県からのたより
 2007 10月号 No.62
 ■「県からのたより」は、年6回発行しています。(次号の発行は12月となります。)
 ■熊本県の人口(平成19年8月1日推計) 1,828,906人 男 859,972人 女 968,934人
 ■発行/熊本県広報課
主な内容
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特集 県民みんなの森づくり かけがえのない森林を次世代に
第31回 全国育樹祭を11月4日(日曜日)に開催
◎主催/熊本県・社団法人国土緑化推進機構 ◎開催場所/阿蘇みんなの森(阿蘇市)
阿蘇みんなの森 航空写真
阿蘇みんなの森(阿蘇市)
このほしのみらいを潤すみどりの力
  みどり豊かな熊本を全国に向けて発信することで、わたしたち一人一人が森林をはじめとする多様なみどりの恵みと素晴らしさを再認識し、身近な郷土のみどりを守り育て、活力ある健全な森林をつくりあげていくために、「第31回全国育樹祭」を開催します。
 全国育樹祭は、森林の手入れを通じてみどりを育て、次の世代へと引き継ぐことの大切さを伝えるための国民的な緑化行事として、毎年秋に開催されます。
 開催に当たっては、ボランティアの皆さんの協力や企業・団体とのパートナーシップによる手づくりの育樹祭を目指しています。また、森づくりへの気運を高め、県民参加による森づくりを進めるため、県内10会場で「地域育樹祭」を開催しています。
 第31回全国育樹祭では、「第36回全国植樹祭」(昭和60年)で昭和天皇がお手植えされたスギの木を皇族殿下にお手入れいただくほか、参加者による育樹行事、緑の少年団の活動発表、緑化功労者の表彰などを行います。
日程
7時〜 開場
7時30分〜 ウェルカムアトラクション(山鹿灯籠踊りなどの郷土芸能、ケーナ・オカリナ・シンセサイザーの演奏)県産品直売、各種展示
10時10分〜 プロローグ 高校生による和太鼓演奏
10時26分〜 皇族殿下によるお手入れ
10時40分〜 プロローグ 尺八・琴の演奏、合唱隊演奏 ほか
11時10分〜 式典(主な内容) ●主催者あいさつ ●皇族殿下のおことば ●みどり(苗木)の贈呈●緑の少年団活動発表 ●誓いのことば ●大会宣言
12時25分〜 エピローグ 吹奏楽マーチングドリル ほか
育樹とは
 木(樹木)を植えることを「植樹」というのに対して、植えた木を健全に育てることを「育樹」といいます。
 下草刈りや間伐、枝打ちなどの育樹作業を適切に行うことで、森林は、わたしたちに多くの恵みを与えてくれます。
■育林技術交流集会
◎開催日時/11月3日(土曜日・祝)12時15分〜16時
◎会場/やつしろハーモニーホール(八代市)
■森林・林業・環境機械展示実演会
◎開催日時/11月4日(日曜日)9時〜16時30分・5日(月曜日)9時〜15時30分
◎会場/城南工業団地(下益城郡城南町)
 
■全国緑の少年団活動発表大会
全国から選ばれた緑の少年団や県内の緑の少年団が一堂に会して、日ごろの活動状況の発表や交流会などを行います。
活動発表大会 ◎開催日時/11月3日(土曜日・祝)12時30分〜15時20分◎会場/熊本テルサ(熊本市)
交歓集会 ◎開催日時/11月3日(土曜日・祝)18時〜 ◎会場/阿蘇青少年交流の家(阿蘇市)
◎参加者/約550人 ◎主催/熊本県、社団法人国土緑化推進機構、全国緑の少年団連盟
大好きなみどりと育つ「託麻原(たくまばる)緑の少年団」
託麻原緑の少年団 写真
熊本市立託麻原小学校6年生
岩本 由維さん(いわもと ゆい)
熊本市立託麻原小学校5年生
山口 湧大さん(やまぐち ゆうだい)
 活動歴23年の「託麻原緑の少年団」。4年生から6年生の37人で、週3回ほど放課後に活動をしています。内容は学校内の花の手入れや土作り、樹木の剪定などですが、夏には球磨郡五木村にある学校林「五木託麻原の森」でのキャンプが恒例行事。ここでは先輩たちが植樹したヒノキ・スギ・クヌギなど約600本が、樹齢20年ほどにまで成長しています。「キャンプでは実際に木の枝打ちをしたり、遊歩道をつくったりします」と5年生の山口湧大さん。間伐などの本格的な育樹作業に取り組むこともあります。昨年はその時の間伐材を利用したベンチを手作りし、校庭で活用しています。また冬には育てた花を、お世話になっている地域の方々へプレゼントするそうです。「植物を育てるのが好きで、花壇の整備やお世話を頑張っています。一人でも多くの人に、わたしたち託麻原緑の少年団の活動を知ってもらいたいです」と、6年生の岩本由維さんは力強く語ってくれました。2人は、全国緑の少年団活動発表大会で、その活動について発表します。
お問い合わせ先
第31回全国育樹祭熊本県実行委員会事務局
電話096-333-2432 FAX 096-383-1910 電子メール ikujusai31@pref.kumamoto.lg.jp
ホームページ http://www.ikujusai31-kumamoto.jp/

