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平成30年1月18日 知事定例記者会見

最終更新日:


知事定例記者会見

日時:平成30年1月18日(木曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画

 
会見録

 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

 

コメント

 くまモンイラストの海外解禁について

発表項目

 住まいの再建に関する調査結果について

発表項目

 インドネシア・バリ州訪問について

発表項目

 平成30年度復興祈念ウィークの実施について

質疑応答

 住まいの再建に関する調査結果について・1
 くまモンイラストの海外解禁について・1
 阿蘇くまもと空港の創造的復興について
 くまモンイラストの海外解禁について・2
 住まいの再建に関する調査結果について・2
 くまモンイラストの海外解禁について・3

コメント

【くまモンイラストの海外解禁について】

蒲島知事

 くまモンの新たな海外展開のチャレンジについて、1月4日の年頭記者会見で私から発表いたしました。そして1月8日の香港ライセンシングショーにおいて、世界に向けても発信いたしました。

 その後、県内企業の方から、くまモンのイラストを海外解禁することで経営に悪影響があるのではないか、との不安の声があがっています。

 そこで改めて、くまモンの共有空間の拡大、そして、今回のチャレンジの意義について、私のほうから説明させていただきます。

蒲島知事

  くまモンは、「県民総幸福量の最大化」において重要な4つの要因、E(経済的豊かさ)、P(誇り)、S(安全・安心)、H(夢)のすべてに貢献する「熊本の宝」です。特に熊本地震以降は、復興の旗印として、活躍のフィールドはさらに拡がりました。

 誕生から8年となるくまモンの活躍は目覚ましいものがありますが、現状に満足することなく、県民の財産であるくまモンの価値を更に高め、力を最大限に引き出したいと考えています。

 そのことによって、本県の創造的復興を着実に進めるとともに、県民の総幸福量を最大化していくことが私の使命だと考えています。

 この考えに基づき、昨年9月には、民間企業等の優れた知見と自由なアイデアを取り入れるため、「くまラボ」を設置しました。

 ラボでの議論の中から生まれてきた新たな取組みが大きく実を結び、くまモンが世界中で愛される存在に成長することで、国内外における熊本の知名度をさらに高め、熊本への求心力を大きく向上させていく必要があります。

 このチャレンジが県民の誇りや将来に対する夢につながり、ひいては経済的な豊かさの面でも、さらなる貢献を果たしてくれるものと確信しています。

 「経済的豊かさ(E)」の面だけを見ても、「楽市楽座」の政策で爆発的に人気が高まり、平成28年のくまモン関連商品の売り上げは1,280億円にのぼっています。

 また、くまモンスクエアの外国人来館者は年々増加を続けており、物販、交通、飲食、ホテルなど様々な県内産業にプラスの効果を生み出しています。

 この経済効果をさらに高め、さらなる県産品の販路拡大や熊本へのインバウンドの増加につなげていくため、すでにくまモンの認知度が急上昇しているアジア諸国から、ヨーロッパやアメリカ、オセアニアなど、くまモンの活躍空間をさらに世界中へと拡大させていきたいと考えています。

 その一方で、くまモン人気が高いアジア諸国では、認知度が向上すればするほど、悪質な不正利用も急増しており、対策が追いつかないのが現状です。こうした不正利用を防止するための仕組みを早急に構築し、くまモン自体のブランド価値を守っていくことが喫緊の課題となります。

 このようなことから、今回、くまモンイラストの海外解禁に踏み切り、ブランド価値の保全のため、海外でのイラストの利用料金を原資として、不正利用対策やアニメ制作等のさらなるプロモーションに活用していくことにしました。

 今回の取組みにより、これまで県とともにくまモンの認知度向上に御努力いただいてきた県内企業にとっても、世界中にマーケットが拡大することで、さらなるビジネスチャンスが生まれてきます。

 平成28年のくまモン関連商品の売り上げは1,280億円ですが、そのうち、県内企業の海外での売上げは約8億円です。今後、海外でのマーケットが拡大すれば、数十億円、数百億円、さらには数千億円の市場規模になる可能性もあります。

 県内企業には、拡大する世界の市場で活躍していただきたいと心から思っています。

 そのためにも、マーケットの拡大戦略と同時に、くまモンのブランド価値を守ることが必要です。不正利用を防止することが、県内企業の営業活動を守ることにもつながると考えています。

