第21回バイオイブニングカフェ「シクロデキストリン(環状オリゴ糖)の医薬品・香粧品・サプリメントへの応用」が開催されました(平成21年3月18日開催)
バイオイブニングカフェは、リラックスした雰囲気の中で、企業や研究者などのみなさんの情報交換や交流を図り、バイオ分野での新たな連携や共同研究等を生み出すことを目的とした会です。企業や研究者等の方々から、バイオに関する話題をご紹介いただき、参加者同士で、ワイワイ・ガヤガヤと自由に意見交換を行います。
このたび、第21回バイオイブニングカフェが下記のとおり開催されました。
(第21回バイオイブニングカフェ開催案内パンフレット [PDFファイル/181KB])
記
○ 主催:熊本県、(財)くまもとテクノ産業財団、(独)中小企業基盤整備機構九州支部、九州地域バイオクラスター推進協議会
○ 日時:平成21年3月18日(水曜日) 18時30分~20時00分
○ 会場:くまもと大学連携インキュベータ 1階 会議室
○ 話題提供者:熊本大学大学院医学薬学研究部 有馬 英俊 教授
○ 話題:「シクロデキストリン(環状オリゴ糖)の医薬品・香粧品・サプリメントへの応用」
○ 出席者:20人
○ 概要:
はじめに、有馬教授から、構成グルコースの数によって環状オリゴ糖の特性が異なること、その分子内の疎水空洞内にゲスト分子を取り込む(包接)ことにより、化合物を水に溶けやすくしたり、分解を受けにくくしたり、逆に取り込んだ分子を徐々に放出する性質(徐放)を持つことなどの特徴についての説明がありました。
続いて、これらの性質を活かした医薬への主な応用例の紹介がありました。例えば、その徐放化により投薬後のくすりの効能を増大させたり、持続させたり、また、薬物と環状オリゴ糖とを共有結合させることで、薬物を大腸まで到達させることが可能になることなどの説明がありました。
また、医薬品以外にも、環状オリゴ糖の香料の徐放化を活かしたパウダーコロンや消臭スプレーへの応用例、成分の安定化を利用したサプリメントへの応用例、さらに、イソフラボンの苦みや茶カテキンの渋みの抑制や卵黄・バター等からのコレステロール除去などの効果を期待した食品分野への応用例の紹介もありました。
このように、環状オリゴ糖は既に様々な分野にて応用されていますが、アイデア次第で更なる活用方法が考えられるため、様々な領域の方にもその魅力を知って頂き、是非多彩な領域での有効利用をご検討頂きたいとの投げ掛けがありました。
→第21回バイオイブニングカフェの様子【写真】 [PDFファイル/34KB]
※第21回バイオイブニングカフェに関するお問い合せ先
(財)くまもとテクノ産業財団 産学連携推進センター
科学技術コーディネータ 森下 惟一
TEL 096-286-2939 FAX 096-286-3929
E-mail morishita@kmt-ti.or.jp






