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熊本県人工林資源予測システム(スギ・ヒノキ共通)
低密度植栽 枝打ちし優良木生産を目指した施業
100年生以上の優良大径木生産を目指した施業
熊本県のスギ・ヒノキ人工林資源の大半が成熟期を迎えている中において、今後どのように森林施業を進め経営していくのかを模索、検討する機会が増えているものと思われますが、林分の本数密度や幹材積の将来の姿をより実態に近い形で予測できれば、林業経営を行ううえで有益な判断材料となると考えます。
熊本県林業研究指導所では、これまでに県内の林分において、調査、蓄積したデータを基として、想定した様々な森林施業から将来の資源量を予測できる「熊本県人工林資源予測システム」を作成しました。
このシステムは、福岡県と長崎県の関係機関が共同開発したシステムを基に作成したもので、間伐の方法や時期、または主伐時期を計画するに当っての意志決定を支援するものとして有効に活用いただけるのではないかと考えます。
システムの概要
このシステムは、シミュレーションしたい林分の現況を入力し、つづいて、間伐等の施業条件を入力することで、将来の林分の状態を推計することができます。
様々な間伐条件でのシミュレーションを行うことで、最適な間伐条件の検討、選択が容易に行うことができます。
システムとシステムの使い方
システム及びシステムの使い方については、こちらからダウンロードしてください。