 また、熊本の知名度、好感度の高まりとともに、世界中から多くの方々に熊本を訪れていただくことで、「世界とつながる新たな熊本の創造」が実現できると確信しています。

 新たな制度は、10月1日から本格的にスタートします。県内企業に向けては、経過措置・優遇措置も講じており、まず先日15日の県内企業向けの説明会において御説明させていただきました。

 今後さらに「くまもとブランド」として活躍していただくため、出席された企業の方々の御意見も受け止めながら、それぞれの企業の実情に応じて、県としてしっかりとサポートして参ります。

今回の挑戦は、くまモンにとっても大きなチャレンジです。世界のフィールドに挑戦するくまモンを、県民の皆さんで応援してほしいと思います。 

 

発表項目

【住まいの再建に関する調査結果について】

  • 蒲島知事

  •  それでは、発表に移ります。県では、住まいの再建を後押しするため、4つの支援策を実施しています。この支援策の公表後、県内の仮設住宅の入居者を対象に、住まいの再建に関する調査を行いました。

     本日はその主な結果をお知らせします。

     調査は、昨年11月末時点で約17,500世帯を対象に実施し、その93%にあたる約16,300世帯から回答をいただきました。

     住まいの再建先については、全体の約5割の世帯が自宅再建を希望されており、民間賃貸住宅が約3割、公営住宅が約2割という結果になっています。

     昨年6月に実施した調査との比較では、自宅再建希望が10ポイント減少し、民間賃貸希望が9ポイント上昇しております。

     また、前回の調査では、「まだ決めていない」との回答が約4千世帯ありましたが、今回の調査では142世帯と大幅に減少しました。

     再建の時期につきましては、平成30年度までに約5割の世帯が再建の意思を示しておられます。

     こうした動きは、昨年の支援策の発表以降、被災者の皆様の再建への意識が高まり、住まい再建の動きが本格化してきた結果であると受け止めています。

     供与期間延長については、6割の世帯が延長を希望しており、4割が延長の必要はないと回答されています。

     今後、県では、今回の調査結果を踏まえた個別支援の充実を図って参ります。

     また、未回答の世帯や再建方法が定まっていない世帯については、聴き取りなどを行い、意向に添った支援に繋げることで、再建のスピードを加速して参ります。

     引き続き、一日も早い住まいの再建を図り、被災された方々の「心の復興」が成し遂げられるよう、関係市町村と連携し全力で取り組んで参ります。

     なお、詳細については、この会見終了後、担当課から説明いたします。

発表項目

【インドネシア・バリ州訪問について】

  • 蒲島知事
  • 続いての発表です。県では、平成28年11月にインドネシア・バリ州と友好交流に関するMOUを締結しています。

    皆様もご存知のとおり、バリ州では昨年11月にアグン山が噴火し、日本でも大きく報道されました。現在も火山活動は続いていますが、現地では大きな混乱もなく、平常の生活が行われていると聞いております。

    一方で、バリ州の主要産業である観光業界は、風評被害により大きなダメージを受けており、熊本地震や阿蘇の噴火を経験した私たちとしては、このような時期にこそバリ州を訪問し、応援すべきであると考えています。

    熊本地震の際、県と友好交流協定を締結している台湾・高雄市は、いち早く航空路線を再開するとともに、高雄市長、台南市長をはじめとする多くの応援団が熊本を励ますために駆け付けてくれました。震災で深刻な被害を受けていた熊本県民は大いに励まされ、勇気づけられました。今回は、我々が困っている友人を励ましたいと思います。

    そこで、県議会議長をはじめ、バリとの交流を進めている大学や民間企業・団体とともに、2月3日から7日までの日程でバリ州を訪問することといたしました。

    また、これに先立ち、私が会長を務める熊本県国際協会において、バリ島の噴火被害に対する災害義援金を募集しています。風評被害による苦しみを経験した我々だからこそ共感できるものであります。その意味で、熊本県民の皆様に、ぜひご協力いただきたいと思います。

    今回の訪問では、火山噴火の被害をお見舞いするとともに、MOU締結から一周年を経過した両地域の交流をさらに進めるため、農業、教育、観光の各分野において具体的な交流の覚書を締結する予定です。

