも考えられるような気もするんですけれども、一応今のルールに則ってくださいっていうのはあるとは思いますが、このオリンピック期間中って、特に県として飲食店に呼び掛けるとか、県民に呼び掛ける応援のルールみたいなものっていうのは何か考えておられますか。

蒲島知事
 オリンピックのために、特別ルールを考えるということではなくて、認証店にお願いしているさまざまな注意事項ですよね、それを守っていただくということ、そして、県民もそういう店を選んで行くということでより安全になるということが大事だと私は思っています。特別、オリンピックの間だから、緩やかにしてくださいとか、そういうことを県のほうから言うことはありません。


 緩くて、というより、むしろ厳しくしたほうがいいんじゃないかという気はしたんですけれども。

蒲島知事
 混んできたときには、このマスク会食は絶対やってほしいということを、強く言うこともあるかもしれませんけれども、今のところ、この(認証基準は)30何項目でしたかね、これは結構大変なんですよね。厳しいんですよね。

【担当課】
 商工政策課です。
 今、認証店に求めている38の項目は、国との通知もあって、結構効果が高いと思われることを全部盛り込んでいますので、特にオリンピックだからまた増やすとか、緩やかにするとかいったことではなくて、今の項目をきちんとやっていただいて、楽しく観戦もしていただきたいと思っております。

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質疑応答

JR肥薩線の復旧について


 豪雨の関連で、肥薩線の復旧に関してなんですけれども、JRとの協議とかは今後という話になると思うんですけれども、改めて現時点で、JRが仮に建設した場合の維持費を自治体に求めてきた場合は、応じる考えがあるかどうかというのを改めて聞かせてもらいたいんですけれども。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真蒲島知事
 JRのほうもまだ復旧がどのくらいかかるかという、その公表の目処は立てられましたけれども、それはやはり多くの課題があって、一つはあのあたりの治水がどういうふうなかたちになるかということ、どこまで水位が上がってくるかと、そういうことがないとなかなかできないということも考えられます。
 ただ、熊本県とそれから人吉・球磨地域にとってこの肥薩線というのは生活の基盤の路線でもあるし、SL人吉などの観光列車が走る路線でもあるんですね。だから、私どもとしては、JR九州には一日も早く復旧をお願いしたいと、そしてJR九州さんのほうがこれから検討されていくと思います。そのときに、復旧方針も含めながら、復旧費に関して、方向性は未定ですけれども、復旧に向けて国と、県と、地元市町村が協力していくことはとても重要だと思います。今後、関係者が一丸となって、支援の方法を考えて参りたいと、このように思います。
 実際に、豊肥本線のときには、そういう支援の体制、国のほうもしっかりと線路のかさ上げも含めて一生懸命やっていただきました。だから、経験はあります。我々もしっかり支援していきたいという気持ち、県としてはですね。流域市町村も一緒になってやりましょうという、そういう体制を県が中心となって組まなきゃいけないんじゃないかなと思っています。
 ただ、今とてもJRさんも厳しいときなので、とにかくできることはたくさんやろうと。そして、これを復旧していただきたいなというのが私の気持ちです。


 建設等の維持費については、現時点でそこまで支援する考えというのは。

蒲島知事
 まだそこまでは言えませんけれども、やはり大きな問題は、年間の赤字をどうやってみんなで負担するかという、そういう問題に入っていくんじゃないかなと。一時的な復旧はできても、その後の路線の維持可能性といいますか、その部分をやはり我々も、それから肥薩線を望んでいる流域市町村も一緒になって考えていくと。逃げないで考えることがとても大事だというふうに思います。

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