湯前まんが美術館・公民館
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宮崎との県境に位置する湯前町。
視界いっぱいにひろがるのどかな田園風景のなかにこの建物は建っている。
建物のモチーフとなったのは、人吉・球磨地方に伝わる郷土玩具"きじ馬"。
同町出身の政治漫画家那須良輔氏の作品を展示する常設展示室と、企画展示室をもつ。
緑豊かな山間のまちで、群れ遊ぶ5つの親子きじは、湯前の新しい顔として、町民に親しまれている。

湯前まんが美術館・公民館は、同町出身の政治漫画家である故那須良輔氏を記念しての美術館と社会教育のための公民館のコンプレックスである。隣接する農村環境改善センターとも渡り廊下で機能的に結合される計画である。 敷地は、市房山公園に囲まれる恵まれた自然環境にあり、第三セクター湯前線の終着駅のある町の中心部に位置する。独立した5棟の建物は群れ(SHOAL)のような関係を保ちながら機能及び内外部空間が結びついている。地場の木材と技術力を駆使しながら、新しい木造建築を目指して、主要な空間に片持梁構造の構成を採用している。

名称 湯前まんが美術館・公民館
所在地 球磨郡湯前町上牧原1834-1
主要用途 美術館+公民館
事業主体 湯前町
設計者 桂英昭
施工者   
 建築・電気・空調・衛生 今村建設+桑原建設JV
 附帯建築・外構 桑原建設
 外灯 九電工
 植栽 木上梅香園
敷地面積 9,023m2
建築面積 840m2
延面積 858m2
階数 地上2階
構造 木造
外部仕上  
 屋根 亜鉛アルミメッキ鋼板瓦棒葺き
 外壁 亜鉛アルミメッキ鋼板張
施工期間 1991年8月〜1992年11月
総工事費 330百万円

桂 英昭(かつら ひであき)
1952年 福岡県北九州市生まれ
1979年 熊本大学大学院建築学科卒業
1980年 フロリダ大学大学院留学
1991年 熊本大学工学部建築学科専任講師
 
●主な作品
木魂館、北里バラン、荒瀬ダム・ボートハウス、球磨村ふるさと振興センター、森の香房、さかもと館、須永博士アトリエ、ZOOTOPIA
 
●受賞歴
1983年 熊日出版文化賞
1987年 SD Review 「朝倉賞」


PHOTO:石丸捷一、KAP事務局


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