~品質の高い切り花を安定出荷する技術の開発~
本県の花きは、冬春季は平坦暖地、夏秋期は高冷地を中心に産地が形成されています。平成26年産の花き産出額は99億円で、シュッコンカスミソウ、トルコギキョウ、キク、カラー、アリアム、鉢物等、多くの品目が生産されています。
農研センターでは、現在、切り花の開花調節、品質向上、低コスト化等の技術開発、並びにオリジナル品種の育成等に取り組んでいます。
1.輪ギクの変温管理による省エネ栽培技術の開発
2.シュッコンカスミソウ二度切り栽培の品質向上
3.トルコギキョウの高温による花色発現不良を回避する栽培技術の開発
4.湿地性カラーの新品種育成
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輪ギク
変温管理(EOD-heating)による燃油削減 |
シュッコンカスミソウ
電照による開花調節、品質向上 |
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トルコギキョウ
高温期の花色安定技術の開発 |
湿地性カラー (左)熊本FC01「ホワイトトーチ」 (右)熊本FC02「ホワイトスワン」
純白で疫病に強い品種を育成 |