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令和2年7月豪雨/球磨村のみんなの家(公民館型)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0167251 更新日:2024年3月19日更新

令和5年10月15日/球磨村渡のみんなの家
​令和5年1月14日/球磨村神瀬のみんなの家
​令和5年4月29日/球磨村中園のみんなの家
令和4年10月21日/「みんなの家」の整備について

日本財団助成表示

球磨村のみんなの家の3棟は、渡瀬正記さん、永吉歩さんの設計です。
地区の住民とワークショップを行い、プロポーションやプランニングはそれぞれの敷地や使い方に合わせながら設計が進められています。
現在、工事中の渡のみんなの家は、令和6年1月に完成予定です。

球磨村渡のみんなの家

完成を祝う会を開催!(令和6年2月4日)

球磨村渡のみんなの家が令和6年1月に完成し、2月4日(日曜日)に、山口地区主催により完成を祝う会が盛大に開催され、地域住民や関係者約75名が参加しました。
完成を祝う会には、事業主体の(一財)熊本県建築住宅センターの田邊参与、事業協力の(一社)KKN熊本工務店ネットワークの四ツ村事務局長、設計者の(有)設計室の渡瀬様と永吉様、施工者の(株)五瀬建築工房の五瀬様、現場を担当された同社の橋本様が出席されました。
渡のみんなの家の完成をお祝いするため、祝う会に先立ちくまモンが駆けつけました。参加した皆さんと一緒にくまモン体操を踊り、和やかな雰囲気で会が始まりました。
式典では、設計者の渡瀬さんから、「山口地区やKASEI(九州内の建築系大学生の団体)の皆さんと一緒になって、みんなの家を完成することが出来ました。このみんなの家を地域のコミュニティの場として使って欲しい」と挨拶がありました。
また、地区を代表して、山口地区の岡班長からは、「熊本県、球磨村、日本財団、建築住宅センター、KKN、渡瀬さん、永吉さん、五瀬建築工房、県い業生産販売振興協会、県いぐさ・畳表活性化連絡協議会、KASEIと多くの皆様のおかげで、こんなに早く公民館を再建することが出来ました。木のぬくもりを感じるこのみんなの家を、地域の復興の拠点として使っていきたい。」と、感謝の言葉がありました。

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渡完成03 渡完成04
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外壁の板材塗装ワークショップを開催!(令和5年10月15日)

令和5年10月15日(日曜日)に、渡のみんなの家の外壁に使用する木板塗装のワークショップが行われました。山口地区の地域住民約20名と、KASEIの熊本大学建築学科の学生4名が参加し、ローラーを使って、地区で決めた茶色に塗り上げていきました。大学生と地区の皆さんが一緒に作業をしたり、子供から大人まで幅広い年代の皆さんが熱心に作業をされているのが印象的でした。

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また、参加した子供たちからは、作業が楽しかったと感想をもらいました。

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設計者の渡瀬正記氏からは、一緒にみんなの家を作って行くことで、建物に愛着を持っていただけたらと挨拶がありました。

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地区主催による上棟イベント・餅投げを開催!(令和5年9月30日)

9月30日(土曜日)山口地区主催による餅投げが行われ、地域住民約30名の参加がありました。

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山口地区の岡班長、設計者の渡瀬正記さん、施工者の五瀬建築工房の橋本大介さん、県アートポリス班担当者の4名により、屋根の上から、お餅とお菓子が投げられ、手に袋を持ったこども達が、楽しそうにお餅やお菓子を集めているのが印象的でした。

餅投げ03
(左から)設計室渡瀬正記氏、永吉歩氏
餅投げ04
(左から)五瀬建築工房橋本大介氏、山口地区岡潤一朗班長
その後、岡班長挨拶から「みんなの家の完成を心待ちしている」と発言があり、渡瀬正記氏からは、「餅投げが開催出来てよかった。来月には、壁の板材の塗装ワークショップをKASEIと一緒に実施したい。みんなの家に愛着を持っていただけたら」と挨拶がありました。

工事の進捗状況(令和5年9月1日)

9月

基礎の配筋検査が行われました。

渡のみんなの家 配筋検査の様子 

渡のみんなの家 設計者と施工者
(左から)五瀬吉洋氏(施工)、渡瀬正記氏(設計)、久田基治氏(構造設計)、橋本大介氏(施工)

またその後、球磨村も加わり工事の定例会議が開催されました。
施工者の五瀬吉洋さんから、「一日でも早い完成を目指して頑張りたい」と話がありました。工事の完成は12月末の予定です。
渡のみんなの家 初回定例会議の様子

8月

​​山口地区の住民、球磨村、県アートポリス・UD班も立会い、設計者と施工者が球磨村渡のみんなの家の配置を決めるための縄張りを確認しました。
渡のみんなの家 縄張り

住民主催による起工式を開催!(2023年5月27日)

令和2年7月豪雨で被災した公民館に替わる「みんなの家」球磨村の工事着手第一号として、地区住民の主催により起工式が開催されました。

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起工式には、関係者を含め約30人が出席し、地区の岡潤一郎班長から「日本財団をはじめ、熊本県建築住宅センター、県、村の皆さまのご支援で公民館を再建することができ感謝しています。」と挨拶されました。

