モンタナの風便り2011(米モンタナ州ボーズマン在住、藤岡 歩さんによるエッセイ)
熊本県と米国モンタナ州は1982年に姉妹提携し、教育、行政、文化、経済など様々な交流が行われてきました。
ここでは、熊本からモンタナへ移り住んだ方の体験を通し、姉妹州モンタナ州の魅力を紹介します。
【ボーズマン在住、藤岡 歩さんによるエッセイ】
モンタナの愛称にもなっているように大きな空と大自然の中での生活も、3月でちょうど5年目を迎えます。私が暮らすボーズマンはイエローストーン国立公園まで車で1時間半、周囲は国有林に囲まれ、ハイキング、サイクリング、キャンプ、フィッシング、スキー、スノーボード、ロッククライミングなど色んなアウトドアのアクティビティが楽しめ、よくアウトドア関連の雑誌でもとりあげられています。数年前にはアウトドアファンにとって夢の町第1位に、この冬は、スキーヤーが暮らすのに最高の町に選ばれました。モンタナ州立大学があるためアウトドアを楽しみながら勉強に励みたい若者や安全でのんびりとした環境の中で暮らしたい人々が全米から集まってきており、人口が増え続けています。
こちらに引越しして以来、イエローストーン国立公園やグランドティトン国立公園を中心に、日本からのお客様のガイドをしています。雄大な景色とたくさんの野生動物(特にオオカミとクマが人気)がみられ、何度訪れても飽きることがなく、仕事ながら楽しんでいます。冬もスキーやスノーボードが満喫できて面白いですが、私はやっぱり夏が大好きです。モンタナの夏は、日が長く、乾燥しているため気温が高くても、とても過ごしやすく、朝から夜まで外で過ごしたくなります。マウンテンバイクに乗って探検したり、ハイキングに出かけたり、とにかく外で楽しもうという人たちに囲まれ、こんなにのんびりと元気に暮らせることができて幸せだなと感じずにはいられません。
大の田舎とはいえ、普段の生活には不便でないくらいそれなりにスーパーやショッピングモールがあり、人口増加に伴い、おしゃれなレストランやショップも増えつつあります。モンタナへ引越ししてきた当初、アウトドアスポーツの経験があまりなかった私は、少し物足りない感じがしましたが、最近はすっかりこちらの生活に馴染んでしまったようです。大自然とフレンドリーな人々に囲まれ、とても暮らしやすいところです。皆さんもぜひモンタナへ遊びに来てください。
藤岡歩(Ayumi Fujioka)
2006年3月モンタナに引っ越して以来、現地の会社、Yellowstone Glacier Adventures, Inc. で日本人のお客様のガイドや旅行の手配のお手伝いを担当。仕事の傍ら、2008年よりモンタナ州立大学にて再び大学生となり、会計学を勉強中。この春卒業予定。






