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平成の名水百選

更新日:2009年1月29日

平成の名水百選

「平成の名水百選」選定について

 平成20年6月3日
                                                          環境生活部水環境課  

◎国(環境省)の「平成の名水百選」に本県から推薦した4カ所の湧水群が全て選定されました。
○本県からは、市町村から推薦のあった18カ所のうち、学識経験者等からなる「選考委員会」の厳正な審査を経て、各都道府県からの推薦枠一杯の4カ所を新名水百選の候補地として、3月末に環境省に推薦しました。
○環境省では、都道府県から推薦のあった候補地(162カ所)について、今回は特に、地域住民等による保全活動、親水性や近づきやすさ、水利用の状況等の観点から学識経験者等で構成する「調査検討委員会」を設けて審査された結果、平成の名水百選が選定された旨の発表がなされ本県からは全国最多の4カ所が選定されたものです。 (6月25日に認定証交付式(場所:東京都江東区清澄3-3-9、清澄庭園「大正記念館」)が開催された。)
○このことにより、本県では、昭和60年に選定された「名水百選」(全国最多の4カ所が選定)に加えると合計8カ所で、この数は全国一となり、今後様々な活用が期待されます。

1 今回選定された湧水群 
 [1]水前寺江津湖湧水群(熊本市) [2]金峰山湧水群(熊本市及び玉名市)
 [3]六嘉湧水群・浮島(嘉島町)   [4]南阿蘇村湧水群(南阿蘇村)
  ※参考 昭和60年度選定「名水百選」
      菊池水源(菊池市)、白川水源(南阿蘇村)、轟水源(宇土市)、池山水源(産山村)
2 今回の選定のポイント                                                                                昭和60年選定「名水百選」の評価項目とほぼ同様であるが、今回は特に、湧水が広域的にわたる場合は、群としての推薦も推奨されていた他、地域住民等による保全活動が重視されており、このほか親水性や近づきやすさ、水利用の状況を重視している。

3 選考の経緯
    昨年末、環境省から新名水百選の選定に関する通知を受け、推薦は、3月末までの限られた期間であることから、直ちに市町村に推薦依頼をした。市町村から推薦のあった18箇所の候補地について、庁内に関係10課からなる庁内検討会を設けるとともに、学識経験者等民間有識者からなる「選考委員会」を設置し、委員会を3回、現地視察も4回実施する等慎重かつ客観的な審査を実施して、推薦枠一杯の4箇所を決定し、3月末に環境省に推薦した。
    ※1:庁内検討会の関係課
      企画課、広報課、地域政策課、文化企画課、環境政策課、水環境課、観光物産総室、農林水産政策課、河川課、文化課
    ※2:選考委員会の委員
      熊本県立大学環境共生学部教授           篠原 亮太
      熊本電波工業高等専門学校名誉教授       田中 浩二
      九州産業交通ホールディングス株式会社顧問  吉丸 良治
      株式会社マインド専務取締役                         末吉 希巳子
      NPO法人  Hand To Land             川野 由紀子
      株式会社熊本日日新聞社編集局地方部長          松尾 正一
           
4 今後の対応
    今回の「平成の名水百選」に本県から4カ所選定されたことは、今後とも、この良質な水資源と水環境を保全・保護していこうという本来の目的はもちろんのこと、熊本県が、水の宝庫であるということを全国に向けてアピールする絶好の機会であり、特に、新幹線開業を控え、本県の地域性や特産物等のイメージアップ、観光PRなど積極的な活用方策を検討される際にも弾みになると考えている。   

                           【4カ所の候補地の概要】

 <水前寺江津湖湧水群(熊本市)>

○熊本市は、60万人を超える生活用水のほぼ全てを地下水でまかなう全国一の水の都      ○当湧水群は、その中心部に位置する湧水群で、「水の都熊本」のシンボル    
○湧水量も40万トン/日と豊かで、水面積50haの江津湖を形成し、一帯は自然豊かな親水性の高い都市公園として管理     
○市街地にあるため、交通アクセスも非常によく、遊歩道・休憩所もあり市民の憩いの場
○国指定天然記念物のスイゼンジノリ等の希少生物も現存し、多くの野鳥も飛来
○地域市民・学識経験者・NPO・地元企業・行政が一体となって組織的(30団体以上、関係 者7000人以上)に保全活動を展開
                      

 <金峰山湧水群(熊本市・玉名市)>

○金峰山一帯の各湧水は、豊かな水と緑に囲まれ、また宮本武蔵や夏目漱石等のゆかりの名所も点在                                             ○歴史や文化にも富み、市民に親しまれるとともに、県内外からの観光客も多数      ○生活用水をはじめ、全国有数のみかん産地である河内地区ではみかん栽培用水として利用されるなど、各湧水は地域の暮らしと密着                         ○市民の憩いの場としても活用され、特に尾田丸池は、一体が屋根のない博物館として整備され、子どもたちが水遊びを行うなど地域に開かれた水源                      ○各湧水は、地域住民等による保全活動も盛んであり、町内自治会や地域のまちづくり委員会、NPO法人など数多くの団体が美化作業や保全・啓発活動等様々な活動を展開                                                             

<六嘉湧水群・浮島(嘉島町)>
○湧水が多く存在し、それらが連なって水郷の趣をなす地域                 ○35万トンという豊富な湧水量を誇り、全国でも稀な天然プールを設置           ○各湧水は、古くから生活用水や170haの水田の農業用水に利用               ○嘉島町では「清水湧き 心ふれあう 嘉島町」をキャッチフレーズに、住民や保存会、行政が一体となり、「水辺の郷」づくりに取り組む等保全活動を積極的に実施                    ○国土交通省「水資源功績者表彰」を受賞する団体があるなど活動は活発         ○神社が水面に浮いているように見える景観から名付けられた「浮島」もあり、湧水群散策マップや駐車場設備も充実
<南阿蘇村湧水群(南阿蘇村)> [PDFファイル/582KB]
○阿蘇カルデラ一帯に湧出する水は1700haの広大な水田を潤す等古くから生活用水や農業用水として利用                                            ○「阿蘇」「水」は熊本のシンボルであり、約17万t/日の湧水量を誇る竹崎水源を始め、各湧水は、それぞれが「熊本名水百選」に選ばれるほどの一級品               ○「水の生まれる里」をキャッチフレーズにした地域おこしの取り組みや伝統的な水利用などのどれをとっても、名水としてのレベルは抜きん出た存在                  ○アクセスもよく親水性も高いため、1年を通して県内外から観光客多数          ○保存会や地域住民及び行政による保全活動が活発であり、長年にわたって組織化された保存会は、構成員が500名を超え、毎月の清掃活動などを実施      


 

  ★ 環境省のホームページ「平成の名水百選」のページはこちら。

  ★ 前回の「昭和の名水百選」のページはこちら。

 

熊本名水百選

 熊本県には環境省の「名水百選」に選ばれた名水が1つの県としては最も多い4ヶ所(菊池水源・轟水源・池山水源・白川水源)あります。また、県ではこの4名水を含む「熊本名水百選」を昭和60年8月に選定しました。
  

      「熊本名水百選」選定地はこちら

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