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天草空港
天草空港の概要
天草空港
天草空港は、高速交通体系の空白地域である天草地域の交通の利便性向上を目的として、県が、旧天草郡五和町と旧本渡市の境に造った空港です。
この空港が完成したことで、天草地域は、海、陸に加え空の交通手段も持つことができました。
全国の空港は、空港整備法で、それぞれの役割に応じ、第1種(国際空港)、第2種(主要な国内空港)第3種(地方的な航空輸送を確保するための空港で地方公共団体が設置管理する空港)に分類されていますが、天草空港は、これらの分類に属さない「その他の飛行場」と呼ばれています。
天草空港は、平成2年12月に運輸大臣から航空法による飛行場設置許可を取得し、平成4年4月から飛行場建設に着手しました。
そして、平成11年10月に航空法による完成検査を終え、平成12年3月23日に開港しました。
現在、天草空港からは、毎日、天草エアライン株式会社の39人乗りダッシュエイトが、福岡空港へ35分(1日4往復)、熊本空港へ20分(1日1往復)の所要時間で運航しており、年間約70,000人の方が、天草空港からビジネスや観光の足として利用されており、今後も天草地域の活性化の起爆剤として利用促進が期待されています。
天草空港の位置
- 設置管理者 熊本県
- 飛行機の種類 その他公共飛行場
- 供用開始年月日 平成12年3月23日
- 設置概要
- 管理面積 306,421m2
- 基本施設 着陸帯 長さ1,120m 幅120m
- 滑走路 長さ1,000m 幅30m
- 誘導路 延長73m 幅18m
- エプロン 面積90mX40m
- 航空灯火 飛行場灯台、進入角指示灯、滑走路灯、滑走路末端識別灯、過走帯灯、滑走路末端灯、
誘導路灯、エプロン照明 - 無線施設 VOR/DME、対空通信施設、通信制御装置
- 気象観測施設 風向風速計、航空用地上気象観測装置、データー処理・送信装置
- 運用時間 7時40分から20時30分まで
- 定期就航便 天草エアライン<外部リンク>