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【くまもとアートポリス建築展2017|開催概要】こども建築塾 こんな「みんなの家」があったらいいな

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くまもとアートポリス建築展2017|開催概要 こども建築塾 こんな「みんなの家」があったらいいな

 平成29年12月16日(土)に熊本市現代美術館で、県内の小学生を対象に、熊本地震からの創造的復興を担う人材育成を目的とした「こども建築塾」を開催しました。
 今回のこども建築塾では、『こんな「みんなの家」があったらいいな』と題し、子供たちが、甲佐町の災害公営住宅の計画地をイメージし、

どんな「みんなの家」があったらいいか考え、絵を描き、模型をつくりました。
 講師には、くまもとアートポリス建築展「みんなの家の展覧会」の企画・運営を手掛けた建築家のアストリッド・クラインさんを迎え、

県内各地から集まった小学4年生から6年生の子供たち19名が、夢の膨らむ「みんな家」を完成させました。

 

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 会場 熊本市現代美術館ホームギャラリー

 

こども建築塾概要

 同日11時。子供たちが会場となった熊本市現代美術館のキッズファクトリーに集まりました。
子供たちは、県北は山鹿市や玉名市、県央は宇城市、山都町及び美里町の小学校から参加いただきました。
地震で被害が大きかった熊本市や西原村、また、計画地のイメージとした甲佐町からも参加いただきました。

 参加する子供たちには、事前に宿題をお願いしました。

 宿題の内容は、事務局が事前に配布した『みんなの家と災害公営住宅の教科書』を参考に、あったらいいなと思う「みんなの家」の絵を、思い思いに描いてくるというものです。
『こんな「みんなの家」があったらいいな』
子供たちは描いてきた「みんなの家」の絵を抱え、椅子に着席。
初めて会うお友達同士のためか、少し緊張した雰囲気で「こども建築塾」がスタートしました。

 

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オリエンテーション

みんなが楽しめる「みんなの家」を考える
 講師のアストリッド・クラインさんから
「今回の課題は「みんなの家」。おじいちゃんやおばあちゃんと何をするのかな?ただ単に集まるだけではなく、みんなが楽しめる「みんなの家」を考えてほしいな。形や色にもこだわって楽しい計画を考えてみようね。」と挨拶。
早速、5チームに分かれて、夢が膨らむ「みんな家」づくりが始まりました。

 

追加1
 講師 アストリッド・クライン氏(クライン ダイサム アーキテクツ)
 

 

宿題の発表会

こんな「みんなの家」があったらいいな
 まず、宿題で描いてきた「みんなの家」を発表しました。
「中にステージをつくって、カラオケができます。奥の部屋は、災害公営住宅に住むおじいちゃんやおばあちゃんの孫が遊びに来た時に利用できます。形は丸。やさしいイメージです。」
「星が見える展望台を考えました。みんなで星空を眺めます。「みんなの家」の中では、大きなスクリーンで映画が見れます。壁には、ブドウを植えて、みんなで食べることができます。」
「瓦屋根にします。地震で壊れた家をイメージでき、家の記憶を思い出すことができると思います。」
「みんなの家の中に廊下を回して、運動ができます。真ん中には畳を引いて、みんなで休憩して集まれます。カラフルな窓も付けて楽しい気持ちになれます。」
 子供たちの自由な発想で、かわいらしく、また素直な色使いやデザインによる、今まで見たことのない「みんなの家」が集合しました。
 みんなで昼ごはんを食べたら、夢をカタチにする模型づくりがスタートです。

 

 4 04-1_宿題発表

 

05 後藤 直樹-絵 美里町立中央小の後藤直樹くんが描いた「みんなの家」

06山本小桃子 熊本市立出水南小の山本小桃子さんが描いた「みんなの家」

 

 

 

模型づくりがスタート!

作りながらアイデアをカタチに。集まって楽しい「みんなの家」が誕生
 子供たちは、厚紙やスチレンボード、折り紙や色鉛筆などを使って、絵で描いてきた「みんなの家」のアイデアを、立体的な模型でカタチにしていきました。
 今回、模型づくりのサポーターとして、仮設団地内の住環境整備に取り組むKASEIプロジェクトから熊本大学、熊本県立大学及び崇城大学の建築を学ぶ大学生のみなさんに協力いただきました。
「カラフルな屋根や壁は、どんな材料でつくればいいの?」

「ここには丸い窓を付けてみようか。」
「カッターで、このカタチの材料を準備すればいいのかな?」
 子供たちは、考えてきた「みんなの家」の模型を作りながら、どんどんイメージを膨らませ、アイデアを加えていきます。

 

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 08模型づくり tuika

09模型づくり 模型追加2



アストリッドさんから
「「みんなの家」の中に、人型の模型も入れて、どんな風に使うか物語をイメージしてみましょう。楽しい「みんなの家」をつくろうね。」

とアドバイス。

 

10アストリッド

約3時間の模型づくりを終えて、子供たち全員が模型を完成させました。

 

 

公開発表会を開催

完成した「みんなの家」をプレゼン。アストリッド・クライン賞の2名も発表!
会場を同館ホームギャラリーへ移動。
一般来場も観覧できる公開による発表会を開催しました。
発表会は、子供たちが一人ずつ、完成した模型と描いてきた絵を用い、あったらいいなと思う「みんなの家」をプレゼン。発表時間は90秒です。
短い時間でしたが、子供たちは要点を押えた大人顔負けのプレゼンを披露しました。

 

 スライド5

12発表会

13発表会
 


会場からも拍手が巻き起こり、アストリッドさんからは、

「とても、すばらしい。みんな一生懸命がんばった。夢が膨らむ計画ばかりで大変よかった。」とコメント。

最後にアストリッドさん自らが特に優秀だった2作品を選定し、賞状と記念品を贈呈頂きました。

 

 

 写真14 鈴木さん

 優秀賞の熊本市立出水小の鈴木郷子さん
15発表会 01山本小桃子

最優秀賞の熊本市立出水南小の山本小桃子さん


参加した子供たちからは、
「建築について興味がわきました。面白くて楽しい家ができると、住む人が笑顔になり、みんなが楽しい気持ちになることがわかりました。」
「将来の夢が設計士になりたいと思った時期がありました。今回の経験でさらに興味が持てました。」
「熊本地震で住宅などが壊れてしまったけど、復興復旧に向けてみんなで頑張りたい。」
とコメントをいただきました。

 

 スライド6
 子供たちが制作した「みんなの家」の模型

 

 

参加いただい子供たちの中から、熊本地震からの創造的復興を担う人材が、若しくは、世界的な建築家として活躍するスターが登場するかもしれません。

子供たち、そして保護者の皆さま、こども建築塾にご参加いただき、ありがとうございました。

 

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