熊本県

【くまもとアートポリス建築展2017|開催概要】展覧会「くまもとアートポリス みんなの家 の 展覧会」

最終更新日:
 

くまもとアートポリス建築展2017|開催概要 「くまもとアートポリス みんなの家 の 展覧会」

 被災地の現状を国内外に発信するため、仮設住宅の入居者等や県内の高校生が撮影した写真を展示する「くまもとアートポリス  みんなの家 の 展覧会」(会期:平成29年11月17日(金曜日)から翌年1月8日(月曜日・祝日))を熊本市現代美術館にて開催しました。

 本展覧会では、仮設住宅で生活する8歳から73歳までの入居者等、計14名が「日常の生活」を撮影した写真の他、来場者等が参加できる展示物や、被災者自身が被災地の現状を語ったインタビュー映像等を展示しました。

 また、来場者数は約5000人と、多くの方が「かけがえのない日常の生活」を立ち返るきっかけとなる展覧会となりました。

 

          図1
     (photo/BrianScottPeterson)

 
 

○主催 熊本県・くまもとアートポリス建築展2017実行委員会

○共催 熊本市現代美術館[熊本市・(公財)熊本市美術文化復興財団]
○企画 クライン ダイサム アーキテクツ
○協力 NPO法人HOME-FOR-ALL
 
 

開催にあたって

 この展覧会は、「相馬こどものみんなの家(福島県)」や、アートポリスプロジェクト「熊本南警察署熊本駅交番」の設計者である、クライン ダイサム アーキテクツの企画により実現しました。
 本展覧会は、日頃、メディア等で取り上げられがちな倒壊した家々や瓦礫等ではなく、発災後もかわらない「日常の生活」にスポットを当て、被災者自身が写真を撮影することで、被災地の現状を発信しようと企画されました。
 写真は、入居者の方々に一眼レフカメラを渡し、東京の写真家・中村こどもさんがカメラ講座にて指導。8月から10月にかけて撮影されました。
 
 図2 
 建築家 アストリッド・クライン(左)・マーク・ダイサム(右)/ クライン ダイサム アーキテクツ (photo/BrianScottPeterson)
 
 

カメラ講座

 震災を経験した仮設住宅の入居者や県内の高校生を対象にカメラ講座を開催しました。昨年の夏から3度に亘り開催したカメラ講座は、一眼レフカメラの持ち方から始まりました。
 ほとんどの方がカメラ初心者であったため、最初は、「どのボタンば押せば良かと?」「何ば撮ればいいか分からん」と、上手く撮れるか不安な方も沢山いましたが、展覧会に向けて撮影していただいた1万枚以上の写真には、どれもプロのカメラマンでは撮れないそれぞれの大切な「日常の生活」が収められていました。 
 
○第一回カメラ講座 
  開催日 平成29年8月20日(日曜日)
  会 場 益城町テクノ仮設団地(益城町テクノのみんなの家 集会所B2)
 ○第二回カメラ講座
  開催日 平成29年10月7日(土曜日)
  会 場 益城町テクノ仮設団地(集会所F)
 ○第三回カメラ講座
  開催日 平成29年10月15日(日曜日)
  会 場 熊本県庁
 
          図3
          第一回カメラ講座の様子
 
          図3-2
          第二回カメラ講座の様子
 
          図3-3
          第三回カメラ講座の様子
         
 

展示物 

(1)「みんなの家」がモチーフ
   ○会場内に大小5つ配置されたこの展示物の壁と天井は、写真を印刷した布で出来ており、カメラ講座の参加者が撮影した1万枚以上の写真の
    内、約650枚を使用しました。
    木材や畳は県産の物を使用しており、中に入れるつくりになっています。 
         図4-4
         (photo/BrianScottPeterson)
         図4-1
         (photo/BrianScottPeterson)

         図4-2
 

         図4-3

(2)作品パネル
   ○壁には、カメラ講座参加者14名の作品を展示しました。
    仮設住宅の玄関先で野菜を選別する入居者の姿や、断層のある畑で農作業中の風景などが展示されました。 
          図4-2
 
(3)インタビュー映像
    ○被災地の現状や体験談、写真を撮り始めて感じたこと等を語る、カメラ講座の参加者へのインタビュー映像を放映しました。
     最初は「写真を撮ることに抵抗があった」「外を見る余裕が無かった」と言っていた方々に、カメラをきっかけに前向きになれた気持ちの変  
     化も語っていただきました。
          図6インタビュー
     
    ▼【インタビュー動画リンク先】
 
 
(4)参加型展示物~ダンボールで作った「みんなの家」~
    ○この展示物は、熊本大学の田中智之研究室の協力により、益城町テクノ仮設団地の集会所をモデルに製作されました。
     来場者が持参した写真や、メール・インスタグラムで応募された写真を貼ってつくりあげるもので、展示期間中に400枚以上の写真が集
     まりました。この展示物も中に入れるようになっており、沢山の子供たちにも楽しんでいただけました。
         図7-1
 
 
         スライド2
         (photo/BrianScottPeterson)
 
         図7-3
             
        
(5)くまもとアートポリスを紹介
    ○最近のアートポリスプロジェクトの紹介や災害公営住宅のプロポーザル(甲佐町)で使用した模型を展示しました。
     <展示内容>
     ・大腸肛門病センター高野病院
     ・阿蘇内牧温泉みんなの家
     ・熊本県総合防災航空センター
     ・みんなの家について
     ・災害公営住宅の取り組みについて(模型)
 
         図4-5
    (photo/BrianScottPeterson)

         4-8-2
 
         4-8-3

         4-8-4
 

 最後となりましたが、カメラ講座にご参加いただいた皆様、共催及び会場を提供頂いた熊本市現代美術館[熊本市・(公財)熊本市美術文化復興財団]様、企画・運営頂いたクライン ダイサム アーキテクツ様、運営にご協力頂いたNPO法人「HOME-FOR-ALL」様、皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。
 

くまもとアートポリス公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/kumamotoartpolis

 

このページに関する
お問い合わせは

土木部 建築課 アートポリス・UD班
電話:096-333-2537
(ID:22084)
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
熊本県庁   〒862-8570  熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号   Tel:096-383-1111(代表)
Copyright(C)2015 Kumamoto Prefectural Government. All rights reserved.