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熊本県海面における遊漁のルール・マナーについて

最終更新日:
天草広域本部(天草地域振興局) TEL:0969-22-4213 FAX:0969-24-2022 メール amasousoumu25@pref.kumamoto.lg.jp

 はじめに

 マリンレジャーの普及により、近年、多くの方々が釣り・潮干狩り・スキューバダイビング等を楽しまれるようになっています。

 ただ、それに伴い、漁業者と遊漁者間のトラブルも発生しています。

 熊本県の海面においては、法律・漁業調整規則等によって、以下のような様々なルールが定められています。

 トラブル防止と水産動植物の保護等のためにも、ルールやマナーを守って楽しいレジャーとなりますよう、ご理解とご協力をお願いします。

 

1. 一般の方(漁業者以外)が使用できる漁具・漁法には制限があります(熊本県漁業調整規則第38条、47条)

  一般の方が使用できる漁具・漁法は以下のとおりです。

 ・竿釣及び手釣

 ・たも網、さ手網及びざるすくい(歩行押網別名江突網漁業を除きます)

 ・投網(船を使用しないものに限ります)

 ・やす、は具(発射装置を有しない「ほこ」など)

 ・徒手採捕(手づかみ)

 ※いずれも、火光を利用するものを除きます。

 ※電流を通じてする漁法、ポンプを使用して生ずる水流を利用する漁法、水中銃(発射装置を有する漁具)、集魚灯を利用してする漁法も禁止され

      ています。

 

 

2. 採捕してよい水産動物には禁止期間や体長等の制限があります(熊本県漁業調整規則第35条、36条)

 熊本県の海面では採捕してはいけない期間やその大きさ等が制限されています(表1及び表2)。

もし誤って採捕した場合は、放流(リリース)をお願いします。

 

表1 採捕禁止期間
   水産動物         禁止期間
 あゆ 12月1日から翌年3月31日まで
 たいらぎ 6月1日から9月30日まで
 おおのがい 6月1日から9月30日まで
 あわび 11月1日から12月20日まで
 いせえび 5月1日から8月20日まで
 なまこ 4月1日から9月30日まで

 ※漁業権行使規則、海区漁業調整委員会指示によりさらに長い禁止期間を定めている場合もあります。

 

表2 体長等の制限
   水産動物          大きさ
 あさり殻長2cm以下
 はまぐり殻長3cm以下
 たいらぎ殻長15cm以下
 おおのがい殻長4.5cm以下
 あわび殻長10cm以下
 さざえ

殻蓋長径2.5cm以下

 いせえび体長15cm以下
 くるまえび体長10cm以下
 ぼら(えぶな)全長10cm以下
 ぶり全長15cm以下
 まだい全長5cm以下
 ちだい全長5cm以下
 うなぎ全長21cm以下
 まだこ体重100グラム以下

 ※漁業権行使規則、海区漁業調整委員会指示によりさらに厳しい体長等の制限を定めている場合もあります。

 

 

3. 漁業権について

 漁業権とは、行政庁の免許により設定された一定の水面において排他的に特定の漁業を営むことのできる権利であり、「定置漁業権」、「区画漁業権」及び「共同漁業権」の3種類があります。

 中でも、「共同漁業権」は一定の水面を共同に利用して漁業を営む権利で、漁業協同組合(漁協)に免許され、漁協の管理のもとでその組合員(漁業者)が漁場を使うものです。

 熊本県のほぼ全ての沿岸には、この「共同漁業権」が設定されており、その設定区域で対象となっている藻類、貝類等定着性の水産動植物(「第1種共同漁業権」で対象となっている生物)を無断で採捕したり、また、漁業者が行う漁の妨害等を行った場合、漁業法第143条の漁業権侵害に該当する場合がありますので、注意してください。

 

 ◎第1種共同漁業権の対象となっている水産動植物の例

  藻類:ひとえぐさ(あおさ)、あおのり、わかめ、ひじき、とさかのり等

  貝類:あわび、さざえ、あさり、はまぐり、かき等

  動物:たこ、いえせび、うに、なまこ等

 

