熊本県

農業大学校 “海外農業研修レポート”3日目

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■ 3日目

ファームステイ → 農家視察 豪州産WAGYU(AUS WAGYU)生産農家

 

シドニーから南へ140kmの距離にあるKiamaへ移動し、辺り一面放牧地が広がる地区にある豪州産 WAGYU生産農家を訪れました。

 

訪問した農家は13年前に農場を買収して、和牛雌20頭、雄1頭から和牛生産を開始され、現在では500頭規模になっているとのことでした。

 

今、豪州ではWAGYUがトレンドで、WAGYUというネームが付けば牛肉販売価格が跳ね上がるとの説明を受けましたが、AUS WAGYUは100%黒毛和種の血統でなく、少しでも黒毛和種の遺伝子が入っている牛はAUS WAGYUとして流通されているとのことでした。あえてWAGYUと言う言葉を使っているのは、日本の和牛との区別をつけるためです。なお、AUS WAGYUは、オーストラリア和牛協会が管理し、オーストラリア国内の和牛育種を統括されていました。その会員数は300名を超えるそうです。

 

今回訪問した農家は、産まれた子牛は7か月間母牛と一緒に行動させ、母乳と草中心で育てその後離乳し、肥育用の餌に切り替えて生後36ヶ月まで飼育しています。肥育牛の出荷体重は、雄は800kg、雌で600kgまでを目標にし、その牛肉は全て契約しているシドニーのレストランへ出荷しているとのことでした。

 

肥育牛に与える餌は、メイズ(トウモロコシ子実)コーンサイレージ、牧草、それに豆腐かすを混ぜ合わせたもので、牧草を獲る畑は96haに及び乾草調整して貯蔵してありました。

 

 学生はこの研修で、和牛が世界で飼われていることや和牛肉の需要の高さに驚いた様子でした。また、我が国の肥育体系と異なる飼育方法を知り、大変興味深い研修だったようです。

 

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