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平成31年(2019年)1月9日 知事年頭記者会見

最終更新日:

知事年頭記者会見

日時:平成31年(2019年)1月9日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 

会見録

 知事年頭記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

 

発表項目

 2019女子ハンドボール世界選手権大会について

発表項目

 熊本駅舎の完成について

発表項目

 「麦わらの一味」の像の設置に係る有識者との意見交換会の実施について

発表項目

 熊本県とフランス観光開発機構との国際観光交流の促進に関する覚書の締結について

質疑応答

 熊本駅舎の完成について・1
 「麦わらの一味」の像の設置に係る有識者との意見交換会の実施について・1
 熊本駅舎の完成について・2
 麦わらの一味」の像の設置に係る有識者との意見交換会の実施について・2
 熊本駅舎の完成について・3
 熊本県とフランス観光開発機構との国際観光交流の促進に関する覚書の締結について
 1月3日に発生した地震による被害状況等について

 1月3日に発生した地震による被害状況等について、平成28年(2016年)熊本地震発生から3年を迎えるにあたって
 KMバイオロジクス株式会社の組織改編に関して
 水俣病問題について 

 

発表項目

【2019女子ハンドボール世界選手権大会について】

蒲島知事

蒲島知事

 本日は、発表が4つあります。まず、1つ目の発表です。

 いよいよ国際スポーツイベントイヤーが幕を開けました。明日10日からデンマークとドイツを舞台に、世界中が注目する男子ハンドボール世界選手権大会が開催されます。

 本県からは、大会運営などの視察、PRのために現地に赴く県及び組織委員会関係者とともに、坂田議長が参加されます。

 秋に熊本で開催するラグビーワールドカップ、そして女子ハンドボール世界選手権大会をしっかりとPRし、大会の成功につなげていきたいと考えています。

 また、国内では、本県で開催される女子世界選手権大会の行方を占う組合せ抽選会が、6月21日に東京都中央区の銀座シックスにある観世能楽堂で開催されます。

 銀座シックスは国内外からの観光客に人気のスポットであり、日本の伝統芸能である「能」を通して、日本での開催を世界にアピールできる絶好のチャンスです。

 現在、県では、既に出場が決定したアジアやアフリカ・ヨーロッパ地区などの国々に対して、誘客等の取り組みを加速化しているところです。

 昨年末の女子ハンドボールアジア選手権の盛り上がりを大会本番につなげていくためにも、世界中の関係者が注目するこの抽選会を大いにPRし、そして、その成功に向けてアピールしていきたいと思います。

 

発表項目

【熊本駅舎の完成について】

 駅の玄関口の顔となる熊本駅舎が完成!!(PDF:485.1キロバイト) 別ウインドウで開きます

蒲島知事

 2つ目の発表です。県では、平成13年度から、熊本駅と上熊本駅付近のJR鹿児島本線・豊肥本線を高架化する連続立体交差事業に取り組んできました。

 昨年3月には全ての高架切替が完了し、新駅舎の工事を進めてきました。

 いよいよ完成まであとわずかとなり、来たる3月16日に記念式典を開催する運びとなりました。

 新しい年の初めに、皆さんとともにその喜びを分かち合えることを私も大変嬉しく思っています。

 昨年完成した駅ホームの上屋や今回完成する新駅舎は、世界的建築家である安藤忠雄氏が「森の都」や「熊本城の武者返し」など熊本をイメージして設計されたものであります。県民の皆様に、誇りと自信をもたらし、そして品格ある熊本駅として末永く愛されることでしょう。

 今年秋には、本県で2つの国際スポーツ大会が開催されます。国内外から訪れる多くの方々を、熊本の駅の玄関口である新しい熊本駅でお迎えし、満足して帰っていただけるよう、精いっぱいおもてなしをしたいと思います。そして、大会後にも、再び熊本を訪れていただけるよう、引き続き熊本市やJR九州、地元経済界と連携しながら、熊本駅周辺の賑わいづくりに努めて参ります。 

