第15回(平成21年度)熊本県木材利用大型施設コンクールの受賞施設決定
更新日:2010年3月11日
熊本県木材利用大型施設コンクールは、建築物における新たな木材利用の提案や木材を利用した先駆的工法の採用など、県産木材を利用した優れた木材利用施設を顕彰することにより、大型施設の木造化や木質化を促進して県産木材の需要拡大を図ることを目的としており、今年で15回目となります。
選考委員会による審査(書類審査、現地審査)の結果、受賞施設が決定しましたのでお知らせします。
選考委員会による審査(書類審査、現地審査)の結果、受賞施設が決定しましたのでお知らせします。
熊本県賞
施設名:芦北町地域資源活用総合交流促進施設
施 主 :芦北町
設計者:有限会社 ワークステーション
施工者:松下・佐藤建設工事共同企業体
【施設概要】
所 在 地 :葦北郡芦北町大字花岡1523
延 床 面 積 :1386.34m2
県産材使用量:273m3
主な使用樹種:スギ(集成材)
施 主 :芦北町
設計者:有限会社 ワークステーション
施工者:松下・佐藤建設工事共同企業体
【施設概要】
所 在 地 :葦北郡芦北町大字花岡1523
延 床 面 積 :1386.34m2
県産材使用量:273m3
主な使用樹種:スギ(集成材)

(外観) (体験交流室) (廊下)
【選考委員コメント】
幅広の集成材で籠のように格子状に編まれた構造体は、ダイナミックでありながら木質の柔らかさも表している。初めて試みられた架構方法の提案が、木造大空間の可能性を高めている。また、地元産材が多く使われており木材利用啓発にふさわしい施設となっている。
大交流室の外周に配置された諸室も大屋根の構造体をさえぎらないように配慮されており、また塀のように巡らされた縦格子が天井と対比するように柔らかで優しい。
幅広の集成材で籠のように格子状に編まれた構造体は、ダイナミックでありながら木質の柔らかさも表している。初めて試みられた架構方法の提案が、木造大空間の可能性を高めている。また、地元産材が多く使われており木材利用啓発にふさわしい施設となっている。
大交流室の外周に配置された諸室も大屋根の構造体をさえぎらないように配慮されており、また塀のように巡らされた縦格子が天井と対比するように柔らかで優しい。
熊本県森林組合連合会賞
施設名:慈愛園「ミラーホーム・サローホーム」
施 主:社会福祉法人 慈愛園
設計者:有限会社 風設計室
施工者:株式会社 東稜建設
【施設概要】
所 在 地 :熊本市神水1-14-1
延 床 面 積 :708m2(366+342)
県産材使用量:155m3
主な使用樹種:スギ、ヒノキ
施 主:社会福祉法人 慈愛園
設計者:有限会社 風設計室
施工者:株式会社 東稜建設
【施設概要】
所 在 地 :熊本市神水1-14-1
延 床 面 積 :708m2(366+342)
県産材使用量:155m3
主な使用樹種:スギ、ヒノキ
<ミラーホーム>

