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避難所における新型コロナウイルス感染症への対応指針を策定しました
本県では、災害発生時において避難所運営を迅速かつ円滑に実施できるよう、運営上の要点を押さえた「避難所運営マニュアル」及び「福祉避難所運営マニュアル」を策定(平成29年8月)しているところですが、今般、新型コロナウイルス感染症の現下の状況及び熊本地震の経験を踏まえ、下記のとおり『避難所における新型コロナウイルス感染症への対応指針』を策定し、市町村にお知らせしました。
指針の概要
1 避難所における3密(密閉・密集・密接)の防止
- 避難行動の住民への周知
- 災害発生に備え、自宅・親戚や友人宅等への避難を含め、適切な避難行動を取ることを住民に周知
- 避難所における具体的対策
- 可能な限り多くの避難所の確保、避難所の活用スペースの見直し
- 避難所における十分なスペースの確保、間仕切りの設置 等
- 感染防止の上で有効な物資・機材の確保(マスク、体温計、パーティション等)
- 避難所内の感染防止対策の徹底(手洗い・咳エチケット等)
2 高齢者・障がい者など、要配慮者への適切な対応
- 避難所の福祉避難スペースの確保
- 避難行動要支援者の現状確認及び避難方法の再確認
3 車中泊者など、避難所外避難者への対応
- 点在の抑制(指定場所への集約推進)
- 集約場所の指定と住民への周知、集約場所の体制整備
- 効率的な把握体制の構築
- 地域団体等と連携した取組み、避難者自らが報告する仕組みの導入
ボランティア団体との連携
指針の取りまとめに当たっては、本県と災害時等における連携及び協力に関する協定を締結している「くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)」及び「特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」の協力を得ており、いただいた御意見を指針に反映しました。
避難所における新型コロナウイルス感染症への対応指針
具体的な対応指針については、こちらをご覧ください。