発表項目

【「麦わらの一味」の像の設置に係る有識者との意見交換会の実施について】

蒲島知事

 県庁プロムナードに設置したルフィ像に続き、県ではその仲間たち、いわゆる「麦わら一味」の像についても被災した各地に設置していくことを計画しています。

 現在、設置を希望する31の市町村から52件の提案があっております。

 そこで、各分野の専門家から客観的なご意見をいただくため、来週18日に有識者との意見交換会を実施いたします。

 メンバーについては、最終調整中であり、後日、担当課からお知らせいたします。小野副知事をとりまとめ役に、震災ミュージアム構想との連携、インバウンドによる復興、ワンピースを通した地域づくり、被災地の経験など、様々な観点から、ご意見をいただきたいと考えています。

 また、当日は市町村から提案があった仲間の像の配置場所、キャラクターについても公表できるよう準備を進めて参ります。

 県民やファンの皆様の共感を得られるよう、丁寧かつ透明性をもって審査を行い、「麦わらの一味」が復興の大きな後押しとなるよう知恵を絞って取り組んで参ります。

 

発表項目

【熊本県とフランス観光開発機構との国際観光交流の促進に関する覚書の締結について】

 フランス観光開発機構と国際交流促進に関する覚書を締結します(PDF:240.8キロバイト) 別ウインドウで開きます

蒲島知事

 最後の発表です。

 この度、熊本県は、フランス観光開発機構と国際観光交流の促進に関する覚書を締結することになりました。

 本県とフランスは、2013年から継続しているくまモンのフランス訪問を通じて、お互いの知名度アップや地域のブランド価値の磨き上げに向け、協力関係を築いてきました。フランスからは、こうしたくまモンの活躍ぶりを高く評価していただき、2017年には「フランス観光親善大使」に任命していただくなど、私たちは熱い友情で結ばれています。

 フランス政府の観光戦略を担う組織であるフランス観光開発機構が、日本の地方自治体と覚書を締結するのは初めてのことと伺っており、大変誇りに感じております。

 覚書の締結については来週16日、東京にあるフランス大使館で、ローラン・ピック駐日フランス大使の立会いのもと、調印式を行う予定です。

 内容としては、今年、本県で女子ハンドボールとラグビーの2つの国際スポーツ大会が開催される機会を捉え、相互に連携し、熊本とフランス双方の観光客の増加やお互いの認知度を高めようとするものです。取組みを進めるにあたっては、熊本とフランスの架け橋として活躍する「くまモン」を積極的に活用することを明記しています。

 今年、本県で開催される女子ハンドボールとラグビーの大会では、その両方においてフランスチームが熊本で試合を行うことが決定しています。フランスの皆様を熊本にお迎えできることを、とても嬉しく思っています。

 またとないこの機会に覚書を締結することで、本県とフランスの交流の輪を広げるとともに、これまで以上に連携して相互のPRに取り組んでいきたいと思います。そして、世界有数の観光先進国であるフランスの観光戦略やおもてなしのノウハウも学びながら、「世界とつながる熊本の創造」をさらに力強く進めて参ります。

 また、くまモンに関して、もう一つ嬉しいニュースがあります。

 NHK総合テレビで毎週月曜の夜に放送されている番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、くまモンと熊本県庁を取り上げていただくことになりました。放送は来週14日、夜10時からの予定です。

 この番組で人間以外が主役となるのは、オグリキャップに次いで2例目だそうです。昨年の小学館マンガ「偉人伝」販売に続く快挙であり、大変うれしく思っています。ぜひ多くの方々にご覧にいただきたいと思います。

 くまモンはその「プロフェッショナル」な手腕で、今年も熊本県民にたくさんの幸せを届けてくれると思います。皆様どうぞご期待ください。

 私からは以上です。

質疑応答

●熊本駅舎の完成について・1

(幹事社)

 ありがとうございました。それでは幹事社から一つ質問させていただきます。

 長年取り組んできました、JRの立体交差事業に伴っての熊本駅舎の完成ですけれども、これまで熊本の陸の玄関口としては、ちょっと寂しいというか賑わいに欠ける部分がありました。これが完成しまして3月16日に式典が開かれるということについての知事の所感をお願いします。