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起工式後には、これからできるみんなの家の設計報告会として、設計室の渡瀬正記さんが模型やイメージ図を使いながら説明しました。渡のみんなの家は、球磨地域でよく見られる入母屋の屋根、仕上げには木材を多用し、広間の周囲には深い軒と濡れ縁を設けています。住民の皆さまからも、一日も早い完成を待ち望んでおられました!
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住民との意見交換会/第2回(2023年1月14日)

第1回の意見交換会を反映したプランについて、住民、設計者、施工者による意見交換会が行われました。KASEIの学生(熊本大学)さんにも協力してもらいました。
・トイレは内部から施錠できるようにしてほしい
・広間の下座側に玄関を配置したい
・倉庫の出入口は広めにしてほしい
などの意見が出ました。

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住民との意見交換会/第1回(2022年12月3日)

「みんなの家」はつかう人(利用者)とつくる人(設計者・施工者)が話し合いながらみんなで一緒につくります。住民、設計者、施工者による意見交換が行われました。KASEIの学生(九州大学)も意見交換会に協力してもらいました。
・玄関回りは車椅子利用があるので広くしてほしい
・広間の下座に玄関を配置してほしい
・トイレや倉庫に外からの出入口がほしい
など、住民のみなさまから様々な意見が出ました。

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球磨村神瀬のみんなの家

住民との意見交換会/第2回(令和5年1月14日)

第1回の意見交換会を反映したプランについて、住民、設計者、施工者による意見交換会が行われました。KASEIの学生(熊本大学)さんにも協力してもらいました。​
​・プラン、配置は地区の意見は反映されていてよいと思う。
・収納は一律同じ幅ではなく、広めの箇所もあると使い勝手が良い。
・建物出入口の段差は車椅子でも入れる程度にしてほしい。
​など、住民のみなさまから様々な意見が出ました。​

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住民との意見交換会/第1回(令和4年12月3日)

「みんなの家」はつかう人(利用者)とつくる人(設計者・施工者)が話し合いながらみんなで一緒につくります。住民、設計者、施工者による意見交換が行われました。KASEIの学生(九州大学)も意見交換会に協力してもらいました。
・イベントで料理をふるまうので外に流し台が欲しい
・搬出入をするため車が停められる屋外土間空間が欲しい
など、住民のみなさまから様々な意見が出ました。

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球磨村中園のみんなの家

住民との意見交換会/第3回(令和5年4月29日)

第2回の意見交換会を反映したプランについて、住民、設計者、施工者による意見交換会が行われました。
広間を南向きにし、床までの大きな窓が配置され、台所と広間が一体となっているプランがいい
と住民から意見がありました。
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中園3-3 中園3-4

住民との意見交換会/第2回(令和5年1月14日)

第1回の意見交換会を反映したプランについて、住民、設計者、施工者による意見交換会が行われました。KASEIの学生(熊本大学)さんにも協力してもらいました。​
・採光や夏の暑さ、冬の寒さを考慮してほしい
・窓ガラスが台風等で割れないように配慮してほしい
・キッチンの収納を増やしたい
​など、住民のみなさまから様々な意見が出ました。

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住民との意見交換会/第1回(令和4年12月3日)

「みんなの家」はつかう人(利用者)とつくる人(設計者・施工者)が話し合いながらみんなで一緒につくります。住民、設計者、施工者による意見交換が行われました。KASEIの学生(熊本大学)も意見交換会に協力してもらいました。
・地区の集まりで料理をするので流しは2つ欲しい。
・車椅子利用者のため、段差を少なくしてほしい。
・みんなと会うことのできる場、拠点になってほしい。
など、住民のみなさまから様々な意見が出ました。

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(報道資料)
2022年11月25日/「みんなの家」の整備に向けた意見交換会 (PDFファイル:907KB)

公民館型「みんなの家」の整備について(令和4年10月21日)

日本財団の支援により、令和2年7月豪雨で被災した公民館に替わる「みんなの家」の整備を行います。

「みんなの家」は、くまもとアートポリス事業で設計者を選定し、地区住民等の意見を反映して整備します。

被災地区の創造的復興に向けた地域づくりの拠点として活用できるよう計画しています。

「みんなの家」を整備する地区一覧(球磨村)

「みんなの家」を整備する地区一覧
市町村名 被災地区名 整備規模 設計者 施工者
1 球磨村 100平方メートル

​渡瀬正記+永吉歩/設計室

(株)五瀬建築工房
2 神瀬 100平方メートル (株)出田建築工房
3 中園 100平方メートル (株)山田工業

事業主体等

事業主体:一般財団法人熊本県建築住宅センター

協働事業者・資金助成:日本財団

事業協力:一般社団法人KKN熊本工務店ネットワーク

設計者:渡瀬正記+永吉歩/設計室

協力者(資材提供等)

「みんなの家」の協力者(資材提供等)一覧
内容 協力者
意見交換会等 KASEIプロジェクト

 

(報道資料)
2022年10月21日/被災した公民館に替わる「みんなの家」の整備(球磨村決定) (PDFファイル:786KB)

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