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蚊媒介感染症に注意~初夏から秋にかけ、蚊の活動が活発になります~ -

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004978 更新日:2020年8月1日更新

 初夏から秋にかけて蚊が発生し、蚊に刺され、痒みに悩まされる方が増えてきます。また、蚊は感染症を媒介することもありますので対策が必要になってきます。
 蚊の対策は、蚊を増やさない環境作り(幼虫対策)と蚊に刺されない環境作り(成虫対策)を並行して行うことが大切になります。
 昨今話題になっているデング熱やジカウイルス感染症(ジカ熱)はヒトスジシマカが媒介すると言われています。現在、これらの感染症は日本では流行していませんが、海外の流行地から訪れた感染者が、日本国内で蚊に刺され、そこから感染が広がることが懸念されていますので、蚊の対策を行うことが求められています。

蚊媒介感染症の予防対策

蚊を増やさない環境作り(幼虫対策)

  • 幼虫(ボウフラ)は小さな水溜まりに発生するので不要な水溜まりをなくす。
  • 植木鉢の受け皿、バケツ、古タイヤ、空き缶など、溜まった水をひっくり返したり、不要なものを片付けたり、定期的に水を変えたりしましょう。
  • 排水溝や雨水マスはこまめに清掃し、排水が困難な場合は金網で蓋をしたりしましょう。

蚊に刺されない環境作り(成虫対策)

  • 草むらや藪を定期的に刈り取り、風通しや日当たりをよくし、成虫の潜伏場所をなくしましょう。低木の葉裏や地面を覆うように繁るツタの葉裏などにも潜みます。
  • 蚊の侵入場所に防虫網・網戸を設置する。
  • 外ではなるべく肌の露出を避け、場合によっては虫除けスプレー等を用いる。

参照

デング熱

  • 症状:急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られる。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現する。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがある。
  • 潜伏期間:2~14日(多くは3~7日)
  • 治療法:特有の薬はなく、対症療法となる。
■熊本県での発生状況

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※直近に流行国を訪れていることから、すべて輸入症例と考えられます。
(参考)厚生労働省ホームページ
デング熱について<外部リンク>

ジカウイルス感染症(ジカ熱)

  • 症状:軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛などが主な症状。
  • 潜伏期間:2~12日(多くは2~7日)
  • 治療法:対症療法となる。通常は比較的症状が軽く、特別な治療を必要としないとされている。
■熊本県での発生状況

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※平成28年2月15日から全数届出疾病に指定

(参考)厚生労働省ホームページ
ジカウイルス感染症について<外部リンク>

日本脳炎

日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、コガタアカイエカを介して感染します。

  • 症状:突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起し、後遺症を残すことや死に至ることもある。
  • 潜伏期間:6~16日
  • 予防法:ワクチン接種等。
■熊本県での発生状況

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(参考)厚生労働省ホームページ
日本脳炎<外部リンク>

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