  ※対象となる水産動植物は設定されている共同漁業権毎に異なります。

  ※潮干狩り等を行う場合には、地元漁協のルールに従ってください。

  ※詳細については、漁業権管理者(地元漁協)または下記の問い合わせ先までご連絡ください。

 

4.利用できない区域があります(熊本県漁業調整規則第34条の2)

 熊本県の海面では、水産動植物の産卵場・稚魚の成育場等の観点から以下の保護水面を設定しており、その区域では水産動植物の採捕が規制されています(表1)。

 

 表1 採捕制限等の内容

 

黒島保護水面

富岡保護水面

深海保護水面

高道保護水面

文政保護水面

採捕を禁止する水産動植物の種類

すべての
水産動植物

アワビ・サザエ及び水産植物

ワカメ及びヒトエグサを除く水産動植物

アサリ

アサリ

採捕禁止期間

周年

周年

周年

周年

周年

  

5.海区漁業調整委員会指示について

 海区漁業調整委員会(「委員会」)は、都道府県に設置された行政委員会であり、熊本県海区には熊本県有明海区漁業調整委員会・天草不知火海区漁業調整委員会が設置されています。

 そして、委員会は水産動植物の繁殖保護や漁業調整のために必要があると認められるときは、水産動植物の採捕に関する制限又は禁止等必要な指示をすることができます。

 ◎遊漁に関係する委員会指示について
 ・熊本県有明海区及び天草不知火海区の漁港及び港湾の湾内・防波堤外縁から30m以内の区域においては、土砂を使用して釣りをすることが禁止さ   

  れています。
 ・熊本有明海を除く熊本県地先海面では、ばくだん釣りの餌料としてアミ団子を使用することが禁止されています。

 ・6月1日から10月31日までの間、天草市魚貫町権現山山頂から天草市魚貫町遠見岳山頂を見通した延長戦以南の天草海に敷設してあるしいらづけ1   

  そうまき網漁業の「つけ」の中心から半径100メートルの区域内においては、釣りすることが禁止されています。

 

  その他の委員会指示についてはこちら(熊本県有明海区)別ウィンドウで開きます

  その他の委員会指示についてはこちら(天草不知火海区)別ウィンドウで開きます

     

6.遊漁船業を営む場合は登録が必要です(遊漁船の適正化に関する法律)

 遊漁船業とは、船舶により乗客を漁場に案内し、水産動植物を採捕させる事業で、営利を目的とするものです。

船釣り・瀬渡し等が該当し、遊漁船業を行う場合は、県の登録をうける必要があります。


   遊漁船の登録についてはこちら

 

7.遊漁船を利用される方は登録業者の船を利用しましょう

 遊漁船業者には、遊漁船登録番号及び遊漁船登録票の掲示・遊漁船業務主任者の乗船・損害賠償保険の加入等が義務付けられています。

利用される際は、これらのことを確認の上、利用しましょう。

 また、救命胴衣の着用や船上でのルール等については船長の指示に従いましょう。

 

 

8.各種リンクについて

 ・水産庁ホームページ(遊漁の部屋)別ウィンドウで開きます(外部リンク)

 ・熊本県漁業調整規則別ウィンドウで開きます(外部リンク)

 ・遊漁船の適正化に関する法律別ウィンドウで開きます(外部リンク)

 

9.海面利用に関するお問い合わせ先

 ・熊本県農林水産部水産振興課 漁業調整班

  〒862-0950 熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18-1

  電話 096-333-2456  FAX  096-382-8511

 ・熊本県天草広域本部農林水産部 水産課

  〒863-0013 熊本県天草市今釜新町3530

  電話 0969-22-4364  FAX 0969-23-2856

  ・熊本県県北広域本部農林水産部  水産課

  〒865-0016 熊本県玉名市岩崎1004-1

  電話 0968-74-2156  FAX 0968-74-2840

  ・熊本県県南広域本部農林水産部  水産課

  〒866-0555 熊本県八代市西片町1660

  電話 0965-33-3625  FAX 0965-33-3645

このページに関する
お問い合わせは

天草広域本部(天草地域振興局) 農林水産部水産課
天草市今釜新町3530
電話:0969-22-4364
ファックス:0969-23-2856
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