 

蒲島知事

 私にとってもこの熊本駅舎の完成は大変うれしいものがあります。

 私が就任してまず最初にやった仕事が、安藤忠雄さんとの交渉でした。安藤忠雄さんに熊本の駅舎をお願いするかどうかというのが最初の懸案事項でありまして、幸いにして安藤さんと私はちょうど同じ頃東大の教授に迎えられて、同じようなユニークな経歴をもって教授になったということで、それ以来交流関係があったので、私のほうからも駅舎のデザインをお願いしたことを今でもよく覚えています。

 ただ当時、熊本県はとても財政難でありましたので、設計とそれから駅舎の建設には多額のお金がかかるということで、安藤さんにまけてくれということを言って、安藤さんに「わかりました」と引き受けていただいた。経済的にも熊本のことを考えて設計してくださったと。それにもかかわらずすばらしい設計をしてくださって、いよいよそれが完成するということで、大変うれしく思います。

 

質疑応答

●「麦わらの一味」の像の設置に係る有識者との意見交換会の実施について・1

(幹事社)

 ありがとうございます。それともう一つ、ルフィ像の審査が始まるということについてなんですけれども、麦わらの一味8体に対して31の市町村から意見が上がっています。ほとんどが残念ながら、その8体を得ることにはならないということになりますけれども、これについては手を挙げた市町村(が)、もし外れた場合にはフォローしていくのかという点はどのようにお考えでしょうか。

 

蒲島知事

  外れた場合までは考えていませんけれども。多くの提案が出されているので、やはりコンセプトとしては熊本県と集英社のほうで「このようなコンセプトで決めました」ということはとても大事で、そのために有識者の方々の意見を伺うこともとても大事だと思います。

蒲島知事

 やはり、最終的にはルフィ像と麦わらの一味が熊本県の震災後の復興に貢献するというストーリー性が大事ですよね。そういうストーリー性をもってこれを決定したいと思っています。18日の有識者の方々との意見交換会がありますけれども、とても重要なイベントであると思っています。

 皆さんも、私もどういうふうになるかまだ全くわかりませんので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

 

(幹事社)

 ありがとうございます。

 それでは各社さんから(知事からの)報告に関する質問をどうぞ。

 

Q

 ワンピースの「麦わらの一味」の像の設置についてなんですけれども、この有識者の意見交換会というのは今後何回か開かれる予定なのかということと、最終的にはいつ決定ということになって、そこまでどういうプロセスで決めていくのかというのを改めてお伺いしたいです。

 

蒲島知事

 現時点では何回という数字が決まっているわけではありませんけれども、いただいた意見をフィードバックする必要があると考えておりますので、複数回実施することを我々は想定しています。そういうものを含めますので、いつまでに決まるというのは今の段階では言えないということです。

 ただ皆さんの期待も高いので、それほど長く引っ張るということはないと思います。

 

Q

 ちょっと重なるんですけれども、震災の復興という点で、復興に資する像にするには、風化というものがあるので、被災者の皆さんは早めにできるとよりいいのかなと思うんですけれども、例えば2,3年以内とか、そういうスケジュール的なところで、そこまでに建てたいという目標みたいなところありますか。

 

蒲島知事

 私の任期中には建てたいなと思っています。それでよかったかな、担当者(から説明をお願いします)。【※事務局に向かって】

 

事務局

 知事がおっしゃるようになるべく早くと考えております。ただルフィ像自体が4、5カ月、1体の製作でかかっておりますので、製作者のほうとも相談しながら、時期についてもしかるべきタイミングで皆様にお知らせできますように準備を進めていきたいと思っております。 

 

質疑応答

●熊本駅舎の完成について・2

Q

 熊本駅についてお尋ねしたいんですが、この(3月)16日をもって駅舎が完成なんですか。

 

蒲島知事

 これは式典がこの日(3月16日)でありますので、正確な日にちはすみません、担当者のほうから(説明をお願いします)。【※事務局に向かって】

 

事務局

 駅舎の完成は、もう少し早くなるかもしれませんけれども、外構工事とかございます。タイミング的にはこの日をもって完成とさせていただきたいと思っています。

 

