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新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベルについて

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051409 更新日:2023年5月5日更新

新型コロナウイルス感染症に関する概況

リスクレベル1リスクレベル2リスクレベル3リスクレベル4

本県の新型コロナウイルス感染症の感染者数は、先週と同程度の水準ですが、各種の指標を総合すると、緩やかな増加傾向が継続していると考えられます。連休で人の移動が活発化しているため、今後、感染の増加傾向が強まることが懸念されます。引き続き、場面に合わせた感染対策の実施及び救急医療の使い方の確認などの感染に備えた準備をお願いします。

5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけは、5類感染症へと変更されます。これに伴い、感染対策は季節性インフルエンザ等と同様に、個人の判断で行っていただくこととなります。周囲の方の重症化リスクや混雑状況、疾病の流行状況等も考慮した判断をお願いいたします。
また、ワクチン接種については、重症化リスクが高い方(高齢者、基礎疾患を有する方)を対象として、5月8日から開始されますので、希望される方は接種をお願いいたします。お問い合わせは、お住いの市町村までお願いいたします。
なお、リスクレベルの公表は今回で終了します。今後、新型コロナウイルス感染症の感染状況については、「熊本県感染症情報」により、他の感染症の発生動向と併せて5月18日から毎週木曜日にお知らせして参ります。

【0505報道資料】新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベルについて (PDFファイル:2.09MB)

熊本県・熊本市新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 座長コメント(令和5年5月4日現在)

〇 熊本県における新型コロナウイルス感染症の状況は、感染者数は低い水準を保っているが、検査数の減少や検査陽性率の増加、連休の影響等を考慮すると、全国と同様に緩やかな増加傾向にあると考えられる。ゴールデンウィークで多くの人の移動が起こっているため、今後、増加傾向は強まる可能性があり、注意が必要である。


〇 さて、今回が最後のリスクレベルの発表となる。リスクレベルは、令和2年3月に県・市専門家会議の前座長である原田先生の発案で、熊本市で開始され、その後県に集約された。リスクレベルの目的は、行動制限を伴う強い対策と実行の基準をあらかじめ示したうえで、感染状況を正確に把握し、それに応じた対策の実行や徹底を県民・市民に早期にお知らせするものであった。


〇 新型コロナウイルス感染症は、5月8日から5類感染症へと変更されることが決定され、これまでリスクレベルでも示してきた「不要不急の外出自粛」や「営業時間の短縮要請」に代表される私権の制限を伴う行動制限の要請等はできなくなるほか、基本的な感染対策についても個人の判断で行うように、考え方が転換される。


〇 我々は移動や営業の自由を憲法で保障されており、それは県民・市民にとって本当に重要な権利である。コロナ禍は、公衆衛生(公共の福祉)の保持のために、それらの自由を一部制限できる、いわば非常時だったわけで、それが平時の対応に戻されることとなる。自由が回復されることは歓迎されるべきことであるが、これと感染対策が引き続き重要であることは全く矛盾しない。


〇 私は医師として、少しでも多くの方に健康でいていただきたい。そのため、県民・市民の皆様には、現時点ではできるだけ基本的感染対策を徹底していただきたいと思う。


〇 一方で、大学教員として、この3年間多大な我慢を強いられた若者の姿も目にしており、対策を疎ましく思う者もいることは当然と感じる。新型コロナウイルス感染症の重症化リスクは世代等で大きく異なるため、一概に対策を求めても、分断を生むだけだろう。


〇 今後、こうした考え方の違いがある中で、それぞれが対策を行うか否かを決めることとなるが、その際に重要なことは、周囲の方への思いやりと考える。周りの方のリスクを考えながら感染対策を行うことに加え、感染対策を行っている人への感謝をしっかり表現することができれば、多くの方にとってプラスとなるはずだ。


〇 コロナ禍の3年間の中で、そうした思いやりの心や感謝の気持ちを強く持った瞬間は誰しもあるのではないか。それを今後も意識していただければ、この疾病のリスクを真の意味で受け止めることができると思われる。


〇 新型コロナウイルス感染症自体はなくならないが、大きな区切りを迎えることとなる。この疾病に関わった全ての方に、敬意を表するとともに、心より感謝を申し上げる。

県民の皆様へのお願い 

県民の皆様へのお願い1県民の皆様へのお願い2県民の皆様へのお願い3

​熊本市の状況と対策

熊本市においては、新規感染者数と病床使用率共にほぼ横ばいとなっておりますが、ゴールデンウィークで人との交流の機会が増加することで、感染の再拡大につながる可能性があります。
高齢者など重症化リスクが高い方を守るためにも、引き続きこまめな換気や感染防止対策の徹底等、一人一人のご協力が必要です。

熊本市からのお願い

​【対策】

✓ワクチン接種の着実な実施
✓保育所等や学習活動、部活動、児童育成クラブ等における感染防止対策の徹底
✓熊本シティFM・街中モニターを活用した感染予防策に関する広報啓発活動の実施
✓さらなる病床確保に努めるとともに、感染者が発生した高齢者施設等の要請に応じ、医療支援チーム
を派遣し、感染状況の把握と迅速な感染管理、医療介入を実施

【熊本市からの要請】

✓基本的な感染防止対策を徹底してください。(こまめな換気・手洗い・うがい・手指消毒 )
 ※…マスク着用の考え方については、県民の皆様へのお願いをご参照ください。
✓高齢者や基礎疾患のある方及びその同居家族の感染防止対策を徹底してください。
✓希望される方は積極的なワクチン接種をお願いいたします。
✓ご自身やご家族が感染した場合に備え、新型コロナ抗原定性検査キット、解熱鎮痛剤、日用品や食料品などを事前に備えていただくようお願いいたします。
✓症状は無いが、感染に不安を感じる方(熊本県民に限る)については、熊本県が実施している無料PCR等検査(令和5年5月7日まで)を受検していただくようお願いいたします。
✓会食時は県が示している「会食時の感染リスクを下げる4つのステップ」を遵守してください。
✓「熊本県飲食店感染防止対策認証制度」を活用してください。
✓コロナに関わらず、緊急を要さない場合は、出来る限り平日の昼間の診療時間内で受診いただくなど、医療機関の適正な受診にご協力をお願いいたします。
✓夜間に救急外来の受診や救急車を呼ぶか迷う場合は、相談窓口(♯8000、♯7400)へご相談ください。
✓職場において、業種別ガイドライン等を参考に、感染防止対策の徹底を再度確認してください。また、テレワークや時差出勤等に協力してください。

 

関連情報

過去のリスクレベルにつきましては、これまでのリスクレベル履歴をご覧ください。

県民の皆様にお願いすること

 

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