    それぞれの覚書の内容は、農業分野では本県の技術協力によるモデル農園の設置について、教育分野ではバリ州のウダヤナ大学と崇城大学の交流推進について、観光分野ではバリ州のホテルと県内ホテルの間での交流推進について合意する予定です。

    この訪問を契機として、熊本県とバリ州との絆がますます強固なものとなり、各分野での具体的な交流を通して、両地域がそれぞれの長所を学び合うことで共にさらなる発展につなげていくことを期待しています。

 

発表項目

【平成30年度復興祈念ウィークの実施について】

  • 蒲島知事
  •   最後の発表です。熊本地震の発生から今年の4月で2年が経過します。復旧・復興が着実に進む一方、熊本地震の記憶を風化させず、県民全体で復興に向けた決意を新たにしていくことが重要です。

    そこで県では、昨年に引き続き、4月14日と16日を含む約2週間を「復興祈念ウィーク」として位置付けたいと考えています。

    私は、この「復興祈念ウィーク」に3つの思いを込めています。

    1つ目は、犠牲になられた方々を追悼し、復興への決意を新たにすることです。2つ目は、熊本地震の経験に学び、次なる災害への備えを万全にすることです。3つ目は、熊本地震の記憶や教訓を全国に発信するとともに、次の世代に伝承することです。

    この3つの思いのもと、まず4月14日には「犠牲者追悼式」を実施します。場所は県庁で開催し、御遺族や関係省庁、市町村長など、関係者の皆様に御参列いただく予定としています。

    また、追悼式の終了後は、会場を追悼・鎮魂の場として提供し、広く県民の皆様、そして、全国の皆様から献花をいただけるようにいたします。

    次に、4月15日には、「くまもと復旧・復興有識者会議」を開催します。復旧・復興プラン策定の際に提言をいただいた「有識者会議」の皆様にお集まりいただき、これまでの歩みを振り返るとともに、熊本の創造的復興に向けた御意見をいただきたいと考えています。

    そして、4月16日には、「職員参集訓練」と「復旧・復興本部会議」を開催します。

    「職員参集訓練」では、熊本地震の経験を踏まえた初動対応の訓練を行い、「復旧・復興本部会議」では、地震から2年となる復興の進捗状況や課題を共有し、さらなる復興の加速化を図って参ります。

    また、この他にも、民間の団体と連携した取組みも進めて参ります。

    一例としては、4月9日から20日までの間、熊本県ユニセフ協会とともに、東日本大震災を含めた被災地の状況や復興に向けた活動などの写真展を県庁で開催します。

    こうした「復興祈念ウィーク」の行事を通して、復興に向けた思いを県民の皆様と共有していきたいと考えています。

    その上で、熊本地震の経験を県民の災害対応力につなげるとともに、この経験を全国に発信することで日本全体の災害対応力に貢献したいと思います。

     本日の発表は以上です。
質疑応答
●住まいの再建に関する調査結果について・1
(幹事社)
  ありがとうございました。それでは幹事社から発表項目について何点かお尋ねさせていただきます。
  まず住まいの再建に関する調査結果についてですけれども、これについて2点お尋ねします。(報道資料の)(4)番(「延長希望の有無について」)、裏側になると思いますけれども、仮設(住宅)の延長を希望されている方が全体の6割いらっしゃるという事なのですけども、この数字について多い少ないも含めて、どのような受け止めをされてますでしょうか。これが先ず1点です。
もう1点目が、その上の(3)番(「再建時期について」)、再建時期なのですけれども、知事は「任期中に仮設住宅からの住まいの再建を果たしてもらう」という目標を掲げておられますが、知事の任期以降、平成32年度以降も4%の方がいらっしゃって、不明と答えている方も12%いらっしゃいます。こういう方への対応というのをこれから具体的にどのようにされていくのか。この2点をお願いします。
 