Q

 これを完成させるのは、県だけではないですよね。県とJRですか、それとも熊本県が完成させるんですか。

 

事務局

 事業主体は熊本県でございます。工事自体はJRさんが県の委託を受けて施工しているという状況です。

 

Q

 高架も同じですか。

 

事務局

 はい、高架工事についても同じです。

●「麦わらの一味」の像の設置に係る有識者との意見交換会の実施について・2

Q

 朝日新聞です。

 「麦わらの一味」の像なんですけれども、(報道資料に)有識者の方が最終調整中とあるんですけど、もう1週間後の話ですけど、調整中になっているのは何か事情とかがあったんでしょうか。

 

蒲島知事

 それについては担当者の方からお願いします。

 

事務局

 最終的に詰めのところでございまして、今のところ(有識者会議の)2日前、16日頃には報道資料でお知らせをできるようにしたいと考えております、最終確認は今取っているところでございますので、お待ちいただければと思います。よろしくお願いします。

 

蒲島知事

 有識者の名簿は決まっているのですね、日程だけが調整中ですか。【※事務局に向かって】

 

事務局

 日程と、最終の書類的な手続きもあるんですけども、今、最終了解を取っておりますので、その間しばらくお待ちいただければと思います。

質疑応答

●熊本駅舎の完成について・3

Q

 (報道資料に)熊本駅舎の写真が載っていますけど、完成手前の。改めて知事の見た目の印象というかどういう感想があるか(教えてください)。

 

蒲島知事

 駅舎の感想ですか。

 

Q

 はい。

蒲島知事
 

蒲島知事

 熊本城と森の都、これをイメージしてデザインされたと思いますけども、とりわけ石垣の形、これがとても私にとって印象深いです。それから国際スポーツ大会であるとか、あるいは「いだてん」もそうですけれども、熊本の震災後の創造的復興の姿を発信するという意味で、熊本城の天守閣、外観からですけれど、これが完成するし、駅も完成する。様々な意味で熊本を発信できる、そういう素晴らしい設計になっているのではないかと感じています。

 (熊本駅舎をデザインされた)この頃は、まだ地震のこと考えたこともないんですけれども、地震からの復興をこういう形で発信できて良かったと思います。
 

質疑応答

●熊本県とフランス観光開発機構との国際観光交流の促進に関する覚書の締結について

Q

 フランス観光開発機構との覚書なのですが、非常にフランスはラグビーとかも盛んな都市で、今年は観光客の増加が見込めるのもあると思うんですけれども、現状フランスからの観光客はどれ位いて、今年はどの位にしたいとかそういう目標というのはあるんでしょうか。

 

蒲島知事

 現状は、後で事務局の方から教えてもらいますけど。大事なことはラグビーのワールドカップの試合もフランスの試合が熊本であると(いうことです)。当然、ハンドボールも女子ハンドボール世界選手権についてもフランスはとても強いんですよね。優勝候補でありますので、そういう試合が行われると。そういうときにこのような形で覚書が締結できるというのはとてもタイムリーだと思っています。

 今までのフランスからのお客さんの数はあまり参考にならないような気がするんですね。急速に増えるような気がしますし、それから、フランスからのお客さんというのは長期滞在すると思いますので、熊本の良さを発信することができたら、またそれがフランス国内で広がるし、それからくまモンがフランスではとても人気ですので、そういうこともあって潜在的には興味があると思いますけれど、これを機会に一挙に爆発できたらいいなと思っています。ちなみに、今フランスからどのくらいの方が来てらっしゃるかわかりますか。【※事務局に向かって】

 

事務局

 観光統計の詳細は、観光物産課あるいは国際課が把握しているところですが、観光庁統計で調べた範囲では、平成29年(2017年)の1月から12月までの統計は既に発表されておりますが、それで見るとフランスから熊本の方に3,040人来られているということで掲示されておりました。

 

蒲島知事

 それを大きく超えるだろうと予想します。

 

