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災害廃棄物に関する支援協定の締結
熊本地震の経験を踏まえ、災害発生時の初動体制の強化を図るため、関係団体と災害廃棄物に関する支援協定を締結しました
1 「災害時におけるし尿及び浄化槽汚泥の収集運搬等の支援に関する協定」の改定
- 締結日:平成29年11月15日
- 団体名:熊本県環境事業団体連合会
- 協定の内容:これまでの支援内容(し尿及び浄化槽汚泥の収集運搬、仮設トイレの設置)に、下水道が破損した際の「汚水の吸引・移送作業」を追加しました。
- 協定書の写し:災害時におけるし尿及び浄化槽汚泥の収集運搬等の支援に関する協定(PDFファイル:115KB)
2 「災害時における廃棄物の収集運搬の支援に関する協定」の締結
- 締結日:平成29年11月15日
- 団体名:熊本県清掃事業協議会
- 協定の内容:災害発生時に家庭から出る片付けごみの収集運搬について、新たに協定を締結しました。
- 協定書の写し:災害時における廃棄物の収集運搬の支援に関する協定(PDFファイル:110KB)
3 災害により損壊した建築物等の解体撤去の支援に関する協定」の締結
- 締結日:平成30年2月6日
- 団体名:一般社団法人熊本県解体工事業協会
- 協定の内容:災害発生後、路上に倒壊して避難者や支援車輌等の通行の妨げになっている家屋等や倒壊の危険性が高い家屋等、緊急に解体撤去する必要がある建築物等への対応について、新たに協定を締結しました。
- 協定書の写し:災害により損壊した建築物等の解体撤去の支援に関する協定 (PDFファイル:115KB)
※下の図は、今回締結した3団体に平成21年に締結した一般社団法人熊本県産業資源循環協会(災害廃棄物の処理)を加えた4団体の関係を示した図です。
熊本地震・九州北部豪雨の経験を踏まえ、大規模な災害で発生した災害廃棄物の処理を迅速かつ円滑に進めるためには、県域を越えた連携体制の構築など事前の備えが必要なことから、九州・山口9県災害時応援協定第5条第7項に基づき、相互支援協定を締結しました
「九州・山口9県における災害廃棄物処理等に係る相互支援協定」の締結
- 締結日:平成29年11月15日
- 参加県:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、山口県
- 協定の内容:災害発生時に被災県に職員派遣を行うことにより、災害廃棄物処理の迅速かつ適正な処理を支援します。また、各県が持つ災害廃棄物処理に関する資源(廃棄物処理施設、廃棄物関係団体等)について情報共有を行い、災害廃棄物の広域処理ができるようにします。
- 協定書の写し:九州・山口9県における災害廃棄物処理等に係る相互支援協定(PDFファイル:170KB)