蒲島知事
 住まいの再建については、私自身がずっと言っておりますように、「心の復興」にとっては住まいの再建が最も大事で、「住まいの再建なくして、熊本地震からの復興はない」と言って参りました。
 この(仮設住宅の延長を希望している方が全体の6割という)数字が高いのか低いのかと(いう質問)、それについて、なかなか決定的なことは言えませんけれども、少なくとも急激に住まいの再建に対する意識は高まったのではないかなと思っています。絶対数として見なくて、伸び率ですか。この住まいの再建策を提示した後の、伸び率からみると相当高くなっているのではないかなと(思います)。これをより加速化し、本格化することが大事だと思います。
 それから、最後の(再建時期に関する調査での)不明の方。不明の方が1番大事だと思いますよね。まだ木山(地区)のまちづくりも、いろんな形で今進んでいるので、この段階で不明だと言われる方もおられると(思います)。だから不明だと言う方々をなるべく期間内に、再建ができるような形で丁寧に寄り添って対応していきたいなと(思います)。あとは4%の部分についても、またこれから丁寧に寄り添っていかないといけないと思いますけれども。任期中に9割方、できれば全部100%というのが私の希望でありますけれども、100%と言ったら無理かもしれませんが。少なくとも4%の方ができないような感じなので、約束ですから任期中にとにかく「ここまでよくきたな」という形になるように頑張りたいと。それに全力を尽くしたいと思います。
 
(幹事社)
 先ほど知事が伸び率とおっしゃったのは、(住まいの再建を)決めていない世帯が減ったという事を捉えておっしゃったのでしょうか、今のは。
 
蒲島知事

蒲島知事

 自宅再建を、少なくとも私が考えている2020年の4月までの方がかなりたくさんおられると言うことですよね。私のあくまでも対象は2020年の4月を目標にしていますから、そこまでに自宅再建をしていただきたいと。それに、さっきの(調査結果「仮設住宅を退去できない理由」の)14%の方々が、まだ不明ですから、その方々に対して積極的な寄り添った対応をしていきたいと、このように思っています。そういう意味での伸び率ですか全体的な。それについて言った次第です。
 

質疑応答

●くまモンイラストの海外解禁について・1

(幹事社)

 すみません。ちょっと話題を変えまして、冒頭のコメントのくまモンのイラスト解禁の件ですけれども。今、知事としての大きな考え方というのを先ほど示していただいたところなのですが、実際に県の今回の政策によりまして、収入が減るとおっしゃっている業者さんがいらっしゃるのも事実です。

 この方への、この方達というか、そういう心配への対応。既に経過措置等もありますけれども、こういう声が出ておりますので、それに対しての対応というのはどのようにされていきますでしょうか。

 

蒲島知事

 多分すべての熊本県の企業の方にとっては、長期的には我々の判断というのはプラスになるのではないかなと思っています。というのは、今8億(円)程の海外の販売額を、これから無限にある世界に広げていきたいというのが我々の大きな目的ですよね。だからマーケットがどんどん将来的に広がってくるから、「メイド・イン・クマモト」、これに大きな価値がでてくるのではないかなと、私はこのように思っています。その大きなマーケット、世界のマーケットにチャレンジして欲しいと、一緒にチャレンジして欲しいと(思っています)。そのことによって長期的にはやはりこの巨大なマーケット、くまモンマーケットは良かったなと思われるのではないかなと思っています。

 ただ短期的には様々な問題が、この前も指摘されましたので、それについては県庁全体で取り組んで、個々の企業に寄り添ってアドバイスなり、あるいは将来の優遇措置なり、そういうことを考えていきたいと思っています。

蒲島知事

 可能性を最大化し、そして痛みを最小化すると。そういう方向でこれから進んでいくことで、様々な御意見に寄り添えるのではないかなと思っています。

 それからもう1つ、インバウンドの問題もそうですよね。熊本県が、世界中にくまモンを通して有名になる。そして熊本県に観光で訪れる人が増えてくると。そういうことも大きな(理由です)。くまモンスクエアに行くと分かりますけども、もの凄く多くの割合の方が外国からいらっしゃった方ですよね。そういう方々が熊本で消費をし、ホテルに泊まり、インバウンドの方にも反映していく。インバウンドが増加することによって、産業全体にも反映していく。そういう効果があります。何よりも世界にイラストを解禁することで、世界中の人がさらにくまモンを好きになってくれると。これが1番大きい我々の今回の決断の理由です。

 

質疑応答

● 阿蘇くまもと空港の創造的復興について

(幹事社)

 発表項目とは別なのですけど、昨日、国の方が熊本空港の実施方針を公表したと思うのですけれども。2020年の4月から事業開始、それから運営権者の方が来年3月頃に決定ということが決まりまして、改めて知事の中で、これからの動きとか加速化していくと思うのですが、期待することを含めて教えていただければと思います。

