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【くまもとアートポリス建築展2017|開催概要】展覧会オープニングイベント「ペチャクチャイベント in 熊本」を開催しました!

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くまもとアートポリス建築展2017|開催概要 「ペチャクチャイベント in 熊本」~熊本のいま、そして~

展覧会のオープニングイベントとして、平成29年12月2日(土曜日)に、熊本市現代美術館で被災地の現状を国内外に発信することを目的とした写真展のセレモニーとトークイベント『「ペチャクチャイベントin 熊本」~熊本のいま、そして~』を開催しました。

セレモニーでは、展覧会で展示する写真を撮影した仮設住宅の入居者らに写真撮影の感想や、被災地での今の暮らしなどをお伺いしました。

トークイベントでは、写真を撮影した仮設住宅の入居者に加え、熊本地震の復興支援に関わるゲストを招き、「熊本のいま、そして」をテーマに、各々が伝えたい思いを20枚のスライド(1枚20秒)で発表しました。

当日は、約70人の来場者が集まり、被災者自身の言葉で「熊本のいま」を発信するオープニングイベントとなりました。

 

          集合写真
         (※photo/BrianScottPeterson 以下同じ)

 
 

セレモニー

 展覧会で展示した写真を撮影した仮設団地入居者等(14名の内、9名参加)をオープニングイベントに招き、写真撮影の感想や被災地の現状を伺いました。
 ・「今まで何気なく過ごしてきた日常を見つめ直すきっかけになりました」(櫻井玲子氏)
 ・「今までは家族だけの写真しか撮ってきませんでしたが、外に出て色々自然に撮れるようになりました」(松岡七郎氏)
 ・「学校行事や復興行事でみんなの笑顔を撮影するのが楽しかったです」(澤田朱理氏、坂本久良々氏)
 ・「写真を撮る時間だけは、ゆっくり自然を眺めたり、周囲の生活ぶりを見たり本当に良いひと時を過ごさせていただけました」(前川幸子氏)
 ・「一眼レフカメラを使えるようになって、色々撮影できて楽しかったです」(小川未来氏)
 ・「当初は、被災地を撮影することに抵抗がありましたが、現在は、現実を受け止めたうえで記録に残すために撮影しています」(眞田昇氏)
 など、被災者自信の言葉で、日常の生活の大切さや被災地を写真に残す意義を伺うことが出来ました。

セレモニー1
セレモニーの様子 ※
                          
櫻井さん松岡さん
櫻井玲子氏 ※松岡七郎氏 ※

御船高校前川さん

(中央)澤田朱理氏、(右)坂本久良々氏 ※

前川幸子氏 ※

小川さん眞田さん
小川未来氏 ※眞田昇氏 ※

 

ペチャクチャイベント in 熊本「熊本のいま、そして」

 世界的トークイベントであるペチャクチャイベントで写真展参加者や熊本地震の復興に関わるゲスト6名にくまモンを加え、「熊本のいま」を発信しました。
 
本イベントで発表していただいた内容は、下記リンク先でご覧いただけます。
▼ペチャクチャイベント in 熊本「熊本のいま、そして」
 
 
 <プレゼンター(敬称略)>

 ・ 林田 豊   写真展参加者|益城町テクノ仮設団地

 ・ 森本 ひとみ 写真展参加者|益城町木山仮設団地
 ・ 中村 こども フォトグラファー|展覧会写真監修
 ・ 井手 良輔  阿蘇復興への道|東海大学
 ・ 片山 広大  チーム熊本|熊本地震ボランティア支援 
 ・ sho_maa   デジタルアート作家|益城町復興大使
 ・くまモン    熊本県営業部長
 
林田さん
林田豊氏 ※
<紹介・発表内容>
林田さんは、熊本地震で家が全壊し、現在は益城町テクノ仮設団地に入居されており、「趣味のカメラで今の日常を伝えたい」と、本展覧会に展示する写真を撮影していただきました。
当日の発表では、断層のある畑で農作業をされている方や、仮設団地からバスに乗り登校する学生など、仮設団地の日常の風景を紹介していただきました。 また、「益城町にも所々家が建ち始めてきたが、まだまだ更地が多い」と、復興は未だ道半ばであるということを語っていただきました。
 