(外観) (食堂) (学習室)
<サローホーム>

(外観) (食堂) (玄関ホール)
【選考委員コメント】
この福祉施設で生活する子供たちの暮らしを見据えて、細やかな配慮がなされた上質の木造建築となっている。子供たちが安らぎを感じるようなスケールの内部空間、園内の複数の平屋建ての施設がまちを思わせ、ここを巣立つ子供たちの記憶の風景となるであろうと想像される。薪焚きの風呂などの生活体験なども楽しく、自然エネルギー利用の空調などが快適さを支えている。
この福祉施設で生活する子供たちの暮らしを見据えて、細やかな配慮がなされた上質の木造建築となっている。子供たちが安らぎを感じるようなスケールの内部空間、園内の複数の平屋建ての施設がまちを思わせ、ここを巣立つ子供たちの記憶の風景となるであろうと想像される。薪焚きの風呂などの生活体験なども楽しく、自然エネルギー利用の空調などが快適さを支えている。
熊本県木材協会連合会賞
施設名:宇城市立ふれあいスポーツセンター
施 主:宇城市
設計者:有限会社 文化建築社
施工者:株式会社 建吉組
【施設概要】
所在地:宇城市小川町河江52-1
延床面積:1,396.8m2
県産材使用量:302.7m3
主な使用樹種:スギ
施 主:宇城市
設計者:有限会社 文化建築社
施工者:株式会社 建吉組
【施設概要】
所在地:宇城市小川町河江52-1
延床面積:1,396.8m2
県産材使用量:302.7m3
主な使用樹種:スギ
(外観) (屋外多目的スペース) (廊下)
【選考委員コメント】
スポーツ関連施設にふさわしく、明るく生き生きとしたデザインとなっている。ウッドデッキの中庭を取り囲むように各室が計画され、ハイサイドからの光が明るい施設をつくっている。天井面に連続する木構造の梁が軽快なリズムを与えている。また、通気を考えた靴箱などの細やかな工夫も好ましい。
スポーツ関連施設にふさわしく、明るく生き生きとしたデザインとなっている。ウッドデッキの中庭を取り囲むように各室が計画され、ハイサイドからの光が明るい施設をつくっている。天井面に連続する木構造の梁が軽快なリズムを与えている。また、通気を考えた靴箱などの細やかな工夫も好ましい。
熊本県木材事業協同組合連合会賞
施設名:八代市日奈久温泉センターばんぺい湯
施 主:八代市
設計者:株式会社 高木冨士川計画事務所
施工者:和久田建設・松島建設・藤永組建設工事共同企業体
【施設概要】
所在地:八代市日奈久中町316
延床面積:1303.69m2
県産材使用量:23.9m3
主な使用樹種:スギ、ヒノキ
施 主:八代市
設計者:株式会社 高木冨士川計画事務所
施工者:和久田建設・松島建設・藤永組建設工事共同企業体
【施設概要】
所在地:八代市日奈久中町316
延床面積:1303.69m2
県産材使用量:23.9m3
主な使用樹種:スギ、ヒノキ

(外観) (軽食コーナー) 大浴場(露天風呂)
【選考委員コメント】
長く親しまれた元湯の改築である。法的に仕上げ制限がり、構造は非木造であるが、木質を多く使おうという意識が感じられる。特に、周辺に残る木造3階建てとのなじみを考えた板張りの外観や玄関の唐破風屋根は、日奈久温泉の景観をつくっている。
長く親しまれた元湯の改築である。法的に仕上げ制限がり、構造は非木造であるが、木質を多く使おうという意識が感じられる。特に、周辺に残る木造3階建てとのなじみを考えた板張りの外観や玄関の唐破風屋根は、日奈久温泉の景観をつくっている。
くまもと県産材振興会賞
施設名:草部(くさかべ)総合センター
施 主:高森町
設計者:大和設計 株式会社
施工者:株式会社 南陽建設
【施設概要】
所在地:阿蘇郡高森町大字高森2283
延床面積:373.74m2
県産材使用量:57.15m3
主な使用樹種:スギ、ヒノキ
施 主:高森町
設計者:大和設計 株式会社
施工者:株式会社 南陽建設
【施設概要】
所在地:阿蘇郡高森町大字高森2283
延床面積:373.74m2
県産材使用量:57.15m3
主な使用樹種:スギ、ヒノキ
(外観) (大会議室) (濡縁)
【選考委員コメント】
真壁に見せ高さが抑えられた平屋の外観は、周辺に馴染んでいる。地元の希望であった「グランドと一体となる施設」のため、必然的にL字型プランとなっているが、それに沿って計画された長い木質デッキが、内外部の機能をうまくつないでいる。大会議室に架かる木造トラスも好ましい。
真壁に見せ高さが抑えられた平屋の外観は、周辺に馴染んでいる。地元の希望であった「グランドと一体となる施設」のため、必然的にL字型プランとなっているが、それに沿って計画された長い木質デッキが、内外部の機能をうまくつないでいる。大会議室に架かる木造トラスも好ましい。