 

蒲島知事

 極めて短期間によくここまできたな、というのが私の感想であります。一昨年の12月、石井国交大臣に、このコンセッション方式による新ターミナルビルの建設について要望致しました。それから約1年という極めて短時間に実施方針を公表いただきました。大変うれしく思っています。

 そして実施方針についても、県が求めていた国内線・国際線一体ビルの建設、それから「大空港構想NextStage」への実現の協力に関して民間から提案を求めていく等が盛り込まれています。それで我々の意向がとても反映されているな、と思っています。加えて地元自治体との連携については、私が11月議会で表明したとおり、「民間の意向を反映する熊本ならではの体制づくり」について明記されております。ここでも県の意見が十分に反映されております。

 また県は、審査委員会の委員に選任される予定であります。今後、年度末に向けて募集要項等が作成される予定になっておりますので、これがますます加速化していくことを希望しています。ただ、自分の想定以上に早く進んでくれて良かったなと思っています。

 

(幹事社)

 ありがとうございました。幹事社からは以上です。質問がある方はお願いします。

 
質疑応答
●くまモンイラストの海外解禁について・2
Q
 くまモンについて、アドバイスや優遇措置をお考えであるとおっしゃっていましたが、優遇措置とはどういうことですか。
 
蒲島知事
 今から様々な形でご意見をお聞きすると。この前の15日もお聞き致しましたけれども、先ほど言ったように「機会、可能性を最大化する」ということにプラス(して)「痛みの最小化」というのも、とても重要なことでありますので、具体的にはこれから正確な優遇措置が出てくると思いますけど。現状でどういう事を考えているかという事を、具体的にお願いします。【事務局に向かって】
 
事務局
 現在の優遇措置は、既に報道で発表したとおり使用料を減額する、それから受付窓口を国内でできるようにするという事を考えております。今回、50社近い方々が来られていましたので、例えば外国でやるのかとかいろんな話も受けていますので、そこの中身を聞きながら、また考えて参りたいと思います。まだこれからです。優遇措置というよりも、まず、これから意見をお聴きするということです。
 
Q
 使用料減額とは、たしか3~6(%)でしたっけ。それを減らすという事ですか。
 
事務局
 現在発表しています優遇措置は、一般的な使用料が5~7(%)と言われています。それを県内企業は2%程度減額をしていくということで説明させていただいております。
 
Q
 それはこの前の発表ですよね。ここから先は何かあるのですか。
 
事務局
 今の時点ではございません。今後いろんな形で話を聞きながら様々なサポートをしていきたいと思っています。
 
Q
 様々なサポートとはどういう事ですか。
 
蒲島知事
 ちょっとよろしいですか。様々なサポートというのは、まだこれから検討の可能性があるということですので、これからご意見を聴きながら、そして10月1日が本格的なスタートですから、それまでに皆さんが「ああ、これで良かったな。」と。痛みの最小化といいますか、痛みのないように、そして可能性に向けて全員が進むと。そういう対応をしていきたいと思っています。
 
Q
 似たような質問なのですけども、今、優遇措置の話がありましたけれども、さらなる追加の優遇措置を検討するということでしたが、経過期間に関しても更なる延長みたいな可能性もありますか。
 
蒲島知事

 この段階で私が、その可能性があるかどうかと言うのは、断定はできませんけれども、既に私が申しましたように、これからもいろんなご意見を聴いた上で、皆様方の痛みがないような形で、痛みの最小化という形で展開していって、且つ可能性をみんなで考えて、その方向に全員で進もうというところであります。

 ただ、今日の段階でどういう措置がありますということは、ここではちょっと発言する時期ではないという事ですね。ただ、いろんな事をこれから寄り添って考えるという事です。

 

Q

 すみません。重ねてですけれども、この間の県が開いた説明会のなかで、出てこられた業者さん達の話を聞く限りですね、先ほど知事がおっしゃったような、長期的には非常にくまモンの支持マーケットが広がってメリットがあるんだとか、そういったところの認識とかは十分に共有できてなかったように感じたのですけど。
 
