第27回バイオイブニングカフェ「植物成分で商品開発 ~新たな研究成果を利用しませんか~」が開催されました(平成22年10月6日開催)
バイオイブニングカフェは、リラックスした雰囲気の中で、企業や研究者などのみなさんの情報交換や交流を図り、バイオ分野での新たな連携や共同研究等を生み出すことを目的とした会です。企業や研究者等の方々から、バイオに関する話題をご紹介いただき、参加者同士で、ワイワイ・ガヤガヤと自由に意見交換を行います。
このたび、第26回バイオイブニングカフェが下記のとおり開催されました。
(第27回バイオイブニングカフェ開催案内・参加申込書 [PDFファイル/552KB])
記
○ 主催:熊本県、(財)くまもとテクノ産業財団、(独)中小企業基盤整備機構九州支部、九州地域バイオクラスター推進協議会
○ 日時:平成22年10月6日(水曜日) 18時30分~20時00分
○ 会場:くまもと大学連携インキュベータ 1階 会議室
○ 話題提供者:東海大学農学部長 総合農学研究所 所長 村田 達郎 教授
東海大学農学部 応用植物科学科 松田 靖 講師
○ 話題:「植物成分で商品開発 ~新たな研究成果を利用しませんか~」
○ 出席者:30人
○ 概要:
始めに、村田先生より、東海大学農学部の紹介と農学部の取り組みについての説明があり、特に品種改良は農学部にとって重要な技術で、さまざまな新しい品種が開発され、これらを大切に利用していくことが農業振興につながるというお話でした。
次に、今回の話題の中心でもあるヤーコンについての紹介がありました。
ヤーコンは南米アンデスが原産地で、お芋のような形をしていながら、ゴボウやレタスと同様のキク科の植物。「お腹の調子を良くする」「脂質改善」「活性酵素対策」といった機能性の紹介のあとに、ヤーコンの料理法についての紹介がありました。野菜のように生で食べる方法や食感を活かした加工法、「シロップにする」、「キャラメルにする」等の新たな素材としての利用法です。
ヤーコンの栽培方法についても紹介があり、日本では中山間地域が適し、栽培自体に人手が掛からず、連作も可能で、特に無農薬でも育つそうです。
また、現在、日本で一番ヤーコンの品種を持っているのが東海大学であり、日本に適した品種改良などを行いやすい状況であるというご紹介もありました。
次に、松田先生からヤーコンに関する具体的な研究成果とトピックスについて、糖度が高い物や収量が品種、品種改良をしていく上で必要な選抜系統の栽培試験結果、収量に及ぼす栽培条件の結果、機能性を活かしたヤーコンの加工法、無農薬で栽培が可能な栽培法などのご紹介がありました。
参加者との意見交換では、ヤーコンの収穫量、収穫方法、保存方法に対する質問や、連作した場合の土地の痩せ方など活発な意見交換、また機能性についてはもっと詳しい研究内容の質問などがあり、今後のヤーコン利用の共同研究に期待が持てる会となりました。
交流会には、ヤーコンの粕漬けと美味しいキャラメルおよび甘いシロップが振る舞われ、生産地の方々からヤーコンで作った焼酎やお酢などもご提供頂き、ヤーコン談義に花が咲く賑やかな交流会になりました。
→今回(第27回)のバイオイブニングカフェの様子【写真】 [PDFファイル/2.97MB]
※第27回バイオイブニングカフェに関するお問い合せ先
(財)くまもとテクノ産業財団 産学連携推進センター
科学技術コーディネータ 森下 惟一
TEL 096-286-2939 FAX 096-286-3929
E-mail morishita@kmt-ti.or.jp