質疑応答

●1月3日に発生した地震による被害状況等について

Q

 先日の3日の和水町での地震に関係してなんですけど、今でも災害警戒本部という体制なのだと思っていますが、今でもまだ日々被害状況が更新されておりまして、昨日も鹿児島で地震があったりしました。今の体制について、知事はまだ今のところいつまで継続したいとか、そういうようなお考えについてちょっと訊きたいと思います。

 

蒲島知事

 気象庁の報告とか様々な情報を考えますと、1週間程度はしっかりと警戒してほしいということが、今私のほうには報告として入っています。最低1週間はこの体制をとって、その段階で改めてというのが私の考えなんですけどよろしいですか。【※事務局に向かって】

 

事務局

 (今、知事が)申し上げられたとおりです。

 

Q

 1週間というと、もう明日10日になると思いますけど。そういうことでいいでしょうかね。

 

事務局

 気象台と電話して、今後どうなるのかという話を事務的には聞いてございまして、その辺の話を聞ける段階になって、知事に報告したうえで判断したいと思います。

 

Q

 すみません、関連してなんですけども。明日でまる1週間ということで、今のところは大きい余震はまだ来ていないことなんですが、知事としてそれについてどういうふうに考えていらっしゃいますか。

 

蒲島知事

 熊本地震とは明らかに違うと思うのは、確かに6弱という大きな地震が和水町であって、ちょっと離れた熊本市で私は経験したのですけども、私の感覚では震度4くらいかなと。(これまで)何千回も経験してますよね、余震を。4千何回も経験した中で、あの揺れ方とは違うような気がしました。

気象庁の報告またはアナウンスメントでも1週間は警戒してほしいということがありましたので、我々は警戒体制を今でもとっているところです。1週間経った時に、また改めて気象庁や政府等と連携をしながらどういう形で納めるかということを考えたいと思います。まだその日が今日はきてないので、いつとは言えません。

 

 

質疑応答

●1月3日に発生した地震による被害状況等について

●平成28年(2016年)熊本地震発生から3年を迎えるにあたって

Q

 すみません、今のに関連して、先日知事も現地を視察されたと思うんですけど、その時に具体的な支援を今後検討していきたいということだったんですけれども、今のところ被災地、和水(町)を中心としてどんな支援を考えているのかというのをひとつ伺いたいのと。それと、2019年というのが熊本地震から3年を迎える年であるということで、来年度が災害公営住宅の完成の時期であったりとか、いろんな重要な年であると思うんですけれど、2019年に入ったということについて今現在、蒲島知事のお考えをちょっと聞かせてください。

 

蒲島知事

 私が和水町に行って町長らと話して、災害の程度について詳しくお話を伺いました。人的な被害あるいはライフライン、そういうものについては被害がなかったと。それから住宅についても半壊、全壊ということはなく、どちらかといえば前の熊本地震のときに修理したのがちょっと広がったとか、同じところをやられたとか、そういう感じの被害が多かったと思いました。

 いずれにしても、県とそれから町は連携して元の生活に戻れるように、全面的強力に支援していきたいということを町長には伝えております。

特に文化財などは、私が見た時に、江田船山古墳の棺が、前からもひびがあったらしいんですけど、それが少し大きくなったとか、そういうお話がありました。こういうことは我々が簡単にできることではなくて、専門家がどういう形で修理すべきかというのを歴史的、学術的に考えながらやらなければいけないと思いますので、国、町、県との連携、そういうものを考えながらじっくりとやっていくべきものだと思います。

 住居や老人福祉施設などの場合は、スピード感を持ってやらないといけないし、国の支援がどのくらい得られるか、それについて検討してどういう支援ができるかと、そういうことをこれからしっかりと検討していきたいと思っています。

蒲島知事

 もう1つ(の質問ですが)、熊本地震から3年目になるということで、私は前から言ってますように、「重点10項目」、これについて任期中にやるべきことを既に皆様に明示しています。ただ、その中で一番大きな課題というのが住まいの確保であります。住まいの確保、まだ2万人余りの方が仮設住宅におられますので、この方々にいかにして住まいを提供できるか、これに全力をあげたいと思っています。