蒲島知事

蒲島知事

 これは必ず共有できる価値ですよね。くまモンの価値を世界中に広げることで、メイド・イン・クマモトのくまモン関連の事業が更に拡大すると。今8億円ですけれども何十億、何百億、何千憶という可能性も無限にあるわけですよね。その部分においては、多分皆さんと(その可能性を)共有できるのではないかなと思います。それに向かってみんなで進もうというところも、私は殆ど合意争点だと思うのですね。

その段階で様々な企業の状態があるでしょうし、それから様々な企業の御都合もあるでしょうし。それについては、個々の企業の方と丁寧に、それから、また痛みが最小化できるような形で県庁は寄り添っていくと。そういう方向で進みたいという事です。

 

Q

 その企業の方、業者の中の意見のなかに「唐突なのじゃないか」という意見もありましたが、そこはどうですか。

 

蒲島知事

 それであったら、我々も真摯に意見を聞かないといけないのではないかと思いますけれども。

先ずは「こういう方向です」という事をアナウンスして、様々な御意見が出てくるのは当然ですよね。その御意見というのは県庁が考えてもいなかったような御意見もあると思うのですよね。大きな果実は多分皆さんと合意できると思うのですけど、その様々な方策についての不都合が出てきたことを丁寧にこれから処理していきたいということです。

 

Q

 ありがとうございます。  
 
質疑応答
●住まいの再建に関する調査結果について・2
Q
 まず住宅再建の問題なのですけど、半年前の調査に比べて自宅を再建したいという方が1割程減っていて、その後民間の賃貸で使用という方が多くなっています。その点どのように感じておられますか。
 
蒲島知事
 自宅の再建という事で、これは我々が強制するわけではありませんので。ただ住宅を持ちたいと言う方にも丁寧に対応できるようなメニューを用意しましたし、それから賃貸住宅に転居したいと言う方々にも転居費用も含めて30万ですか、20万の民間(賃貸住宅)への移転(費用)と、それから(10万円の)転居費用を準備しましたので、両方には対応できると思っています。ただ、これが増えたから困るとか、そういう事については県庁としてコメントはできませんよね、皆さんの選択ですから。
 
質疑応答
●くまモンイラストの海外解禁について・3
 
Q
 くまモンなのですけれど、多分世界的に道は広がっていくのだろうなと思っているのですけれど。国内においては、くまモンの人気を1つ支えているものとして、一地方のキャラであるというところと、ビジネスと(の)結びつきにあまり強烈ではないというところがあったと思うのですけど。その辺りのイメージが世界に広まっていくと崩れてしまう恐れがあると思うのですが、その辺はどのように思われますか。
 
蒲島知事
 元々私は、くまモンは熊本県のものではないと、独占物ではないと思っていました。だから、「楽市楽座」ということで、「どうぞ全国の方にも無料で使って下さい」と。
蒲島知事
 ただ、今回はそれを世界中に解禁することで、くまモンがミッキーマウスのような100年200年も持ち続けながら、世界で愛される存在になることがとても大事(です)。それを通して熊本が経済的な豊かさや、誇り。誇りの部分がとても大きいと思いますよね。日本の誇りにもなるかもしれない。そういう部分。それから夢。そういうものが結果として得られると。
 最初、やはり「くまモンは世界中で愛していただきたい」というのが、この世界への解禁の最も大きな目標なんですね。その派生として、経済的な効果は勿論あると思いますけども、商売の為にくまモンを創ったのではなくて、熊本のPRの為に、熊本を愛して、くまモンを通して愛して下さる人が世界中で増える為に創ったのですからね。
 とにかく、くまモンに多くの人が、世界中の人が触れることができるし、それからそれぞれの国で、また様々な試みが展開されて、くまモンを愛する人が増えるのではないかと思っています。熊本県からそれをプロデュースしても、なかなか難しいですよね。同時に解禁することによる不正利用もでてきますから、それの対応というのも、この熊本県ではなかなかできない。そういう問題があるので、それを今回は新たな制度で解決しようと。開放することで解決しようという事であります。
 
Q
 くまモンの関係ですけれど、先日の県内業者さんへの説明会の中で許諾業務を東京のアサツーディ・ケイ(ADK)さんがされる事について、なぜくまモンの業務を遠い東京の方がされるのか、という疑問の声とかですね。せめて県内分だけは県内の業者でやれないのかといったような声も出たのですけれど、改めてアサツーさんにお願いする意義というか、そこをお聞かせ下さい。
 
