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巣立ちビナを見つけたら

更新日:2010年3月31日

H22ヒナを拾わないで!(表)  4月から7月頃まで、巣立ったばかりのヒナを「巣から落ちている」「飛べないから保護しなくては」と思って、鳥獣保護センターに持ってきてくれる人が多くなります。

 実は、ほとんどの野鳥は「巣立ち=自立」ではありません。
 巣立ったばかりのヒナは、羽は生えていますが姿も頼りなく、ほとんど飛べないのです。
 ヒナが自立するまでには、巣立ちから2週間~1ヶ月ほどかかります。
 その間に飛び方やエサの捕り方、危険なものは何かなど、生きていくために必要な様々なことを親から教えてもらうのです。

 落ちているように見えるヒナは、飛行練習の休憩中だったり、親が餌を採ってきてくれるのを待っているところだったりするので、心配ありません。
 離れた場所からしばらく様子を見ていると、親がやって来て安全な場所へ連れて行くことがほとんどです。
 鳥の種類によっては、1日に朝夕1回ずつ位しか餌を与えないため、親鳥が巣立ちビナとほとんど一緒にいないものもいます。

 このようなヒナの場合は、道路上などそのままでは危険な場合を除いて、そっとしておくようにしましょう。
 人が近くにいると、親はいつまでたっても巣立ちビナの元に戻ることができません。

 巣立ちビナを「ちゃんと飛べないようだし、かわいそうだ」と思って保護してしまうと、ヒナを親鳥から引き離す『誘拐』になってしまい、ヒナは自立するために大事なことを何も学べなくなってしまいます。
 人は、親鳥の代わりはできないのです。

 交通量が多いため事故にあうと思われる場合に、近くの草むらなどの安全な場所へそっと移動してあげることは、正当な救護と言えるでしょう。
 近くなら、声で親鳥がヒナを探し出してくれます。

 ただし、出血がひどいなど明らかに大ケガをしている場合は、「鳥獣保護センター」に相談してください。

   [鳥獣保護センター] Tel 096-282-2651

 ご自分で、弱った野鳥を保護される場合は、以下のサイトを参考にしてください。
 元気になったら、すぐに放してあげましょう。

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