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「こどもまんなか熊本」の取組みについて
令和4年の出生数は、統計開始以来初の80万人割れとなり、少子化の問題はこれ以上放置できない、待ったなしの課題です。
本県においても、令和4年の出生数は、11,875人であり、20年前と比較すると約30パーセント減少しています。
この状況を打破するため、あらゆる立場の個人や組織、コミュニティ等が、こどもや若者・子育て世代の視点に立ち、その最善の利益を第一に考えながら様々な取組みを実施する「こどもまんなか熊本」の実現に向け、全庁を挙げて取り組んでいます。
具体的には、下記のとおり取り組んでいます。
(1)「こどもまんなかキックオフトップセミナー」の開催(令和5年(2023年)5月)
県内の機運を醸成するためのキックオフとして、市町村長や経済団体の長などを対象としたトップセミナーを開催しました。
(5/23(火曜日)アーカイブ配信)
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/35/176702.html
(2)「こどもまんなか熊本県民アンケート」の実施(令和5年(2023年)6~7月)
本県のこどもや子育てを取り巻く環境の課題やニーズ把握を行うため、若者や子育て世代を中心にアンケートを実施し、約1万2千人の回答が集まりました。この結果については、今後、詳細に分析し、様々な施策に反映させていきます。
(3)「こどもまんなか熊本プロジェクトチーム」の設置(令和5年6月~)
全庁的な連携のもとで「こどもまんなか熊本」の取組みを推進するため「こどもまんなか熊本プロジェクトチーム(PT)」を5月に設置したほか、20~30代の若手職員で構成する「こどもまんなか応援団」の設置など、県庁内の縦割りを打破した推進体制を構築し、各部局の枠を超えて、検討・意見交換しています。
(第1回「こどもまんなか熊本」プロジェクトチーム会議)
https://www.pref.kumamoto.jp/site/chiji/175915.html
これらの取組みを今後さらに進めることで、50年後・100年後を見据えた熊本のさらなる発展につなげていきます。