蒲島知事
 昨年の9月にくまラボを設置しました。くまラボに参加できる方々を全国から募集しました。そういう意味では、とても開かれた機会だと思います。この募集にあたってADKさんから応募がありました。そして応募して、多くのくまラボでの議論、研究員の人達の議論。
 その中で、ADKさんから2つの取り組み「海外でのイラストの解禁」と「アニメの制作」について御提案をいただきました。そして、これをくまラボで協議を重ねた結果、ADKさんの提案内容は、くまモンの共有空間を世界に拡大する上で、非常に大きな成果が期待できるだろうと。それからADKさんはドラえもん等のキャラクターの世界戦略について十分な経験と実績があると。だから遂行能力と言うのですかね、これがそこではあったと。3番目に県には費用負担やリスク分担がないという事がありますので、こういう形でADKさんがパートナーとなってできると。
 県内企業でどこかできますかという時に、県でもできない位ですね、難しい事業なのです。ライセンスビジネスと同じですから、これに関しては相当な経験と知識が必要、それから人員も必要だと思います。それで我々はADKさんをパートナーに選んだのは、そういう経過であります。
 
Q
 今のアサツーさんに対する経験と知識というのを活用して、そうしたくまモンのブランド価値を保っていきたい、という流れだと思うのですけど、仮になにかアサツーさんの方で対処しきれなくなったケースとか、その後始末とか、そういったものが跳ね返ってきた時は、県はどうなさるのですか。
 
蒲島知事
 すみませんけれど、ADKさんとの関係はどうなっていますか。【事務局に向かって】
 
事務局
 例えば偽物対策とか、そういう事もあると思います。現場の方でアサツーさんにしっかりやっていただくという形になります。どういう流れが想定されるかちょっと分かりませんけれど、基本的にはうち(県)の代理をしていただくという形となりますので、先ず全面的にやっていただくという形となります。後は内容に応じて、そこは出てくるかと思いますけれども、基本的にはライセンスという面ではアサツーさんに動いていただくということになると思っています。どんな場面での想定かちょっと分かりませんけれど。
 
Q
 ライセンス関係があると思うので、なにかしらライセンスに関して問題があって、損害賠償とかのケースが出てきた場合に、そこまでアサツーさんの方でもたれるという事ですか。
 
事務局
 そこはこれから協議になります。具体的なところはちょっと分かりませんけれども協議したいと思います。
 
蒲島知事
 とにかく、くまラボに参加されたという意味では、最初からくまモンを愛していらっしゃるのではないかと思うし、くまモンを愛するというその気持ちがないと、一緒になかなかやれないところはあるのではないかと思います。特に海外の面のライセンスビジネス(は)、とても難しいと聞いていますので。国内の方はちゃんと把握できるのですけれど、それは熊本県でやっていけると思っています。
 
Q
 今の質問に関連なのですけど、アサツーディ・ケイさんは、今回偽物対策だというのもやられるという事なのですけれど、これまで他のキャラクターであったりで、具体的にどのくらい実績を上げているというのは何かあるのでしょうか。
 
蒲島知事
 私が知っている限り、ADKさんがやったのはドラえもんの世界戦略ですね。それからクレヨンしんちゃん等のキャラクターの世界展開をされたと聞いています。ドラえもんは、相当世界的に有名になっていますので、十分な実績を得られたのではないかと思っています。他の何かビジネスありますかね。【事務局に向かって】
 
事務局
 例えば、くまモンの場合、偽物の物がたくさん出回っています。それからちょっと驚くような例では、くまモンを使う権利を自分は持っているんだと称して、それで海外の企業に「その権利を使っていいよ」というような形をしている企業とかもあります。そういったところを発見したら1つ1つ警告をして、場合によっては訴えていく。そういった形をこれから取っていくことになると思います。くまモンの場合は、かなりいろんな対応が今でていますので、それを1個1個潰していくという事になると思います。
 
事務局
 くまモンについては、後ほどまた改めて(事務局にお尋ねということで)よろしいでしょうか。
 
(幹事社)
 では、詳細は(改めて)という事で。他に何か知事にご質問はございますでしょうか。よろしいですか。
 では、会見を終わります。ありがとうございました。
 
                                                           (以上)                                                   
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