森本さん
森本ひとみ氏 ※
<紹介・発表内容>
森本さんは、熊本地震で家が全壊し、現在は益城町木山仮設団地に入居されており、「熊本の現状を次の世代に残していきたい」と、本展覧会に展示する写真を撮影していただきました。
当日の発表は、震災直後に自宅が被災し「21時26分」で止まったままの時計、「みんなの家」で遊ぶ子どもたちや益城町体育館近辺の満開の桜の写真など、熊本地震直後の生活や現在の仮設団地の生活を紹介していただきました。 また、「益城町は元の姿には戻らないが、一歩一歩新しく生まれ変わろうとしている。その記録を写真として残していきたい」と熊本地震で失ったものや大事にしたい日常の生活について語っていただきました。
 
中村こどもさん
中村こども氏
<紹介・発表内容>
中村こどもさんは、子ども向けの写真教室・ワークショップなど、こども写真教育プロジェクト「codograph」を運営する写真家です。本展覧会の写真の監修や、写真講座の講師として、仮設住宅の入居者や高校生などに写真の撮り方を指導していただきました。
当日の発表では、「小さい子どもでもピアノを上手に弾ける様に、一眼レフカメラも丁寧に教えてあげれば子どもでも撮れることを伝えていきたい」「写真を使って、教育や防犯などで役立てられる世の中になって欲しい」と、写真の持つ可能性について語っていただきました。 
 
井出良輔さん
井手良輔氏 ※
<紹介・発表内容>

井手さんは、熊本地震で甚大な被害をうけた南阿蘇村の東海大学(阿蘇キャンパス)の学生です。震災後は「阿蘇復興への道」団体を立ち上げ、復興に向けたボランティアやイベント活動などをされています。

当日の発表では、震災前と震災後の写真を比較しながら、震災後に解体されて無くなっていく家々や身近な風景がある熊本の現状について説明していただきました。また、被災された方々を元気づけるためにお祭りの行事など、学生たちが主体的に行っている復興活動についても紹介していただき、「震災の経験を近くの人に、より多くの人に伝えていってもらいたい」と語っていただきました。


片山広大さん
片山広大氏 ※
<紹介・発表内容>
片山さんは、前震発生後から物資配送やボランティアの手配・管理、ボランティア用宿泊施設の運営、復興支援イベントの運営、泥出しや解体などの作業など、多岐にわたる活動をされてきました。
当日の発表は、全国からいただいた計5500トンもの物資を、市役所や物資の届いていない方へ配送されたことや、全国から来ていただいたボランティアの宿泊施設運営状況など、「(一社)チーム熊本」の活動内容を紹介していただきました。また、「熊本復興のため、これからも県外の多くの方々に、熊本の現状を発信していきたい」と語っていただきました。

sho_maaさん
sho_maa氏 ※
<紹介・発表内容>
sho_maa(ショーマー)さんは、県内の景勝地でマネキンに扮して撮影した写真にCG処理をして製作する、デジタルアート作家です。益城町復興大使として、県内外での街頭パフォーマンスで募金活動をするなど復興支援活動もなさっています。当日の発表は、熊本地震を境に作品のつくりかたや伝えたいものに変化が起きたこと、これまで30ヵ所以上で募金活動やイベント出演を行った内容などを紹介していただき、「熊本のために行った街頭パフォーマンスで、逆に自分達が勇気づけられた。これからも熊本復興のために活動していきたい」と語っていただきました。
 
くまモン
くまモン ※
<紹介・発表内容>

熊本県営業部長のくまモンは、保育園や避難所など様々な場所で、熊本地震で被災された方々に寄り添う活動を行っています。

当日の発表では、仮設団地に整備された集会所「みんなの家」での餅つきや、アストリッド・クライン氏(本展企画者)が理事を務める「HOME-FOR-ALL」が益城町テクノ仮設団地で開催した桜祭りに参加した様子などを紹介してくれました。

 
 

 最後となりましたが、セレモニー及びトークイベントに登壇していただいた皆様、共催及び会場を提供頂いた熊本市現代美術館[熊本市・(公財)熊本市美術文化復興財団]様、企画・運営頂いたクライン ダイサム アーキテクツ様、皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。
 

くまもとアートポリス公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/kumamotoartpolis

 

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土木部 建築課 アートポリス・UD班
電話:096-333-2537
(ID:22174)
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