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週刊 連載記事 老樹名木が語るふるさと熊本の自然・歴史・暮らし
美しく豊かな熊本のみどりはかけがえのない財産です。何百年もの間生き続けてきた老樹名木を、ふるさと熊本の歴史や人々の暮らしを織り込み、毎週連載で紹介。  登録はこちら http://www.kininaru-k.jp/
水とみどりの森づくり税を活用し、森づくりを進めています。
 県では、森林をみんなの財産として県民全体で守り育て、次の世代へ引き継いでいくために、平成17年度から新たに「水とみどりの森づくり税」を活用し、森林の公益的機能の発揮に向けた事業や、県民参加の森づくり活動などに取り組んでいます。
 平成17年度から平成19年度までの総事業費(実績および予算額)は11億2千6百万円となっています。このうち所有者による管理が困難な人工林の間伐や、伐採後放棄された山の植林などに、総事業費の約8割に当たる8億8千百万円を充て、あとの約2割は里山林や学校林での森づくり活動、森林ボランティアや上下流域の住民団体などが行う森林整備への支援など、「森を県民全体で育てる」ための取り組みに活用しています。
水とみどりの森づくり事業 グラフ
手入れが行き届かない森林の間伐を行います
 森林所有者との協定に基づき、強めの間伐(かんばつ)を行い、針葉樹と広葉樹が混ざった自然に近い森林づくりを進めています。昨年度は県下32市町村で1,024ヘクタールの森林の間伐を行うことができました。この間伐によって、森林のもつ水源のかん養などの公益的機能が、十分にその機能を果たせるようになります。
(針広混交林化促進事業)
間伐が行われていない写真
間伐前
林内が暗く下草も生育しておらず、森林の機能が低下していました
間伐が行われた写真
間伐後
林内に光が入るようになり、下層の植物が生育できる環境ができました
お申し込み受付中!
対象森林についてご相談・お申し込みを受け付けています。

みんなで森を守り、つくり、育てよう
上下流連携森林整備促進事業の様子 ◎放置された里山林を都市と農村の住民が力を合わせて、守り活用し環境保全を図る活動を支援しています。(里山林保全活用推進事業)
◎上流と下流の住民団体が連携して行う森づくり活動を支援しています。
(上下流連携森林整備促進事業)


上下流連携森林整備促進事業

森づくりボランティア活動を応援
 県民参加の森づくりをさらに進めるため、より実践的な森林ボランティア活動の展開の核となる「森づくりボランティアネット」を(社)熊本県緑化推進委員会内に設置し、(ホームページ http://www.midori-no-mori.net) 森林所有者、県民、ボランティア団体相互の情報交換や活動に必要な資材の提供、施設の整備、技術指導、研修会の開催など、総合的な支援を行っています。


研修会の様子

研修会の写真

子どもたちが木と親しむ環境づくり
木製遊具で遊ぶ子どもたちの写真  県民の方々、特に次世代を担う子どもたちが、木のぬくもりや香りを生活の中で感じることができるよう、各種イベントの開催や木製遊具の貸し出し、小・中学校、幼・保育園などの机・いすの導入の助成などを実施しています。木製遊具は、児童館や幼・保育園、子育て支援などのイベントで活用していただき、大変好評です。

お問い合わせ先
熊本県林業振興課 県産材利用推進室 電話096-333-2448

「学びの森」で町づくり
 学校林などを活用した学校や地域による森林環境学習活動を支援しています。(学びの森活動推進事業)
プレイパーク活動で世代をつなぐ!
新道 欣也さんの写真
「龍田まちづくり協議会」
プレイパーク委員長

新道 欣也さん
(しんみち きんや)
 龍田プレイパークは、平成15年の夏から地域の皆さんや子どもたちと一緒に整備を始めました。昨年度は、県の学びの森活動推進事業で遊歩道やあずまやが完成し、(総合的な学習での)竹炭づくりやキャンプをはじめ、さまざまな活動に活用できるようになりました。今年度は、ツリーハウス作りに挑戦します。また、「龍田プレイパーク植物図鑑」の作成にも取り掛かります。
 地域の大人と子どもが一緒になって自然の中で活動することで世代間のつながりができています。これからも安全、安心で生き生きとした地域づくりを子どもたちを中心に進めていきたいと思います。
龍田プレイパーク憲章の写真
龍田プレイパーク(熊本市)

その他の県民参加の森林(もり)づくり事業
  • 熊本市の立田山を森林ミュージアムとして整備し、毎月第2日曜に県森林インストラクターが散策ガイドとして森をご案内しています。(立田山ガイドシステム)
  • 県内各地の森林公園の利用促進のため案内板などの見直しを行っています。
  • 高校生、大学生を対象に山村での森づくり体験交流研修を実施しています。
立田山ガイドシステムの様子
立田山ガイドシステム
上記事業についてのお問い合わせ・お申し込み先
熊本県農林水産政策課
電話096-333-2422 FAX 096-383-3270 電子メール norinsuisan@pref.kumamoto.lg.jp
熊本県森林整備課
電話 096-333-2441 FAX 096-383-7704 電子メール shinrinseibi@pref.kumamoto.lg.jp

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