 それから、もう1つ難しい課題は、益城町の復興まちづくりであります。これも「県がこうします」というわけにはいきませんので、町としっかりと連携しながらやっていかなくてはいけないと(思っています)。ただ、スピード感を持ってやらなければいけないし、それから、この財政的措置も永遠に続くわけではないと私は思っていますので、これも任期中に最大限できるところまでやりたいというのが、2019年になって私が震災対応で考えたことであります。

 (重点10項目の)その他の8項目に関しては、かなり順調にいっていると思っていますので、さらに加速化していきたいと、また国にお願いして加速化するということもありますけれども、国の絶大な支援によってかなり順調にいっていると思っています。

 住まいの確保とそれから益城のまちづくり、これについては、しっかりと今年は飛躍的に頑張らなければいけない。2019年はそのふたつの分野で頑張りたいと思います。 
 

質疑応答

●KMバイオロジクス株式会社の組織改編に関して

Q

 県から4億円出資しているKMバイオについての話なんですけれども。

 KMバイオは、1日付けでコンプライアンス強化のための組織改編を行なったんですけれども、化血研時代にあった患者を含めた第三者組織を引き継がなかった形になったんですね。それで患者団体、患者の方から、あったものがなくなったので軽視されてるんじゃないかという意見も出ているんでけれども。県というのは公的な福祉政策をやってる機関だと思うんですけれども、その他のコンソーシアムの中には製薬会社とか医療と関係の深い会社があって、出資比率で51%とっていると思うんですけれども。

それを踏まえた上で質問なんですが、この第三者機関を設けなかったことについて、良しとしているのか、課題が残っていると考えているのかということと、地元で出資率51%保持しているので、知事も「扇の要」と言ってらっしゃったので、KMバイオのほうに何か意見を申す考えがあったりするのかというところを伺いたいんですけれども。

 

蒲島知事

 新しい会社においては、明治グループのガバナンスとコンプライアンス方針に従って、組織改革、意識改革を進めておられます。それに加えて、幅広い外部の取締役の意見、指摘等が得られることから、私はその観点から第三者の視点が十分に確保されていると聞いています。

 いずれにしても、まずは新会社において判断されることだと考えておりますし、また、ものを言わなければいけない状況になった時には、株主として熊本県も発言する機会があると思います。

 今は、新しい明治グループのガバナンスとコンプライアンス方針を見ながら、この会社が浮上していくのを見ていきたいと思ってます。

 

Q

 一応、製薬会社にはこういう組織を持ってる会社もあるんですね。その辺も踏まえても、やはり今のところはちょっと様子を見ようかなというところなんでしょうか。

 

蒲島知事

 今のところ出来たばかりなので、このガバナンスとコンプライアンスの方針を信じていくということになります。

 

Q

 わかりました。

 

質疑応答

●水俣病問題について

Q

 年頭の記者会見ということなので、改めて水俣病のことについてお尋ねしたいんですけれども。知事の残る任期も、まだ3期目の任期も残りが迫ってくるという中で、今年、平成31年・2019年、改めて水俣病問題への取り組みに対する所感というのを年頭ということでいただけますでしょうか。

 

蒲島知事

 まず第一に、(3期目の)任期中に私がお約束しました「1,200件の審査」、これを完了させたいということ。それから私も(昨年11月に)、水俣地域におられる、特に胎児性、小児性の患者の方々とお会いして、またその家族の方々とお会いして、多くのご意見をいただきました。その大きな問題というのは、お父さん、お母さんもご高齢になって、それからご本人たちも歳を重ねられている。これまでと違った多くの問題が出てきているということですので、この方々にとにかく、皆さんが望むような形で生活ができるように県として頑張っていきたいと思いますし、それを国とともにやりたいと思っています。

 一つは目標、それともう一つは対応、そしてこの方々に、特に患者の方々、小児性、胎児性の方々、それからこのご両親の方々、それから地域の発展に全力をあげたいと思ってます。

 

(幹事社)

 よろしいですか。では、今日の会見はこれで終了とさせていただきます。

 ありがとうございました。

 

                                                        (以上)
 

 

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